send me

どんな空想を 描いても
この現実を 塗り潰せやしない

どうせ 幻想で生きるなら
どこまでも 夢の中でいたい

どんなに 声を 枯らしても
君は きっと 気付いちゃくれない

立ち尽くして また 苦しくなった
時間だけ そっと 消してしまいたい

眩んだ目を また 閉じて
世界も消してみた
瞼の裏で 微かに 光った

僕が 僕を 騙していても
本当の事を 話していても
本当の僕を 解っちゃ貰えないから
騙したって 君と 笑っていたい

send me

僕が 僕を 嫌わないように
いつだって 嘘を 本当にした

いつの間にか 誰も 居なくなって
どれが本当だったか 悩んでいた

疲れた体 息絶えて 重力もなくなった
心の奥が 軋んで 空っぽになった

目を閉じて 願った

くだらないと全部を捨てても
悲しいからって叫んで 願ってみても
本当の僕だけは 捨てきれないさ
騙してきたものが 騙せなくなった

君が 本当の僕を 知ったとしても
それが 偽ってんだなって 気付かれても
本当の僕なんか どこにも居ない
ただ 笑えるなら もうそれだけでいい

僕が 僕を騙していても
本当の事を 話していても
本当の僕を 解っちゃ貰えなくても
ただ 笑えるなら もうそれだけでいい

send me
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