ごめんね。のとなりで

窓際の席 揺れるカーテン
夢の続きに 挟んだ栞
開いたページ 君の背中に
どうしてなの 戸惑うけど

あのね いつからだろう
閉じ込めた胸の奥
早くなる鼓動の意味を
知っているんだよ

走り出してる 君の歩幅に
もっと近くで 届くように
心の中で 何度も君に
言えたはずだった

優しい声に まぶしい笑顔に
ちゃんと私でいたいから
ねえ もう少し 本当の気持ち
隠してもいいよね
ごめんね。のとなりで

頬を伝わる 夢の雫が
こぼれないように 見上げた空に
あの日教えてくれた星座は
君と交わす約束みたい

こんな側にいるのに
どうして不安なの
少しだけ大人に見えた
君の横顔

走り出してる 想いは一途
お願い まだ気づかないで
言葉にしたら 壊れてしまう
一瞬が怖くて

すれ違う街 景色の中に
探してるよ 君の光
離れるたびに また巡り会う
この恋を許して
ごめんね。のとなりで

いつの日か
『明日』を『昨日』と語る時に
ありのままで君にきっと
伝えるから

走り出してる 君の歩幅に
もっと近くで 届くように
心の中で 何度も君に
言えたはずだった

優しい声に まぶしい笑顔に
ちゃんと私でいたいから
ねえ もう少し 本当の気持ち
隠してもいいよね
ごめんね。のとなりで
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