LIVE REPORT

ライヴレポート ライブレポート

ライヴレポート

【ライヴレポート】 『ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム』 2022年11月13日 at ベルーナドーム

2022年11月13日@ベルーナドーム

(c)BanG Dream! Project (c)Craft Egg Inc. (c)bushiroad All Rights Reserved. illust:たにはらなつき (c)HiBiKi (c)Project Revue Starlight (c) 2022 Ateam Entertainment Inc. (c)Tokyo Broadcasting System Television, Inc. (c)ARGONAVIS project. (c) 2020 DONUTS Co. Ltd. All Rights Reserved. (c)AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト (c)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c)2022 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (c)BROCCOLI (c)てっぺんグランプリ実行委員会 (c)World Wonder Ring STARDOM

2022.12.21

11月13日、埼玉・ベルーナドームで『ブシロード15周年記念ライブin ベルーナドーム』が開催された。『ミルキィホームズ』『BanG Dream!(バンドリ!)』『D4DJ』『ラブライブ!シリーズ』『少女☆歌劇レヴュースタァライト』『アサルトリリィ』『from ARGONAVIS』『令和のデ・ジ・キャラット』といったブシロードを代表するコンテンツから、総勢19組のアーティストが出演する同公演。声出しOKのライブイベントということで、大歓声がベルーナドームに響き渡り、コロナ禍以前に行われていたライブの復活を実感させた。

■ My Go!!!!!~ シークフェルト音楽学院中等部 ■

『バンドリ!』のMyGO!!!!!、『少女☆歌劇レビュースタァライト -Re LIVE-』のシークフェルト音楽学院中等部といったニューカマーのオープニングアクトのあと、株式会社ブシロードの木谷高明代表取締役社長の“それでは開演です!”の合図でイベントがスタートした。

■ RAISE A SUILEN ■

トップバッターのRAISE A SUILENが登場すると、会場には地響きのような歓声が。それでも足りないといった様子で、Raychell(レイヤ役)が“声の出し方、忘れたのか!”と会場を一喝。「DRIVE US CRAZY」では観客の《Wow! Wow!〜》と歌う声が会場にこだました。

■ ミルキィホームズ× Happy Around!×キッダーニ男爵 ■

続いて撮影OKタイムでは、Happy Around!、久しぶりに再結集したミルキィホームズが登場し、「熱風海陸ブシロード〜熱き咆哮〜(Hyper Euro Version)」をパフォーマンス。そこへキッダーニ男爵がトロッコに乗って合流するなど、ステージは一気にお祭りムードとなった。

■ Happy Around! ■

その流れからHappy Around!のターンに突入し、「ぐるぐる DJ TURN!!」「君にハピあれ♪」「HAPPIEST☆DREAM」「Dig Delight!」と人気曲を折り交ぜた4曲を披露し、会場にハッピーオーラを振りまいた。

■ from ARGONAVIS Special Band ■

また、唯一の男性出演者となったfrom ARGONAVIS Special Bandは、“みなさんの声が聞けて本当に嬉しいです。今日はブシロード15周年、みなさんへの感謝を込めて演奏します”とコメントし、「STARTING OVER」など3曲を演奏した。

■ スタァライト九九組 ■

スタァライト九九組は“声〜! 声〜!”と、声出しに嬉しそうな小山百代(愛城華恋役)と三森すずこ(神楽ひかり役)。“(この日参加できなかった)生田輝の分まで8人で頑張ります!”とコメントし、「私たちはもう舞台の上」や「Star Divine」を力強く披露。

■ Lyrical Lily ■

次にLyrical Lilyは反田葉月(桜田美夢役)の“みなさん盛り上がる準備はよろしくて?”と、キャラクターを体現した口調のMCには観客も湧いた。「人間合格!!!!」では三三七拍子を《リリリ、リリリ》と歌い会場がひとつに。「吾輩よ猫であれ」では“みんなで猫になりましょう!”の掛け声で可愛いニャンニャンポーズをキメ、愛らしいステージを展開した。

