中島優美作詞の歌詞一覧リスト  22曲中 1-22曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
蜻蛉チリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美馬鹿な私をはじめ、この島に生まれ住む人は生かされてるとも知らず、 すぐ「独り」と言いたがる。 水を求めるように誰かの蜜を、枯れない海のように、 途絶えない日をくれよ…  生き急ぐ私は、「空」のようなスピードの時代を 擦り減らすその手を止めたいだけ。 イカレタ話だと笑うでしょう? それでもみずから朝を積む。  神の思いを軸に働くのがそう、「人」ならば、 捨て駒になるまいともがく私は今――短く 役立たずなこの触覚で、何かを探しだすのに 必死で生きる…  我が儘な私は、「怖い」だけの言い訳で自分を 擦り減らす「時間」を憎んでしまう。 イカレタ話だと笑うでしょう? それでもおのずと朝を詰む。  咲き乱れた花の命も、僅かな時を彩るため。 やれ落ちる陽もまた美しい色、「生きてる」  生き急ぐ私は、「空」のようなスピードの時代を 擦り減らすその手を止めたいだけ。 非力すぎる私は、黒い闇に覆われた街に星がないことに不安を抱く。 イカレタ現実と笑うでしょう? それでもここで生きている。 明日には何か変わるでしょう? だからまたこうやって朝を摘む…
カスガイチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美キミならボクの命さえも奪えるだろう ボクの光をさえぎるのは簡単さ  ああ秋の花が放つ香りは恒に ふと頭にキミを映しだすような麻薬 差し込む木漏れ日がボクを刺しても 少しも痛みなど感じないように ああ知らず知らずにボクは取り憑かれてる  キミの影がキミを裏切らぬように 光さえ灯せばボクは生きぬいていけるよ  ああどこまで行けば満たされるのだろう 嫉妬、失望そして憎むこともやり終えた 耳を通り過ぎる歌がキミの心を揺さぶることがあるように ああボクはちょっとの期待を傷にたらす  過ぎ去る季節が必ずボクの身体を衰えさせていくから ああ明日ではもう遅すぎるかもしれない  キミならボクの命さえも奪えるだろう 全てはキミの手に委ねてしまった 深くゆがんでる彼方まで続く闇 ボクの手を離すキミさえも受け入れる
苔の生したこんな代はチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美人という名の生き物に人気の高いこの星は 今となりゃ宇宙のあくた 独り歩くこの身だって同じくらい哀れだと 真っ白な歯ならびの満月に笑われた気がした帰り道  私から奪っていらない感情を どれくらいのもの引き換えにでもいいから どうせまた同じ事繰り返すだけなら この体一つあれば事は足りるんだから  ああこの檻は二度と出られぬ気がしてしょうがない 水槽の魚も社会にもまれては四六時中四苦八苦  私からふさいでいらない逃げ道を 溢れ出るふとどきな感情が隙間を作る 本当に歩みたい道が見つからなくって 手を出しちゃいけないものに目を落としてる  「私から奪っていらない感情を」 こんな思考がむしろ逃げ道と解かってても 答えは曖昧で真実はあやふやで 取り繕う事だけやたら上達していく 貴方から奪った心が離れたって 仕方がない程に今の私は壊れてる だってまたサイコロが同じ目しか出さないの 狂った世界でさえ日々前に進んでいくのにね
コノハギスチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美続くのはきっと理由があるんでしょ? あたしが止まれば何か変わってしまう きみどり色の葉っぱ浮かんだ 池に落とした涙は水面の色さえ変えないけど  息をころし地を這う日々はもうやめ 霧雨同様不確かな力を振り絞った  向日葵の黄金に憧れた体は命の紐をほどいた  息を吸い込む時きょうを始めて 息を吐き出すときにきょうを終わらせる 痛くもない痒くもない少し曇った日 ひた廻る歯車は老朽化してくのみ  皆と同じなら安らいでいた青き日 アネモネ同様鮮やかなもてなしで今を…  生まれ持った能力それがたとえ寿命(いのち)を繋いでも、称えられても 救えない想いがあるのだから …もう恐れない  向日葵の気丈さに憧れた体は危険など百も承知で…  もう戻れない もう逃げない
シガーチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美くゆらす煙り立ちのぼる、肌をさすような朝 ああ木枯らし、ため息さえ連れてくる時雨 いずれはこの指も、その肌に辿りつけるのか? ああユメかマコトか、瞼に画かれた道 窓辺に置かれた花は燃えたぎるその息吹を ああ誰に奉げようか? 君にも同じ事を問う 君は今何を感じています? 願わくは… 育て、奮い立て、僅か君の中のあたし  しじまも、咽喉を通らぬ食事も日常となり ああ繰り返し、鼓動を掴みにやって来る君 旋律の狂った季節を知らす蝉たちの調べ ああユメかウツツか、脳が切り開く路 触れたいとその両手が欲しがる美しさなら ああユメかムボウか? 君の胸に宿る赤 君は今誰を想っています? 願わくは… 育て、揺り動かせ、あわや君の中のあたし
紫紺ノイズチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美「謝る」というよくある行為は、リセットするだけの容易い口実? 私の方から言わせれば、俗物と呼ぶにふさわしい  あまねく染み渡る 限界という名のノイズ 色づく楓、その手の未熟さに枯れてあたしを喜ばして  きれた頭はお次にどういった思考を働かすつもりでいるの? 私の方はと言えば「許す」というありふれた行為に終わりを告げる  すべからくひれ伏し 自滅していくポーズ あからさまに心まで沈む、まるで夕陽の色褪せ  私は手を汚さない 私は足を洗うの よく晴れたお空に 爽快という名のノイズ  君のために廻る地球よ 高価な紙に埋もれたけりゃ 後濁してここから去るなら  一人でどうぞご勝手に…
タルトチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美卵と小麦粉で動物の型抜いて、 仲良く手を取り共に作り上げた。 白い粉を叩いてさあ隠しましょ。 目を覆いたいようなことに蓋をして。 ヨダレも滴るような甘い誘惑は、 現代の生き物に進化する間を与えない。  藍色のテーブルに伸ばしたこの生地を、 切り離して並べただけの小さな器。 ただそれだけのこと…  焼き色がついた皮にナイフを立て、 命と命の交換を繰り返す。 身も尽きるまで泳いでいた魚も、 色づいて間もない鮮やかな果物も。 香ばしい匂いの旗や地図は、 分かち合うために存在したはずだった。  かき回してばっかりのくだらない営みよ。 取り分けられた皿の上であたしを見て、全部理解できるの? 藍色のテーブルに伸ばしたこの生地を、 切り離して並べただけの小さな器。 ただそれだけのこと…  火を消せば冷めてしまう程浅はかな交わりで成り立つ空虚な生地を、 切り離して並べただけの小さな器。 悪臭がやまない…
なずきチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美なんで人と火と日はいつか消えてしまうか解かる? ずっと手と手をつないで離さないと誓っても  人類に勝る力持った自然が欲しがるからだよ しってた?  なんで出来事はいつも願いとは反するか解かる? どんな前書きがあろうと一寸先は真っ白だよ  自然には劣る力持ったあたしは「今」を見るしかない そうでしょう?  いくつの通行人に 罵られ、罵声を浴び 倒れそうになっても しおれそうになっても あたしを消せるだろうか いいえ、もう遅すぎる  なんで意思と詩と死は心に刻まれるか解かる? この世に残したもの絶対に消えないからだよ  首かしげた貴方、あたしが目を細め微笑むのはなぜ 気付いた?  あたしの「今」は すでに記録された 愛しい貴方の存在の中に あたしがもしもここで 生きることをやめても  あたしの「今」は すでに記憶された 貴方の脳裏に 貴方の心に 貴方がもしもそこで 生きることをやめても
ノイロニテイルチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美タマシイを飲まれていくのが分かる このカラダは貴方のために 誂えたようなカタマリ ソラでも思い出せるでしょ? 頭のナカよリ精密で 心臓より素直でタンジュン  「ネエ、昨日は何度思い出してくれた?」 答えもなくまた去るアナタは ウツロな仕草で飛び立つ ジカンという音のない雑踏へ 都会の朝ヨリ空虚で 水面よりまっすぐでドンヨク  細胞がマネく貴方は あたしの五カンを魅了し カザらない月より紳士で 草木よリココロが見えない 雲間に貴方のカゲを 見ているコドクが好きです キレイネ、まるであなたの 眼ノイロニ、ニテイル夜空
灰と朗チリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美チリヌルヲワカこの爪で揺らされた水の動きで 果てしない力を持った自分を知りました。  不甲斐ないこの心がすぐに不安の雨を呼んでくる…  温かい陽の光を浴びていると 確実に燃やされるこの存在を知り 何より大きなこの星があたしを 受け入れてくれたことはゆるぎない。  野放しのこの心がすぐに憂鬱の種を拾ってくる。 ああいっそこのまま逃がして、 心行くままお別れしようか…
はなむけチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美岸に辿り着いてふいによぎったこと 「もうあの温度は還らない」  君の期待を仇にするほど 冷めた大人になったようだ  赤と青に走る脈のように繋がれていた ひとつに向かっていくつもりだった 左胸の奥に繋がる灯火があれば すれ違いざまに見る不安などない  ブレーキの効かない道は続いていく 宵闇、交錯するわだち  行方知れずのあの胸の音 待てど暮らせどもう戻らない  赤と青の狭間に黄色の点滅が彷徨う ひとつになれば繋がると思っていた つきまとう追い風、抜け出せない記憶の中を 遠くまで走れど、手のひらの上 赤と青に走る脈のように繋がれていた ひとつに向かっていくつもりだった 左胸の奥に繋がる灯火があれば すれ違いざまに見る不安などない
ヨスガチリヌルヲワカチリヌルヲワカ中島優美中島優美あたしの体はいとも簡単に 目に映らない物さえ頼ってしまう 「昨日をやり直すクスリをくれないか」 飽きずにまた働く旭にねだる  血も繋がらないあたしをどうして愛せるの? 見えない膜をはってるあたしに対してあなたは  例えば全ての神経を操るやわらかな その器具をはずしてもまだあたしを求めるのかな  あたしの体はいとも簡単に 連なる音をなぞり歌うことができる 「闘志を呼び覚ますクスリをくれないか」 選択ばかりの世は幸か不幸か  愛を知らない鳥はどうして群れをなしてるの? 一人きりなど恐れるほど子供じゃないあたしは  窮屈な腕の中張り裂けそうな心臓や 壊れそな想いをしてもまだあなたを頼るのかな あたしの頭はそれほど良くないのは知ってる それでも自分を守る術は分かってるはずだけど  例えば全ての神経を操るやわらかな その器具をはずしてもまだあたしを求めるかな 窮屈な社会なんてここに微塵もなかったら 心をなでるようなあなたを必要とするのかな
小豆ゆうゆう中島優美中島優美いつ会っても君はイタい子だね ちょっとおかしいよ 変わってるよね 何度言っても理解できないんだね ちゃんと解ってるよ 君のことだもん 「赤も黒も白も全ての色を愛した あたしを殺してしまったのは誰?」  今知りたいのは君の思考回路 もっと話したい夜の果てまで 知りたいよ全てを恐がらないで いつからか僕は君のものだよ  なぜそんなに君は幼いの そんなにこぼさないで ふいてあげるけど 「彷徨うこともなくいつもの場所にいるだけの あたしを潰してしまったのは誰?」  今知りたいのは君と僕の距離 君がいない世界で生きる勇気はない 知りたいよ全てを恐がらないで 今知りたいのは君と僕の色 もっと混ざりたい中身つきるまで 生きたいよ全てを知りつくすまで 僕は赤も黒も白も好きだよ
