熱帯夜

波にけだるく溶けてく夕陽
肩にもたれて見てるのが好き…

しどけなく揺れる シルエット
喘ぐように今 夏が炎える

耳をかすめる淫らな吐息
何か言いたげに潤む瞳

引き寄せるたびに 強くなる
指がこの胸に 火をつけるわ

モ・ナムール 愛して
首に回す手を
望むところへと 連れて行って
モ・ナムール 急いで
おなじ思いなら
薄い絹(シルク)も邪魔になる 熱い夜

腕に抱かれて見上げる月は
夜毎 密かに姿を変える

だから惜しみなく 与えたい
つめの先までも 満たすように

モ・ナムール 愛して
どんな形でも
望むことならば それがすべて
モ・ナムール 求めて
つのる思いだけ
灼けた素肌にすべらせて…

モ・ナムール 愛して
首に回す手を
望むところへと 連れて行って
モ・ナムール 急いで
おなじ思いなら
薄い絹(シルク)も邪魔になる 熱い夜
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