■ 奥井雅美 ■

『令和のデ・ジ・キャラット』からは奥井雅美が登場し、『Di Gi Charat』のテーマ曲「only one, No.1」など3曲をメドレーで披露。“こんなおめでたいステージに呼んでもらえて心から感謝です”とコメント。最後にアニメ『令和のデ・ジ・キャラット』主題歌「曖昧さ、幸福論」を披露した。

■ バーチャル D.U.P. (デ・ジ・キャラット/ プチ・キャラット/ ラ・ビ・アン・ローズ) ■

続いて、大型ビジョンにバーチャル D.U.P.(デ・ジ・キャラット/プチ・キャラット/ラ・ビ・アン・ローズ)が登場し、“埼玉の奥地までよく来たな!”と辛口のデジ子。「PARTY☆NIGHT(D-POP version)〜D.U.P.〜」を歌い、バーチャルと萌えの融合という趣向で集まった観客を盛り上げた。

■ Peaky P-key ■

トロッコで会場内を巡りながら「電乱★カウントダウン」など人気曲を連発したのはPeaky P-key。会場全体をしっかりと盛り上げていく4人の姿はまさに『D4DJ』グループ内での“王者”の貫禄をステージで見せつけた。

■ 一柳隊 ■

一柳隊は力強くも儚さを携えた「Edel Lilie」や「Neunt Praeludium」などを披露し、まるで花を咲かせては散らすような、激しくも儚い振り付けと歌声が印象に残った。

■ Morfonica ■

また、Morfonicaは「Daylight -デイライト- 」などを披露し、ステージと客席による掛け合いのコーラスで声出しライブを満喫。メンバー全員がその歓声に感動していることが見て分かる姿もとても印象的だった。

■ Merm4id~Merm4id×燐舞曲 ■

Merm4idは「High tension BPM」からステージをスタートさせ、扇子を振って盛り上がる「Princess advent」などを歌唱。ベルーナドームを一気にパリピな雰囲気に色づけていく。

そして、ステージに燐舞曲が登場し、イベントの翌週にリリースされたMerm4id×燐舞曲 Collaboration CD「FAKE OFF / 天使と悪魔」の表題曲「FAKE OFF」を披露した。

■ 燐舞曲 ■

そのまま燐舞曲は「瞬動-movement-」など、ヘヴィなサウンドでヒリヒリとしたステージングを展開。「FAKE OFF」も生演奏されたことで、『D4DJ』の新たな可能性を示唆したステージに会場全体が湧いた。

■ てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!! ■

アニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』のコーナーではヤングワイワイの3人が登場。お笑いステージで沸かせたほか、 “てっぺんっオールスターズ”も登場し、同アニメオープニング主題歌「てっぺんっ天国 〜TOP OF THE LAUGH!!!〜」をラップで歌いつないだ。

■ Photon Maiden ■

そんなステージから一転、クールなパフォーマンスで観客を魅了したPhoton Maiden。「We never stop」からスタートしたライヴは、「Linked Ring」「99ILLUSON!」「Photon Melodies」と4曲を披露し、スペーシーで浮遊感のある独自の世界観で観客を魅了した。

■ Aqours ■

『ラブライブ!シリーズ』からは『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursのメンバー斉藤朱夏(渡辺 曜役)、小林愛香(津島善子役)、降幡 愛(黒澤ルビィ役)の3人によるユニット・わいわいわいが登場し、リリースされたばかりの「わーいわいわい わいわいわい!」などをドロップ。ポップで明るく賑やかな楽曲で、その名のとおり“ワイワイ”とした雰囲気で会場を盛り上げた。

■ 虹ヶ咲学園 スクールアイドル同好会 ■

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』からは大西亜玖璃(上原歩夢役)、前田佳織里(桜坂しずく役)、小泉萌香(三船栞子役)の3人が登壇。それぞれソロ曲を歌ったほか、学ラン風コートでブレードを振りながら「繚乱!ビクトリーロード」を熱唱し、会場には《繚乱虹ヶ咲!》の合唱が響いた。

■ meltear ■

また、女子プロレス団体『STARDOM』に所属の女子レスラー、中野たむ、なつぽいのタッグ・meltearがサプライズ登場。話題の入場曲「Double Frontier」を歌い上げると、アーティストデビューすることを発表し、“日本武道館ワンマンを目指す!”と力強く宣言した。

