2019年3月23日に沖縄コンベンションセンターでファイナルを迎えた全国ツアーで全50公演を完全SOLD OUTし、バンド史上最高となる約8万人の動員を記録したばかりのHY。結成20周年プロジェクトの第1弾として、オリジナルアルバム『RAINBOW』をリリースすることを発表した。
2000年の結成以来、シングルは一切リリースしておらず、オリジナルアルバムを制作することにこだわってきたHY。「20周年は、ベストアルバムではなく、HYらしくオリジナルアルバムで迎えたい」との想いから、昨年ベストアルバムをリリースし、6月12日に20周年プロジェクトの第1弾としてオリジナルアルバムをリリースする。
テーマは“虹”。雨が降ったあとに空に大きな虹がかかるように、HYやファン1人1人が、この19年の間にさまざまな悲しみや、苦しみなどを乗り越えて今日を笑顔で迎えていること、それがこれからの未来に架かる“虹”であるように、との願いを込めた。
その想いを象徴するように、「no rain no rainbow」をはじめ、“虹”をテーマにした曲も収録されるほか、活動の中心であるライヴを象徴するナンバー「大好きだもの」「SESSION」、そして“恋愛の神様”として数々のラヴソングを制作してきた仲宗根泉のバラード「いつか」も収録。
また、初回限定盤のDVDには昨年開催された、ベストアルバムツアー初日(2018年9月22日)沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場でのライヴ映像を収録。近年なかなかDVD化されることのなかった「366日」をはじめ「ホワイトビーチ」「AM11:00」など、DVDベスト盤と言える楽曲を網羅。ライヴにこだわって活動してきた"HY"が充分に感じられる映像に仕上がっている。
さらに、“虹”をテーマに沖縄の空の下で撮影された新ビジュアル、ジャケット写真も公開。“虹”やアルバムへのさまざまな思いを込めたメンバーのコメントも到着。10月からは、20周年プロジェクト第2弾として新たな全国ツアーもスタート。ますます進化し続けるHYから、ますます目が離せない。
<新里英之(Vo&Gt)>
虹が美しく見えるのは、いろんな色がそこにあるから。人はそれぞれ自分にしか無い色が、性格がある。HYの音楽も、メンバー一人一人の色や、ファンの皆様の色が重なり素敵な音楽を奏でる事が出来ている。ふと空を見上げた時に、みんなの目に鮮やかな虹が映るようにと思いを込めました。
<名嘉俊(Dr)>
虹が生まれる背景とバンドを続けていく背景は、実は似ていると思います。日々楽しいことばかりじゃないです。私生活での悲しみ、楽曲を生みだす時にたまにやってくる苦しみも乗り越えてきました。それを乗り越えてファンのみんなと作るライブ、それを抱きしめながら作るライブ。これからも変わらずそんな日々を送ると思いますが、見えてきた20年目に鮮やかな虹を架けたい、という想いを込めました。
<許田信介(Ba)>
みんな1人1人の色が混ざり合って僕らのHYという音楽になっていると思います。虹の架け橋をみんなで作り色んな世界へとつなげ、みんなでハッピーになれればいいなと思いをこめました。
<仲宗根泉(Key&Vo)>
虹は、色々な色が重なってできています。オレンジは太陽、赤は情熱、黄は無邪気、緑は優しさ、青は沖縄や、その沖縄の海ムラサキはミステリアス(笑)、スカイブルーはみんなと繋がる空。1つずつの色に意味がありその全てが重なって虹はできます。結成から、もうすぐ20年経とうとしている今。その1つ1つの色の意味が、私たちHYであり、私たちのこれからを表した希望であるように、と思っています。
<宮里悠平(Gt)>
虹というテーマに、自分達メンバーと支えてくれたファンの皆様を重ねました。これから先も、きっと色々なことがあるけど、一緒に進んで行く道に希望の虹がいつも掛かっているように、という思いを込めて。
◆ニューアルバム『RAINBOW』
2019年6月12日リリース
初回限定盤【CD+DVD】¥5,000(税抜)
通常盤【CDのみ】¥2,500(税抜)
ニュース提供:ユニバーサルJ