阿久悠作詞の歌詞一覧リスト 1723曲中 1401-1600曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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勝手にしやがれ福山雅治 | 福山雅治 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
ピンポンパン体操杉並児童合唱団・お兄さん(金森勢) | 杉並児童合唱団・お兄さん(金森勢) | 阿久悠 | 小林亜星 | ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン とらのプロレスラーは シマシマパンツ はいてもはいても すぐとれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー からてをビシビシ パンツをスルスル からてをビシビシ パンツをスルスル かてかてトラの プロレスラー ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン カバの忍者(にんじゃ)は まぬけで困る ばけてもばけても すぐばれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー しゅりけんシュシュ けむりをモクモク しゅりけんシュシュ けむりをモクモク いけいけカバの 忍者くん でんぐりかえって モグラちゃん でんぐりかえって 怪獣ちゃん でんぐりかえって 王選手 でんぐりかえって およめさん ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン はしれはしれ キンタロー おちゃわん しんぶん とびこえて はしれはしれ キンタロー トイレはちかいぞ がんばろう はな子さん はな子さん ママの名前は はな子さん いらっしゃいませ はな子さん ごいっしょにどうぞ ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン わにのおよめさんは 水虫(みずむし)で困る かいてもかいても すぐかゆい がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい かけかけわにの およめさん かえるになりましょ ピンポンパンポンピン だいじゃになりましょ ピンポンパンポンピン けむしになりましょ ピンポンパンポンピン カラスになりましょ ピンポンパンポンピン ありがとうありがとう 体操ありがとう ありがとうありがとう 体操ありがとう みんなでいいましょ アリガトウ ゴザイマース! | |
恋のダイヤル6700s4 | s4 | 阿久悠 | 井上忠夫 | リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン wow 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめてほしいよ 男らしくいいたいけど ドキドキときめいて言えない リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン yeah 暗記するのは下手だけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめてほしいよ 男らしくいいたいけど ドキドキときめいて言えない 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー | |
あの鐘を鳴らすのはあなたMAN WITH A MISSION | MAN WITH A MISSION | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた | |
夜叉のように山本譲二 | 山本譲二 | 阿久悠 | 幸耕平 | 馬飼野俊一 | 海を渡った蝶もいる 冬にまたたく螢さえ… ましてや女の情念は いちずな愛を追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに赤く染まって ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま 便りみたいに花が飛び 夢が運んで風が吹く… ひとり寝する夜の呼びかけは あなたの胸につき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああひとすじの悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に出会う時まで 色ずく肌のまま ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま |
騎士道田原俊彦 | 田原俊彦 | 阿久悠 | つのだひろ | 乙女よ きみの微笑みなら 光も恥じ入るだろう 花さえそっとうつむく 乙女よ きみの微笑みなら 光も恥じ入るだろう 花さえそっとうつむく 一輪の高嶺の花に 熱い想いと 未来を賭ける 身の程も知らないやつと 指をさされて ひるむぼくじゃない 思いこめば ロマンチスト A Ah A Ah AA……Ah! 乙女よきみが求めるなら 季節は春をうたい 空さえ いつも青空 ライバルを向うにまわし 白い手袋 きっぱり投げる やせがまんするんじゃないと 肩をたたかれ やめるぼくじゃない 思いこめば ロマンチスト A Ah A Ah AA……Ah! 乙女よきみが夢見るなら 木の実も赤く熟れて 孔雀の羽も色づく 乙女よ きみがしあわせなら この世に歌があふれ はじけた愛がとびちる 乙女よ きみがしあわせなら この世に歌があふれ はじけた愛がとびちる | |
時代おくれ吉幾三 | 吉幾三 | 阿久悠 | 森田公一 | 一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい 不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を飲みながら 一年一度 酔っぱらう 昔の友には やさしくて 変わらぬ友と信じ込み あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思い続ける 時代おくれの男になりたい 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい | |
恋するような友情をシブがき隊 | シブがき隊 | 阿久悠 | 都志見隆 | 米光亮 | 今の僕が 誇るものは 恋するような 思いの友情さ きみがいて ぼくがいたり ぼくがいるから きみがあったり 青春の日々をいつも ともに過してここまで来たよ 友だちは友だちだよ 恋人ではない だけどそれより深い 友だちは友だちだよ 恋人ではない そして永遠につづくさ かじる林檎 燃えるバイク 荒れる海の色 胸のペンダント 同じひとを 好きになって 撲り合うことも 時にはあったけど 面白いこともあれば すべてが憎く感じることも 青春のデコボコ道は とてもひとりじゃ 歩けなかった 友だちは友だちだよ 恋人ではない だけどそれより重い 友だちは友だちだよ 恋人ではない 何が起きても消えない 折れたギター 叫ぶロック 変わる季節風 壁のグラフィティ 夢を追って 取り逃がして すねてみたことも 何度かあったけど 朝のランナー 夜のボクサー 光るいなびかり 割れるガラス窓 きみとぼくが 主役はった 映画みたいだと 今では笑うけど |
転がる石すぎもとまさと | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす 十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた 迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 | |
ミュンヘンへの道野島健児 | 野島健児 | 阿久悠 | 渡辺岳夫 | 堀田星司 | 何かで燃やすのが 若いいのち 何かに賭けるのが 一度の青春さ コートの中には 涙もあるけど それは胸にしみこむ 熱い涙 おぼえておくがいいよ 一途に燃えた日々 おぼえておくがいいよ 二度とない日を 火のようなスパイクに からだをぶつけ とびちる汗にさえ 生きてる輝やきが すべてがミュンヘンへ つづく道 すべてが栄光に つながる道なのさ コートを転がる 若者六人 誰の胸の中にも 明日の希望 おぼえておくがいいよ 一途に燃えた日々 おぼえておくがいいよ 二度とない日を あいつのあげたトス たたく時に 心が通い合う 何にも云わなくて |
黎明石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 三木たかし | 若草恵 | 旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る |
放浪船(さすらいぶね)森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 猪俣公章 | 別れ歌きく棧橋は 縁を切るひと すがるひと 世間が許さぬ 恋をして 石のつぶてを 受けるひと ああ わたし あてない なみだ船 傷の深さに 気がついて あとは女の ぬけがらよ お人形みたいに 抱(いだ)かれて 似てる面影 追っている ああ わたし あてない ながれ船 ここはどこやら 誰の胸 さめて悲しい 夜明けごろ うわさに追われた ふるさとへ 明日(あす)は帰ろか 明後日(あさって)か ああ わたし あてない かえり船 |
流氷石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 中村泰士 | 一年 そして 二年 三年越しの 恋は重い 捨てきれず 踏みきれず 流れのままに 過ぎて ガラス窓の外は 雪に昏れて 人の影も 渡り鳥に見える 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます あかあか 燃える 暖炉 両手を かざしながら想う 死にもせず 生きもせず やつれた 影のように 風の音にまじる 船の霧笛 心細い 演歌ばかり歌う 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます きびしい 冬が 似合う しあわせ薄い 恋であれば 抱かれても 別れても 春待つ あてもなくて 夜がふけて 海が泣いて氷る まるで胸が きしむような音で 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます | |
乳母車菅原洋一 | 菅原洋一 | 阿久悠 | 森田公一 | めずらしく 晴れた日の 坂道を あのひとと 肩並らべ歩いている このぼくは手ぶらでも あのひとは カタカタと 乳母車を押している 三年のとしつきが そこにある うめられぬとしつきが そこにある 盗み見た横顔は 今もなお あの頃の あのひとの ままだけど 風車くるくると まわり出し おさなごが あどけなく 手を伸ばす 風が出て来たからと あのひとは 乳母車 押しながら 去って行く 三年のとしつきが そこにある うめられぬとしつきが そこにある ぼんやりと 見送って このぼくは オーバーの えりを立て 歩き出す | |
ミクロイドSヤング・スターズ | ヤング・スターズ | 阿久悠 | 三沢郷 | 黒い悪魔の 陰謀が 恐怖の地球にぬりかえる 心をわすれた 科学には しあわせ 求める夢がない ミクロ ミクロ ミクロ ミクロの3勇士(さんゆうし) ミクロイドSが立ち上がる 黒い地球に なるときが 刻々せまってくるようだ 心をわすれた 科学には 地獄の夢しかうまれない ミクロ ミクロ ミクロ ミクロの3勇士(さんゆうし) ミクロイドSが立ち上がる 心をわすれた 科学には しあわせ 求める夢がない ミクロ ミクロ ミクロミクロの3勇士(さんゆうし) ミクロイドSが立ち上がる | |
ゆれてる私桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | こんなに私をせつなくさせて あなたはどうするつもりなの 涙ではらしたまぶたの色を 気づかぬふりして目をそらす 嫌い嫌い あなたは意地悪で 何ひとつ感じてくれないの 木枯らし吹く日の枯れ葉のように 私の心はゆれている いじめてばかりで悲しくさせて あなたは本当に罪な人 愛していますと告白させて 返事もくれない背を向けて 嫌い嫌い あなたは意地悪で 何ひとつ感じてくれないの ポロポロつまびくギターのように 私の心はゆれている 嫌い嫌い あなたは意地悪で 何ひとつ感じてくれないの 木枯らし吹く日の枯れ葉のように 私の心はゆれている | |
あなたのすべて桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 和泉常寛 | もうどこへも行かないで お願いです とてもひとりでは 明日から 歩けないのです あなたの手 あなたの目 あなたの胸 いいえそのすべて近くに 感じたい私です そっと重ねたあなたのくちづけを 愛と思ってもいいのでしょうか むらさきの夜に白い花が咲いて そして季節が春になって行ったのです 手を出せば指先が ふれる場所に いつもいてくれる あなたで あればいいのです わがままを 責めないで お願いです だけどそれ以外何にも 望まない私です 強く握ったあなたの手のひらに 明日を信じてもいいのでしょうか あたたかい風に長い髪がゆれて そして季節が春になって行ったのです むらさきの夜に白い花が咲いて そして季節が春になって行ったのです | |
天使のくちびる桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | ふれないで 私のくちびるに かわいい天使のままでいさせて 抱きしめたその手をゆるめてよ どこかへ逃げたりしないと誓う 胸はどきどきよ 悪いひとね 突然そんなことを いうなんて いいというまで 待っててほしいの あなたにきめている あなたにきめている ふれないで 私のくちびるに 二人の間が変ってしまう もう少しこどもでいたいのよ 恋して悩んで泣きたくないの とても危険だわ 罪なことよ 私をこんなにも苦しめて いいというまで 待っててほしいの あなたにきめている あなたにきめている 胸はどきどきよ 悪いひとね 突然そんなことを いうなんて いいというまで 待っててほしいの あなたにきめている あなたにきめている | |
人間はひとりの方がいい森田公一とトップギャラン | 森田公一とトップギャラン | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | 人間はひとりの方がいい 人間はひとりの方がいい この街は広過ぎる 暗がりが見つからない もの想いに沈むには にぎやか過ぎる あなたは今 人を愛したあとの やり場のない悲しみに身もだえする 人間はひとりの方がいい 失う悲しみを知らなくてすむから 人間は愛さぬ方がいい 裏切るせつなさに泣かなくてすむから この川は汚れ過ぎ なぐさめの歌などない 涙の顔うつすには 薄情過ぎる あなたは今 人をなくしたあとの 言葉のないさびしさにふるえている 人間はひとりの方がいい 失う悲しみを知らなくてすむから 人間は愛さぬ方がいい 裏切るせつなさに泣かなくてすむから 人間はひとりの方がいい 人間は愛さぬ方がいい 人間は愛さぬ方がいい 裏切るせつなさに泣かなくてすむから |
あの鐘を鳴らすのはあなた徳永英明 | 徳永英明 | 阿久悠 | 森田公一 | 坂本昌之 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのはあなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのはあなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた |
悲しい歌はきらいですか田川寿美 | 田川寿美 | 阿久悠 | 大島ミチル | 若草恵 | ゆるやかな水の流れに おもいでを重ねて 抱きしめる胸の熱さを あのひとは知らない くるくると渦を描いて もてあそぶ花びら かき消えて ときに 現われ そしてまた 流れる ああ たそがれに ああ お似合いの 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか しあわせと背中合わせに ふしあわせひそんで いたずらを いつも仕掛ける あのひととわたしに 泣いた日の次の朝には 笑わせて下さい それだけで たぶんわたしは ご機嫌になるでしょう ああ 夜もふけて ああ 胸ゆする 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか ああ たそがれに ああ お似合いの 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか |
熱き心に加山雄三 | 加山雄三 | 阿久悠 | 大瀧詠一 | 鳥山雄司 | 北国の旅の空 流れる雲はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと)いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ ああ 春には花咲く日が ああ 夏には星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ ああ 秋には色づく日が ああ 冬には真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに |
どうにもとまらない倖田來未 | 倖田來未 | 阿久悠 | 都倉俊一 | うわさを信じちゃ いけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ 今夜は真赤な バラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それとも やさしいあの人に 熱い心をあげようか ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにも とまらない 港で誰かに 声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも 今夜は いいじゃない はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日 カーニバル しゃれて過して いいじゃない ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにも とまらない | |
純愛さがし高田みづえ | 高田みづえ | 阿久悠 | 坂田晃一 | 言葉にすれば簡単な 愛することにとまどって よろめくような毎日 今日もあしたも ただ行きずりの人ならば 微笑むだけでいいけれど 心を託す人には 嘘はつけない 愛があれば同じだけの辛いこともあると 知りながら悲しみを背負うのが愛なの 知りながら苦しみに耐えるのが愛なの 遊びに見える恋をして 空しさだけが残ったと 電話で話すともだち やけに思える 不器用そうな恋人が たしかな愛を見つけたと 夢中で話す黄昏 胸に響いた 愛はすべて違う顔で人を試しに来る うつむいて答えてはその先が見えない 強がってふざけては真実が聴けない 愛はすべて違う顔で人を試しに来る うつむいて答えてはその先が見えない 強がってふざけては真実が聴けない | |
湘南哀歌山本譲二 | 山本譲二 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 緑したたる 鎌倉で 泣いて別れた あのひとは 今はあいつと 結ばれて 会うに 会えない 人となる 白と紺との 制服の 肩でゆれてた 長い髪 花の香りの 唇に ふれたあの日は もう遠い 夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌 雨がそぼふる 江の島へ 傘を斜めに 傾けて 橋を渡れば 思い出す 髪をぬらした あのひとを 俺とあいつと あのひとが 舟を背にして 微笑んだ 古い写真を ひきさいて 海に流して あきらめる 夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌 | |
私たち岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 名も知らぬ 花が咲いています あなたを待つ日は なぜかうすぐもりね 下向けば 涙こぼれそうな そんな気持で ひとり立っています 両手をひろげて 足りないくらい あなたをいっぱい 愛しています 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう ただようの コーヒーの香り あなたと逢う日は なぜか雨もようね テーブルの 下で指をからませ じっとあなたの 顔を見つめてます 明日の朝まで つづけていても いい足りないほど 愛してます 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう 両手をひろげて 足りないくらい あなたをいっぱい 愛しています 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう | |
初恋時代山口百恵 | 山口百恵 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 青い木の実が熟れるように 乙女ごころが紅くなる セーラー服の胸の奥が あなたを恋して痛くなる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 恋を恋するとしごろと ひとは誰でもそういうの 素足で駈けて追って行くの 私のこころは恋ごころ 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 少し危い綱渡り 背のびしてするくちづけよ 涙が頬をこぼれ落ちて 小さな秘密抱きしめる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 | |
