柴草玲作詞の歌詞一覧リスト  14曲中 1-14曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ヒナのうたマユミーヌマユミーヌ柴草玲柴草玲伊東光介1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 6羽 7羽 8羽 ふわふわね  ママといっしょにお昼寝 ここならネコもカラスも来ない お昼寝すんだら 泳ぎのおけいこ 小さな水かき スーイスイ!  1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 6羽 7羽 8羽 9羽 10羽 11羽 12羽 13羽 かわいいね  1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 6羽 7羽 8羽 ふわふわね  パパといっしょにお散歩 赤いつつじのアーチをくぐろう お散歩のつぎは お歌のおけいこ すてきなカノンだ グワッ グワッ グワッ!  1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 6羽 7羽 8羽 9羽 10羽 11羽 12羽 13羽 かわいいね  1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 4羽 3羽 2羽 へっちゃった  けれど大きくなりました 水面スライディングもお手のもの 春がまた来たら 仲間がふえたら お日様とダンスだ ラッタッタ!  1羽 2羽 3羽 4羽 かものヒナ 5羽 6羽 7羽 8羽 9羽 10羽 11羽 12羽 13羽 かわいいね かわいいね げんきだね!
前山にて春野寿美礼春野寿美礼柴草玲柴草玲羽毛田丈史山の音がする 山の匂いがする あの日私の小さすぎた足跡 山の手ざわり 山の言葉 あの日私が夢中になったアリジゴク  この石段を昇り切れば小さな御堂があって この石段を下り切れば待ってる人がいた  あと60年たったなら 私の身体も消え去って あと60年たったなら あの梢だって軽々と飛び越えられる  山の朝露が 足元を濡らすよ 少しだけ気の早いツクツクホウシ この山の朝を あなたにも見せたいよ いつか二人で 二人きりで歩いてみたいよ  この石段を昇り切ればあの日の私がいる この石段を下り切れば街へと続く道  あと60年たったなら 私の身体も消え去って あと60年たったなら 見返りも求めず あなたを愛せるかもしれない  (並ぶ杉の木. ひのきの小枝. セミのぬけがら. カミキリムシ. 石の野仏. 馴染みの地蔵. 赤い前かけ. おだやかな顔. 記憶をたどる. 低いえんがわ. 恐くて泣いた. 古い手洗い. そして水アメ. 固いトウキビ. もぎたてキュウリ. 甘い水蜜. そしてあの庭. かわいい野菊. 夕顔畑.大きさくらべ. 疲れて眠る. 午後の微睡み. あおぐ団扇と. 天井の顔. 絶えず聞こえる. せせらぎの音. 絶えず感じる. 前山の風. 前山の風. 前山の風)  前山の風が私を 涼しげに ああ 追いこしてゆく  あと60年過ぎるまで 私の身体が消えるまで あと60年過ぎるまで 終われない歌はまだ 石段の途中
あじさい柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲いつまでも 愛しあっていられたらいいね、と 言いあってた二人だけど これ以上 あきらめたようなあなたの瞳を 見たくない、見たくない  冷たい風が吹き荒れる 吹き荒れる 私のまわりに そして心は飛ばされそうになり 泣いている 音をたてることも出来ずに  沈黙が とめどなく溢れてくる 明け方のフリーウェイ ふと、目にした 金網の向こう薄紫の あじさいは、あじさいは  秘かに激しく咲き狂う 咲き乱れる 息を殺して そして私は静かに目を閉じて 待ち受ける やがて来る時を  冷たい風が風が吹き荒れる fu… 私のまわりに そして心は飛ばされそうになり 泣いている 音を立てることも出来ずに  -多分、あなたは私とは生きてゆかない
