雪幻燈

午後の雨は 雪に編まれて
窓を襲う白い花びら
道が凍える前に 帰るよ
今日一日働きづくめ
舵のとれた小舟のように
君のやすらぐ港が欲しい
棄てたもんじゃないさ僕の人生
少しづつ良くなる僕の人生
白いひげの医者が言ったよ
自分の身体 大事にしろと
君はそれ見たことと微笑うね

雪幻燈の眩しい街で
ほら童話の挿絵のように
足跡だけが君に続く
今日一日働きづくめ
舵のとれた小舟のように
君のやすらぐ港が欲しい
棄てたもんじゃないさ僕の人生
悪友たちに内緒にしても
そろそろ君のお腹が目立つ
棄てたもんじゃないさ僕の人生
僕も心を入れかえなくちゃ
棄てたもんじゃないさ僕の人生
少しづつ良くなる僕の人生
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