溜息

虚しさをまた吐き出した
溜息を口ずさむように
乾いた焦りで滲んだシャツ
床に脱ぎ捨て
裸足のまま駆け出した
退屈に追われ逃げるように
渇いた唾を飲み込み
日々をすり抜け 求めて

息詰まるその先でまだ
光が溢れ出してくれないかなんて期待してる
叫び何度と枯らした
この声も届く気がして
報われない現状も
くだらないよって笑った
この声を夜の向こうへ

全てが思い通りになるなら苦労はしないけど
このままじゃ無意識な感情が湧き出して

満たされないんだ今日も
叫び何度と枯らした
この声が届く日まで
つまらない妄想も
影も何も残らないほど照らして
この声を夜の向こうへ
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