ホテルおぎくぼ柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲なくなっちゃったね なくなっちゃったね なくなっちゃったんだね ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ なくなっちゃったね なくなっちゃったね ほんとになくなっちゃったんだね ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ  いいホテルだったよね 行きつけだったよね さびれ具合もほどよかったよね  駐車場がやや丸見えだったね 受付が気まずかったよね 変な造花があったよね  場所が中途半端なのがまたよかったよね でも客足的にはだんだんきびしくなったのかもね どこかの企業が買い取ったのかな きれいにきれいにきれいにきれいにきれいに 建て直したんだね  でも看板がひとつ残ってる 看板がひとつ残ってる 黄色と紫が残ってる 消えたネオンが ホテルおぎくぼココ ホテルおぎくぼココ ホテルおぎくぼココ ココ ホテルおぎくぼココ  あの日 二人が抱き合ったあたりに 今は真新しい事務机でも あるのかな あるのかな あるのかな あるのかな あるのかな ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ 蛍光灯に照らされて ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ なくなっちゃったね なくなっちゃったね なくなっちゃったんだね なくなっちゃったね なくなっちゃったね なくなっちゃったんだね なくなっちゃったね なくなっちゃったね なくなっちゃったんだね ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ ホテルおぎくぼ
ヒガンバナ柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲男は女を売った 公衆の面前に 面前だけれど秘密の場所に 淫猥なその画面では あの日の女が笑って ねばつく視線に乳房をさらしている  女はある日それを知った 知ったけれども何も言わなかった 何も言わずに座ってた 座っていたら朝になった  だからそのまま黙って着替えて通勤電車に乗った  やがて時は過ぎ 秋は過ぎ 雨季は過ぎ 邪気は凪ぎ 冬が来て 春が来て 夏が来て また秋になって 男はまだ生きている 女もまだ生きている  男はパソコンの前でつぶやいた ボクは悪くない そうだよね、ママ 悪いのはボクをコケにしたあの娘だよね  でも次第にやつは忘れてしまった 子供とセダンと妻のそばで 俗物的平和に埋もれた 才能は足りないくらいが丁度いい  だけどそこでは女が今だに年を取らずに喘いでいる  やおら時は過ぎ 秋は過ぎ 雨季は過ぎ 歓喜は無き 冬が来て 春が来て 夏が来て また秋になって 男はまだ生きている 女も多分生きている  ある日 私は見た 街で女を見かけた 髪が少し伸びてた 素足にパンプスを履いてた  彼女は花屋に入って両腕いっぱいの いっぱいの いっぱいの ヒガンバナを買っていた  やがて時は過ぎ 秋は過ぎ 雨季は過ぎ 邪気は凪ぎ 冬が来て 春が来て 夏が来て また秋になって  男はまだ生きている 男はまだ生きている 男はまだ生きている  女はそれきり見ていない
さげまんのタンゴ柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲わたしはさげまん 美しいさげまん 確率100% 残念ながら100% 長年半信半疑だったけど ここへ来て確信を持ちました わたしと愛し合えば 男はみんな地獄の底を見る  ある人は職を失い ある人は地位を失い ある人は家庭を失い ある人は人格すら失った  いいえ違うわ誓ってわたしは何もしていないのよ 彼らが勝手にいつの間にかぼろぼろに崩れてゆくのよ さあ!わたしに近付いてみて 素晴らしい覚悟をお待ちしているわ 覚悟が無いなら近付かないで 中途半端に近付いて来ないで  わたしはさげまん この世でいちばん美しいさげまん 地獄の果てには 極楽が無いとも言えなくも無い  ある人は面目を失い ある人は金を失い ある人はプライドを失い ある人は命さえ失った  いいえ違うわ誓ってわたしは何もしていないのよ その時その時の愛を精一杯生きている ただそれだけよ さあ!わたしに近付いてみて わたしは生けるリトマス試験紙よ 言い訳するなら近付かないで 結局自分しか守らない男は願い下げ  わたしはさげまん この世でいちばん美しいさげまん わたしと愛し合えば そう もれなく地獄が見れる けれど別れたあとは運気は上昇するわ ほんとなのよ 以前よりも 運気は上昇するわ そう言う意味では わたしはむしろあげまんなのかもしれない そうよ 突き詰めて考えれば わたしはあげまんなのかもしれない そうよ 長い目で見れば わたしはあげまんなのかもしれない そうよ わたしはむしろあげまんなのかもしれない そうよ そうよ わたしはむしろ わたしはむしろ むしろ   あ げ ま ん  ララララララララン♪
