Machibari~きえないアイラヴユー~

小石を蹴飛ばし
ぼんやりアーケード街
音もなく屋根は終わり

絶対君じゃなきゃなんない理由って別にない
でも絶対君じゃなきゃなのです

結んで重ねて解けてわかる
言葉はマチ針と(消えちゃえアイラヴユー)
くすんでぼやけて鼻をペッて噛んで
終わりも始まりも
甘いお酒の味したよ

ヒトは寂しがり
風と合わすように
流行り歌を口ずさみ
絶対君じゃないってずっとずっと思ってた
ずっとそのはずだったんだ

風吹く川下プラつく靴紐 瞳はピンク色
結んで解けて花をフッて摘んで
覚えた街の陽も
甘いお酒の色してたよ

胸の内への近道を縫え 心の針
結んで重ねて解けてわかる
あなたが待ち針と
くすんでぼやけて鼻をペッて噛んで

瞳はピンク色
風吹く川下プラつく靴紐
あなたが待ち針で
あなたが始まりで
あなたでお仕舞、と
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