SYMPHONIA

透明な夢を
そっと抱き寄せた
いつか崩れゆく星の上

生まれ落ちては
消えていくみたい
いのちの行方を考えていた

何度も砕けて
欠けた心を集める
小さな光を探すように
まだ 空を見て

息をすることも
忘れてしまうほどの
記憶に焼けつく
悲しみさえもすべて
美しい音楽になって
意味を見失うたびに
僕を見つけてくれる
いつでも

繰り返しても
離したくない
出会いと別れを
受けとめていく

答えをもとめて
かげる旅路を彷徨う
世界はどこまで続いていくの
知りたいの

時間が巡るように
終わらないものがある
例えいつの日か
この身体が朽ちても
美しい音楽になって
生きた証は次の誰かへ
光を降らすかもしれない

僕らは繋いでいく
未来へと

透明な夢を
そっと抱き寄せた
崩れゆく星で
何度生まれ変わろうと
美しい音楽になって
意味を見失うたびに
僕を見つけてくれる

そして すべてのこと
愛しく思える日がくる
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