■ フェザーズ ■

続いてはミルキィホームズの妹分・フェザーズのステージ。「セイシュンビギナー!」を披露し、観客とのコール&レスポンスで会場を盛り上げる。

■ ミルキィホームズ ■

ミルキィホームズが登場すると、会場にはさらなる大歓声が広がった。“みんな久しぶり!”と三森すずこ(シャーロック・シェリンフォード役)。「正解はひとつ!じゃない!!」を繰り出すと、観客はかけ声をかけてジャンプし、コロナ禍前と変わらない盛り上がりに。最後にポーズをキメ、“これやるのって、令和になってから初めてじゃない?”と確認し合うメンバー。“ミルキアン(ファンの呼称)のみんな、久しぶりに声を聞かせて!”と言って、トロッコに乗って「ミルキィ A GO GO」を熱唱。ミルキィホームズの復活に会場が湧いた。

■ Roselia ■

いよいよイベントも終盤。Roseliaは人気曲「FIRE BIRD」でスタート。かけ声で盛り上がる会場に、“あなたたち、声がまだ小さくないかしら?”と、さらに発破をかけた相羽あいな(湊友希那役)。「ROZEN HORIZON」で畳みかけ、相羽が客席にマイクを向けると、♪Lalalalaの大合唱が会場に広がる。“みんな、最高の声をありがとう”(相羽)とバンドリーマー(ファンの呼称)とメンバーがひとつになったステージを見せた。

■ 西尾夕香 ■

トリを飾るPoppin'Partyの前には、Happy Around!の西尾夕香(愛本りんく役)のDJタイムが。ミルキィホームズの「ミルキィアタック」、Peaky P-keyの「Let’s do the ‘Big-Bang!’」などブシロードを彩るコンテンツの楽曲でつなぎ、キャラの声をサンプリングして使うなどの技もみせる。“ブシロード最高!”とブシロード愛を爆発させてトリのPoppin'Partyへとバトンを渡した。

■ Poppin'Party ■

最後にPoppin'Partyが登場すると、一斉に沸き立った会場。“私たちがトリなんてどえらいこっちゃ!”と愛美(戸山香澄役)。《歌え! 叫べ!》という歌詞が声出しOKの日にぴったりの「ときめきエクスペリエンス!」など代表曲を次々と投下。MCではオーディションの時のことなどブシロードにまつわる思い出を語り、曲中で“ブシロード〜!”と叫んで感謝を表した愛美。残りあと一曲というところで、“終わりたくない。MCの間だったら、何してもいいんじゃない?”と言って、リハなしで「ティアドロップス」のラスサビを演奏し、リアルバンドだからこその成長と魅力を提示したメンバー。最後に“『バンドリ!』の始まりの曲。みなさんとの思い出のたくさん詰まった曲”と「Yes! BanG_Dream!」を演奏。Happy Around!の4人も参加し、踊ってジャンプしてPoppin'Partyを盛り上げた。

最後は出演者を代表して、Happy Around!の西尾夕香と、Poppin'Partyの愛美が挨拶。“今日はライブというよりお祭りでした。素敵な日に参加できて光栄です。みんなの声も聞けて楽しかった!”と西尾。愛美は“昨日(11月12日開催の『BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022』)もトリだったけど、見える景色ががらりと変わったのは、きっと声出しのおかげです。みなさんがいるからこそライブは楽しいと、より実感しました”とコメントした。そして、“それではお手を拝借”の合図で一本締めにてイベントは締め括られた。

撮影:ハタサトシ、福岡諒祠(GEKKO)、、池上夢貢(GEKKO)、JOKEI、中村ユタカ/取材:榑林史章

(c)BanG Dream! Project (c)Craft Egg Inc. (c)bushiroad All Rights Reserved. illust:たにはらなつき (c)HiBiKi (c)Project Revue Starlight (c) 2022 Ateam Entertainment Inc. (c)Tokyo Broadcasting System Television, Inc. (c)ARGONAVIS project. (c) 2020 DONUTS Co. Ltd. All Rights Reserved. (c)AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト (c)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c)2022 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (c)BROCCOLI (c)てっぺんグランプリ実行委員会 (c)World Wonder Ring STARDOM

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    01. EXPOSE ‘Burn out!!!’