甘い水ゆうゆう中島優美中島優美ラララ… 外は曇 内は光 幸せならそれでいいんじゃない クモは糸で トラは牙で 傷つけることを恐れない  手のひら触れあう そのぬくもりが何人もの かわいいその手を 汚さずにすむの  テキが誰で オニが夢で 先のことさえ見えなくて 救いのない戦いなら 手を引いてもらえませんか  手のひら触れあう そのぬくもりが何人もの かわいいその目を 濡らさずにすむの  手のひら触れあう そのぬくもりが何人もの かわいいその手を 汚さずにすむの  汚い 暴言に イラだつこともあるけど あたしは 汚さない この手もあなたも明日も  ラララ…
天邪鬼ゆうゆう中島優美中島優美さあここには楽という文字しかありません 昨日までの苦行はまるで嘘のようだ  それにしても今は思い出すというやり方が解らず困っているんだ ここへ来るまでは  竜神になってこの海の内で あなたの全てを潤す役目を つかさどるつもりでいたのに あなたという人が思い出せないの  さあここでは愛というものも意味を成しません 守る物がない苦しみを初めて知った  それにしても今は人という生き物の定めが解って困っているんだ ここへ来るまでは  雷神になってとがったナイフで あなたの全てを守り通す役目を つかさどるつもりでいたのに 悪という仕業がここにはないんだ  それにしても灯りは闇のない場所では役に立たないと気づいたんだ それにしても風は生き物がいる場所にしか吹かないと気づいたんだ あなたを知った時から空気は汚れていた あなたを知った時から守る物はあった  竜神になってこの海の内で あなたの全てを潤す役目を つかさどるつもりでいたのに あなたという人が思い出せないの あなたという人が思い出せないの
黒蜜ゆうゆう中島優美中島優美あたしの名は? 切り捨てては涙 霧の果てに今は愛しい 果実の様な丸みをおびていては 露の果てに噛み砕かれ  墨の様な夜ふけのシャワー 苦悩の先に意味などないわ 吸い付く様に嗚呼やってくる オスという人種よ  見上げると小さな青い空 これが全てか これが全てか…  宙を忍ぶ時間泥棒 黒い街にダイヤの灯り 手をのばしても触らせてくれない 嗚呼砂のお城よ  鳥の様な羽を付けても 果たしてどこに飛び立てばいい 巣を手にしても壊されてしまう 記憶という痛みに 最後に残るのはいつもあたしで 嗚呼砂の現実よ  あたしの名は? 咲き乱れた後は 戻れはしない 名を捨てても 三途の川 裁きは後にして 最後は甘い 蜜に溺れて
胡麻擂りゆうゆう中島優美中島優美飼い慣らされた子猫の様に 今を生きることに決めたわ どこまでもつきまとうから 無邪気におどる子犬の様に 興味を持つことに決めたわ そうでもしなきゃ忘れちゃうから  御主人様それはあたしを七色に 染めてしまう力のマジックなのよ  見てしまったの赤く染まった 未来は明日を照らさずに 罪なき罰をただくれた 壊れたビロードの首輪 もう2度と帰りはしないわ  御主人様それはあたしを透明の 箱にとじ込めたそのトリックなのよ  2人をつないでいた首輪は置いていくわ あの娘には少しきつすぎるかしら  御主人様それはくさりを離れてく あたしの最後のそのおせっかいなのよ
終末ゆうゆう中島優美中島優美彷徨うのはもうやめた 暗くなる前におうちへ帰ろう この先は限りなく暗い 1人ではあまりにもつらいので 少し弱音をはかせてください  ただ日々黙々とむしばまれていく 1つのこの真っ赤な心臓を くみ取っていてくれよ ただ見守るだけでいいから  この寒空の下で この息が白く残るのは 少しでもこの大地の 上にすがりついていたいのでただそれだけ これはわがままでしょうか?  ただ日々淡々とすぎ去っていく この 一瞬の真青な海が 食い荒らしていくよ ただ平凡すぎる日々を  人に甘えることもなく 常に先を見ていた 僕の最後の望みです この恐怖をぬぐってよ おいかけてはならない くり返してはいけない 信じる心だけ あればまた会えるから