波止場町森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 肩で泣くような 別れなど したくないわと 言ったのに 海峡一つに 心を裂かれ 鴎死ぬように 恋も死ぬ 函館 函館 波止場町 夜の伊勢佐木 ブルースに にがい酒のむ 人もいる あなたひとりが 男じゃないと 酔った女が 泣く町は 横浜 横浜 波止場町 瀬戸は凪(な)いでも この胸は つらい未練の 風が吹く あなたがつけた あの夜の傷が 消える頃には 忘れましょう 高松 高松 波止場町 今度逢えたら 意地も捨て 燃えて何度も すがりたい 恋にめくらの 女がひとり 泣いてたずねて 来た町は 鹿児島 鹿児島 波止場町 函館 横浜 高松 鹿児島 恋と涙の 波止場町 | |
居酒屋五木ひろし&坂本冬美 | 五木ひろし&坂本冬美 | 阿久悠 | 大野克夫 | 坂本昌之 | もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ そうね ダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわった だけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で 外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた いいわ やむまで 此処にいて 一人グイグイ のんでるわ それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と知り合った 別に 気にすることはない あなたさっさと 帰ってよ 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で |
懐かしいマッチの炎市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 阿久悠 | 幸耕平 | 萩田光雄 | ああ 懐かしいあの時代 一本のマッチの炎の中に… 月が雲間に隠れて 二人は影になる あなたはマッチを擦り 炎でわたしの顔を見る わたしはフッと吹き消して 月が出るのを待ってという あなたが火をつける わたしがフッと消す 何度も何度もくり返し 心を近づけている ああ 懐かしいあの時代 一本のマッチの炎の中に… 青くゆらめく炎に あなたの顔がある 涙が光っている 見るなと怒って顔隠す わたしの軽いいたずらを 恐い顔してとがめている わたしが火をつける あなたがフッと消す いつもといつもと反対ね 心を迷わせている ああ 懐かしいあの時代 一本のマッチの炎の中に… 一本のマッチの炎の中に… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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恋の大予言フィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 井上忠夫 | バカラバカラ ペテンのフキヌケ アブドラバンチョのベソッカキ チララチララ チンチラパパイヤ クラクラヌンチャク ヒジデッポ ケセラケセラ ママコのガリベン ハレヒレメガネのブットバシ 呪文(じゅもん)だよ ミスティー これでもうぼくのこと好きになるよ そんな顔してたって無駄(むだ)なことさ きいてきたよ ゆれているよ ホラ好きになる 不思議な気持になってきた あなたがすてきに見えてくる 恋の呪文(じゅもん)にかかったら すぐに天国さ Ah! Ah! バカラバカラ ペテンのフキヌケ アブドラバンチョのベソッカキ チララチララ チンチラパパイヤ クラクラヌンチャク ヒジデッポ ケセラケセラ ママコのガリベン ハレヒレメガネのブットバシ 私も呪文(じゅもん)を覚えたい あなたでない子にかけたいわ ぼくの呪文(じゅもん)にかかったら それはできないさ Ah! Ah! これでもうしあわせさ夢の気分 何もかもバラ色に見えてくるよ 奇跡(きせき)なのさ ぼくにとって ただ一度きり これで二度と使えないよ この一度きり バカラバカラ ペテンのフキヌケ アブドラバンチョのベソッカキ オー!・ミスティー | |
街の灯り浜圭介 | 浜圭介 | 阿久悠 | 浜圭介 | そばに誰かいないと沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの暗い海のように ふれる肩のぬくもり感じながら話を もっともっと出来るならば今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ | |
三日月オペラ川神あい | 川神あい | 阿久悠 | 伊藤薫 | 猪股義周 | 三日月が高層ビルにかかる 寒そうで 寒そうで… 男は女をひき寄せて コートの中につつみこむ 一人でいたなら凍え死ぬから 二人で生きることにしよう 冬はこのまま抱(いだ)き合い 春は未来を考えて 夏はいっしょによく笑い 秋は泣かない人になる 三日月に 三日月に 約束しよう 三日月が笑ったように見える 眉に似て 眉に似て… 女は男の手を握り くちびるふれて 少し噛む 誓いの言葉はすぐに消えても 歯型は明日(あす)も消えはしない 冬はいとしさ感じ合い 春はやさしい瞳(め)に変わり 夏は夢見てよく眠り 秋は心の人になる 三日月に 三日月に 約束しよう 冬はこのまま抱(いだ)き合い 春は未来を考えて 夏はいっしょによく笑い 秋は泣かない人になる 三日月に 三日月に 約束しよう |
青春のたまり場すぎもとまさと | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 純愛がぶつかれば 時に傷つけ そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり かけがえのない時代(じだい)ともに過した あの店も今月で 閉めるそうです もう誰も希望など 語らなくなり カサカサに乾いた 街は汚れて 青春のたまり場も 閑古鳥鳴き マスターも苦笑い 見せるだけです もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La… 結ばれた人もおり 別れた人も 夢破れ 酒を飲み 荒(すさ)んだ人も 夜明けまでただひとり 踊った人も どれもみな青春の ひとコマですね 今はもうそれぞれが 人生おくり ふり返ることさえも めずらしくなり 色褪せた想い出と わかっていても この手紙どうしても おとどけします もう一度 あの時代(とき)と逢いませんか マスターに ありがとう言いませんか La… La… もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La… | |
愛せよ山本彩 | 山本彩 | 阿久悠 | 水野良樹 | 亀田誠治 | どこから来たのか どこへ行くのか ぼくは一体誰か 何が望みで 何が夢か どうすることがいいのか ある日ある時 若者たちは そうしたことに気づいて おさない胸に やきつく景色 求めて ひとりで さすらう 時代は常に姿を変えて 若い心を試す 何が恵みで 何が罪か このままいてもいいのか ある日ある時 若者たちは 答を探しあぐねて 心に汗をかくことだけが 青春なんだと信じる すべてを愛せよ 生きて行くなら 胸の扉を開き からだ傷つけ 心傷め それでも誰か愛せよ ある日ある時 若者たちは ただそれだけを知らされて 心のうちの迷いを捨てて 忘れた言葉をつぶやく 愛せよ 愛せよ すべて愛せよ 人を 自然を 時代(とき)を きみよ 愛せよ きみよ 愛せよ 愛せよ 愛せ 愛せよ 愛せよ 愛せよ すべて愛せよ 人を 自然を 時代(とき)を きみよ 愛せよ きみよ 愛せよ 愛せよ 愛せ 愛せよ 愛せよ 愛せ 愛せよ |
ボタンを外せ西城秀樹 | 西城秀樹 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 鍵をあけた ドアを開く あなたの靴音 さよならもいわないで 帰るつもりか 背中向けた 煙草すった 真赤な朝焼け 行くなともいわないで 帰るつもりか 走り寄る 肩を抱く ふり向かせる 抱きしめる くちづける 涙ぐませる 心にボタンをかけたままで 男と女は愛せない ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ ドアの外に 靴が残る 廊下に転がる 乱暴につかまえた 気持ちわかるか 窓をあける 風を入れる 冷たい朝風 この俺のいうことを きいてくれるか 座らせる のぞきこむ 上向かせる 涙吸う 熱くする 指をかませる 心にボタンをかけたままで 男と女は愛せない ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ |
北航路森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 森岡賢一郎 | 冬に旅する女の哀れを あなたはきっと 知らないでしょう ことし初めて ちらつく雪に 頬をうたれて泣いてる私 寒いからお入りよと 人にすすめられ 部屋に入ったけど なお寒い心 私は北へ帰ります 北行く船で 帰ります たった二行の 手紙を残して 二人のくらし 終らせたけど 心なんてそんなに急に 変るものでは ないと知った 夜明けには銀世界と 教えられたけど それを楽しむには 悲し過ぎる心 私は北へ帰ります 北行く船で 帰ります |
ひとり化粧五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 三木たかし | 三日三晩を 泣いて過して 胸も肩も やせました ひとり化粧の 長い時間に あなただけを 思い出します いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて はれた瞼を 隠す指先 薄い紅を 塗りました ひとり化粧は 生れ変りの あなたなしで 生きるまじない いいえ 怨みなんか なんで 抱いていましょう いいえ 冬の色に 辛くなったりしません あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて | |
夕顔の雨森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 遠藤実 | 只野通泰 | 夕顔つんだら 雨になる 雨が降ったら また逢える あのひとよそから来たひとか 小雨の灯台見てたけど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 夕顔咲いてた 雨の道 声をかけられ ふりむいた 名前をきかれたそれだけで その日は別れて来たけれど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 休みが終われば もう逢えぬ 心を伝えるすべがない 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました |
ドリーム岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | あなたにとどけ あなたにとどけ 私のこころ あなたにとどけ 窓をあけて風にたくす はちきれそうな 私の想い あなたひとり愛します このぼくが決めたひと ただ一人だけ 君だよと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう ごめんなさいね ごめんなさいね 夢中になって ごめんなさいね そんな私叱りながら せつない涙 流してしまう あなたひとり愛します このぼくのまごころを 信じないから 馬鹿だよと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう ああ 夢かしら ああ 夢かしら 愛と一つ 書いただけの 手紙を折って 窓から飛ばし あなたひとり愛します このぼくにいつの日か 君のすべてを あずけてと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう | |
真夏の夜の夢野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | その時 あなたは バラになり その時 ぼくは 蝶になり この世の嘆きや 苦しみを 忘れて覚えた蜜の味 夜霧が窓から しのびこみ あなたの肌をつつんでも 寒さにめざめることもなく 心のハープをかき鳴らす ああ かき鳴らす 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 真夏の夢よ 深い 深い 深い 深い 深い 眠りに誘えよ あなたはバラ ぼくは蝶 あなたはバラ ぼくは蝶 真夏の夜の夢 その時 あなたは 海になり その時 ぼくは 舟になり 愛する心を漕ぎながら 月夜の波間を旅に出る 妬みを含んだ潮の香に あなたは急に咳きこんで 悲しい世界に戻るなら 死んでもいいのと目を伏せる ああ 目を伏せる 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 真夏の夢よ 熱い 熱い 熱い 熱い 熱い 想いに誘えよ あなたは海 ぼくは舟 あなたは海 ぼくは舟 真夏の夜の夢 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 夢よ 真夏の夢よ あなたは海 ぼくは舟 あなたは海 ぼくは舟 真夏の夜の夢 | |
プリティー・プリティー石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 筒美京平 | 少しぐらいうまく行かないことがあったって そんなにふくれることはないじゃないか 去年よりも みんな大人になって行ったから だからすんなり通らぬこともあるものだよ ごきげんなおせよ Pretty Pretty Pretty 笑ってみせろよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね 暗い窓にひとりぼんやり立っているなんて いつもとずいぶん違う君じゃないか 奴のことは 別に何でもないといったのに なのにやっぱり気になるひとになってたのか 化粧をなおせよ Pretty Pretty Pretty 踊ってごらんよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね ごきげんなおせよ Pretty Pretty Pretty 笑ってみせろよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね | |
眠れマッハバロンすぎうらよしひろ | すぎうらよしひろ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 井上忠夫 | マッハバロン 眠れ眠れ お前が静かに眠れる世の中が 平和で一番すばらしい時 それを父さんも祈っているだろう 遠い世界で祈っているだろう マッハバロン 眠れ眠れ お前の使命を終わらせてあげたい たたかう機械でなくしてあげたい マッハバロン 眠れ眠れ お前が静かに眠れる世の中が 平和で一番すばらしい時 それが何よりもみんなのしあわせ 悪の足音遠くへ去ったら マッハバロン 眠れ眠れ その時誰もがお前をとりかこみ 平和の歌声きかせてくれる |
男詩山本譲二 | 山本譲二 | 阿久悠 | 円広志 | ザンザ ザンザと 波のりこえて 急ぐ帰りは 演歌が似合う 陸じゃ今頃 祭りの支度 お前そろそろ薄化粧 旅の鴎よ 一足先に 俺の達者を 伝えておくれ 二年あずけた 惚れたの言葉 持って帰ると 云ってくれ 船はヨー 船はヨー 三段飛びだよ 波頭 アアアー ドンド ドンドと 風受けながら 港めざせば 心がはずむ 酒は好みの 地酒が二本 お前手作り 煮〆め物 灼けた胸板 恋しくないか 熱い心が いとしくないか 紅で染めるか 涙のあとか どちら先でも 待ってると 船はヨー 船はヨー 三段飛びだよ 波頭 船はヨー 船はヨー 三段飛びだよ 波頭 アアアー | |
恋華草~おれとあたし~あさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 酔いどれて靴をぬぎ あなたの 背にもたれ どこへでも さらってと 泣き泣き いったのに クシャクシャにたたんだ コートを枕にさせ 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって 若い日の 年月(としつき)は あまりに 早過ぎて 未来など 考える 時間も なかったわ ボロボロになるのは みじめと泣いていたら 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって 恋の花 一つだけ ようやく 咲いたから いいことも あるでしょう 小さな ことならば ふらふらで歩いた 二人を嘲(わら)ってたら 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって |
マグネット・ジョーに気をつけろギャル(黒木真由美・石江理世・目黒ひとみ) | ギャル(黒木真由美・石江理世・目黒ひとみ) | 阿久悠 | 川口真 | あだ名はマグネット・ジョー 何でもひきつけるのさ 女の心などピタリと寄せてしまう 気をつけろ あいつのこと見つめてたら 駄目 駄目 知らないまに愛してる 駄目 駄目 私だけはと誰でも思うけれど 自信がある娘(こ)ほど ころりといかれてしまう やけどする前に その手をかくしなさい 気をつけろ 駄目といわれるたびに心が動く とても危い あだ名はマグネット・ジョー 何でもひきつけるのさ 女の心などピタリと寄せてしまう 気をつけろ 今なら逃げられる あいつとくちづけしたら すべてがおしまいさ たちまち恋のとりこ 気をつけろ あいつのこと考えたら 負け 負け 軽蔑してにらんでも 負け 負け いつか あいつの魅力におぼれてる きらいといってても あてにはならないものさ 声などかけられて 肩など抱いてきたら 気をつけろ だけど ひきつけられる あいつの胸に くっつきそうだわ あだ名はマグネット・ジョー 何でもひきつけるのさ 女の心などピタリと寄せてしまう 気をつけろ | |
心が晴れたことがあるか円広志 | 円広志 | 阿久悠 | 円広志 | いつのころからか やさしさがハバをきかし 逃げ腰がいい人なんて ほめられている ほんの昔なら なさけない奴の筈が 新しいタイプだなんて 愛されている あああ 心が晴れたことがあるか どこかくさくさしないか いい人ごっこに疲れ果て このまま老いるもいまいましい 俺はまだまだ 俺はまだまだ 激しく生きたい 同じ顔をして 似たよな姿かたち その上に カタログ通り 生きようとする ちょっと目立ったら 危ないと指をさして 角のない人間ばかり 作ろうとする あああ 心が晴れたことがあるか がまんし過ぎじゃないのか いい年齢だからと身を退いて 見つめているのも腹立たしい 俺はまだまだ 俺はまだまだ 激しく生きたい 俺はまだまだ 俺はまだまだ 俺はまだまだ 俺はまだまだ 激しく 激しく生きたい | |
今日もどこかでデビルマン奥井雅美 | 奥井雅美 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンが 誰なのか 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンが 誰なのか 人の世に 愛がある 人の世に 夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日も何処かで デビルマン 今日も何処かで デビルマン 誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンの ふるさとを 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンの ふるさとを もうこれで 帰れない さすらいの 旅路だけ このやすらぎの心 知った今では あすも何処かで デビルマン あすも何処かで デビルマン 人の世に 愛がある 人の世に 夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日も何処かで デビルマン 今日も何処かで デビルマン | |
想い出よありがとう島津亜矢 | 島津亜矢 | 阿久悠 | 都志見隆 | 想い出よ ありがとう やっと今 そう云える私 数えきれない 昨日に それぞれの 心をこめて 想い出よ ありがとう 哀しみも 苦しみも含め ときに憎んで いたけど それもまた 人生だった 逢って別れ 別れて出逢い 愛に泣き 夢に迷い 歌よりも 歌らしく 心を揺さぶる 想い出よ ありがとう ありがとう… 想い出よ ありがとう 時が過ぎ 懐かしさだけが 胸の扉を 叩きに 今日もまた 訪れて来る 想い出よ ありがとう ほろ苦い さよならも今は 愛の言葉に 思えて 乾杯の グラスを上げる 待ってはぐれ はぐれて探し 恋に酔い 酒にすがり 歌よりも 歌らしく 心を揺さぶる 想い出よ ありがとう ありがとう… 逢って別れ 別れて出逢い 愛に泣き 夢に迷い 歌よりも 歌らしく 心を揺さぶる 想い出よ ありがとう ありがとう… 想い出よ ありがとう ありがとう… | |
