たたかわないらいおんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 雨と太陽が落ちてきた頃にさした。 傘の中、体温が2人を守った。 君が猫背なのは、耳をそば立てるから。 僕は背伸びやめて、君のそばにいたい。 たたかわない君は銃口を塞いだ。 迷わない。迷わない。 唇ひとつのメッセージ信じて、 空に願いました。 言葉の銃弾。 落ちてきた頃に泣いた。 目の前の暗がりは1人で守るんだ。 君は目を見開く。視界が動き出す。 本当に見たいのは、映画じゃなかったよ。 たたかわない君が飲み込んだ話の。 戻らない。戻らない。 後悔ひとつのメッセージ信じて、 涙落としました。 明日は晴れるかな 今日も僕は願うから |
チェインスモークリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | なにかしてないとやめているようで、 チェインスモーク10本目、ちゃんと覚えてる。 重たくなった空の缶ビール。 重たくなった体、排泄だけ。 だれにもあいたくない 僕が僕である場所 胸の中から響いた 本当の言葉に耳を預けていたい エナジードリンクのんでやりたいこと 見つからないから、手持ちのカードつくるため 好きな色さがし途中でゲームすら 参加できない自分の悪口、誰かにあてはめた。 だれにもあいたくない 笑い疲れてしまうから 口の中から響いた 本当の言葉を抱きしめるよ 機能を忘れた換気扇が 音だけを吸ってる。 昨日を忘れさせる歌を聴く わたしの誕生日に。 なんにも考えず、眠ることができるかい。 母親の胸の中で泣くことができるかい。 だれにもあわなくて、寂しさ埋めることができたら、 子宮の中で息引き取っていたでしょう。 |
蛍狩りリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | もがり笛が聞こえた午前0時。 こわくないよ、こわくないよ、こわくないよ。って言った。 朝起きて、ぼくの顔思い出せなくて、紙切れに、震えを刻んだ。 さようなら、さようなら、さようなら、さようなら。 処刑台に浮かんだ蛍。 あした死んでしまうぼくはその緑に溶けてしまいそうだ。 川が近いのか。幻なのか。蛍の踊りがぼくを誘った。 汚れた布切れを身に纏ってから、もう18年ものあいだ息をしているぼくは、 裸の姿のまま美しく揺れて、数日間息をしたきみを。 この薄汚れたぼくの両手で捕まえて、柔らかく握ってみせた。 ぼくは明日の夜ここで死んでいるらしいし、 きみも輝きをなくして、朽ち果てた杯の姿になっているんだろうな。 ぼくは家畜の肥料にでもなるだろう。 きみは大地の養分にでもなるんだ。 輝きを放て。輝きを放て。裸になった人間は唄うことができるんだ。 輝きを放て。輝きを放て。裸になった人間は笑うことができるんだ。 ぼくは死ぬことが怖くなってしまった。せめて大人になりたかったんだ。 薄汚れた布切れにも放つ光はあるのか。光はなくとも、輝きはあるのか。 きみみたいな終わり方をしたい。 夜が明けて、きみの光が見えなくなったとき、 次はぼくの番だ。 輝きを放て。 |
きれいなおとリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 時代を乗り越えられない僕だった 時間を乗り越えられないって焦っている 落ち着かなければ重い荷物だって 落として割ってしまう あのころはよかったな。 なにをしても今だから。 ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 なつかしい寂しさが。 ふと口ずさんだ可愛いメロディも 時間を乗りこえようとして叫んでいる 落ち着かなければ重い体だって 落として割ってしまう 奥行きは見えないさ。 僕の自信よ、満ちてゆけ。 変わらない場所 君のいれもの 君が夢を忘れてしまっても ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 やさしさが、温もりが。 |
教室のドアの向こうリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 教室を出たら、あなたの笑顔がすぐそばに感じた。 今日は一緒に帰る日だ。 中央線は今日も人が死んでしまったね。 あなたはどこにも行かないでね。 曇り空が明るいなぁって、感じることができるのは、 あなたの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙もないから。 働きだして数年経った日の午後。 頭痛がきだして、今日も早退。もうしょうがないよな。 わたしはここから逃げ出して、あの日を思い出した。 曇り空が明るいなぁって、今でも口に出せるから。 わたしの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙があるんだ。 パンドラボックスにりぼんは似合わないって笑うかな。 あの日の君は笑うかなぁ 教室のドアの向こう |
ノーワーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君は全てを体に入れてトイレで吐いた。吐いた。 食べ残すこと許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 霧が見えるから君が見たものはキリのない迷宮 風が吹いてから消し飛ばされることを待った 走り出せなくて走り書きで書く揺らいだ字面 風が吹くたびに蹴り飛ばされて傷が深まった ノーワーノーワーのごり押しで 対立が始まって 今 手にした形 あまりにも弱すぎて 全てを体に入れて、受け止められなかった。 汚す全てを許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 霧が見えるから君が見たものはキリのない永久 風が吹いてから消し飛ばされることを待った ノーワーノーワーのごり押しで 対立が始まって 不和のはじまりで あまりに あまりに あまりに 君は全てを体に入れて、受け止められなかった。 汚す全てを許せなかった。 物足りない、 君は全てを体に入れて、トイレで吐いた。吐いた。吐いた。 食べ残すこと許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 |
