苛性瑠璃色真夜中

空白も 足場のない絶望も
溶かすの 瑠璃の夜へ

透過しゆく残像
この手の及ばない 世界の影法師
あなただった

いないいないばあで何度も
夢 弾けて揺蕩
どこまで行こうとも 他者だってこと

ずるいじゃないか
二十六夜のバイバイが肖像画
古くなれない あなたの歌
足元割れた 起承転 転転転

もしも私も結晶だったら きっと
傷つかなかった? ねぇ
閊えてた 「置いて行かないでよ」だって
溶かすの 瑠璃の夜へ

どうして何も
答えてくれないの
曇ったガラスにも
染み込む傷の痕 世界は変拍子
これが私

瞳に押し込んだ真夜中 真夜中
きれいだね
どこまで もう行こうとも
ひとりぼっちだってこと
Lu lu la Lu lu la
響き合えない 音
Lu lu la 難しくて まだ

散らばったまま
起承転 転転転
全然 ねぇ 納得できなくて

もしも私も結晶だったら きっと
傷つかなかった? あぁ
じゃあどれくらい 強くならないといけない?
沈みたい 瑠璃色
ひとりぼっち 鳴った鼓動
Lu lu la Lu lu la

どうして何も
答えてくれないの
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