ホテル港や石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 弦哲也 | 三日三晩の 祭ばやしがふと止んで 秋風身にしむ夜に 最後の花火 これでもう 何の未練も なくなったわと うつむいて つぶやいて 涙ぐむ ブリキのランタン 薄あかり 不幸が似合いの ひとり酒 死ぬ気はないけど 生きるもつらくて 波止場町 ホテル港や 出船入船 人でにぎわう桟橋に 見送り鴎が 低く 輪(わ)を描く景色 此処を出て 何処へ行くのも 切ないからと 薄い胸 抱きしめて 身をよじる 昔を夢みる 人がいて 舟唄ばかりを 口ずさむ 酔う気もないけど 素面(しらふ)もつらくて 波止場町 ホテル港や 一生一度の 恋と信じたばっかりに 北国の海見て過し 無口になった 泣き癖は やっとなおって 嬉しいけれど 真夜中に うずくまり 爪を切る ひと荒れふた荒れ 海鳴りに 霧笛が引き裂く 静けさに 泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や | |
銀河伝説岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 宮川泰 | 川口真 | 結ばれた心の糸は見えない この目で結び目を確めたい はなればなれであれば 尚のこと ひとりひとりであれば 尚のこと ふり仰げば銀河は空を流れ 人の世の愛も星のよう 愛することは信じること 信じることは愛 愛すること 半分の心と心 とりかえ 一つにつないでも まだ逢いたい たったひとりの人を永遠に たったひとつの愛を永遠に 目を閉じれば楽しい日々が浮かび あのひとの星はいつも きらめいた 愛することは信じること 信じることは愛 愛すること 愛することは信じること 信じることは愛 愛すること |
青春の旅森田健作 | 森田健作 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 鈴木邦彦 | 遠い旅へ 出かける時には 君にだけは 手紙をのこそう 涙いろの 夜明けにひとり 送る人さえ ない旅に出る 君はきっと わかってくれるさ さよならとあるだけの手紙を見て さよならとあるだけの手紙を見て 遠い町を 訪ねた時には 君にだけは 便りを送ろう 海をみつめ 孤独にひたり つらい青春 かみしめている 君はきっと わかってくれるさ 元気さとあるだけの便りを見て 元気さとあるだけの便りを見て 「君は今 何してる…… おやすみって空にむかって言ったけど 君にとどいたかな」 白く光る 名もない星に これでいいかと たずねかける 君はきっと わかってくれるさ おやすみとあるだけの手紙を見て おやすみとあるだけの手紙を見て |
No.1柏原芳恵 | 柏原芳恵 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 男の瞳は指先のように ドレスを…一枚ぬがしてしまう 男の言葉はピストルのように 心の真中 射(い)ぬいてしまうのよ 夏の光が退くつを追い払い 誰もを踊り子にしてしまう あなたは No.1 あなたは No.1 夏をひとりじめのあなたは No.1 思いがけない嵐に出会って 私は港を忘れた小舟 いい子をさがしに来たわけじゃないわ 体をコンガリ 灼いてただけなの 海鳴りばかりがきこえてる部屋に あなたのノックが突然ひびくのよ 夏という日はめんどうがなくていい 誰もを旅人にしてしまう あなたは No.1 あなたは No.1 夏をひとりじめのあなたは No.1 波の誘いにおぼれているうち 私は翼を忘れた鴎(かもめ) あなたは No.1 あなたは No.1 夏をひとりじめのあなたは No.1 波の誘いにおぼれているうち 私は翼を忘れた鴎(かもめ) |
たった二年と二ヶ月で山内惠介 | 山内惠介 | 阿久悠 | 水森英夫 | 惠介バンド | 小さな部屋でも お城と信じ 小さな愛でも 命と信じ たがいにつくして 暮してきたが 今日から他人で 別れる二人 誰をせめたらいい 誰と泣いたらいい たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人の愛は 憎しみあっての 別れであれば 傷つけあっての 別れであれば たがいの明日を 思った末に こうした別れを 選んだ二人 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし |
古城の月小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 小椋佳 | 萩田光雄 | ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る 花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 古城は風と月ばかり |
踊り子フォーリーブス | フォーリーブス | 阿久悠 | 井上忠夫 | 私は踊り子よ ふるまいのお酒にも 気軽く酔うような浮草の踊り子 愛してくれるのは うれしいと思うけど あなたは うぶなのよ 何一つ知らない このまま 別れて行きましょう 短い夢と割りきって 港の酒場では 乱痴気の大さわぎ あなたも あの中で 酔いどれておいでよ そうよ 私は踊り子よ うらぶれた灯の下で 踊っていることが大好きな踊り子 このまま 別れて行きましょう 短い夢と割りきって ほんとは少しだけ まごころに打たれたわ けれども あなたとは くらしてはゆけない シャラララララ ラララ…… | |
スーパーモンキー孫悟空ピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | スーパーモンキー スーパーモンキー スーパーモンキー 孫悟空 ランボルギーニの おにいさん 俺らとレースを してみるかい これから流行(はやり)はこいつだぜ 空とぶ雲だよ きんと雲 メタメタメタ集まる女の子 うるさい うるさい どいてくれ 俺らはまだまだ忙しい スーパーモンキー あっ 孫悟空 スーパーモンキー あっ 孫悟空 冒険 冒険 また冒険 冒険 冒険 また冒険 冒険 冒険 また冒険 冒険 スーパーモンキー スーパーモンキー スーパーモンキー 孫悟空 ドロンにしびれる おにいさん 遅れたひとねと ふられるぜ 二枚目なんかじゃもてないよ 個性の時代を知らないか キャッキャッキャアキャア騒ぐな女の子 しずまれ しずまれ 消えてくれ 俺らにゃ俺らの夢がある スーパーモンキー あっ 孫悟空 スーパーモンキー あっ 孫悟空 冒険 冒険 また冒険 冒険 冒険 また冒険 冒険 冒険 また冒険 冒険 スーパーモンキー スーパーモンキー | |
花のようにひそやかに小柳ルミ子 | 小柳ルミ子 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 通りすぎたら その後に 花の香りが 残るような そんな娘に なりたいと いつも心で 思ってた 同じことばを あのひとに 不意にいわれて うつむいた 頬の熱さが 気にかかり 三歩小走り 立ちどまる この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 傘を持たない あのひとに 何げないように さしかけて もしもおんなじ 道ならば 送りますわと 歩き出す 頬をぬらした 雨しずく 指でぬぐって くれるひと 何かいおうと 思っても 胸のふるえが 邪魔をする この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い | |
東京夜景テレサ・テン | テレサ・テン | 阿久悠 | 井上忠夫 | ピアニストが甘い歌を弾いているわ 人の気もまるで知らぬふりをしているわ 飲んだくれて悪いジョークとばしてるわ 何もかも同じ景色だわ ただの別れだったじゃないの 沈んだ顔見せて駄目じゃない そうよ 男には女の 女には男の まごころがいるけど あいつじゃないわ あいつではないわ レインコート壁に掛けたままで行った ブーツまで 隅の方においたままでいる 置き忘れは そんなものが二つ三つ 心だけ持って行ったのね ただの別れだったじゃないの 何でもないよくあることじゃない そうよ 男には女が 女には男が 寄りそっているのが 幸せだけど あいつではないわ 男には女が 女には男が 寄りそっているのが 幸せだけど あいつではないわ | |
古城の月小椋佳 | 小椋佳 | 阿久悠 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る 花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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献身五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 川村栄二 | 人は 誰のために生き 人は 何のために死ぬ こころ 迷うこともなく 今は 愛を選ぶ たった 二年添っただけ それが 夢の間(ま)であろうと 愛を 知った人ならば 長く重い月日 めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた もしも 運命(さだめ)すれ違い 別の 時代生きたなら 今のように ひたむきな 愛もないと思う そっと指をからませて じっと 胸で眠らせて そして 耳にささやいて 永遠(とわ)の愛を誓う めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた こころは 満たされた |
みちゆき博多発石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 川口真 | 右に街の灯 左に玄海 夜をひき裂く 汽車が行く 顔をかくして 関門くぐれば やっとあなたと同じ席 ああ ひとり旅する 女のふりして 窓を見つめて いたけれど みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました 瀬戸のいさり火 山手のともしび みかんむく手が ふるえます 誰も知らない 恋ゆえ悩んで 過ぎた一年 想い出す ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました | |
記念樹森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 森田公一 | 馬飼野俊一 | ひゅるひゅると風が吹く校庭に 若い日の記念樹を植えました あの人もこの人も見つめるうちに なぜかしらその胸を 熱くする さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そっとその目で話します そっと約束かわします ひゅるひゅると風が舞う校門で 今植えた記念樹を見つめます 指きりをかわしたりサインをしたり 手をふって急ぎ足 帰ります さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そして別れて行くのです そしてひとりになるのです |
哀愁物語 ~哀愁にさようなら~村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 阿久悠 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | ハラハラと桜吹雪 まるで この心のように 散る哀しさと美しさ いじらしさ 追わないで 泣かないで うしろ向かないで くちびる重ねた時を思えばきっと生きられる 二人で刻んだ愛の言葉は色あせない 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを 結ばれぬ愛であれば なおのこと激しく思え 抱く切なさと狂おしさ いとおしさ 云わないで 責めないで 夢を捨てないで まぶたをはらした辛い涙をそっとすくい取り 悲しみばかりが愛じゃないよと励まし合い 別れはひととき 逢えば永遠結ばれる その時は哀愁にさようならを 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを |
かなしみ模様ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | あなたがそこに その場所にいるなら ただそれだけで 悲しみは消える…… フランス映画 真似ているみたいな 小粋な別れしたけれど 悔やんでいる 一人が似合う人もいるけど 私には似合いそうもない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様 あれからわずか 幾日もたたずに このさびしさは 闇のようにつつんでいる 明日が好きな人もいるけど 私には今日しかわからない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様 あなたはどこに あなたはどこに 涙が描くかなしみ模様 | |
たそがれマイ・ラブ徳永英明 | 徳永英明 | 阿久悠 | 筒美京平 | 坂本昌之 | 今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛 今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない 凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛 |
しのび逢い尾崎紀世彦 | 尾崎紀世彦 | 阿久悠 | 筒見京平 | 霧降ればぬれる外人墓地に 人目さけてしのび逢えば 不意に涙 罪深いことと知ってはいても 今のふたり裁き受ける人のように・・・・・ こんなにやつれはてたあの人 連れて行けぬせつなさ ただ感じ合うだけ 港あかり 涙まじり あのひとがいとしい 出る船を送る大桟橋を 遠い過去をしのび乍らふたり歩く あやまちは一度あの日の弱さ 今のふたり道に迷う人のように はげしく思いこめてあのひと すがる腕のかぼそさ なぜ抱いてやれない | |
ひとり歩き桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 筒美京平 | 涙という字を書いて ちぎって窓から捨てます もうしばらく君と 逢いたくないのです 恋は今うしろ姿で 私の前から消えて行きます 恋するよろこびのあと 別れの悲しみ知らされ もう私は大人 大人のつもりです 私という字を書いて ブルーのインクで消します 顔を見るのもいやな きらいな私です 好きならばいえばいいのに 気のない顔して悔やんだりして しあわせの重さ計る 秤(はかり)があるならほしいの 今私はどんなしあわせなのかしら 恋は今うしろ姿で 私の前から消えて行きます 恋するよろこびのあと 別れの悲しみ知らされ もう私は大人 大人のつもりです | |
未来岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ あなたの甘いくちづけが 私の 未来を決めるのよ 愛されて しまったの 小さいけれど しあわせを あげると あなたは抱きしめる うなづいて しまったの まぶしさにおぼれて 悲しみも 見えない 二人だけ 白い部屋 あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ 小指が話す約束が 私を 夢中にさせるのよ 酔わされて しまったの 何もかも あずけて その腕に ぶらさがり 二人だけ 青い径(みち) あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ | |
逆光線Char | Char | 阿久悠 | Char | 弱い光が流れる冬の昼下がり 白いコートのあなたが とても寒そうで ああ すぐにでも抱きたいと ああ そう思う 時のたつのを忘れて愛し合ったけど 愛の出口はとうとう探せなかったね ただ お互いに傷を負い ただ やせるだけ さよならをいうその前に 一度だけこの胸に来い あたたかくなれ あたたかくなれ 熱い泪をあなたの胸にこぼしても しぼり出すようなブルース 歌いつづけても ああ この胸の悲しみは ああ 話せない ふり向くな そのまま行けよ 手をふるな 走って行けよ その方がいい その方がいい ふり向くな そのまま行けよ 手をふるな 走って行けよ ふり向くな そのまま行けよ 手をふるな 走って行けよ その方がいい その方がいい | |
めぐり逢うとき松崎しげる | 松崎しげる | 阿久悠 | 長部正和 | 吹き過ぎる風に凍えてるひとを 抱き寄せて告げる 春は近いと 人間は弱く流されていても ただ一つ愛は花を咲かせる くちびるに熱い歌をくり返して こころに燃えたたせる あなたと出会えたことが運命であれば あなたに出会えたことを幸福にかえてみたい 長過ぎる夜がようやく明けて 微笑みで話す夢は見たかと 昨日より今日が今日よりも明日が 少しだけ夢に近くいられる ほとばしる熱い涙あるうちなら 男でありつづける 奇跡は一度でいいとあなたを抱いて 奇跡を信じるようにこのままを神に祈る あなたと出会えたことが運命であれば あなたに出会えたことを幸福にかえてみたい | |
ウルトラマンレオ真夏竜・少年少女合唱団みずうみ | 真夏竜・少年少女合唱団みずうみ | 阿久悠 | 川口真 | レオー! 君はいったい誰だ ウルトラマンレオです ウルトラマンレオ? ぼくのふるさとは あの獅子座です おおとり 元 20才 そう われらがヒーロー ウルトラマンレオである 宇宙にきらめくエメラルド(エメラルド) 地球の最後が来るという(来るという) 誰かが起たねばならぬ時 誰かが行かねばならぬ時 今この平和をこわしちゃいけない みんなの未来をこわしちゃいけない 獅子の瞳が輝いて ウルトラマンレオ レオ レオ レオ レオ レオ 燃えろ レオ 燃えろよ 地球は ぼくの 第二のふるさとです おおとり元と名のって 平和にくらしてきたのに またマグマ星人たちがやってきた 悪がしこいマグマ星人が おそってきた マグマ星人だ! 突然あらしがまきおこり(まきおこり) 突然炎がふきあがり(ふきあがり) 何かの予言があたる時 何かが終りを告げる時 誰もが勇気を忘れちゃいけない やさしい心も忘れちゃいけない 獅子の瞳が輝いて ウルトラマンレオ レオ レオ レオ レオ レオ 燃えろ レオ 燃えろよ レオ! | |
恋のアメリカン・フットボールフィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 手ごわい相手だ ぬかるな(ハイク) 一気につぶして 進め(ハイク) あいつはでっかいライバル(ハイク) 今日こそきめちまえ 今度のゲームで勝ったら くちづけあげると あの娘(こ)が約束したのさ もう後へはひけない あいつもどうやら同じ 約束しているみたい 燃える瞳ぎらぎらしてる “どちらもどちらも大好きよ 私の心はきめられない” “恋しているといいたいために からだはもうふるえているよ” 吹きぬけて行く熱い風が きめるタッチダウン プロセット ライト スウィープ レフト レディー セットダウン コール ハイク ハイク ハイ ハイ ハイク 手ごわい相手だ ぬかるな(ハイク) 一気につぶして 進め(ハイク) あいつはでっかいライバル(ハイク) 今日こそきめちまえ あの娘(こ)がみているスタンド ちらちら見てたら 猛烈タックルくらった もうこの世の終りさ あいつとあの娘のキスが ぐるぐるまわって見える こんなことはしてられないよ “どちらもどちらも大好きよ 私の心はきめられない” “ここから君を横抱きにして さらって逃げて行きたい気持ち” 砂ぼこりたつ風の中に きめるタッチダウン 手ごわい相手だ ぬかるな(ハイク) 一気につぶして 進め(ハイク) あいつはでっかいライバル(ハイク) 今日こそきめちまえ(ハイク) |
夢光年影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 星屑の 海の中 ただよう夢求め 時を超えて はるか 人の世で 見失い 今ではもう遠い 夢を探す人よ もしもどこかで 見つけたなら かけらだけでも 持って帰れよ ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 手を出せば 逃げて行く 姿を変え 消える 人が捨てた夢よ 失って 気がついて たずねる夢 いずこ やがて人の胸に もしもどこかで 出逢ったなら 二度と手放すことはないだろう ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 | |
いつも心に太陽を郷ひろみ | 郷ひろみ | 阿久悠 | ミッキー吉野 | ミッキー吉野 | 汗を流したあとの 荒い呼吸の時が 君は何よりも 輝やいて見える 肌を流れるしずく 揺れて波打つ胸が 百の言葉より このぼくを誘う 口紅で飾るなよ 君は素顔の方がいい 悲しみに沈むなよ 君は笑顔の方がいい Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow 君の明日は 君しか知らない Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow 違う姿に なるかもしれない それでも生きている限り いつも心に太陽を いつも心に太陽を いつも心に太陽を 水のシャワーをあびて 髪をぬらした時の 君は美しい 生きものに見える 躍る体を抱いて 浅い眠りにつけば 夏の黄昏が ようやくに迫る その肌をつつむなよ 君は裸の方がいい ためいきはもらすなよ 君は歌った方がいい Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow 君の明日は ぼくには見えない Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow ぼくの明日は 君には見えない それでも生きている限り いつも心に太陽を いつも心に太陽を いつも心に太陽を Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow 君の明日は 君しか知らない Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow Lookin' for Tomorrow 違う姿に なるかもしれない それでも生きている限り いつも心に太陽を いつも心に太陽を いつも心に太陽を |
