湖底の故郷

夕陽は赤し 身は悲し
涙は熱く 頬濡らす
さらば湖底の わが村よ
幼なき夢の ゆりかごよ

あてなき道を 辿り行く
流れの旅は 涙さえ
枯れてはかなき 想い出よ
あゝ うらぶれの 身はいずこ

別れは辛し 胸痛し
何処(いずこ)に求む ふるさとよ
今ぞあてなき 漂泊(さすらい)の
旅路へ上る 今日の空
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