愛してる

初めての「愛してる」で 君はちょっとかなしい眼をしていた
喜んでくれると思ってたのに すきま風が吹いた そんな気さえもしたんだ

漠然とプレゼントみたいに思っていた
男の子な発想とはいえ

愛してる 君を
間違いはないはず
君と歩んでいきたいはず

愛してる…はず

三度目の「愛してる」で 君は僕を嫌いになったって告げた
本当なんだとくり返す僕は 何かが違うような そんな気がしていたんだ

親友と焼酎で広げる恋愛論に
フューチャーもアンサーも無いや

愛してる 君を
間違いはないはず
君と歩んでいきたいはず

愛してる…はず

その言葉を口にするたびに 愛が逃げていく気がする
愛は形のないものだから 似ているものを そう、僕の心をあげる

愛してる…

愛してる 君を
間違いはないはず
君と歩んでいきたいはず

愛してる…はず……たぶん
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