Scarlet

哀しみに支配されるのなら
傷を武器に変え まだ
見ぬ世界へ 儚き運命(もの)

遠い記憶が蘇る 黄昏(たそがれ)の刻
消すことの出来ない この傷みに
いつまで耐えればいい?

偽りの笑顔ばかり 振り撒いて
大事なものさえ 守れずに…

哀しみに支配されたくない
たとえ残酷な 結末でも

過去に絆(ほだ)されるだけの
“僕”はもう要らないから
愛を刻もう 傷と共に

敵か味方か わからずに
距離を置いてる
投げつけたコトバを ただ見つめて
臆病になっていた

存在しえない 闇に飲み込まれ
心は涙で 凍(い)てつくよ

胸の激情を 押し殺して
赤く染まってく 不抜(ふばつ)の盾

孤独の世界から また
僕はもがき続けてる
見つけて…

生まれ落ちて
踏まれ閉じて
愛求めて
儚き運命(もの)よ 咲かない想いを
君に捧げよう

憎しみに支配されたくない
赤く染め上げた 不抜(ふばつ)の盾

哀しみに支配されたくない
たとえ残酷な 結末でも

過去に絆(ほだ)されるだけの
“僕”はもう要らないから ここで

愛を刻もう 君と永遠(とわ)に…
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