9mmの花リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | あの広告すら燃えた翌日に 神様は炎を消した となりどうしの国の境界線で 僕も雨を おはよう おはよう 母さんの寝息を確認したよ 汽車を降りてしまう前に 爆発のメロディ 朝靄みえない サンデーモーニング 続きの話し方を想像した 奪われた過去も未来もあなたが時とともに取り込んだ これで最後の話になるけれど 私、あなたを愛してる。 |
Candyリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 昔々に君がついた優しい嘘と 今も距離を保って生きてるよ 遠い未来に用はないとはぐらかした 僕らこれから消えてしまうのね 暗がりに開け放った涙目に吹く風 立ちはだかった壁を越えよう 心に服はいらない 昔々に君がついていった人は 今も心の奥で生きてるかい 昔々に君がついた優しい嘘は 僕を励ますほんとうの気持ち 青空に開け放った扉から見たもの 暗がりに耳が慣れてきた頃に聞こえた 許された人の群れを かき分けて進め! Candy Candy 嘘は得意じゃなくても。 Candy Candy この味は本物さ。 溶けて、いつか、なくなっても。 昔々に遠い晴れた国の空と 今も距離を保って生きてるよ |
地球でつかまえてリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 景色はひとつの温もり抱えて 恋人に甘えたくなった さびしくて さびしくもないから何から何までつかまえた 虫籠はからから空っぽだった 昆虫図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も歩いていた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 景色はひとつの希望を抱えて 恋人に甘えたくなった きびしくて きびしくもないから何から何までつかまえた 鳥籠はからから空っぽだった 鳥類図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も探していた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて なくて なくて 大切にできなかった 振りむくたび暗がりだったんだ 大丈夫 いなくたって何とかやっていけると思ったんだ それすらもできない僕のこと まるで”生きるんだ”と支えていた。 言うこと効かないこの口で こわいくらいに泣きじゃくった こわいくらいに泣きじゃくったんだ 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 地球でつかまえて 地球でつかまえて 命をそのまんまにしておく 会えるのをちょっとだけ待った わたしをつかまえて |
ほしのなみだリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 泣き虫がキラキラ 運んでいくんだね。一昨日と明日を繋いだ。 いけない、いかなくちゃ!いけないことしたから。 逃げた僕を二度と離さないでいるのは チクタク 時計の秒針だけ 悲しくて息を止めるのに、君はどこまでも進むんだ。 この僕が消えたら、きっと空にはいつもの虹がかかった。 あくる日ドア開けて 地上に出てみようか。一昨日と明日を繋いだ。 いかないで、いかないで。いけないことしたけど。 逃げた僕を二度と離さないでいてよ 連れて行って なみだ目で空を吸い込み、居場所が息を吹き返した。 1人なら、何にも壊さなくても生きていけると思ったんだ。 けど、 夕暮れのチャイム数えて 歌にすると教えたくなる 帰らなくちゃ 僕が愛す人の場所に この僕が消えたらもうどこにもいかない。 君もおんなじだといいな。 夕景は、宇宙の果てに運んでいくほしのなみだ。 顔のしわ静かにふえていくように僕の隣にいる君が、 キララキラ 流すよ。会いに行こう。 2人なら、全てを繋げて美しくやり直せるさ。 |
キラーチューンリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 だれも葬式に来なかったけれど 遠回りさだめだとしても迷子になる 戸惑わせた寿命の数 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」そう願っている。 遠ざかって見た世界は 綺麗ならさ 視力も無力だ。 帰りたい。 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて 夢を解き明かそうとしたんだよ 殺人鬼は引きこもるの だれも葬式に来ないからだと 思うだけだよ。 ぼくたちの両親は絶対どこかで息してた。 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」 アニメでも見る 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて あたま軽くなる 無惨なことが起こる前に、政治家たちが世界を変えるよ そんなことを四畳半で思うだけでパンを食べてる 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 そんな旋律が、鳴り止まないよ。 |
60Wリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | しょんぼりとした若者が突っ立っていた アスファルトに咲く花を眺めていたんだ 隙間ができれば何かまた入るんだって その場から体を引き剥がした 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった 寝ぼけ眼の両目を擦っていたのは 本当の夢をまた見逃していたから そこでチャンネルをまた右に回してもパルスノイズ その場から両目を引き剥がした 生きていく意味を知って またそれに殺されて もう戻らないんだね あの壁も誓いも 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった 街の星は消えなかった 銀河の中 消えなかったんだ あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった 僕はずっと寂しかった 銀河の中 寂しかった あぁ カムパネルラ あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった |
春が嫌いリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君は体調大丈夫かな? 私の1日がはじまる 1度目の朝笑った 狂っちゃわないように 終わらせないように回すゼンマイ レイラインソルジャー 行先分からずとも 後ろ振り向くことなく 伝え足りないよサイレン 世界地図 4月の歌 照らし 進め 君の心情言い当てて 「私、春が嫌いです。」 ハンバーグでも食べれたら変わるかな? 散々な目にあって 笑った! 狂っちゃわないように 繋ぐためころした君は レイラインソルジャー 行先分からずとも 後ろ振り向くことなく パラレルパラソルさして 白い地図 4月の歌 春へ 進め 君の正しさも閉じ込められた部屋 明日の朝 ガラスを割って 線の上を歩けるよ |
ムーンライトリバースリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 亀田誠治 | きらいきらい愛してるよ ねぇ いまだに慣れない言葉の余韻 きらいきらい愛してるとき いまだに早い心の呼吸 伝えられない過去がこれからの日々を作った 繋げられない過去が指に触れた 違った場所が見えた 傷跡が口を開けた 日々の孤独がくらいほどにつきさした 雲の合間 ちぎれた空 瞼の裏でひとり指でなぞっていた 好き、好き、好きだよ。月より好きだよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かないよ。 星のない道歩いていた 照らされてたのは遠いひかり ごめんね許してくれて 素直になれない私の呼吸 変えられない過去がこれからの季節象った 繋げられない過去が指に触った 願った場所が消えた 傷跡が口を開けた 君の容がくらいほどにつきさした 傷跡よ治らないでよ 地球の裏でひとり指で数えて 傷跡が消えてしまった 日々の孤独がくらいほどにつきさした 雲の合間 ちぎれた空 瞼の裏でずっと君を探していた 好き、好き、好きだよ。月より好きだよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かない、 ずき、ずき、痛いよ。過ぎても痛いよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かない、 ムーンライトリバース 瞼の裏 月にこだました痛み 笑えない歌 君の容が浮かぶほどに月を見た |
泳いでゆけたらリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ぶらんこが一番上に登ってた。 どうして僕らは用意されたもので、 遊んで飽きていた。 ぶらんこが一番下に戻ってた。 どうして僕らは重力のリズムに、 従って生きていたんだろう。 空はどこまでが空なんだ? 雲はどこまでが雲なんだ? 僕はどこまでが僕なんだ? ねぇ? 泳いでゆくから 泳いでゆくから 感覚は夢じゃないはずだから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなぁ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空をかき分けゆけば、 会えるような気がした。 僕は何を守ってるんだ? 会えなくなるのは嫌なんだ 僕は君のこと好きなんだ ねぇ? ねぇ? ねぇ? 君に返すから 君に返すから 感覚を君に返すから 変わり映えのないプールの中、 息継ぎだって僕が決めるのさ。 泳いでゆけたら 泳いでゆけたら 君には言えなかった言葉の 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないか。 いたいな いたいな 僕は人間でいたいな。 いたいな いたいな 手放してしまいたい。 泳いでゆくから 泳いでゆくから さよならなんて 覚えないから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなあ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空の向こう側に、 君が本当にいる気がした。 |
ゴーレムの涙リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ボクの左手には 諸刃の剣 光っていたって。 残りの右手には 守らなきゃいけない人がいた。 まだ 真っ黒の地図を 進んでく。 ひとりで ただ潜っていく。 たいまつのオレンジ 届いた先。 列をなしていた 玉模様。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither キミの明日には どんなイメージ 光ってるのかな。 それを 探しに行こうよ。 ボクと共に行こうよ。 ただ 頭上の地図を 進んでく。 話をするため 振り返る。 たいまつのオレンジ の情熱に。 列をなす ボクら揺れていた。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither Golem's tears Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither |
若者たちリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | その日は夕方のオレンジ 充満したホコリが浮かんだ 遠くの工場の音や 空から降る飛行機の足音 その日の夕立はオレンジ 充満したヒカリが浮かんだ それらは地響きとなって わたしの足元へと伝うけれど この心臓のリズムにうまく溶け込む必要はなかった いま、若さで傷ついてもいいからさ。 いま、若さで泣きやんでもいいからさ。 メトロノームはいらなかったんだ。 みんなひとりぼっちのメロディが交差するだけだった。 |
ライナーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | まだ1人で座りたくない気持ちだけれど 出発のライナー あと10秒で。 水滴、窓のレンズにぼくが映っていた 出発のライナー あと10秒で。 感動する前の数秒前 控えめな心のぼくは 見つめていた かなしみを 言葉だけで粉々になった 瞳だけで返した 僕は大人じゃん ちょっと泣けるじゃんって思った 1人がけの席に座って 同じ虹を見ていた ちょっと泣ける話って思えたんだ ライナー。 目の前はプラスチックの草原で、 どこからどこまでがぼくのものなのか? これはみんなのものなのか分からなくなって、言い聞かせた。 恐るべき魔人の言い訳! この笑顔もそうやってここに着地していた。 ここで打ち破れたのなら いま何一つ持ち合わせてはいないけれど 何かしたいな、あと10秒で。 水滴、窓のレンズに君が映っていた 何ができるか、あと10秒で。 感動する前に考えた これからの季節の匂い 思い出になるのかな? 言葉だけで粉々になった 瞳だけで返した 僕は大人じゃん ちょっと違う世界だった 1人がけの席に座って 同じ雨も降るんだ ちょっと違う世界だって飛び込んだ。 出発のサイレンが響いた! 1人がけの席に座って 同じ虹を見ていた ちょっと泣ける話って思えたんだ ライナー。 |
管制塔の退屈リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び立った 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい そんな夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てた。 時計の秒針に溶けた孤独な午後に咲いた花は散った。 それは、ずっと昔からあったかかったお母さんのポッケの幻想。 都会の喧騒に苛まれてどこかに帰る?ここに帰ったあの日。 喜びの中に閉まったばっかの布団の夢に落ち着いて、考えた コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び去った 初めての景色はこんなに憂鬱を忘れるの 帰りたくないうちにさよなら 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい 歌った。 ららら 夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てたんだ |
天きりんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ダサいと言われて聴けなくなったバンドをバッグにほっぽって 新しい曲はぼくみたいじゃないけど ねぇ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界で見上げた しもきたざわざわざわざわめきが止まらない 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ 目に見えない 銀色の正解へ 飲みかけの言葉 炭酸があるうちに蓋してしまって 誰かに振られて飲めなくなってしまったようだ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界へ伸脚した しもきたざわざわざわざわめきがまとまらない 天きりん ぼくをここから満たしてくれ 満たしてくれ どこにも行けないここから満たしてくれ 満たしてくれ ねぇきりん ぼくは地上に立っている 立っている 宇宙に一番近いここで息継ぎをしてるよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド そこに意味なんて無くなってしまえ やぶり棄てた 絵本の中 アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ ねぇ つながって痛むよ 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれ ねぇきりん! ぼくをこのまま離さないで 離さないで どこにも行けないここから出してくれ! 出してくれ! 出してくれよ。 |
トランジスタラジオリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | トランジスタラジオからの中継を耳にして、 ぼくらその場で横たわり黒いコ―ヒーを飲む。 トランジスタラジオからの中継は耳障りで、 ぼくらその場で横たわり塞ぐ耳も持たずに。 愛をちょうだい、愛をちょうだいよ。 そっちじゃないよ。 明日をみうしなわないでいるよ。 日々の体温と快楽を全部忘れても プラットホーム あぁ、過ぎ行くサイレン 日々よ、ぼくよ、とまれ 視力を忘れてしまうくらい暗い場所で見た たかが数ミリの埃が、足元で地を蹴った。 あっと言う間。ぼくも進むんだ。 簡単に言うよ。 明日をみうしなわないでいるよ。 きみの体温と吐く息を全部忘れても プラットホームあぁ、揺れ行くサイレン ぼくは、とべない飛べない。 ぼくは夜空の先で魚釣り 水面には光り行くダンスショー 目を開けて眠るきみの顔に見えました。 周りは回り続ける背後で 水の奥まであなたは光って 今も時を刻み続けてるんだろうな。 |
ますようにリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 荒木正比呂 | 僕は君よりも暇だからさ なんでも合わせられるよ 君の身の回りの大好きなものばかりでできた 僕は君よりも馬鹿だからさ なんども信じられるよ 君の退屈な夢が叶いますように ますように スポットライト 台本にない場所を目指してナビ設定して この車でドライブしたまま 隣にいれますように ますように ますように ますように スピードよ 耐え切れない僕を運んでいってくれ とばすように とばすように とばすように とばすように トンネルの排気ガス靄 消し去ってくれ この駐車場で停めるからさ 何かあったかいもの買って 体温めよう 屈託もない笑顔で 食った気もしないやって 君との退屈がずっとつづきますように 布団に入ったら教えてね バイブレーション 冷え切った空気に ブルーライトで目覚めちゃった瞼 夜をしまえますように ますように ますように ますように アラームと最近寝れない僕は朝になっていた とかすように とかすように とかすように とかすように 窓を開け 白い煙と靄 のぼった息 へいきじゃないひに ひびくおと ひびくおと きみのにおい ぼくのにおい ながれぼし そら まざりあって ピアノのせんじょう はしっていきてたい きみとさ きみとさ きみとさ ますように ますように ますように ますように スピードよ 耐え切れない僕を運んでいってくれ とかすように とかすように とかすように とかすように 窓を開け 白い煙と靄 消し去ってくれ とばすように とばすように とばすように とばすように 残像を背景にして僕らここにいられますように |
高速道路リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 耳慣れしていたまちの声、なれていくばかりで気づけない。 ビルが空に近くなるほど、ぼくらは狭いオリのなかへ。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 空を高く見上げてごらん。 星々達は息を呑む。 空で微笑むお月様よ。 汚れた場所を照らして磨いて。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 夜のヒカリは都市のヒカリへ。 |
教室のしかくリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 目に見えない魔法を片手にきみを脅して笑ったぼく 目に見えない魔法を片手にきみを脅してしまったぼくたちは 泣くの。きみは笑うの。 明けない夜にキスをして 明るい場所へ逃げ出そう。 きみがいる幻でも 光の数を殺してるんだよ。 目に映る手鏡の向こうを枯れた指先で撫でまわす。 目に映る醜い顔立ちのぼくは全然笑ってないけれど、きみは知らずに笑うの。 知らない方が良かった こんなに早く終わるとは きみの髪の香りと きみの肌の香りと きみの涙の輪郭を ずっとぼくは忘れないよ。 明けない夜にキスをして 明るい場所へ逃げ出そう きみがいる幻でも 光の数を愛している 明けない夜にキスをして 2人の愛はそれまでで ぼくたちに明日は来ない そんな涙できみと笑った。 目に見えない魔法を片手にきみを脅して笑ったぼく 目に見えない魔法を片手にきみを脅してしまった。 |
the tokyo towerリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 新しいものが欲しいんだ。新しいものが欲しいんだ。 遠い涙が欲しいんだ。遠い涙を持って行こう。 red light 東京タワーの星空きこえてますか? red light 東京の星空、きみはなんていうの? 時を消して 街を消して そんな最低最悪な夜 時を消して まちほうけして きみがそういう顔して言うから 耳鳴りが止まらないや。耳鳴りが止まらないや。 きみのせい、そう、きみのせい?そうきみのせい? だから、泣いてしまったよ。 人を回す哲学はなんのために生まれたのだろう。 平等に授けられた命は平等じゃないから。 red light 東京タワーの星空きこえてますか? red light 東京タワーの星空「悲しいよ、楽しいことしようよ…」 時を消して 街を消して そんな最低最悪な夜 時を消して まちほうけして きみがそういう顔して言うから。 積み上げる 罪の数 あかくなる あおい大地 優しさに触れようとした、こどもたちのつみきあそび 耳鳴りが止まらないや。 |
海月星リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 海を漂うように 月にただ酔っていた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 海を追い越すように 月はただ降ってきた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 割れた音 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ Hello How low? 今日も進むんだね 水面に 揺れる 揺れる きみは 海月星。 Starfish, Starlight. 海を追い越すように 月に触れてみたかったんだ 聞いても答えないでよ 知りたいけれど知りたくないよ 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 映る顔 何度も何度も吹き寄せてくる風 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ 絶望の中へ Hello How low? 今日も流れ星が 水面に 揺れる 揺れて 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくは ぼくは 物語の中の絶望の中で きみが何度も何度も涙を落とすたび ぼくの感情 追い越して 物語の中の絶望の中で 絶望の中で |
