風、花

透き通るよな思いだけが明日になれたらいいね
そしたらきっと僕はずっとここで眠るだけさ

君はもう行くといいよ、丁度日が差し始めた
忘れ物無いように、取りに帰っては来れないよ
君の視界に僕が映っただけでも
奇跡のようだ

透き通るよな思いだけが明日になること知った
そしたらきっと僕はもう君とは行けないから
さよなら風よ、花よ
眠ることの無いストーリーよ
君のように優しくあれたらな
とか思ってしまうよ

心の奥底でギュッと
在り続けなきゃいけないもの
今にも失くしそうな
僕を飛ばすかの様に吹いた
悪戯めいた風が気まぐれに
咲かせた花は美し過ぎた
瞼を貫いて瞳の奥で焦げ付いたまんま
消えないよ

透き通るよな思いだけが明日になるらしいね
そしたらきっと僕はもう君とは行けないのさ
さよなら風よ、花よ
もう交わること無いストーリーよ
君が僕に優しかったこと
胸に抱いて眠るよ
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