ニューアヤカ
こんな面でも
2026年7月22日に“ニューアヤカ”がDigital mini Album『KNEWIT』(読み:ニューイット)をリリースしました。今作には、リード曲「GUM」をはじめ、「指輪を埋めて」「サマーチューン」「viva la 私」「ニッポンチック」「スースー」の全6曲を収録。懐かしさを感じさせるメロディラインと、現代を生きる等身大の視点から紡がれる歌詞が溶け合い、ニューアヤカの音楽性を凝縮した作品となっております。
今日のうたではそんな“ニューアヤカ”による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。最終回は収録曲「 指輪を埋めて 」にまつわるお話です。あの頃は知らなかった「メンヘラ」の意味を知り、自分のなかにもその一面を見つけた今。歌詞を書くことで見えてきたのは…。
「メンヘラ」という言葉を初めて聞いたのは、
小学校だったか中学校だったか。
友達との会話で出てきたものの、
意味が分からず愛想笑いで過ごした日がありました。
帰宅後、母の携帯のiモードを開いて
「メンヘラ 意味」と調べてみたんです。
“心に何かしらの問題を抱えている人や、精神的に不安定で周囲を振り回しがちな人を指す”
今調べるとこんな感じ。
あの時はどんな説明で書かれていたのか覚えていませんが、あまり理解できず、
なんとなくのニュアンスを掴んだだけで諦めたのを覚えています。
みんなはこんな曖昧なニュアンスの言葉を使いこなせてすごいなと純粋に思っていました。
理解できなかったのは、
自分に対しても、人に対しても
メンヘラに当てはまるような認識を持ったことが無かったからなんです。
まぁ幼かったし、
一般的な家庭で育ってるし、
そんな溺れるような恋なんてしたことなかったし、
溺れるような恋をしている友達もいなかったし、
そりゃそうだと思います。
それに、まだ分からなくて良いし、
それで良かったんだと思います。
今はもう流石に分かりますよ。
溺れるような恋もしたし、
溺れるような恋をしてる友達も現れました。
普段は普通に話してるのに、
メンヘラモードになるとこんなにも変わるのか。やばい。怖い。
って仲の良い友達に思ったこともあります。
メンヘラにも色んなメンヘラがいるので幅広いという認識の受け皿だって大きくなりました。
今は思います。
「メンヘラじゃないと曲なんて書けないぞ」と。
※個人的感想です
メンヘラの意味が分からずに調べていた少女が、自身がそうなっている未来を想像していたでしょうか。
そんな訳ありません。
本当に気の毒でなりません。
そんなメンヘラであろう私が、
特にメンヘラを意識して書いたのが
「指輪を埋めて」です。
“心臓に指輪を埋めてくれてやるわダーリン”
って言うてます。
上からなメンヘラって怖いですね。
ややこしそうすぎる。
私が歌詞を書く際、実体験をそのまま書いたりするのは得意じゃなくて、
基本的には妄想が入り混じっているんです。
ただ、それにしても
“指輪を埋めてくれてやるわ”
って言葉が自分から出てくるんだぁ。
ってなりました。
そういう自分を秘めているんだ。怖。
ってなりました。
こんな風にね、
曲を作ることで、
新しい自分を知ることもできるんです。
良い意味でも、悪い意味でも。
そうですね。
メンヘラで得したことと言えば、
曲が書けるようになったことですかね__。
とか密着インタビューされてる風に脳内で遊んじゃったほうが気は紛れますよ。
自分のことが嫌になった時とか、
生きるのがめんどくさくなった時に使ってみてください。
あなたが私のファンになり
様々な私の情報を経てこのエッセイに辿り着いた時
どんな風に感じてくれるのでしょう。
これは、誰がなんと言おうと、
こんな面でも世界一ウブなラブレターです。
<ニューアヤカ>
◆紹介曲「 指輪を埋めて 」 作詞:ニューアヤカ 作曲:ニューアヤカ ◆Digital mini Album『KNEWIT』
2026年7月22日発売
配信リンク: https://nex-tone.link/A00222168
<収録曲>
1. GUM
2. 指輪を埋めて
3. サマーチューン
4. viva la 私
5. ニッポンチック
6. スースー