夏のエディリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君のカーディガンの縫い目から 夏のアルペジオが始まった 首筋からなんでもない雫が落ちていく 夏の江ノ電はシュノーケル 冷やしたビールじゃ足りないな あぁ。 君のルーツミュージック聴いて 答えあわせしてた 君のルーツシネマを観て 答えあわせしてた 言葉に出さなくても 分かりあえることがつながっている場所 そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り落とされても宙に舞う 宙に舞う 宙に舞う 君はもしかしたら絆創膏貼るのが好きな子供だったんだ。 君のミューズミュージック聴いて 答えあわせしてた 君のミューズシネマを観て 答えあわせしてた 君の前の恋人は僕にきっと似てるのさ 言葉に出さなくても 分かりあえることがつながっている場所 そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り回されてもいいからさ いいからさ いいからさ ほんの一瞬だけが 一生になるような ほんの一秒だけが 数時間になるような ほんの一日だけが 一年になるような ほんの一回だけが 一万回になるような 君の表情の先 ピントを合わせたら 光ってるかい 光ってるかい 光ってるかい? 分かりあえる言葉つながっていたいな そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り落とされないよう手を繋ぐ 手を繋ぐ 手を繋ぐ この声に魅せられて この声に運ばれて 君の声で言葉知りたいな |
こんにちは。リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | かなしいことになったのさ。 きみのにおいは死んだのさ きみの未来におじゃまします うつろな部屋にこんにちは。 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは舞台から降りて ぼくと目が会う。眠ってるのに 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは、空へと旅する さようなら、早く行かなくちゃ。 ベルが鳴る。 きみのぶたいは、華やかで ぼくは全てに恋をした。 きみのぶたいは、華やかで ぼくは全てに恋をした。 ぼくは前を向くよりもきっと ぼくは泣いてるよりもきっと 前が見えない雨を拾い集めて ぼくの、ギターは鳴る 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは舞台から降りて ぼくと目が会う、眠ってるのに 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは、身支度を終えて さようなら、早く行かなくちゃ。 ベルが鳴る。 |
はしるこどもリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | クラクションが、鳴った夜 クラクションを、聴いている ラジオから流れ出したきみのこと歌い出した曲は、きみの目を轢いた、 走って。ころんで。 走って。ころんで、青い空を見上げたら涙が落ちた。 クラクションを、聴いている クラクションが、鳴った夜 雨上がり、空の下きみの名が呼ばれた気がした きみの手を引いた。 走って。ころんで。 走って。ころんで。 きみの母親の泣き声を捨てて。 歌うたい鳴らそう 大人になるのさ。 全身全霊 走り出したこども ぼくは信じてるよ 忘れないでいるよ きみを信じてるよ 忘れないでいてよ |
me moriリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 石若駿 | 散歩の途中で耳に触った夜風のオーケストラ ふわり ふわり 楽譜通り じゃないほうが優しくて ふわり ふわり 呼吸が軽くなった ガラガラのコンビニエンスストア いつものラッキーストライク おしゃべりなクッキーとウィンクウィンク ぬるめの紅茶で両手温めた このメモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前のメロディ 支えてこぼれないで またすぐに会いたくなってしまうのかな 散歩の途中で口に触った柔らかな解決策 ふわり ふわり セオリー通り じゃないからとても優しくて 君の話が全てだった 何度も夢中になってめくった愛読書ツァラトゥストラ ふわり ふわり メモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前のメロディ 支えておぼれないで またすぐに会いたくなってしまう 隔てた川を恨むのでしょうか 要らないものはそこに投げ捨てたのに このメモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前の響き ふるえて止まらないで またすぐに会いたくなって 街の中 君を探していた夜に 溢れ出す前のひかり 地上にこぼれないで またすぐに会いたくなってしまうのかな |