現在デビュー10周年アニバーサリーイヤー中の吉澤嘉代子が、2025年4月20日に日比谷野外音楽堂単独公演「夢で会えたってしょうがないでショー」を開催。公演内では新曲「メモリー」のリリース、そして秋ツアーの開催が発表された。
最高気温23度という、まさに"野音日和"となったこの日。吉澤嘉代子による2度目の日比谷野外大音楽堂・単独公演「夢で会えたってしょうがないでショー」が開催された。
今回の舞台は、「夢で会えたってしょうがないで商店街」と名付けられた、どこか懐かしくも幻想的な"架空の商店街"。会場にアナウンスが流れると、前回の野音でも大活躍だった吉澤の愛犬・ウィンディが再登場。どうやら今夜、この商店街に伝説の寿司屋「鮨 よし澤」がオープンするという。
寿司屋の大将に扮した吉澤嘉代子に加え、"すてきなバンドメンバー"として、ゴンドウトモヒコ(Bandmaster/Horns/Sequence)、伊澤一葉(Keyboard)、弓木英梨乃(Guitar)、伊賀航(Bass)、伊藤大地(Drums)も寿司屋ユニフォーム姿で登場。
友人とガリ(生姜)をかけたポップチューン「ガリ」で幕を開けた本公演は、前編「鮨 よし澤」、後編「すなっく嘉代子」の二部構成で展開された。後編の「すなっく嘉代子」は、吉澤が"ママ"を務める架空のスナック。訪れる人々の心にそっと寄り添い、時に笑い、時に涙を誘うような、憩いの場所として描かれた。
そして、"すてきなゲスト"として登場したのは、吉澤がこの10年間で深い縁を育んできた、阿部真央、ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、真山りか・小林歌穂(私立恵比寿中学)、ファーストサマーウイカといった特別な面々。アンコールを含む全19曲を披露し、お祭り騒ぎのような賑やかさと、心温まる親密さが同居した、メモリアルな一夜となった。
アンコールでは、吉澤の地元・埼玉県にて開催される「第75回全国植樹祭」大会テーマソングとして書き下ろされた新曲「メモリー」が、デビュー11周年記念日となる2025年5月14日にリリースされること、そして10月にはバンド編成で全国ライブハウスツアーを開催することを発表。
「私のふるさと、上手く向き合えなかったふるさと。でも、ずっと歩いていたらそのふるさとに繋がっていた、という曲です。」と語り、新曲「メモリー」を披露。吉澤の幼いころの写真が使用されたジャケット写真と、新たなアーティスト写真も解禁となった。
そして昨年ビクターオンラインストア限定完全受注生産商品として発売された「吉澤嘉代子10周年記念公演 まだまだ魔女修行中。」の映像作品が好評につき、通常仕様Blu-rayでアンコールプレスが決定。ビクターオンラインストアで発売されている。
ニュース提供:ビクターエンタテインメント