4年目の秋

19の時 君 うちを出てから
この都会一人 アパート暮らし
7時に目覚まし時計止めて
コーヒーだけの朝食すませ

「今日は何を着ていこうかしら」
毎朝迷う鏡の前
でも迷うほどハンガーケースの中
洋服 並んでいるわけじゃない

電車の扉に 押しつけられて
朝日の中を 君は一人…

土曜の夜 テーブルごしに
声かけられる 見知らぬ男に
でも寂しさ 投げ出せるような
少女の頃は もう遠い日々

本当の愛見つけるその日まで
夜更けの街で 君は一人…
×