こころ乱して運命かえて内藤やす子 | 内藤やす子 | 阿久悠 | 芳野藤丸 | また 男が鳥になる 夜明けになったら翔びたがる 今度戻って 来る時は 胸の傷では すまないだろう こころ乱して 運命かえて 時という名の いたずらものが 胸のすきまを いたぶるように 男と女を あそんで 棄てる アア アアア アア アアア また 男が風になる 季節が 変われば 行きたがる こどもみたいに 甘ったれ 泣いたあの夜も 忘れただろう こころ乱して 運命かえて 時という名の いたずらものが 季節がわりの 景色のように 男と女を つないで 離す アア アアア アア アアア | |
ざんげの値打ちもない山崎ハコ | 山崎ハコ | 阿久悠 | 村井邦彦 | 山崎一稔 | あれは二月の寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら雪が降り 部屋はひえびえ暗かった 愛と云うのじゃないけれど 私は抱かれてみたかった あれは五月の雨の夜 今日で十五という時に 安い指輪を贈られて 花を一輪かざられて 愛と云うのじゃないけれど 私は捧げてみたかった あれは八月暑い夜 すねて十九を越えた頃 細いナイフを光らせて にくい男を待っていた 愛と云うのじゃないけれど 私は捨てられつらかった あれは何月、風の夜 とうに二十も過ぎた頃 鉄の格子の空を見て 月の姿がさみしくて 愛と云うのじゃないけれど 私は誰かがほしかった そうしてこうして暗い夜 年も忘れた今日のこと 街にゆらゆら灯りつき みんな祈りをする時に ざんげの値打ちもないけれど 私は話してみたかった |
夢ん中坂本冬美 | 坂本冬美 | 阿久悠 | 森田公一 | 指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ すべて重たい悲しみつれて ひとりお前は生きている 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中 酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い そんなお前の肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 | |
アパートの鍵すぎもとまさと | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | 二年くらした アパートを 夜にあの娘が 朝にぼくが 一人一人で 出て行って それで 時代が終わった いつになっても 青春は 心細さが ついてまわる 傷の深さに 気がついて それで 他人に戻った ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… まるで兄姉 みたいだと ひとに云われて 嬉しがって どこか大人に なりそこね それで すべてがこわれた あの娘大人に できるやつ ぼくを頼りに すがる女 違う世界を 見せられて それで 別れが決まった ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 解き放してくれるか アア… アア… アア… ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… アア… アア… アア… |
花になれ -うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな-田川寿美 | 田川寿美 | 阿久悠 | 堀内孝雄 | 若草恵 | 夢見て生きた はたちのように わたしは花だと いわれたい 時代の風に さらされながら 心もカサカサ 乾きがち 流されて 流されて 生かされて 生かされて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ 死ぬほどひとを 愛したからは 人肌匂わせ 光りたい 純情ぶりを おとなにかえて 愛しさ抱きしめ 歩きたい 散らされて 散らされて 忘れられ 忘れられ うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ 芽をふいて 芽をふいて 愛されて 愛されて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ |
一本釣り島津亜矢 | 島津亜矢 | 阿久悠 | 浜圭介 | 日暮れ港に 花火があがり 祭ばやしが 地べたを走る 負けてなるかと 大漁旗を 風にハタハタ なびかせる 色気なんかは 男の餌よ おあいにくねと 肩肘はって 化粧知らずの あの娘も今夜 年に一度の 紅を塗る 惚れたよ 惚れたよ 冗談ぬきだよ まっしぐら 一本釣りだよ おまえの心 一本釣りだよ おまえの心 星が降るよな 夜空の下で ギター抱えて 恋唄うたい あの娘しのんだ 三月と十日 やがて終わると 気がはやる おさななじみの 気やすさだけで 愛だ恋だに 照れてたけれど 今夜おとこの 匂いを嗅がせ 頬をまっかに 染めさせる 惚れたよ 惚れたよ 冗談ぬきだよ まっしぐら 一本釣りだよ おまえの心 一本釣りだよ おまえの心 惚れたよ 惚れたよ 冗談ぬきだよ まっしぐら 一本釣りだよ おまえの心 一本釣りだよ おまえの心 | |
流されて桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 金起杓 | 荻田光雄 | 腕に爪の傷あとを 胸に愛の傷あとを 過去は夢もひび割れて 暗い歌をうたう なぜに人はしあわせを つなぐことが出来ないの 綱が切れた舟のよう 遠く消えてしまう 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 時はいつも悪戯(いたずら)を 人に仕掛けてばかりで 夏の夜が明けるよう すぐに夢をさます 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる |
さらば愛の日々森田健作 | 森田健作 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | さらば愛の日々よ 時は流れて みんな遠い過去に なってしまった 長いかげをひいて 歩く砂浜 今はただひとり 君はいない めぐり逢う時と 別れ行く時 どれも大事な人生なら…… それもいいじゃないか 胸のうずきを 強く抱きしめて ぼくは歩く 晴れた朝のような 愛のかがやき 今もおもいだして 胸がふるえる 風の中を走る うしろ姿を きっといつまでも 忘れないだろう めぐり逢う時と 別れ行く時 どれも大事な人生なら…… それもいいじゃないか ぼくの旅立ち 明日はまた違う ぼくは歩く |
想い出の樹の下で岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を この樹の下で 愛を誓えば 必ず二人は 結ばれる 緑の影が 顔にゆらめき あなたの言葉は しめりがち 信じましょう 信じて生きましょう それが 心の支えになるなら そしていつか 奇跡のように この丘で 逢いましょう 私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を あなたは今も 覚えてますか 誓いの言葉の 数々を 私はそれが たった一つの 生きがいみたいに 抱いてます 信じましょう 信じて生きましょう たとえ はかない 想い出としても 何故かいつか あの樹の下で 逢える気が するのです 私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を… | |
おまえさん木の実ナナ | 木の実ナナ | 阿久悠 | 丹羽応樹 | おまえさん 雨だよ 淋しいよ 日の暮に ポツンと たまらないよ おまえさんが持っていったきり傘もないし おまえさん 雨だよ 淋しいよ 今夜は休もうかと思うんだよ あの頃は 笑い上戸で この頃は 泣き酒だって おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 夜だよ せつないよ 真白な枕が 憎らしいよ おまえさんが忘れていったセーター着て おまえさん 夜だよ せつないよ 今夜は眠ろうかと思うんだよ お酒まで 空(から)になって ごろごろと ころがっているよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ | |
二日酔い梓みちよ | 梓みちよ | 阿久悠 | 森田公一 | また昨日(ゆうべ)もどこかで破目をはずし また何ならよけいなことをしたと 窓からさす白い朝日に もう酒などやめたと誓ってる いつでもこうさ 酔いからさめて くよくよ思う それがとても情ないよ 夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変わるようだよ また今夜ものまずにいられない ふくらまない夢でも叶うような 愛されないひとでも抱けるような 信じていた友が戻って 来るよな気持になって来る いつでもこうさ 酔っているうちは 元気にあふれ こわいものは何もないよ 夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変わるようだよ また今夜ものまずにいられない また今夜ものまずにいられない | |
青春に悔はないか森田健作 | 森田健作 | 阿久悠 | 森田公一 | このみじかい青春(はる)の日に 何をやればいいのか 涙も熱ければそれでいい 心の傷だって価値がある 悔いはないかい 燃えたかい それを自分にきいてみよう このみじかい青春の日に 眠ることはできない 昨日に逢うことは二度とない 今日さえ半分は背を向けた 悔いはないかい 生きたかい それを自分にきいてみよう 恋する想いならやさしさを 友への言葉なら真実を 悔はないかい できたかい それを自分にきいてみよう | |
人間模様すぎもとまさと | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ 少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと 何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ | |
ざんげの値打ちもない北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 村井邦彦 | 馬飼野俊一 | あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛というのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった |
慎吾ママの学園天国-校門篇-慎吾ママ | 慎吾ママ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 小西康陽 | 悩みのある子も 眠い子も このママに おっはーしてごらん もうモヤモヤ 晴れていき 走っていけるよ おっはー 朝の校門を おっはー エイッと駆けぬけて Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 勉強してても しなくても 友だちにかわりはないんだよ また帰りに この門で 投げチュッチュ あげましょう 失敗した子も 負けた子も このママに サヨナラしてごらん 泣きたいなら この胸で ワンワン泣きなよ おっつー 午後の校門で おっつー ピョンと跳び上がり Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 花マルついても なくっても ピカピカの子どももいるんだよ また明日も この門で 投げチュッチュ あげましょう |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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冬の唄五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 手あぶり火鉢が あった頃 煙草は 今よりうまかった 女の素足の つめたさが いとしく思えたものだった 二人でいれば 生きられる 一人になれば 凍え死ぬ そんな思いが ジンジンと 胸に響いた 冬の唄 ああ 人恋し ああ冬の唄 時計がチクタク 鳴った頃 別れは 今より辛かった 男のコートを 重ね着て 女がふるえたものだった 夜ふけに おりる階段が ギシギシきしむ たびごとに 二人 その場に立ちどまり 耳をすました 冬の唄 二人でいれば 生きられる 一人になれば 凍え死ぬ そんな思いが ジンジンと 胸に響いた 冬の唄 ああ 人恋し ああ冬の唄 | |
ねえ!気がついてよ桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 大野克夫 | ねぇ!気がついてよ早く よそ見などしないで ねぇ!気がついてよ早く 私の今の気持 小指に香水つけ耳たぶおさえて 鏡にウインクする 私は十八 まぶたがバラ色にそまって見えるわ 誘惑されてしまおうかな 何だか今日はよさそう ねぇ!気がついてよ早く よそ見などしないで ねぇ!気がついてよ早く 私の今の気持 男のワイシャツ着てクルリとまわって 髪の毛かきあげてる 私は十八 すぼめた唇が光って見えるわ 悪魔のふりでせまろうかな 何だかうまく行きそう ねぇ!呼び出してよ早く たそがれの中から ねぇ!呼び出してよ早く 私を今のうちに 私を今のうちに | |
きりきり舞い山本リンダ | 山本リンダ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね 浮気ぐせはなおらないのよ 夜風が甘いだけでも 祭が近いだけでも からだ中が燃えてしまうの たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いであなたの 人生さえも狂わせ 悪いことをしたと思うわ はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね だけどそれが魅力なのかも 油断をしたらするりと どこかへとんで行きそう だから強くつなぎとめてよ たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いをしている あなたがかわいそうだわ だから駄目といったじゃないの |
艶歌師香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 三木たかし | どなたかご存じないですか 十二ではぐれた妹を 今はハタチを ちょっと過ぎ 探すしるしは 泣きぼくろ 泣きぼくろ 兄貴がグレてたばっかりに ずっしり不幸を背負わせて 申し訳ない一生に なっているかと 気にかかる 気にかかる 名前は しあわせ 幸(さち)という 名前の通りであればいい 探しあてたら 抱きしめて 詫びを言いたい それだけよ 軒から軒へと 艶歌師で 兄妹二人が知る歌を 今日も歌って 秋しぐれ 傘のない身で また歩く また歩く | |
二十才前岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 穂口雄右 | 穂口雄右 | ごきげん如何(いかが)とあのひとに書いたわ 迷惑(めいわく)でなければ 一度だけ逢って下さいと 胸の奥に残る 重い忘れもの それが恋かどうか 見つめたいのです 目の前の人を愛せない なぜだか悔いが残りそう あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に このまま二十才(はたち)の階段をのぼれば もう二度とうしろへ 戻れない そんな気がします あれは子供じみた 軽い出来事と もしもいわれるなら それもいいのです 少しだけ泣いて忘れたら それから先は歩けます あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に 十六 十七 十八と愛した あのひとの心を 確めてみたい二十才前(はたちまえ) |
夜はドラマチックしばたはつみ | しばたはつみ | 阿久悠 | 三木たかし | ラグジュアリー・レディーを はだしにすることが 男の魅力といえるかもしれない 夜は 夜はドラマチック ワイングラスでおぼれそうな 昼と夜とが重なる時に つめたい心で立っていてはいけない 熱い踊りの渦に巻きこまれ… アッ アッ……… お手をどうぞ お手をどうぞ 今夜だけは華やいでどうぞ 夜は 夜はドラマチック ラグジュアリー・レディーの 心を奪うなら 男は孔雀に変わらねばいけない 夜は 夜はドラマチック ダイヤモンドにまさる夢を はだしの踊りで見つけたならば 飾った心にしばられてはいけない 眠り忘れて夜の真中へ…… アッ アッ……… お手をどうぞ お手をどうぞ 今夜だけは華やいでどうぞ 夜は 夜はドラマチック | |
お前に惚れた萩原健一 | 萩原健一 | 阿久悠 | 井上尭之 | (セリフ)20何年 生きてきて いろいろな女もみてきたけど その…おまえのような女に 出会ったことなかったよ いや 本当 惚れたよ 惚れたんだよ お前に うぶな心に負けたんだよ あん時ゃ小娘だと思ったが おふくろみたいな気持でいてくれた 無理に笑いながら俺をなぐさめる 可愛い奴さ 馬鹿なんだよ 俺は 夢が何度もこわれるんだよ あん時ゃ哭く気もない負け犬で 誰もが背中を向けてた時だった 弱いひとでいいと俺を追って来た 負けたよ 馬鹿なんだよ お前は 馬鹿がやたらにしみるんだよ あん時ゃどうしようもない土砂降りで まさかと思ったお前が立っていた 家も親も捨てて俺のふところへ ふびんな奴さ | |
いとしいとしというこころ小林旭・浅丘ルリ子 | 小林旭・浅丘ルリ子 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 川村栄二 | ほろ酔い美人 気取ってみたけれど 背中が寒い もたれて眠る あなたがいないから 酔いきれない みじかい夢の中 ひとこと話してよ ただ いとしいと わたしも答えましょう ほろほろ 泣きながら ただ いとしいと ピアスが邪魔に なりそうな気がして いつでもはずす 悲しい癖が 今でも残されて ためいきつく 愛より恋より 聞きたいことがある ただ いとしいと わたしに云わせてよ 寝顔を見つめつつ ただ いとしいと 明るいひとと 云われているけれど 表の顔ね ひとりの部屋で 夜更けを待つ時間 耐えられない みじかい夢の中 ひとこと話してよ ただ いとしいと わたしも答えましょう ほろほろ 泣きながら ただ いとしいと |
螢の提灯坂本冬美 | 坂本冬美 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 若草恵 | 女の方から通(かよ)って行くなんて 心ないとか はしたないとか 夜叉(やしゃ)みたいと恐がる人や けものみたいと蔑(さげす)む人が わたしのまわりにいるのです それでも 恋は とめられなくて わたし今宵(こよい)も 夜道を歩きます 水恋しさに 川辺(かわべ)に群れる 螢のあかり 貸しとくれ ここからほんの十分ばかり 歩いて通うその間 わたしの足もと 照らしておくれ ホーホー螢 ホの字の螢 螢の提灯 さげて行く 恋しさだけを ポカポカ灯(とも)し 夜道 坂道 暗い道 この身を焦(こ)がす 切なさならば 螢とおなじ 恋おんな せめても月が 十三夜なら 迷いもせずに行けるけど わたしの勝手を 許しておくれ ホーホー螢 ホの字の螢 螢の提灯 さげて行く 恋しさだけを ポカポカ灯(とも)し 夜道 坂道 暗い道 ありがとう もうお帰んなさいな あんたの恋に光りなさい わたし 帰りは 夜明けです 夜明けです 夜明けです |
天使も夢みる桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 私の胸に 恋のめばえを感じる季節 白い風が 耳にやさしく ささやいて行く しあわせ少し わけてあげると 誰かがくれた だから恋って すばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから 私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園 みたいになった しあわせ過ぎて 何かあげたい 気持になるの だから恋って すばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから | |
酒場の金魚香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 三木たかし | 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 酒場の金魚 夜まで泳ぐ ひらひらと 眠りを忘れ あいつがだます あの娘が泣いた そんな話に聞き飽きて 今夜もゆっくり宙返り 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ どなたが置いた いつからいるの ライトの下で ただ泳ぐだけ あいつが歌う あの娘が笑う たった一人の客だけで 退屈しのぎに宙返り 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ あいつが逃げる あの娘がすがる 嘘か真実かわからずに あぶくを吹き吹き宙返り 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ | |
恋人もいないからあさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | ひとり寝の 部屋の中 乾いた空気に 咳が出る 昨日忘れたセーターが 壁にだらりと ぶら下がる あのひとの存在は 思っていたより大きかった まぼろしを抱きしめる そんなしぐさも せつないね 恋人もいないから 恋人もいないから おもいでは 重すぎる 真夜中過ぎても 眠れない たった一缶 のこされた ビールさびしい 冷蔵庫 あのひとの将来は わたしに無縁と思ったけれど さよならの その日から 泣いて過ごすも 哀しいね 恋人もいないから 恋人もいないから あの人の伝言は 元気でいろよと そっけないが なぜかしら いいひとに 見えてくるのも たまらないね 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに | |
おやすみ東京タワーあさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 網倉一也 | おやすみ 東京タワー あなたも 寒そうだね 木枯らしにふるえながら 三日月を頭に置いている 今日も一日過ぎました 広い都会で ただひとり 夢はまだまだ夢のまま あとは 本当の夢を 眠って見るだけです おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ 東京タワー 今夜は あざやかだね カラフルなドレスみたい 星空を背にして立っている 少しいいことありました それをあなたに 伝えます 人を信じてよかったと 胸を熱くすることに とうとう出会えました おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ おやすみ わたしの東京タワー | |
愛よその日まで布施明 | 布施明 | 阿久悠 | 布施明 | 宮川泰 | もしも今から百年が過ぎ ぼくらによく似た子供たちが 微笑みと歌とを忘れない時 人はみな愛せるかもしれない その頃には緑が地にしたたり やわらかな陽ざしが花を咲かせる その日まで その日まで その日まで 愛よ 枯れるな 傷つくな もしも今から百年が過ぎ ぼくらが夢みた時になれば 美しい裸に何もまとわず 人はみな愛せるかもしれない その頃にはきらめく星が戻り 心にはやさしい歌が芽ばえる その日まで その日まで その日まで 愛よ しぼむな こわれるな あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか |
A・r・i・e・s柏原芳恵 | 柏原芳恵 | 阿久悠 | 林哲司 | アリエス運命の星に身を灼いて アリエス滅びることも恐くない 心を掌で転がすようにして もてあそぶ喜びは魔性の魅惑 私に言わせれば表面の顔なんか 偽りのよそおいで魔性の仮面 生意気ぶりや怪しさを 見破る人は誰でしょう 誰が誰が誰が誰が アリエス運命の星に身を灼いて アリエス滅びることも恐くない 奪えば悲しくて 捨てれば淋しくて いたずらな情熱は魔性の遊戯 素直な言葉こそ一番近道と 知りながら遠ざかる魔性の涙 ルージュが燃える激しさを 鎮める人は誰でしょう 誰が誰が誰が誰が アリエス運命の星に身を灼いて アリエス滅びることも恐くない アリエス運命の星に身を灼いて アリエス滅びることも恐くない | |
あざやかな場面岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 三木たかし | 目を閉じていれば いくつも あざやかな場面が なつかしい歌につつまれ 色とりどり よみがえる あの時は春の終りの 息づまる青葉に おしゃべりの癖(くせ)も忘れて あなたの手に抱かれてた そんな愛の真似事(まねごと)も 忘れられない 今になれば何もない おさない愛でも あの時は夏の嵐が ちぎれ雲はこんで しあわせの夢にかげりが さしたように思ってた 若い日なら何もかも 許されるもの そんな無茶(むちゃ)を信じてた 涙を流して そして時が少しだけ うつり変って すべて過去の想い出に 変ってしまった ラララ…… | |
この愛に生きて内山田洋とクール・ファイブ | 内山田洋とクール・ファイブ | 阿久悠 | 彩木雅夫 | あのひとを愛しては いけないと云われ 旅に出て忘れようと 悩んでもみたが 思いきれぬ 恋よ 雨の街で 人目しのんで 愛を告げた あとのしあわせ 許されぬ愛だから なおさらつのり 許されぬ愛だから ひとときに賭ける こみあげる涙 つかのまのしあわせが はかなくも過ぎて しのび寄る夜明けにも 悲しみがあふれ はなれられぬ 恋よ 肩を抱いて 心かよわせ つらい胸の中を 忘れる 別れても別れても この愛に生きて 別れても別れても あきらめはしない かさね合う心 帰るひとを送る 苦しさ だれに云えばいいと 云うのか うしろ指さされても しのび逢う恋を うしろ指さされても あのひとのために この身まで捨てる | |
過ぎてしまえば森田公一とトップギャラン | 森田公一とトップギャラン | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | 美しくもなく 豊かでもなく 楽天家でもなく さりとてぐれてしまうほど 愚かしくもなく このままでいいわけないと 固(かた)い林檎を サクサクとかじってた 孤独の日々も 過ぎてしまえばみな美しい 過ぎてしまえばみな美しい 堕(お)ちて行く夢を 時に描いて 女にも溺れた 不幸が住んでいるような 悲しい女に こんなことしてちゃ駄目と 背中合わせの 涙声聞きながら 迷った日々も 過ぎてしまえばみな美しい 過ぎてしまえばみな美しい 青春の光 いつも遠くて 影ばかり近いと 時にはやけを起こしたり 傷つけ合ったり これもまた若さのせいと 風に吹かれて あてもなく歩いてた さびしい日々も 過ぎてしまえばみな美しい 過ぎてしまえばみな美しい 過ぎてしまえばみな美しい 過ぎてしまえばみな美しい |
恋慕海峡島津亜矢 | 島津亜矢 | 阿久悠 | 弦哲也 | 単(ひとえ)じゃ寒いと 袷(あわせ)を出して それでも震えて 胸かき合わせ この身で熱いは 二つの乳房 あんたが恋しと 無理を云う みじかい秋は 駆け足で ヒュルヒュル泣いて ヒュルヒュル泣いて 海峡過ぎる ああ やがて冬なのね あんた あんた 早く来て 一人にしていちゃ 心がゆれる あとから悔やんで もう遅いから 凍えた指先 息吹きかけて あんたが憎いと しのび泣く 知らない文字の 貨物船 霧笛を鳴らし 霧笛を鳴らし 海峡通る ああ やがて冬なのね あんた あんた 早く来て みじかい秋は 駆け足で ヒュルヒュル泣いて ヒュルヒュル泣いて 海峡過ぎる ああ やがて冬なのね あんた あんた 早く来て | |
北の盛り場湯原昌幸 | 湯原昌幸 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 粉雪舞い散る盛り場は 何故かはかなげな女がいる 無口でさびしいひとがいる 恋などしないと唇かみしめ うつくむ横顔に 心を魅かれてまたたずね行く あゝ逢いたい 逢いたい あのひと あゝ北国 盛り場 恋灯り 乗りかえ駅から二つ目の こんな悲しげな盛り場にも いのちを賭けたいひとがいる 不幸になるから誘っちゃ駄目よと 身をひくいじらしさ 捨ててはおけない気にさせるのさ あゝ逢いたい 逢いたい あのひと あゝ北国 盛り場 恋灯り あゝ逢いたい 逢いたい あのひと あゝ北国 盛り場 恋灯り | |
夢のかたみに小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 川村栄二 | 恋は近頃 流行らないから 本気になるのは およしなさい 傷はなかなか なおらないから 痛みのなかばで 身を退きましょう 夢のかたみに 言葉ひとつを ここに残して 背中を向ける これもすべてが あなたのためよ あなたのしあわせ 願うから 純な心は 返せないから きれいに見るのはおやめなさい 未練心は 邪魔になるから ひと泣きしたなら 旅立ちましょう 夢のかたみに 涙まじりの 青いインクの 手紙を残す 三日三晩は 恨んでごらん 四日の朝には 笑うから 夢のかたみに 涙まじりの 青いインクの 手紙を残す 三日三晩は 恨んでごらん 四日の朝には 笑うから |
昭和恋唄小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 谷村新司 | 萩田光雄 | いのちあるなら 恋に生き 花の桜と 競いたい たとえみじかい 春だって 思いとげれば 悔いはない おとめ十八 おとこははたち おとな こどもの境なく ともにこの世に 生れたことを 花と信じて 咲いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも ときは昭和の 真中で 吹いた嵐も 過ぎたころ 飢えた心も 満たされて めぐり逢う日を 待っていた おとめ十八 おとこははたち 人の情けを 知りそめて 熱い涙を 流せることを 恋と信じて 抱いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも |
立ちどまるな ふりむくな沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 大野克夫 | 立ちどまるな ふりむくな あなた ちぎれた糸をたぐってはいけない 誰かがブルース 口ずさむ道を コートのえりを立て 走って行けよ 心に悲しみの青いあざをつくり 生きて行くことはせつないけれど ふたりの愛は確かに終った 色あせたフィルムのように 立ちどまるな ふりむくな あなた つめたい握手 もう二度と出来ない 通りに出たなら 人ごみにまぎれ あてなくゆれながら 歩いて行けよ 心に悲しみの青いあざをつくり 生きて行くことはせつないけれど 楽しい夢は昨日で終った とざされたウィンドウのように 立ちどまるな ふりむくな あなた つめたい握手 もう二度と出来ない 通りに出たなら 人ごみにまぎれ あてなくゆれながら 歩いて行けよ |
スターダスト ボーイズ影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | どこから見ても スーパーマンじゃない スペースオペラの主役になれない 危機一髪も救えない ご期待通りに現われない ためいきつく程イキじゃない 拍手をする程働かない 子供の夢にも出て来ない 大人が懐かしがることもない だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ くらべて見たら ヒーローらしくない 空とぶマントも役には立たない ヘルプもたまに聞こえない その気になっても間に合わない うっとりする程強くない さらばと手を振るムードじゃない 途中で会っても気がつかない サインをねだって並びもしない だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ スターダスト ボーイズ | |
勝手にしやがれTAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は 出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
熱帯魚岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 川口真 | ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて カクテルに夜が溶けていくようなブル- 指先でつまむ さくらんぼ一つ赤い ほろ酔いのピアニスト ウインクを投げて 愛の歌ひいてくれた ゆらゆらとゆれるからだ はなやいで遊ぶこころ 水槽の中を泳ぐ 熱帯魚みたいよ ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて 唇がふれた 耳たぶが赤く染まる ためいきに色がついているような夜に キャンドルの灯の影で 愛してるなんて ささやかれ泣いた私 くらくらとめまいがする きりきりと胸がいたむ 蒼ざめた光あびた 熱帯魚みたいよ ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて | |
もう一度ふたりで歌いたい和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | もう一度 ふたりで歌いませんか 気の合ったデュエットを してみませんか 今ならば あなたに心を合わせ 明るい歌が歌えそうです それぞれが 描いた未来の中の しあわせが少しだけ違っていたが 今ならば 小さな食い違いなど 何でもないと笑えそうです Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで 歌うことは 愛すること 愛することは 生きること もう一度 ふたりで歌いませんか 人の世のステージにならびませんか 今ならば 素直に明日を信じ ふさいだ胸も開けそうです ひとりよりふたりが 楽しいことを 孤独よりやすらぎが嬉しいことを 今ならば 無邪気に肩寄せ合って 希望に満ちて語れそうです Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで 歌うことは 愛すること 愛することは 生きること Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで | |
リンゴがひとつ小林亜星・いけだももこ | 小林亜星・いけだももこ | 阿久悠 | 小林亜星 | 渋谷毅 | リンゴがひとつ リンゴがひとつ 照れくさそうに リンゴがひとつ ゴツゴツしている 指から落ちて 私のてのひら 真赤にそめた あなたの心が わかったようで やさしい心が わかったようで きれいにみがいて 顔をうつしたら 笑顔に涙が光って見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ リンゴがひとつ 少ししなびた リンゴがひとつ 食べたりなんか 出来ないくらい うれしい想い出 のこしたままで あなたはどこかへ 出かけて行って 私にだまって 出かけて行って きれいにみがいて 顔をうつしたが なぜだかぼんやり ぼやけて見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった |
男なら気にしない森田健作 | 森田健作 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 誰かと誰かさんが どうにかなったって どうでもいいじゃないか 男なら気にしない 手紙を書いたのに 返事が来なくても 泣くことァないじゃないか 男なら気にしない たった一度の青春の 無駄づかいは ごめんこうむりたいものさ そうじゃないか ヤバンな人なんかきらい と言われても きらいでいいじゃないか 男なら気にしない 汗水流すのは 馬鹿だと云われても 何でもないじゃないか 男なら気にしない ダンスに誘われて 棒立ちになっても 平気でいいじゃないか 男なら気にしない たった一度の青春の 無駄づかいは ごめんこうむりたいものさ そうじゃないか カッコ悪くても 流行(はやり)でなくっても 関係ないじゃないか 男なら気にしない | |
ジパングピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | この世の この世の楽園 夢に夢に見るのなら もしも もしも もしも もしも 東へ東へ廻われ 一二三四五年 もしも もしも もしも もしも 必ず行ける 地球はまるい ミラクル・アイランド ジパング ジパング 信じなさい ジパング ジパング 私を信じなさい キラキラ キラキラ まぶしい 夢か奇跡か 黄金の島 ジパング ジパング まぼろしが ジパング ジパング その時あなたのものになる アイランド アイランド ミラクル・アイランド 不思議な 不思議な旅は 果てなく果てなく続く もしも もしも もしも もしも 二千と一年過ぎて 未来を信じていたら もしも もしも もしも もしも ある時それは とつぜん見える ミラクル・アイランド ジパング ジパング 信じなさい ジパング ジパング 私を信じなさい ユラユラ ユラユラ やさしい 愛の光に満ちた楽園 ジパング ジパング しあわせは ジパング ジパング その時心によみがえる アイランド アイランド ミラクル・アイランド |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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林檎をかじりながらあさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 涙がポロリとこぼれて落ちた時に わたしの愛は終わってしまった 去年より二キロほど からだも細っておりました だまっているのが苦しく思えるから 林檎をひとつカリカリかじって おもいでをこなごなに 砕いてゴクンと呑みました さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 後悔はしないけど まだ少し笑えない トランプ遊びで時間を潰しながら はずれた愛の占い怨んで 天井を見上げつつ ためいきばかりをつきました さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 落胆はしないけど 元気まであと二日 さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 後悔はしないけど まだ少し笑えない | |
娘から愛をこめてあさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 網倉一也 | お誕生日おめでとうございます いいえ 忘れる筈がありません どんなに月日が過ぎても どんなに遠く離れても わたしは娘ですから あなたたちの娘ですから 心の糸は繋がっています お元気ですか お元気でしょうね お元気でいて下さい 娘から愛をこめて おめでとう おめでとう 花を贈ります 親不孝ばかりして ごめんなさい そうね 詫びても遅すぎるでしょうね 気持ちはわかっていたのに 素直になればよかったのに わたし子どもでしたね 若いだけのヒヨコでしたね 一度は夢を見たかったのです お元気ですか お元気でしょうね お元気でいて下さい 娘から愛をこめて おめでとう おめでとう 歌をとどけます おめでとう おめでとう 歌をとどけます | |
三色すみれ桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 手を出せば散りそうな そんな花びらを 大切に胸に抱く 愛の三色すみれ 忘れませんあの日のこと はじめての口づけに めまいがした私 そして聞いたあのささやき “この花のおもいでは 二人だけの秘密 この花がとどいたら すぐに駈けておいで”と 何日か過ぎたのに とどけられないの 待ちこがれ泣いている 愛の三色すみれ 忘れたのね私のこと いじらしい片想い 誰にいえばいいの 信じてるあの約束 “この花は君のため 咲いている”といった “この花を見かけたら 思い出す”といった 忘れませんあの日のこと はじめての口づけに めまいがした私 そして聞いたあのささやき “この花のおもいでは 二人だけの秘密 この花がとどいたら すぐに駈けておいで”と | |
朝まで待てないザ・モップス | ザ・モップス | 阿久悠 | 村井邦彦 | あきらめ 捨てた筈なのに 恋は眠りを 忘れさせる 闇に向って お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない あきらめ 捨てた筈なのに 胸がつぶれて ひとりの辛さ かみしめながら お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない Can't wait! ドアを閉ざして Can't wait! お前は俺を Can't wait! つめたく こばむだろう あきらめ 捨てた筈なのに 夢がとぎれた このむなしさ こらえきれなく お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない Oh! I can't wait! Oh! Oh! I can't wait! Can't wait! ドアを閉ざして Can't wait! お前は俺を Can't wait! つめたく こばむだろう あきらめ 捨てた筈なのに 夜の街を駈けて 行きたい 声がかれても お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない Oh! I can't wait! I can't wait! I can't wait! Oh! I can't wait! Oh! Oh! I can't wait! | |
前夜祭あさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | 街灯の下で読む ラブレター あたたかい ひとしずく 涙こぼれる あのひとは 遠くから まごころを 便箋に 叩きつけ 熱く届ける 青春は駆け足で過ぎ去って やがてもう人生になっていく 今はつかのまの 前夜祭 愛するも 生きるのも 悩み悩んで 祝福の乾杯を くり返し 友だちを 祝いつつ 思い乱れる わたしにもある筈の しあわせが なぜかしら 遠まわり いつも遅れる 夢見つつ過ごしてた 日々があり 夢を捨て歩き出す 日々もある 今はつかのまの 前夜祭 進もうか 戻ろうか 迷い迷って 青春は駆け足で過ぎ去って やがてもう人生になっていく 今はつかのまの 前夜祭 愛するも 生きるのも 悩み悩んで | |
昭和最後の秋のこと森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 阿久悠 | 貧しさも つらくない 四畳半にも 夢がある 嘘をつかない 約束で 肌を寄せあう 二人なら 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう たがいに めぐり逢えただけ この世の神に 感謝して 昭和最後の秋のこと 雨にうたれる彼岸花 ふるえる愛が ふるえる愛がまだあった 飢えた日を 忘れない 痩せて目だけを 光らせた そんな時代の 子であれば 心だけでも 満たしたい 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 笑えることが ある限り 値打があると 信じつつ 昭和最後の秋のこと 時に晴れ間が ひろがって まぶしい恋が まぶしい恋がまだあった 昭和最後の秋のこと 山の紅葉に 照り映えて 色づく夢が 色づく夢がまだあった ふるえる愛が ふるえる愛がまだあった | |
