95年のデビュー時からプライベート・レーベルavex globeからCDをリリース、「Feel Like dance」(オリコン初登場3位)「Joy to the love(globe)」(初登場1位)「SWEET PAIN(初登場2位)」など、ヒット作を連発してリリースした。96年1月1日に発売したシングル「DEPARTURES」は売上200万枚以上の大ヒットとなり、globeの代名詞にもなっている。同年3月発売の1stアルバム「globe」は売上400万枚以上のヒットとなり、1997年4月には出荷枚数455万枚の当時の日本記録を達成する。安室奈美恵や華原朋美、TRFらとともにTKファミリーの一時代を築き、「エイベックス」の高成長にはこのTKファミリーに支えられていた。
5人組のグループ「スーパーモンキー」のメンバーとしてデビュー。当初はなかなかヒットに恵まれなかったが、安室によるリーダー体制である「安室奈美恵 with SUPERMONKEYS」に移行後、ユーロビートのカバーで徐々にヒット曲が出始める。1995年にエイベックスへ移籍後、ソロシンガーとして活動、特に小室哲哉プロデュースの楽曲でミリオンセラーを連発し大ブレイク。当時、10代の歌手としての記録を次々と塗り替えた。5thシングル「Don't wanna cry」で、「第38回日本レコード大賞」を最年少記録(19歳)で受賞。9thシングル「CAN YOU CELEBRATE?」が約230万枚の大ヒット。1997年オリコン年間シングルチャート1位を獲得。この曲で2年連続で大賞を受賞し、第48回NHK紅白歌合戦でトリを務める。当時の若者のファッションリーダーにもなり、マネする女性を「アムラー」と呼び流行語にもなった。
ファーストアルバム「everlasting」が大ヒットし、五十嵐の楽曲の世界観、シンセサイザーを駆使したサウンドと持田の歌声が10代・20代から圧倒的な支持を受け、アルバム「everlasting」以降、五十嵐が脱退するまでのシングル11曲のうち、9曲がオリコン週間チャートトップ3入り(うち3曲が首位を獲得)を果たし、90年代後半を代表するグループに成長。中でも通算8枚目のシングル「Time goes by 」は出荷枚数150万枚。1998年度のオリコン年間カラオケチャート1位。またこの曲を収録したアルバム「Time to Destination」は350万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。また、女性ボーカルのバンド体制でデビュー以降10年以上もの活動をしている貴重なグループでもある。