戦場のチェリーゆうゆう中島優美中島優美あんなちかくにかみなりのおとがなる こんなじこくにたいようがあげたひめい  さっきまでの笑顔写真には納めてない 昨日出来たばかりのパン屋の上に飛行機 マグニチュード地割れはどこまで行く アーミー柄は歩みをさまたげる 泣きわめく空に逃げまどう羊の群れ 昨日買ったばかりの自転車に砂の雨  線上の声はふさいだ耳のむこうで わずかな光それを探しているんだろう 天国へ行けば痛みも災いもなく こんがりと焼けた記憶も失せるというの?  あんたの顔にこぼれ落ちるのは何? 青い涙か 青白い悪魔か 透き通る真珠に人を殺める影 見たくもない事実それが今夜のお知らせ  線上の糸はあなたの指を離れて あたしとのつながりそれをも絶やすんだろう 天国へ行けば再び匂いをかぎわけ それだけをたよりに再び会えるというの?  感慨の糸はあたしの無念をとびこえて 今を得た喜びそれへととって変わって 大切な人の笑顔ととって変わって  無責任で頼りないあたしをどうか許して
ゆうゆう中島優美中島優美体の中の半分以上の液体がゆらめいて 呼吸をする事を忘れさせる 理由も知らず ただ溺れる  この世で1番美しいものその赤い空を 身にまとってあなたを待ち続けたい その赤はやがて色あせて灰色の闇に変わり 白い斑点の模様がまばたく 意味も知らず あたしにすがる  ここであなたはあたしに言うの 「君のためなら死ねるよ」  この全ての指が奏でるものが あなただけに向けられているなら それはあなたをしばりつける それに似たその痛みに似た快楽へと導くでしょう この全ての体をとりかこむ輝きは 時を越えやがて光を失うんでしょ だから雨をのみこんだ 雲の流れに身をゆだねては明日を恐れる  「君のためなら…君のためなら」 あなたの呼吸を聞きながらあたしは生きているのに  この全ての指が奏でるものが あなただけに向けられているなら それはあなたをしばりつける それに似たその痛みに似た快楽へと導くでしょう 渡るべきこの川の深さが計り知れず 誰かの助けを用いらんとすれば 濡れた我が身も気にせずこの手を引き上げ笑ってくれるのは いつでもあなたでいて あなたしかいないでしょ
葉月ゆうゆう中島優美中島優美痛い程稚拙な 曖昧な言葉じゃ あなたの耳に響かない、そう解ってる  甘い程幼気な 自分の弱さで あなたの日々を汚したのも、知ってる  儚い夢を見て、あなたの夢に届かず、幼いこの目には あなたが遠く遠く見えた  甘いミルクは、今でもあたしの身を焦がしている これに涙するのも 存在するは、失う事です。いつしかあなたを これに涙するのも、自然な事で…  期待程緻密な 努力はしていない あなたの強さに抱かれて、そう立ってた  狭すぎるガラスの 鉢の中でずっと もがきもせずに、未来の餌をほおばってた  儚い恋をして、形を変えてゆく幼い影を率いた我が身を見て あなたが小さく小さく見えた  恋の病は、あなたの気持ちに少し似ています これは動かぬ事実で 存在するは、失う事です。いつしかあなたを これも動かぬ事実で、押しつぶされそうな胸  嗚呼雲の流れは、嗚呼あなたの空へと 嗚呼続いているのか ならば届けてよ あなたの住む世界に悲しい雨が降らぬ様に 願う事しか出来ないこの力の弱さと無力なこの声を…
蜜月ゆうゆう中島優美中島優美油は色も変えて臭いも 触ったことのない悲劇が 廃屋の宿で 翳りも虚しくエレキの音色と 重なりひまつぶし時間を 心から憎む  あいたい たった1人の君に あいたい 今は1人のあたし  魚は艶もなくして色も 会えないわけじゃない 空回り 生命の宿で  たかまる想いはボリューム上げて 2人の隙間に染みこむ 目を閉じていても  あいたい たった一人の君に あいたい 今も一人のあたし ああ痛い 体しびれる夜に あいたい 今は1人のあたし  あなたの中に
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