ファイヤーマン子門真人 | 子門真人 | 阿久悠 | 小林亜星 | ある日突然 眠りをさまし 地球をおそう 神秘のかげに だれかが むかって 行かねばならぬ 不思議の謎を とかねばならぬ 地球が地球が大ピンチ 地球を地球を守るのだ ファイヤー ファイヤー ファイヤースティック 手にもって 変れ 変れ 燃えるマグマのファイヤーマン 沈む大陸 さかまく海よ 大都市さらう 竜まき嵐 何かがこの世に おこっているぞ 不思議の謎が つつんでいるぞ 地球が地球が大ピンチ 地球を地球を守るのだ ファイヤー ファイヤー ファイヤースティック 手にもって 変れ 変れ 燃えるマグマのファイヤーマン 地球が地球が大ピンチ 地球を地球を守るのだ ファイヤー ファイヤー ファイヤースティック 手にもって 変れ 変れ 燃えるマグマのファイヤーマン | |
じんじんさせて山本リンダ | 山本リンダ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 一人二人恋の相手は星の数 誰も彼も花をかかえて扉(と)を叩く 悪い気はしないけれど眠らせて 望むものはすべてその手に抱くがいい 好きな時に好きなところへ行(ゆ)くがいい この世界君のためあげると云う だめだめ女を口説(くど)くのは どこにもあるよな手じゃ駄目よ 心がじんじん しびれてみたい 朝も昼も夜もかまわず押しかけて 愛で金で地位であれこれ口説(くど)くけど それじゃまだ燃えないわ あきらめて 一人二人恋の相手は星の数 誰も彼も悪い男じゃないけれど 抱かれてもいいなんて思えない 男ぎらいなんて云われちゃ困るけど 今はそっとひとりベッドで眠るだけ くちづけも唇はやめにして だめだめ女を口説(くど)くのは どこにもあるよな手じゃ駄目よ 心がじんじん しびれてみたい 前に膝をついてこの手にくちづけて 大の男涙流してすがるけど それじゃまだ燃えないわ あきらめて |
目覚めた時には晴れていたビリー・バンバン | ビリー・バンバン | 阿久悠 | 坂田晃一 | 目覚めた時には いつでも晴れてる あなたとわたしの 愛の暮し たとえば涙が たとえば嘆きが ひそかに忍んでいるとしても この手のひら こう重ねて 愛と愛を つなぐの だから雨も だから風も しらない目覚めよ 目覚めた時には 晴れてはいるけど なぜだかそのあと 時にはくもる あまりに愛して あまりに信じて 息苦しくなる 甘い嘆き この唇 こうあわせて 愛と愛を かよわす これが二人 それが二人 二人の世界ね ルルル…… | |
菜の花情歌永井裕子 | 永井裕子 | 阿久悠 | 四方章人 | 前田俊明 | 三日つづいた 西風が 夜の終わりに ふと止んで 窓を開けたら 一面に 菜の花咲いて 春でした これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしがきれいになったのが 陸を黄色に 染めたのは わたし迎えて ほしいから 千も万もの ハンカチを 並べたような つもりです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしが本気になったのが 朧月夜の 菜の花は 恋のしとねに なるでしょうか そんな想いに 頬そめて 夢みて暮らす わたしです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしの涙が光るのが |
アモーレ ~はげしく愛して~桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | あの頃は愛だとも知らないで おたがいの人生を選んでた 陽のあたる坂道に咲く花が しあわせと思いつつ歩いてた 一年は 悲しみも おぼえずに過ぎてゆき 三年で 真実に気がついた アモーレ 愛して こころを燃やすくちづけ アモーレ 泣かせて からだが痩(や)せていいから 横顔に過ぎ去った歳月(としつき)が 憂(うれ)いまで知るひとになっていた 今ならばおたがいに寄りそって 雨の日も 風の日も生きられる 一年を 惜しみつつ 取り戻す情熱や 三年を 駆け戻るはげしさや アモーレ 愛して 朝 昼 夜も夢見て アモーレ 泣かせて 何度も甘い言葉で アモーレ 愛して あなたはあなた一人よ アモーレ 泣かせて わたしはわたし一人よ | |
絆五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 花咲けば 花の憂いを知って 雪降れば 雪の嘆きを知らされる うつりゆく季節こころに感じ なおさらに 人のぬくもり想い出す あなたをもう この手に抱く しあわせなど 望めなくて わたし ひとりで 口ずさむ かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる…… 寄りそって 生きる明日もあれば とこしえの 夢を求めることもある さびしさも 愛の証しと思い 消え残る 肌の匂いに酔いしれる ふるえる手で 書きつづける 終わりのない 手紙に似て わたし 今でも 恋しがる かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる…… | |
流されて原大輔 | 原大輔 | 阿久悠 | 金起杓 | 腕に 爪の傷あとを 胸に 愛の傷あとを 過去は夢もひび割れて 暗い歌をうたう なぜに 人はしあわせを つなぐことが出来ないの 綱が 切れた舟のよう 遠く消えてしまう 流されて 流れ流れ 今はもう 逢えないけど ただひとつ 胸の奥で 枯れない花がある 時は いつも悪戯を 人に 仕掛けてばかりで 夏の 夜が明けるよう すぐに夢をさます 流されて 流れ流れ 哀しみも 忘れたけど ただひとつ ふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も 見えないけど ただひとつ まぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 今はもう 逢えないけど ただひとつ 胸の奥で 枯れない花がある | |
素晴らしき哉人生小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 若草恵 | こころの芯が 熱いから 仕事もできた 恋もした 一途に 夢を追って いま しあわせ ちょっとお先にと はやばや 逝った友あり 待っていますわと 一緒に歩いた 女(ひと)あり ああ 素晴らしき哉人生 瞳はいつも 澄みきって こどものように 見つめてた 愛ある 日々を願い まだ 純情 いまはアルバムの ページで 生きる友あり 言葉少なめに こころを伝える 女(ひと)あり ああ 素晴らしき哉人生 泣いて 別れたり 出会って 肩を抱いたり 長い手紙など 突然 書きたくなったり ああ 素晴らしき哉人生 |
女 泣き砂 日本海川中美幸 | 川中美幸 | 阿久悠 | 三木たかし | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです | |
お手やわらかに夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 川口真 | 私の負けよ お手やわらかに 今夜は逃げないわ 悪魔のような あなたの腕に 抱かれるつもりなの 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは ふるえているわ お手やわらかに 気持を察してよ 遊んだふりを していただけで ほんとは 初心(うぶ)なの 見せかけだけの可愛いあばずれが 今夜こそ正体見られるの こけにして二年も来たけど こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは | |
ウルトラ六兄弟武村太郎・少年少女合唱団みずうみ | 武村太郎・少年少女合唱団みずうみ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 宇宙に平和が 来るまでは 力を合わせるんだ 六兄弟 タロウ 行くぞ みんなそろい 今が地球を 救う時だぞ 進め 進め 進め 守れ 守れ 守れ われら ウルトラ六兄弟 ウルトラ父の 教え子が 今こそ手をつなぐぞ 六兄弟 タロウ きけよ 叫ぶ声を 星の勇士が とんで行くのだ 進め 進め 進め 守れ 守れ 守れ われら ウルトラ六兄弟 |
マッハバロンすぎうらよしひろ | すぎうらよしひろ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 悪の天才が 時に野心を抱き 世界征服を 夢みた時に 君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて 黙っているか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハコレダー ぶっ放せ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン 悪のサイボーグ 悪のロボットの群れ それを操って 挑んで来たら 君はどうする 君はどうするか 君は 悪魔の前に ひざまずくのか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハトリガー 決まったぞ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン | |
あなたを待って三年三月森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 新井利昌 | 約束した日は もう近い 三年三月に やがてなる あなたの帰りを 待ちながら 私はきれいに なったのに おぼろの月なら 雨になる 降ったら 傘さし 迎えに行こう りんごの花びら 封筒に はさんで送った 夏のころ あなたの返事は まだ来ない 心はとどいた はずなのに 夕やけ雲なら 晴れになる 晴れたら きもので 迎えに行こう 指きり くちづけ 何もない 好きだと話した こともない あなたと何も ないけれど 信じて待っても いいという こだまが響けば 風になる 吹いたら 顔伏せ 迎えに行こう | |
夏女ソニアもんた&ブラザーズ・大橋純子 | もんた&ブラザーズ・大橋純子 | 阿久悠 | 芳野藤丸 | 佐藤準 | 季節という名の絵の具を使って いつも違った人で生きたい 女は鏡で何度も生れる 心が自由である限り 魅せられた心は だましちゃいけないよ 素直に言葉に変えたらいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE 出会いという名のドラマはまぶしい 揺れる瞳に愛をうつして 女の腕には時計はいらない 夢中になるのに邪魔になる 過ぎ去った恋など 気にしちゃおかしいよ 魅惑の季節が 似合えばいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE |
ムカシ都はるみ | 都はるみ | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 櫻庭伸幸 | ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな ほんとに ほんとに いいことばかりで ムカシって凄いんだな きみの部屋に オバケが住みついていないかい ほんの小さな 掌(てのひら)にのるくらい 可愛いオバケで 名前はムカシという こいつにうっかり住みつかれたら きみも駄目になってしまうぞ 何故って そいつは ムカシ話で いい気持ちにさせるオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 気をつけなよ ムカシって奴だよ きみはとうに ムカシをあの部屋に入れてるね きっと毎晩 いい酒を飲みながら 可愛いオバケと 愉快に話してるのだろ 今からでもいい 追い出してしまえ 君は明日を捨ててしまうぞ 何故って そいつは 俺のところに この前までおったオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな |
本牧メルヘン鹿内孝 | 鹿内孝 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧(ほんもく)で死んだ娘(こ)は鴎(かもめ)になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う | |
ワンダー・ブギ石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ 鯨(くじら)の背中の上で ビキニの娘が踊る ゆらゆら揺れてる胸に 鴎(かもめ)が見とれて落ちる 仲間の鴎が怒(おこ)り 娘のビキニをはずす パパイヤみたいな胸に 鴎は真赤に染(そ)まる ただよう鯨に 真赤な鴎 セクシー娘のきりきり舞い ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ アルプスみたいな波を サーフィン野郎が滑(すべ)る 浜辺のパラソル娘 ふわりと浮かんでしまう コバルト色した空に ピンクの花びら開く ハラハラポーズの娘 空から波間に落ちる 波のり野郎に パラソル娘 セクシービーチのきりきり舞い ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ…… | |
あいあい傘石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 壁に描いたいたずら書き あいあい傘の 下に並ぶ 金釘文字 二人の名前 忘れはしません あなたはあの時に 私のことを 好きじゃないと にらみつけたのよ それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから にわか雨は はげし過ぎる お寄りなさいな 私とても おませだった あなたのことが 好きで好きで 本気だった おさないあの日 おぼえていますか 小さな出来事を あなたはいつも 赤くなって 逃げていたものよ それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから よしずばりの 茶店あたり 休みましょうか それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから 雨のしずく ポタリポタリ もう晴れですね | |
ジャガー西城秀樹 | 西城秀樹 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 愛にいのち賭けたやつは誰だ(ジャガー) 傷にまみれ抱いたやつは誰だ(ジャガー) 愛の辞書にある文字は 白くきらめく稲妻みたいな情熱だけ とまるな(ジャガー)負けてもどるな 嘆くな(ジャガー)ひとの仕打ちに 信じろ(ジャガー)君のためなら おれがたたかう たたかう 『君が死んだら俺は死ぬ でも俺が死んでも君は死ぬな 君一人でも愛は生きる 俺一人では愛は死ぬ しゃべるな何もいうな 目を見ろ 何が見えた 炎が見えたか 君を愛する炎が見えたか さあ来い とんで来い 抱いてやる抱いてやる』 君を愛した君を愛したいのちあずけた あぁ 愛のために生きるには 狩をおそれぬけだものみたいな勇気がいる 走れよ(ジャガー)明日に向かって 泣くなよ(ジャガー)傷がついても 信じろ(ジャガー)君のためなら おれがたたかう たたかう |
あなたの背中に八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 杉本眞人 | ふともの想う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした 自分を捨てて 生きつづけ みんなのために 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります お酒を少し 控え目に 色気もちょっと おさえ目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 想い出し 世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で歌ってね あなたは まだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に送ります あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります | |
失恋記念日石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 穂口雄右 | Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です 私の心をレントゲンでみたら 恋の傷あとがポッチリあるはずです 小さいけれどもとても深い傷が 胸の真中に残っているはずです あの日はブルーのカクテル飲んで びしょぬれ気分でロックを踊り 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です 誰にも知らせることは出来ないけど ひとりしみじみと想ってみたいのです ハッピーエンドが夢と消えた時の スローモーションの記憶をたどるのです あの日はすべてがフワフワ見えて 涙も音なし花火のようで 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です | |
彼岸花森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 出門英 | 彼岸花咲けば 秋深く 女が日暮れに 泣くのです 影法師踏んで まわり道 あゝ想い出たずねて歩きます 歩きます 夕映えに消えて 一年二年 そして三年 あきらめましょう 嫁入り話の出る秋には 女は顔を 女は顔をそむけます アアア……… 鰯雲流れ 夜が来て 女が化粧を するのです 手鏡の中に 月が出て あゝ心がきりきり痛みます 痛みます 夕映えに消えて 一年二年 そして三年 あきらめましょう やさしいぬくもりない冬には 女は胸を 女は胸を抱くのです 夕映えに消えて 一年二年 そして三年 あきらめましょう やさしいぬくもりない冬には 女は胸を 女は胸を抱くのです アアア……… | |
十年ロマンスザ・タイガース | ザ・タイガース | 阿久悠 | 沢田研二 | Once upon a time はるかな夢 もう誰もここにいない ひき潮の海のように 十年ロマンスと いわれた愛は 今もきらめいているだろうか 月の光あびながら 肌を見せた あの誓いの夜の ヴィーナスに似たひとは 今 てのひらを傷つけ合い Lの字を書いた人よ 枯れるなよ 花のように 十年ロマンスが まぼろしならば 人は人形に 変わるだろう 甘い調べ 聴きながら 鳥になった あのみじかい夜に しあわせを見た人は 今 Once upon a time はるかな夢 もう誰もここにいない ひき潮の海のように Once upon a time | |
忍ぶ雨藤正樹 | 藤正樹 | 阿久悠 | 新井利昌 | 傘をさす手の か細さが 長い不幸を 物語る 露地の石段 夜ふけに帰る 弱い女の 弱い女の 忍ぶ雨 東京 はなれて 西へ行き なじみない町 さすらって 胸の未練を 捨てたいものと 生きる女の 生きる女の 忍ぶ雨 恋にすがって 捨てられて 恋にやつれた このからだ 誰をうらんで いるでもないが やせた女の やせた女の 忍ぶ雨 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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昨日の女小林繁 | 小林繁 | 阿久悠 | 五十嵐悟 | 女房みたいに ぬれた手をふいて あなた迎えに ドアを開けるのも 今日が終りと 不意に思い出し 泣けてきたのよ 突然に 確かにハンコも 押さないで 世間の夫婦じゃ なかったが だけどだけど それが何なの せめて今夜は お酒のませてね これで他人に なるふたり 酒のさかなは せめて手料理で そんな気持ちで 立ったキッチンは 今の私に ひとつ残された 遠慮いらない 泣き場所ね あなたはテレビに かじりつき いつもの調子で 笑ってる それがそれが とても悲しい せめて今夜は お酒のませてね これで他人に なるふたり 今日まで私は 奥さんで 明日から名前で 呼ばれるの バカねバカね それが未練ね せめて今夜は お酒のませてね これで他人に なるふたり | |
夏ざかり ほの字組Toshi & Naoko | Toshi & Naoko | 阿久悠 | 筒美京平 | ほの字だねこれで通じるだろう 何故なんてワケは野暮と言うものだよ ほの字だね夏に魅せられて パパイヤの月が熟れておちそうで ほの字は赤いワインのシャワーで ほの字はソロのドラムの響きで 昨日までの他人 今日は熱烈にさせる ほの字だね胸はおっぴろげさ ボタンなどとうにはずしっぱなしだよ ほの字だね夏にのせられて エメラルド色の水に溺れそう ほの字は仮面パーティーもどきで ほの字はタップダンスの気分で まるで出会いがしら急に性格も変える シャバダドゥワーシャバダドゥワー シャバダドゥワーシャバダドゥワー 朝も昼も夜も 夏はシャカリキに燃える 夏ざかりほの字組 夏ざかりほの字組 シャバダ ドゥワー | |
わたしの首領石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 吉田拓郎 | わたしの首領(ドン)と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい いたずらで口にした ビールのように 出会いのあなたは にがかった にがかった はじめての香水も 迷惑そうに 自然がいいよと 横向いた 横向いた 野蛮な人だと 思ったけれど あなたは一味 違ってた わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい 竜巻がこの胸で 吹き荒れるよう 夢みる恋など こわされた こわされた 人生という言葉 考えながら 私は両手を あげました あげました 変わった奴だと いわれるけれど あなたが一人と きめました わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい | |
波乗りパイレーツピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | 悪魔のような波を 手綱も持たずにこなす 夏の日のうわさひとりじめ あいつ パイレーツ 波乗り乗りパイレーツ わたし サーファーガール 胸ゆれゆれサーファーガール 二人 アベック サーフィンで 太平洋 大西洋 波から波 波しぶき きらめく虹 二人はセクシーペア 波乗りハネムーン 大さわぎ 渚の花 熱烈キッスの嵐 あいつは浮気者 いつも私を忘れがち ウィンクに誘われて ふらりふらりとついて行く あいつ パイレーツ 波乗り乗りパイレーツ わたし サーファーガール 胸ゆれゆれサーファーガール 恋も危険なウルトラC 惚れぼれする ドキドキする ハラハラする 真白なパイプライン すいすい乗りこなして 軽業ランデブー くちづけも拍手の中 鴎が宙返りする あいつは人気者 可愛い娘が群がって 月の夜はご用心 白いスーツできめたがる あいつ パイレーツ 波乗り乗りパイレーツ わたし サーファーガール 胸ゆれゆれサーファーガール 赤いビキニとバミューダ 踊っている からんでいる 光っている あいつ パイレーツ 波乗り乗りパイレーツ わたし サーファーガール 胸ゆれゆれサーファーガール 二人 アベック サーフィンで 太平洋 大西洋 波から波 | |
下宿屋森田公一とトップギャラン | 森田公一とトップギャラン | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | 窓に腰かけあの人は 暮れて行く空見つめつつ 白い横顔くもらせて 今日は別れに来たという だらだら坂のてっぺんの あの下宿屋のおもいでは 泣いて帰ったあのひとと あとにのこった白い花 白い花 しけた煙草をまわしのみ かけた茶碗で酒をのみ 金もないのに楽しくて いつも誰かに惚れていた だらだら坂のてっぺんの あの下宿屋のおもいでは 行方知れない友だちと やつがのこした置き手紙 置き手紙 行方知れない友だちと やつがのこした置き手紙 置き手紙 |
黄色いリボン桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | 風になびく 黄色いリボン 丘を駆ける 麦わら帽子 きっとあなた 窓辺にもたれ こんな私 見ていてくれる 急いで行きたいの あなたの腕に とびこみたいのよ このリボン 見えるでしょう ラブサインなの 待っててね 水にうつる 黄色いリボン ふたりボート 湖の上 向いあって 顔見あわせて 恋の夢に ゆられているの このまま 行きたいの 知らない島へ 流されたいのよ このリボン 素敵でしょう ラブサインなの 感じてね 大きな 木の下で あなたにふいに 口づけされたの このリボン 忘れないで ラブサインなの 信じてね | |
同級生森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 遠藤実 | 朝の改札 ぬけた時 何げないように 待っていた 昨日もらった あの手紙 今日は私が あげました きっといつかは 想い出す 好きでたまらぬ 同級生 小さなうわさたちました 小さなうわさたちました 雨で汚れた 校庭で 彼はボールを追っていた そっとさし出す ハンカチに 白いほほえみ くれました きっといつかは 想い出す 好きでたまらぬ 同級生 手をふりながら行きました 手をふりながら行きました 肩をならべて 帰る道 秋の落葉が 降っていた 本の 間に いちょうの葉 ふたりはさんで 行きました きっといつかは 想い出す 好きでたまらぬ 同級生 明日もまたと云いました 明日もまたと云いました | |
闘牛士Char | Char | 阿久悠 | Char | 薔薇を投げるなら 明日にしてくれ 今日は晴れやかに 受けてやれない ただうつ向いて足早に歩く負け犬の気分さ こんな顔みせたくないよ 俺だってつらいよ 老いた闘牛士 消える日暮れの 紅い太陽を思い出したよ もう闘える情熱もなくし 影のようにたたずむ さびしげなララバイだけが 似合いなら悲しい ふと思い出したよ 悲しみを救うのは あなたの胸だろう でも俺はぎりぎりの がまんをしたいのさ さあ向うを向いてくれ 負けたみじめさに 沈む気分は はしゃぐぐらいでは 戻せないだろう ただ強がりを 見せているだけで ずたずたの心は間違いに気づいた時の 闘牛士みたいさ ただ恐いだけだよ 明日までこのままで ひとりにさせてくれ あなたはいい顔を いつでもしていたい さあ向うを向いてくれ | |
鴎という名の酒場石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 中村泰士 | 黒地に白く 染めぬいた つばさをひろげた 鴎の絵 翔んで行きたい 行かれない 私の心と 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海 海鳴りだけが 空オケで 歌えば悲しい 歌になる とてもあなたは この町で くらせはしないと 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海 昔の男(ひと)と 思うから 言葉もなんだか つまりがち 只の男と 女なら 気楽にのめると 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海 | |
抱擁和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 都志見隆 | 心の虹を見たのはいつか あなたに抱かれたときか いのちと愛が重なり合って 同じ涙を流すとき たった一度の夢でもいい わたし 生きてた 思い違いであってもいい 虹を見た この世の神の いたずらならば それでもいいわと思う 男と女 女と男 これも一つの組合わせ たとえはかない愛でもいい わたし 燃えてた 風の吹きよで変わっていい 愛を見た 夢うつつのあとの 心細さとたたかいながら でも わたしはわたしだと またからだを熱くして あなたの腕の中 たった一度の夢でもいい わたし 生きてた 思い違いであってもいい 虹を見た 愛を見た | |
ワインカラーのときめき新井満 | 新井満 | 阿久悠 | 森田公一 | 自由という名の お酒は美味しい もっと沢山 のんでみたいと あなたはくるりと 踵を返して にぎわう街を駈けて行く 美しい女は しばっちゃいけないよ 心に刺激を感じるだけさ 青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る 自由という名の お酒をかくして 僕のあなたに したいけれども あなたを見てると 心がはじける 生きてる意味が歌い出す ありふれた女に しばっちゃいけないよ ためいきばかりをもらせばいいさ 青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る 青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る | |
北物語五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 川村栄二 | 愛の切符を捨ててしまって 女ひとりが迷います やさしさに負けそうな 頼りなさ 両の手に 荷物では 重過ぎる 重過ぎる どうして 北へ来たのでしょう 心が冷えて 泣きながら 風が運ぶ 遠い汽笛に はるか昔を 想います しあわせにつつまれて いた頃を こんな夜 ひとりでは 凍えそう 凍えそう どうして北へ来たのでしょう 日ぐれが早く つらいのに 窓が鏡に すぐに変わって 寒い泣き顔 うつします 巡礼をするようにたずねても あのひとに 二度ともう 逢えないわ 逢えないわ どうして北へ来たのでしょう やさしいひとが 声かける |
目覚めた時には 晴れていた伝書鳩 | 伝書鳩 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 目覚めた時には いつでも晴れてる あなたとわたしの 愛のくらし たとえば涙が たとえば嘆きが ひそかに忍んで いるとしても この手の平 こう重ねて 愛と愛を つなぐの だから雨も だから風も しらない 目覚めよ 目覚めた時には 晴れてはいるけど なぜだかそのあと 時にはくもる あまりに愛して あまりに信じて 息苦しくなる 甘い嘆き この唇 こうあわせて 愛と愛を かよわす これが二人 それが二人 二人の 世界ね ルル…… ルル…… | |
あしたあさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 大野克夫 | 一日は長いと 思える時も 一瞬のことだと 感じることも その時の心の ときめきしだい それでも明日は 必ず来るわ 夢を見て明るく 暮らしたことも 生きるのが辛くて 迷ったことも 若い日は明日が すべてに思え 悩みを忘れて 眠りについた 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う この道で生きると 心に決めて 大股で歩いて 転んだことも 世の中が恐いと 突然感じ 踏み出すことを ためらうことも そんなこと誰でも 一度や二度は 悩ましく思うと 気づいた時に 信じたい未来を 一人でたぐり ようやく元気な 気持ちになった 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う | |
十七の夏桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | 特別に愛してよ 十七の夏だから 私を変えていいのよ 泣いたりしない まぶしさが好きなのよ 正直になれるから 心のうちのすべてを 打ち明けられる こっちへおいでと あなたが言うから 裸足で駈けてとんで行く 広げた腕のその中へ 好きよ好きよ好きよ こんなにも 誰もみな見ないふり してくれる恋人に こうして二人なれたわ 十七の夏 特別に愛してよ 十七の夏だから いじめるくらいはげしく 求めてみてよ 今はみな大胆に なっていい季節なの 裸の胸にイニシャル 落書きしてよ 遠くへ行こうと あなたが言うから 疑わないでついて行く 大きな背中見つめつつ いいわいいわいいわ どこへでも 誰もみな見ないふり してくれる恋人に こうして二人なれたわ 十七の夏 こっちへおいでと あなたが言うから 裸足で駈けてとんで行く 広げた腕のその中へ 好きよ好きよ好きよ こんなにも 誰もみな見ないふり してくれる恋人に こうして二人なれたわ 十七の夏 | |
火の国へ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | あなたなしでも生きられる そんな女になりたいと 熱い思いの火の国へ 生れ変りに参ります 東京駅から西へ向け 泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅 雨の降る日はしのび逢い それが似合いの恋なんて 甘く見えても真実は 若い私をやせさせた 三年三月は重過ぎて とても背負って とても背負って 行けません 肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえてくれる山 明日はあなたの想い出も すべて燃やしてしまいます 未練が眠りをさまたげる そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ | |
愛しつづけるボレロ五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 筒美京平 | ありふれた結末で あなたと別れ 何日か過ぎた後 死にたくて ただひとり 海べりのホテルの窓で 夕闇を見つめつつ もの想う 哀しみはひたひたと渚を洗い ひび割れたこの胸に痛みを残す 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 揺れる女の心の奥底は 愛しつづけるボレロだけ 恋に似た出来事は いくつもあって ひとときのなぐさめに溺れても 酔いざめの淋しさを感じるような 寒々とした心抱いていた 恋しさはふり向いた想い出ばかり 返せない指環だけ まぶしく光る 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ | |
居酒屋の箸袋あさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | 箸袋ひらいて さらさらさらと 恋文を書きます 読んだなら あなたもまた 心を書いてください 音たてて 盃すする くちびるに ふれてみたいと いたずら心 にぎやかな居酒屋の片隅で 若い女と 大人の男 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける 短冊の代わりは いくつもあると 箸袋 集める 口にする言葉よりも 真実こめて書けます 小悪魔のふりして愛を もてあそび 困る顔見て うれしがりおり ただふたり居酒屋にのこされて 若い女と 大人の男 童話みたいな 恋をして ああ 都会の夜はふける 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける | |
ジョニィへの伝言ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて | |
酒場でDABADA沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 沢健一 | 酒場を探して 見えない時は 近くの墓場を探してみろよ ダブルのグラスに花をさし ゆっくり眠っているはずだから ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『ちょっといいジョークだね』 お前が性悪女であれば そのまま一緒に暮したけれど 心のやさしい女だと わかってしまえば おさらばするよ ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『美しい話だね』 七時を過ぎたら この顔に ブルーの影が出て 頬ずりして来た女の子 チクチクするわと痛がった よせよ よせよ 酔えなくなるよ ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『じゃまっけな女だね』 ゆっくり生きたら百年かかる 急いで生きたら三十いくつ どうやら俺には短かめの 酒場と墓場の二幕芝居 ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『ギンギラの男だね』 真夜中過ぎたら左手が お前を恋しがり 豊かな体を思い出し ビリビリふるえることもある よせよ よせよ 悪酔いするよ 真夜中過ぎたら左手が お前を恋しがり 豊かな体を思い出し ビリビリふるえることもある よせよ よせよ 悪酔いするよ ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『それもまたせつないね』 ダバダ ディディ ダバダ ディダ ダバダ ディディ ダバダ ディダ 『ギンギラの男だね』 |
サンタモニカの風桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 萩田光雄 | 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 夜のホテルの窓に もたれかかってぼんやり 風に吹かれていたら 不意に電話が鳴った きっと あなたと思い 白い受話器を握れば 只の友だちからの 妙にはしゃいだ電話 あなたが来たらハネムーン あなたなしではメランコリー 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ サンタモニカから愛をこめて 風の言葉を送ります 浅い眠りの果てに ひとり夜明けの珈琲 シュガー落してのめば 朝の光がさした 時の流れの早さ 昇る朝日に思えば 愛の残り時間 後はわずかになった 二人でいればハネムーン 一人きりならメランコリー 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ サンタモニカから愛をこめて 風の言葉を送ります | |
昨日・今日・明日井上順 | 井上順 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 何から何までつらい 昨日が終った今日は 涙さえ風に散る さようならと 今日から明日へ向う 列車に飛び乗りそして 誰にでも声かける こんにちは 昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ 悲しい話はちぎり 窓から捨てたらいいさ すぐそこに待っている 幸せが待ってる 何かが心にささり 痛くてたまらぬ昨日 だけどもう言えるのさ さようならと いつでも晴れてる空が 包んでくれると知って 町の中とび上り こんにちは 昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ だれかに会えると知って 何かに会えると知って どこまでも歩いてる 幸せを求めて | |
別れの旅藤圭子 | 藤圭子 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 池多孝春 | 夜空は暗く 心も暗く さびしい手と手 重ねて汽車に乗る 北は晴れかしら それとも雨か…… 愛の終わりの 旅に出る二人 指さすあなた 見つめる私 流れる町は きえてゆく思い出 何か話してよ 話してほしい…… 愛のくらしが やがて終わるのに つめたい風に 小雨がまじる 夜明けの駅の ホームに立つ二人 今も愛してる 愛ある別れ…… そんな旅路も すぐに終わるのね 終着駅の 改札ぬけて それから後は 他人になると云う 二年ありがとう しあわせでした…… 後見ないで 生きて行くでしょう 生きて行くでしょう |
恋唄内山田洋とクール・ファイブ | 内山田洋とクール・ファイブ | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄 少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついて行きたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄 | |
素敵にシンデレラ・コンプレックス郷ひろみ | 郷ひろみ | 阿久悠 | 鈴木康博 | 井上堯之・甲斐正人 | 素敵に ああ何という女 素敵に素敵に 愛の神話は きみから始まる ドンファンもいなけりゃ シンデレラもいない 愛の神話は はなからやり直し コンプレックスは おたがいさまさ ハートの露出度 100にするしかないね うろたえさせないで Uh La La La La 君のタイプは Ah Ha Ha はじめてだ 甘えない 頼らない 待たない 泣かない 夢見ない もう! とびきりのいい女 素敵に ああ何という女 素敵に素敵に 愛の神話は きみから始まる ドンファンもいなけりゃ シンデレラもいない 愛の手本は一から書きなおし コンプレックスは再発見さ 男と女に なってみるしかないね たまには抱かせて Uh La La La La 五分と五分なら Ah Ha Ha いいだろう のぼせない すがらない 妬かない 焦れない しらけない もう! とびきりのいい女 素敵に ああ何という生き方 素敵に素敵に 愛の手本は 今から始まる 素敵に ああ何という女 素敵に素敵に 愛の神話は きみから始まる |
OH! ギャル沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | OH ギャル ギャル ギャル…… OH ギャル ギャル ギャル…… 女は誰でもスーパースター MONDAY よろいで固めた聖女で過ごせたよ TUESDAY 男のベースで生きては駄目さ WEDNESDAY せつない恋など知らないふりして THURSDAY まだまだ気軽に落ちてはいけない FRIDAY ルージュで心の熱さを教えて SATURDAY 蝶々を迷わす妖しい花になる SUNDAY SUNDAY 女の辞書には不可能はないよ ビキニはずしてマストに飾ろう OH ギャル ギャル ギャル…… OH ギャル ギャル ギャル…… 女は誰でもスーパースター MONDAY 昨日のつづきで浮かれちゃ駄目だよ TUESDAY 燃えない女もたまにはいいさ WEDNESDAY 気安い誘いはさらりとかわして THURSDAY 一人でいる夜つくってみせろ FRIDAY 仮面はずして素顔に戻って SATURDAY 季節の主役で人気を一人じめ SUNDAY SUNDAY 女の辞書には退屈はないよ ワインのシャワーを裸にあびよう OH ギャル ギャル ギャル…… OH ギャル ギャル ギャル…… 女は誰でもスーパースター OH ギャル ギャル ギャル…… OH ギャル ギャル ギャル…… |
昭和最後の秋のこと桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | 貧しさもつらくない 四畳半にも夢がある 嘘をつかない約束で 肌を寄せあう二人なら 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 互いに巡り会えただけ この世の神に感謝して 昭和最後の秋のこと 雨にうたれる彼岸花 震える愛が 震える愛がまだあった 飢えた日を忘れない 痩せて目だけをひからせた そんな時代の子であれば 心だけでも満たしたい 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 笑える事がある限り 値うちがあると信じつつ 昭和最後の秋のこと 時に晴れ間が広がって 眩しい恋が 眩しい恋がまだあった 昭和最後の秋のこと 山の紅葉に照りはえて 色づく夢が 色づく夢がまだあった 震える愛が 震える愛がまだあった |