会話柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲寒い朝、とても寒い朝の事だった 悪い予感は当たって本当になったんだ 1933.2.4  制服を着込んだ男たちはたいそう 威張った様子でお家に来たんだ 1933.2.4  痛さも寒さも寂しさも屈辱も 堪え切れず吐き出した言葉もひとつ残らず 身を切るような空気にとけていったものさ 1933.2.4  うらんではいないと言ったらば信じるかい? おやまあ、そんなにお怒りなさんな 2003.2.4  誰が悪いだとか悪くないだとか そんな事誰にもわかりっこないのさ 2003.2.4  いいんだ それよりシューベルトを弾いてくれ あれがいいな あれは確か孤独な青年のうた 冬の荒野を永遠にさすらってゆく  いいんだ それよりシューベルトを弾いてくれ さっきからその手に握ってる 哀しげに冷たく光るものを捨てなさい そして涙ふきなさい  そろそろおいとまするよ 話の続きを聞きたけりゃ 君が君のうたをうたい終わったその日にね
千代さんの日記柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲某月某日草むしりをした 某月某日草むしりをした 某月某日草むしりをした 某月某日草むしりをした 晩年の千代さんの日記 大学ノートにびっしり  千代さんは頼りになる女 千代さんは小柄な女 千代さんは淡々とした女 そうさ 千代さんは明治生まれの女  千代さんは七人の子を生み育てた そして夫の二十数回目の命日に 花馬車に乗った 花馬車に乗った 里に花びらが 里に花びらが舞う  (セリフ) へぇ この味噌漬けちっともうまくねえんだ  まぁ あそこんとこのじいさんも下んとこのばあさんも すっかり馬鹿になっちまって  なんだヨシト おめぇは おらにもうすぐお迎えが来るからって そうやってわざわざしょっちゅう東京から会いに来んのか  この子はだんだんユズコに似て来たな  枝豆持ってけ もろこし持ってけ 夕顔持ってけ あれ りんごジュース持たせてやれ 蜂蜜持たせてやれ 梅漬け持ってくかや?  小っちゃめの千代さんの瞳 強く柔らかい光  千代さんは七人の子を生み育てた そして夫の二十数回目の命日に 天へと走る 花馬車に乗った それは偶然か わざとだったのか 誰にもわからない  花馬車はぐんぐん進む 千代さんはまっすぐ前を見てる 懐かしい人が近付く ああ あの子もいる いつしか千代さんの腰は伸び 黒髪は風になびき 里は遠くなる 慣れ親しんだ里 でも千代さんは振り向かない  99年 女の一生 99年 女の一生 99年
アクアリウム柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲成田忍造り物の海の底で その身を静かに翻す魚たち 土曜日の昼下がりに 気紛れで立ち寄ったアクアリウムは  海沿いに並ぶホテルの 帰り道一人現実に戻りたくなくて 走り回る子供たちと 家族の群れに肩を押され 苦笑う私は  ゆっくり順路をたどる ゆっくり順路をたどる 私だけ繭の中に隠れてるみたい  夕べあなたが 私に宿した ひとひらの水が 甘く身体を突き剌して 痛い程むごい程 消えずに疼くから 思わずしゃがみそうになる  月並みな言い方すれば 密やかな時間はまるで矢の様で あなたを感じられるなら どんなに些細な出来事も 悲しみさえも  回遊する魚の群れ 回遊する魚の群れ 造り物の海に私 飲まれてくみたい  夕べあなたが 指でなぞった ひとつぶの私の涙の行く先を 少しでも少しでも忘れず 覚えててくれるならいいのに  夕べあなたが 私に宿した ひとひらの水が 甘く身体を突き剌して 痛い程むごい程 消えずに疼くから 思わずしゃがみそうになる  ガラスの海 アクアリウム
靴の詩柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲よく磨かれた黒い靴がアクセルを踏む 街は五月雨 午前1時  森の入り口にある細い階段を昇る ドアが開いたら 急いで抱擁  押し殺した話し声が甘いポルカに変わる頃 脱ぎ捨てられたその靴は 編み上げのサンダルに寄り添って しばし うたた寝  やがて悦びの長いコルネットが鳴り終わる ふいに紐を結ばれて 靴は目を覚ます ドアが開くまで もう一度抱擁  押し殺したおやすみのキスがため息に変わる頃 ただひた走る街へ伸びてく道が 見上げるパノラマは 朝の直前  押し殺したおやすみのキスが痛いほどにやさしいから 振り返り 立ち止まり ああ 濡らされてゆく爪先  押し殺したおやすみのキスが夢に遊ぶ頃 また脱ぎ捨てられたその靴は しかるべき7階のその場所で しばし 放心  そして朝の始まり
オリーブの実柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲地中海の吐息みたいなうるわしいオリーブの実 ふくよかなその丸さは私の舌の上で もて遊ばれて うっとりしながら 私の中へ 中へ 中へ  外は雨夕方から降り続きまだ止まぬ 行きすぎる車止まる車似ている音だけれど あなたじゃなくって 間が持たなくって オリーブをひとつ ひとつ ふたつ またひとつ  私の身体の片隅で小さく ひざを抱えて今夜も待ちわびる 待ち人を待ちわびる オリーブの実  手に入れたいのはかぐわしいかぐわしいあなたの肌 なめらかなその弱さは私の指の先で 責められて 涙浮かべて 私の中へ 中へ 深く 中へ  できることなら 私も無邪気なオリーブの実になって あの人の中を駆けめぐる駆けめぐる ラララ  できることなら 私も無邪気なオリーブの実になって あの人の中に奥深く入りたい ラララ  待ってばかりはもう嫌だとだだをこねるオリーブの実 グラナダの空が懐かしいとさめざめと泣くから 旅に出ましょう 折り畳みの日傘と赤い口紅持って 日傘と赤い口紅持って 日傘と赤い ラララ
月夜のキス柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲月夜のキス いつものキス 雲間に浮かぶ 光のフラフープ  冷たいヒト でも唇は なぜいつだって そんなに温かい  今日こそ言おうと思ったさよならを うやむやにする  最後のキス そのつもりのキスだったけど 結局私の負け 後戻りのキス  月夜のキス
精霊たちのえくぼ柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲・成田忍降り始めた雪 手のひらに一粒舞い降りて うつろな私のこの胸を 冷たく焦がす はしゃいだ人々の波 楽しげなクリスマスメロディ 流れる街で  僅かずつでも 着実に塗りつぶされるのは 私が残した足跡と 笑わない木々たち ありきたりの倖せに 今日も背中を向けたまま あなたに触れるために街を急ぐ 私は急ぐ  空をまき散らす まるで束の間のファンタジィ けがれの無いその手で二人を隠してよ 誰にも見えないように  降り続く雪は ビルの隙間華麗に舞い踊り 都会の汚れは 道の脇に積み上げられてゆく  深く暗い隠れ処に 二人は逃げ込んだまま 凍えるその身体をせがむように 抱きしめ続ける  白く舞い上がれ 狂おしく濡れてゆくファンタジィ 愛しさや哀しみの上にゆるやかに降り積もる 幾千もの精霊たちのえくぼ  空をまき散らす まるで束の間のファンタジィ けがれの無いその手で二人を隠してよ  白く舞い上がれ いつか消えてゆくファンタジィ 愛しさや哀しみの上にゆるやかに降り積もる 幾千もの精霊たちのえくぼ
ヒヨドリが見てた柴草玲柴草玲柴草玲柴草玲ヒミツだよ ヒミツだよ ふたりのへんてこりんなキスの事 ヒミツだよ ヒミツだよ シャワァの前のお遊戯も だけどおしゃまなヒヨドリちゃん、ヒヨドリちゃん お窓のかげからのぞいてた  ヒミツだよ ヒミツだよ 夕暮れせまった腕まくら ヒミツだよ ヒミツだよ お手てをつないで夢ばなし だけどおしゃまなヒヨドリちゃん、ヒヨドリちゃん おコメを食べ食べ聞いていた  ヒミツだよ ヒミツだよ 夜更けのロミオとジュリエット 振り返る 振り返る 何度も何度も手をふって だけど今度はヒヨドリちゃん、ヒヨドリちゃん 眠くて片目を開けただけ 眠くて片目を開けただけ
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