友達よ泣くんじゃない森田健作 | 森田健作 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 友達よ泣くんじゃない 今はつらいけど 友達よ泣くんじゃない 明日は晴れるから 君の胸の奥は いつも熱いあらし 何をしても 苦しいせつないこの毎日 友達よ泣くんじゃない 誰も今はそうさ 友達よ泣くんじゃない 話してあげるから 友達よ行くんじゃない 逃げてどうなるか 友達よ行くんじゃない ここにも夢がある 恋に悩む時も 愛をさがす時も 何をしても 苦しいせつないこの毎日 友達よ行くんじゃない みんな君の味方 友達よ行くんじゃない 見つめてあげるから | |
戦え!ウルトラマンレオヒデ夕樹・少年少女合唱団みずうみ | ヒデ夕樹・少年少女合唱団みずうみ | 阿久悠 | 川口真 | アニメタル | レオ! ウルトラマン! レオ! 君の番! レオ! たたかえ! レオはそこまで来ている レオは怒りに燃えている 赤い炎をくぐって やがてあらわれる 平和をこわす敵は この手で叩き伏せる それが レオの使命 それが レオの願い 獅子の瞳が燃えて 嵐たちまち起り たたかう たたかう ウルトラマン レオ レオを呼ぶ声響けば レオは今すぐ答える 空の果てからマッハで すぐにとんで来る きたえた技をささげ 威力の武器を持って そんな レオを見たか そんな レオが好きか 獅子の瞳が燃えて 嵐たちまち起り たたかう たたかう ウルトラマン レオ レオ! ウルトラマン! レオ! 君の番! レオ! たたかえ! |
ちょうちんの花川中美幸 | 川中美幸 | 阿久悠 | 円広志 | ちょうちん一つ 椅子五つ 他人の肩も 気にならぬ どちらの誰と 知らぬのに 人生ばなし して帰る うなずき上手 のせ上手 お酒の酌の あいの手に だけどどこかで貰い泣き ポロリと涙 こぼす夜も 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと なまえを描いた ちょうちんが そろそろ少し くたびれて 浮き名を流す あてもなく 夢見る場所にも なりにくい はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイと こなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時も あるという 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと | |
あれから小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 心が純で 真直ぐて キラキラ光る 瞳をしてた はにかみながら語る 夢 大きい きみも おれも 昔はそんな子だった 遠いころの おたがいに乾杯 涙は熱く とめどなく 愛するゆえに 流してた 傷つきながら抱いた 恋 せつない 昨日 今日と 二日も同じ夢見た 笑い 泣いた あのころに乾杯 きみも おれも あれから どこで 何した めぐり逢いの しあわせに乾杯 | |
花物語桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 誰よりも先に あなたに見せたかったのです 窓辺に置きます 知らない間に そっと置いて帰って来ます 気がついてくれるでしょうか 手にとって あゝ綺麗だといってくれるでしょうか それとも………… おぼえていますあの日のこと 小雨の中のすれ違いを 胸が熱くふるえたときめきに これが恋と知らされたあの日を あれからずっとあれからずっと あなたを想って泣いてた この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 初恋なのです どうしても あなたの胸にとどけたいのです 明日の朝 窓の外に立ってみます もしも私の花が枯れていたら あきらめます そのかわり 私のことが好きなら………… 私の気持わかるのなら 可愛い花といってほしい それをそれを信じて待っている 涙もろい近ごろの私よ 窓辺の花は窓辺の花は あなたを想って咲いてる | |
花のように鳥のようにすぎもとまさと | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | そこにあるから 追いかけて 行けば はかない 逃げ水の それが しあわせ あるよでなくて だけど 夢見る 願かける 花のように 鳥のように 世の中に 生まれたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い 指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片を見つめ 恋の終わりを 知らされる 花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い 誰がわたしを 捨てるでしょう いつも こんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに 花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが何よりも しあわせに近い ラララ… ラララ… ラララララ… あるがままの生き方が しあわせに近い |
麗人沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 沢田研二 | 後藤次利 | 結婚という言葉はタブーにしよう 小さなジェラシーも束縛も ありふれたしあわせの未来図も あなたの前でわ忘れよう 気ままな夢をひろげる自由を あなたの腕から奪っちゃいけない 唇が乾いたらワインでぬらし 退屈な指先はピアノを叩く 恋はもともとそういうもの 炎の中の綱渡り 心ばかりか身体までも堕ちて行く あれもタブーこれもタブー たったひとつ愛するだけ 永遠の約束などタブーにしよう ドラマのなりゆきも結末も ささやかなやすらぎを求めたら あなたはどこかへ行くだろう 昨日の夢を忘れる自由を あなたの胸から奪っちゃいけない 音楽が聴こえない抱擁ならば 華やかな幕切れにした方がいい 恋はもともとそういうもの 炎の中の綱渡り 心ばかりか身体までも堕ちて行く あれもタブーこれもタブー たったひとつ愛するだけ 恋はもともとそういうもの 炎の中の綱渡り 心ばかりか身体までも堕ちて行く あれもタブーこれもタブー たったひとつ愛するだけ |
さよならをいう気もない沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | ハイヒールのかかとが折れて歩けない ああ この先へは進めない 歩けない はしゃぎ過ぎた子供がベソをかくように ああ なんて私 ついてない 運がない 男と女はいつも悲しい手さぐりで 心のやすらぎ求め合うけれど 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて ハイヒールを両手に下げ歩き出す ああ この場所へはとまれない いたくない ミュージカルの場面のようにおかしくて ああ だけど私 歌えない 踊れない 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて |
ファンタジー岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | ギターの弦(いと) 人さし指はじいてひいて あなたのこと考えてる 私はひとり あれは二月前の 日ぐれ時だった 地下鉄の出口で ふと心に感じた あなたのまなざしを 立ちどまり私も ただあなたを見つめてた イニシャル入り デニムのシャツ 鏡にうつし あなたのこと考えてる 私はひとり あれは一月前の 雨の午後だった 公園の木陰(こかげ)で ふとふれ会う指先 重ねたくちびるを 泣きじゃくりながらも 愛してるといっていた あれは半日前 今朝(けさ)のことだった この部屋の窓辺で あのひとからいわれた 悲しいさよならを 手をふって私もただ 好きよと告げていた この部屋の窓辺で あのひとからいわれた 悲しいさよならを 手をふって私もただ 好きよと告げていた | |
傘ん中五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 蔦将包 | 雨は野暮だし 日暮れは薄情 道はひとりで 靴まで重い 笑い上手は うわべのはなし 芯は一日 泣いている 都会はからくり 見せかけ芝居 男も女も 水びたし せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 夜はこわいし ひとりは寒い 夢はみじかい 眠りは浅い 化粧する日は 孤独が責めて やせた素顔が 蒼ざめる 雨まで色づく 巷に立てば 男も女も 迷いびと せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 くちびる震わせ 転がす小節(こぶし) 男も女も 泣き上手 せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 せめてこちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 |
きみ可愛いね伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | あなたの指が 肩にふれたら 私はきゅうに おとなしくなる あなたが好きで 好きで たまらないのよ ひとこと云って きみ可愛いね やさしい春が おとずれたなら 花束抱いた そよ風が吹く 緑の中で 中で 口づけをして ひとこと云って きみ可愛いね あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの 乙女の心 感じるのなら 髪の毛なぜて ささやいてみて 天までのぼる のぼる 気持ちになるわ ひとこと云って きみ可愛いね あなたの瞳 感じるたびに 何かを待って ときめいている 体のふるえ ふるえ とめられない ひとこと云って きみ可愛いね あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの | |
この愛に生きて前川清 | 前川清 | 阿久悠 | 彩木雅夫 | あのひとを愛しては いけないと云われ 旅に出て忘れようと 悩んでもみたが 思いきれぬ恋よ 雨の街で人目しのんで 愛を告げたあとのしあわせ 許されぬ愛だから なおさらつのり 許されぬ愛だから ひとときに賭ける こみあげる涙 つかのまのしあわせが はかなくも過ぎて しのび寄る夜明けにも 悲しみがあふれ はなれられぬ恋よ 肩を抱いて心かよわせ つらい胸の中を忘れる 別れても別れても この愛に生きて 別れても別れても あきらめはしない かさね合う心 帰るひとを送る苦しさ だれに云えばいいと云うのか うしろ指さされても しのび逢う恋を うしろ指さされても あのひとのために この身まで捨てる | |
ひとりの悲しみズー・ニー・ヴー | ズー・ニー・ヴー | 阿久悠 | 筒美京平 | 明日(あした)が見える 今日の終りに 背のびをしてみても 何も見えない なぜか さみしいだけ なぜか むなしいだけ こうして はじまる ひとりの悲しみが こころを寄せておいで あたためあっておいで その時二人は何かを見るだろう 一人がだまって いたい時には 一人はなぜかしら 話したくなる なぜに 二人だけが なぜに 話せないの こうして はじまる ひとりの悲しみが こころを寄せておいで あたためあっておいで その時二人は何かを見るだろう… | |
宇宙戦艦ヤマトProject Yamato 2199 | Project Yamato 2199 | 阿久悠 | 宮川泰 | 須藤賢一 | さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト 宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今とび立つ 必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答え 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト さらば地球よ 愛する人よ 宇宙戦艦ヤマト 地球を救う 使命を帯びて 戦う男 燃えるロマン 誰かがこれを やらねばならぬ 期待の人が 俺たちならば 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト 宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今とび立つ 必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答え 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト |
雨やどり都はるみ | 都はるみ | 阿久悠 | 小林亜星 | 傘は あなたが さしかけて 私がさせば ぬれるから こんな形に 寄りそえば むかしのことを 想い出す あなたどこかで あなたどこかで 雨やどり お酒でも飲んで 行きましょうか 少し はしゃいで いいでしょう 何年ぶりの ことだから 外はしとしと 銀の雨 ゆっくり飲めと 降っている あなた好みの あなた好みの 古い歌 終るまでここに いましょうか 肩が そんなに びしょぬれで あいあい傘に ならないわ もっと自分に さしかけて 私はいいの ぬれたって あなた手にした あなた手にした 女傘 写真でもとって みましょうか | |
青春のたまり場あさみちゆき | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 純愛がぶつかれば 時に傷つけ そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり かけがえのない時代(じだい)ともに過ごした あの店も今月で 閉めるそうです もう誰も希望など 語らなくなり カサカサに乾いた 街は汚れて 青春のたまり場も 閑古鳥鳴き マスターも苦笑い 見せるだけです もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La… 結ばれた人もおり 別れた人も 夢破れ 酒を飲み 荒(すさ)んだ人も 夜明けまでただひとり 踊った人も どれもみな青春の ひとコマですね 今はもうそれぞれが 人生おくり ふり返ることさえも めずらしくなり 色褪せた想い出と わかっていても この手紙どうしても おとどけします もう一度 あの時代(とき)と逢いませんか マスターに ありがとう言いませんか La… La… もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La… |
愛する人はひとり尾崎紀世彦 | 尾崎紀世彦 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 愛はあの日でやめた 今はつめたい胸 たとえお前が好きと いってくれても 無駄なのさ 愛は一度だけで 俺のすべて奪い去った 愛する人は一人 そうさ一人だけでいいさ そんな目をして見ても 二度と燃えては愛せない 愛せない la la… ひとりふるえて眠る それが似合いの俺 誰を抱いても駄目さ 胸はうつろになったから 愛は一度だけで 俺のすべて奪い去った 愛する人は一人 そうさ一人だけでいいさ だからお前のことを 今は少しも愛せない 愛せない la la… |
狂わせたいの山本リンダ | 山本リンダ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | ぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ これほど可愛い女は二度とは お目にはかかれない あなたに抱かれてかげろうみたいに ゆらゆらゆれるのよ 時には涙をやさしく流して すがってみせていい 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの からだをつないだ鎖をはずして どこかへつれてって 必ずすてきな夢みる気分に あなたをしてあげる ぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ 欲しけりゃ欲しいとこころとからだで はっきり云ってくれ 一つの国でも私に賭けても 決して損はない 今日から毎日花園みたいな くらしが出来るのさ 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの 真赤に色づく私のくちびる こころを焦がすのよ この目を見たならあなたは二度とは 忘れてくらせない |
たった二年と二ヶ月で水森英夫 | 水森英夫 | 阿久悠 | 水森英夫 | 小さな部屋でも お城と信じ 小さな愛でも 命と信じ たがいにつくして 暮してきたが 今日から他人で 別れる二人 誰をせめたらいい 誰と泣いたらいい たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人の愛は 憎しみあっての 別れであれば 傷つけあっての 別れであれば たがいの明日を 思った末に こうした別れを 選んだ二人 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし | |
学園天国Dream5 | Dream5 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 『Are you ready?』 (yeah!) Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey (Hey) hey (hey) hey (hey) hey (hey) wow あいつもこいつも あの席を ただ一つ ねらっているんだよ このクラスで一番の 美人の隣りを あー みんなライバルさ あー いのちがけだよ (woo) yeah yeah yeah 運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも wow... 勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey (Hey) hey (hey) hey (hey) hey (hey) wow 二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか あー あの横顔を あー みつめられたら (woo) yeah yeah yeah 授業中 天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ yeah 勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ | |
炎西城秀樹 | 西城秀樹 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | あなたのからだはあまりにつめたい 心の熱さを探せやしない それともガラスの細工のような キラキラきらめく氷のハートが あなたに出会った 不幸を思えば この先 悲しむことなどないさ きりきり舞いする男を見つめ こころのどこかで笑っているのか アアア…… 一生一度なら ピエロも主役さ あなたの心を溶かしてみせる アアア…… 恋とは戦いと知らされたからは 炎で氷を溶かしてみせる あなたの言葉ですべてを失い 迷路をさまよう男になった 真っ赤な唇ナイフのように 恋する男につき立てるのか あなたをいつか この手で抱きしめ この日を待ったといわせてみせる それまでつめたい孔雀のように 翼をひろげて踊っているか アアア…… 一生一度なら ピエロも主役さ あなたの心を溶かしてみせる アアア…… 恋とは戦いと知らされたからは 炎で氷を溶かしてみせる | |
世迷い言日吉ミミ | 日吉ミミ | 阿久悠 | 中島みゆき | あかのたちお | 窓打つ木枯し みぞれがまじる デジタル時計がカタリと変る もしや あんたが帰って来たのかと ベットをおりたら出るくしゃみ 変なくせだよ 男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 よまいごと 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 蜜柑(みかん)をむく指 黄色く染まる 忘れたマニキュア はがれて落ちる とても あんたにゃついていけないわと 無理して笑えば出るくしゃみ いやなくせだよ せいせいしている筈なのに 背中を寒気が駈けぬける 真夜中 世の中 よまいごと 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 変なくせだよ 男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 よまいごと 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ |
ザ・ウルトラマンささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 宮内国郎 | 誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン 誰もが待ってる ウルトラの戦士 嵐か つぶてか 風か 今 駆ける この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン | |