海鳴り慕情千切った手紙 舞い散るように カモメは群れて 飛んでゆく 俺がおまえに してやれたのは 別れを告げる ことだけさ すがりつくよな海鳴りが 海鳴りが 旅路の果てに ついてくる 群青色(ぐんじょういろ)の 荒ぶる海に 背中を向けて 汽車に乗る 捨てるしかない 大事な女(ひと)に 出逢ったさだめ 恨むだけ ふいに黙った海鳴りに 海鳴りに 男の疵(きず)が また痛む やすらぎなんて 嫌いな訳は 失うことが こわいのか その日暮らしで 降り立つ駅に おまえに似てる 白い花 追ってくるよな海鳴りを 海鳴りを 凍える胸に 抱いてゆく | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | 前田俊明 | 千切った手紙 舞い散るように カモメは群れて 飛んでゆく 俺がおまえに してやれたのは 別れを告げる ことだけさ すがりつくよな海鳴りが 海鳴りが 旅路の果てに ついてくる 群青色(ぐんじょういろ)の 荒ぶる海に 背中を向けて 汽車に乗る 捨てるしかない 大事な女(ひと)に 出逢ったさだめ 恨むだけ ふいに黙った海鳴りに 海鳴りに 男の疵(きず)が また痛む やすらぎなんて 嫌いな訳は 失うことが こわいのか その日暮らしで 降り立つ駅に おまえに似てる 白い花 追ってくるよな海鳴りを 海鳴りを 凍える胸に 抱いてゆく |
瀬戸内海波の静かな 瀬戸内海も 内に秘めてる あばれ波 口にゃ出さない 男の夢が 燃えているのさ この胸に 島の数だけ 夢がある あげる帆柱 夢航路 瀬戸の大橋 しまなみ街道 男のぞみを つなぐ橋 俺を信じて あのふるさとで 待ってくれてる おふくろよ 渡る世間の 波しぶき 負けはしないさ 夢航路 悔し涙を 瀬戸内海の 潮風(かぜ)が優しく 撫でて行く 明日(あす)もあるさと 笑ってみせりゃ 夕陽赤々 染まる海 潮の流れを 風向きを よんではるばる 夢航路 | 北山たけし | 麻こよみ | 原譲二 | 前田俊明 | 波の静かな 瀬戸内海も 内に秘めてる あばれ波 口にゃ出さない 男の夢が 燃えているのさ この胸に 島の数だけ 夢がある あげる帆柱 夢航路 瀬戸の大橋 しまなみ街道 男のぞみを つなぐ橋 俺を信じて あのふるさとで 待ってくれてる おふくろよ 渡る世間の 波しぶき 負けはしないさ 夢航路 悔し涙を 瀬戸内海の 潮風(かぜ)が優しく 撫でて行く 明日(あす)もあるさと 笑ってみせりゃ 夕陽赤々 染まる海 潮の流れを 風向きを よんではるばる 夢航路 |
風物語男はよー 夜明け篝火(かがりび) 船漕ぎ出して 女はよー 浜で飯炊き 帰りを祈る 男はよー 板子(いたご)一枚 命をけずり 女はよー 銀の鱗(うろこ)の 持(も)っ籠(こ)を担ぐ 百年の 風吹きわたり 鰊(にしん)消えても 情けは燃えろ 北の漁師は 真っ赤に 真っ赤に 血がたぎる 男はよー 時化(しけ)た夜には 無口で酒を 女はよー 明日(あす)は大漁と 笑顔を見せる 男はよー 躰(からだ)きしませ 暮らしを支え 女はよー 愚図(ぐず)る子供を 抱きしめあやす 百年の 風さらされて 壊れ番屋に ハマナスひとつ 誰の化身(かわり)か 真っ赤に 真っ赤に 咲いてやれ 百年の 風物語 歌はきれぎれ ソーラン節よ にしん街道 真っ赤に 真っ赤に 陽が沈む | 北山たけし | 石原信一 | 浜圭介 | 矢田部正 | 男はよー 夜明け篝火(かがりび) 船漕ぎ出して 女はよー 浜で飯炊き 帰りを祈る 男はよー 板子(いたご)一枚 命をけずり 女はよー 銀の鱗(うろこ)の 持(も)っ籠(こ)を担ぐ 百年の 風吹きわたり 鰊(にしん)消えても 情けは燃えろ 北の漁師は 真っ赤に 真っ赤に 血がたぎる 男はよー 時化(しけ)た夜には 無口で酒を 女はよー 明日(あす)は大漁と 笑顔を見せる 男はよー 躰(からだ)きしませ 暮らしを支え 女はよー 愚図(ぐず)る子供を 抱きしめあやす 百年の 風さらされて 壊れ番屋に ハマナスひとつ 誰の化身(かわり)か 真っ赤に 真っ赤に 咲いてやれ 百年の 風物語 歌はきれぎれ ソーラン節よ にしん街道 真っ赤に 真っ赤に 陽が沈む |
落葉のブルース風にカラカラ 転がる落葉 俺も似たよな はぐれ者 恋も希望(のぞみ)も 失くした身には 侘(わ)びしすぎるぜ 路地あかり 惚れていりゃこそ 背中を向けた あれも男の 身勝手か 酒で洗った むかしの傷が 醒めりゃこころで 何故疼(うず)く 呑み屋横丁の 古びた椅子が 男なみだの 捨て場所さ 明日(あす)はこの眼に 見えないけれど 抱いて生きたい 夢だけは | 北山たけし | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 風にカラカラ 転がる落葉 俺も似たよな はぐれ者 恋も希望(のぞみ)も 失くした身には 侘(わ)びしすぎるぜ 路地あかり 惚れていりゃこそ 背中を向けた あれも男の 身勝手か 酒で洗った むかしの傷が 醒めりゃこころで 何故疼(うず)く 呑み屋横丁の 古びた椅子が 男なみだの 捨て場所さ 明日(あす)はこの眼に 見えないけれど 抱いて生きたい 夢だけは |
筑後川明日(あす)の出口が 見えない夜は 北向き窓の 空を見る 胸に浮かぶは 遠き故郷(ふるさと) 筑後川 聴こえぬはずの 川音が 負けちゃ駄目だと 負けちゃ駄目だと 耳を打つ いいの忘れて しかたがないの あなたの夢の 邪魔ならば 君が洗った 別れなみだの 筑後川 いまごろどこで 暮らすやら うわさ聴きたい うわさ聴きたい こんな日は たとえ嵐が 吹き荒れようと 男の夢を どこまでも 抱いて生きろと いつも見守る 筑後川 希望(のぞみ)をきっと 果たせたら うれし涙の うれし涙の かえり道 | 北山たけし | 木下龍太郎 | 原譲二 | 伊戸のりお | 明日(あす)の出口が 見えない夜は 北向き窓の 空を見る 胸に浮かぶは 遠き故郷(ふるさと) 筑後川 聴こえぬはずの 川音が 負けちゃ駄目だと 負けちゃ駄目だと 耳を打つ いいの忘れて しかたがないの あなたの夢の 邪魔ならば 君が洗った 別れなみだの 筑後川 いまごろどこで 暮らすやら うわさ聴きたい うわさ聴きたい こんな日は たとえ嵐が 吹き荒れようと 男の夢を どこまでも 抱いて生きろと いつも見守る 筑後川 希望(のぞみ)をきっと 果たせたら うれし涙の うれし涙の かえり道 |
梓川瀬音さやけき さえずる小鳥 浮き雲ゆれる 男は哀しい 旅人か あ…時は移れど 悠々(ゆうゆう)と 流れも清(すが)しい 梓川 白い野の花 面影浮かぶ あの人今も 倖せだろうか 気にかかる あ…時は移れど 永々(えいえい)と 流れも優しい 梓川 たどる小道に そよ風わたる 過ぎ行く季節 想い出心に 抱きながら あ…時は移れど 堂々(どうどう)と 流れもゆたかな 梓川 | 北山たけし | 下地亜記子 | 原譲二 | 丸山雅仁 | 瀬音さやけき さえずる小鳥 浮き雲ゆれる 男は哀しい 旅人か あ…時は移れど 悠々(ゆうゆう)と 流れも清(すが)しい 梓川 白い野の花 面影浮かぶ あの人今も 倖せだろうか 気にかかる あ…時は移れど 永々(えいえい)と 流れも優しい 梓川 たどる小道に そよ風わたる 過ぎ行く季節 想い出心に 抱きながら あ…時は移れど 堂々(どうどう)と 流れもゆたかな 梓川 |
天の川慕情星が空から 舞い降りて 螢にかわる 天の川 一年一度の 伝説を 信じたくなる 美しさ 割れた心の 短冊に 書くのは儚い 願いごと 闇の深さが 静けさが 螢のひかり 見せるよに 孤独な夜ほど 胸の中 笑顔やさしく 灯るのさ いつか明日を つかんだら 迎えに行きたい あのひとを 空に螢が 舞い上がり 銀河にかわる 天の川 一生一度の 恋ならば 叶わなくても 悔やまない 割れた心の 短冊を 結んで流した 笹の枝 | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | | 星が空から 舞い降りて 螢にかわる 天の川 一年一度の 伝説を 信じたくなる 美しさ 割れた心の 短冊に 書くのは儚い 願いごと 闇の深さが 静けさが 螢のひかり 見せるよに 孤独な夜ほど 胸の中 笑顔やさしく 灯るのさ いつか明日を つかんだら 迎えに行きたい あのひとを 空に螢が 舞い上がり 銀河にかわる 天の川 一生一度の 恋ならば 叶わなくても 悔やまない 割れた心の 短冊を 結んで流した 笹の枝 |
砂漠に雨が降る如く乾いた心を 癒すのは おまえの笑顔と あたたかさ 人に言えない 古傷も まるごと包んで くれるやつ 砂漠に雨が 降る如く 心にしみる 思いやり 人より哀しい 生い立ちが そんなに優しく させるのか 同じ色した 夢を見て 木洩れ日みたいな 膝まくら 砂漠に雨が 降る如く 心に春の 風が吹く おまえに出逢って 知ったのさ 明日(あす)への希望(のぞみ)と 生き甲斐を ビルの谷間の 片すみで 命を寄せ合う 女(ひと)がいる 砂漠に雨が 降る如く 心を濡らす まごころよ | 北山たけし | 下地亜記子 | 杉本眞人 | 矢野立美 | 乾いた心を 癒すのは おまえの笑顔と あたたかさ 人に言えない 古傷も まるごと包んで くれるやつ 砂漠に雨が 降る如く 心にしみる 思いやり 人より哀しい 生い立ちが そんなに優しく させるのか 同じ色した 夢を見て 木洩れ日みたいな 膝まくら 砂漠に雨が 降る如く 心に春の 風が吹く おまえに出逢って 知ったのさ 明日(あす)への希望(のぞみ)と 生き甲斐を ビルの谷間の 片すみで 命を寄せ合う 女(ひと)がいる 砂漠に雨が 降る如く 心を濡らす まごころよ |
無言酒散って泣くなら 落ち葉でいいと 言ったおまえの 薄い肩 夢のひとつも やれないで 別れた夜は 雨だった 酒を飲むたび 詫びながら そっと重ねる 無言酒 どうか最後に も一度抱いて それでいいのと ひとり言 俺のこころに 咲く花は おまえの他に ないものを 意地を通して 背を向けて ひとり涙の 無言酒 守りたかった 大事なものを 捨ててしまった 俺だった 女ひとりで 生きるには 寒くはないか この街は 雨が降るたび 詫びながら あすを探そう 無言酒 | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | | 散って泣くなら 落ち葉でいいと 言ったおまえの 薄い肩 夢のひとつも やれないで 別れた夜は 雨だった 酒を飲むたび 詫びながら そっと重ねる 無言酒 どうか最後に も一度抱いて それでいいのと ひとり言 俺のこころに 咲く花は おまえの他に ないものを 意地を通して 背を向けて ひとり涙の 無言酒 守りたかった 大事なものを 捨ててしまった 俺だった 女ひとりで 生きるには 寒くはないか この街は 雨が降るたび 詫びながら あすを探そう 無言酒 |
野菊の君だから路地にひっそり 咲いてる花に どこか似てると うつむく仕草 生きてりゃ涙も あるけれど 汚(よご)れちゃいないさ そのこころ ふたりでなろうよ 幸せに 野菊 野菊 野菊の君だから 年齢(とし)の頃なら 三十路(みそじ)のてまえ 北の訛(なま)りが かすかに残る 男の心に やすらぎと 愛しいぬくもり くれた女(ひと) 離しはしないさ これからも 野菊 野菊 野菊の君だから まわり道した 人生だけど めぐり逢えたよ やさしい花に 今夜は酔ったと 頬を染め 羞(は)じらう笑顔の いじらしさ 一緒に暮らそう この町で 野菊 野菊 野菊の君だから | 北山たけし | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 前田俊明 | 路地にひっそり 咲いてる花に どこか似てると うつむく仕草 生きてりゃ涙も あるけれど 汚(よご)れちゃいないさ そのこころ ふたりでなろうよ 幸せに 野菊 野菊 野菊の君だから 年齢(とし)の頃なら 三十路(みそじ)のてまえ 北の訛(なま)りが かすかに残る 男の心に やすらぎと 愛しいぬくもり くれた女(ひと) 離しはしないさ これからも 野菊 野菊 野菊の君だから まわり道した 人生だけど めぐり逢えたよ やさしい花に 今夜は酔ったと 頬を染め 羞(は)じらう笑顔の いじらしさ 一緒に暮らそう この町で 野菊 野菊 野菊の君だから |
夢一途ここまで歩いた 道があり ここから始まる 旅がある ひとすじ思いを つらぬいて なりふりかまわず 行けばよい 雨降る夜も 風吹く朝も 泣くな 男の夢一途 泣きたくなったら 星空に 涙をまるめて 投げてみろ かえらぬ昨日を 嘆くより この時この日に 打ち込んで 負けずに一歩 根性で一歩 耐えて 男の夢一途 今ある苦労は 明日のため 天から貰った 試練だよ おふくろみたいに 温ったかい 大地に望みの 根を張って 誠に生きて 真を咲かす 行くぜ 男の夢一途 | 北山たけし | 志賀大介 | 岡千秋 | 南郷達也 | ここまで歩いた 道があり ここから始まる 旅がある ひとすじ思いを つらぬいて なりふりかまわず 行けばよい 雨降る夜も 風吹く朝も 泣くな 男の夢一途 泣きたくなったら 星空に 涙をまるめて 投げてみろ かえらぬ昨日を 嘆くより この時この日に 打ち込んで 負けずに一歩 根性で一歩 耐えて 男の夢一途 今ある苦労は 明日のため 天から貰った 試練だよ おふくろみたいに 温ったかい 大地に望みの 根を張って 誠に生きて 真を咲かす 行くぜ 男の夢一途 |
旅路の雨思い切る気で 来たものを 今でも未練が 通せんぼ 淋しさこらえて いたなんて 気づいてやれない 俺だった 男ひとりの 港町 旅路の雨が 身を責める しぶき砂浜 捨て小舟 おまえを呼ぶよに かもめ鳴く どの道行っても 歩いても 想い出ばかりが 追ってくる 男ひとりの 港町 旅路の雨が また泣かす 墨絵ぼかしの 夕闇に おまえの姿が 目に浮かぶ こんなに愛して いたなんて 別れてはじめて 分かったよ 男ひとりの 港町 旅路の雨に 花が散る | 北山たけし | 下地亜記子 | 徳久広司 | | 思い切る気で 来たものを 今でも未練が 通せんぼ 淋しさこらえて いたなんて 気づいてやれない 俺だった 男ひとりの 港町 旅路の雨が 身を責める しぶき砂浜 捨て小舟 おまえを呼ぶよに かもめ鳴く どの道行っても 歩いても 想い出ばかりが 追ってくる 男ひとりの 港町 旅路の雨が また泣かす 墨絵ぼかしの 夕闇に おまえの姿が 目に浮かぶ こんなに愛して いたなんて 別れてはじめて 分かったよ 男ひとりの 港町 旅路の雨に 花が散る |
祖谷の里唄恋し恋しと 千里の谷で 阿修羅の風が 夜叉を呼ぶ 恋知り染めし ふたりして 怖ごわ渡った かずら橋 君今いずこ 祖谷の里唄 冥土・冥土と 蜩鳴いて 泪を誘う 武家屋敷 ひき木と臼の しゃくりびき 合わねば挽けない 粉ひき唄 琵琶滝凉し 祖谷の里唄 朝日差す山 夕日を知らず 夕日の山は 朝知らず 霧立ちのぼる 祖谷川は おもかげ泣かせて 吉野まで 流れて遠い 祖谷の里唄 | 北山たけし | 志賀大介 | 中村典正 | | 恋し恋しと 千里の谷で 阿修羅の風が 夜叉を呼ぶ 恋知り染めし ふたりして 怖ごわ渡った かずら橋 君今いずこ 祖谷の里唄 冥土・冥土と 蜩鳴いて 泪を誘う 武家屋敷 ひき木と臼の しゃくりびき 合わねば挽けない 粉ひき唄 琵琶滝凉し 祖谷の里唄 朝日差す山 夕日を知らず 夕日の山は 朝知らず 霧立ちのぼる 祖谷川は おもかげ泣かせて 吉野まで 流れて遠い 祖谷の里唄 |
二人の道しるべ風にもらった 夢ひとつ 風が運んだ 恋ごころ こんな縁(えにし)を 咲かせたい 優しさ そっと 寄り添って 微笑(ほほえみ)おくって くれた人 お前は俺の 道しるべ 肩に冷たい 夜の雨 肩を濡らした つみなやつ 男ごころに しみて来る 遠くに ぽつり 窓灯り 守ってここまで 来た俺さ お前は俺の 道しるべ 命交わした 約束は 命燃やして 今日もまた 歩む姿に 温もりを 倖せ きっと 見えてくる 明日に向かって 続く道 お前は俺の 道しるべ | 北山たけし | 奥田龍司 | 原譲二 | 南郷達也 | 風にもらった 夢ひとつ 風が運んだ 恋ごころ こんな縁(えにし)を 咲かせたい 優しさ そっと 寄り添って 微笑(ほほえみ)おくって くれた人 お前は俺の 道しるべ 肩に冷たい 夜の雨 肩を濡らした つみなやつ 男ごころに しみて来る 遠くに ぽつり 窓灯り 守ってここまで 来た俺さ お前は俺の 道しるべ 命交わした 約束は 命燃やして 今日もまた 歩む姿に 温もりを 倖せ きっと 見えてくる 明日に向かって 続く道 お前は俺の 道しるべ |
雷神太鼓鳥が騒ぐ 雲が飛ぶ 空がうねる 嵐が来る 黄金(こがね)稲妻 先陣きって大地を叩くよ 雷神太鼓が 腹までしみて いのちの祭りが 祭りがはじまる 両手両足 踏みしめて あばらは 左右十二対 全部バチにして さあ叩け 山が歌う 花が舞う 樹々が踊る 嵐が来る 白銀(ぎん)の土砂降り 仲間を連れて大地を叩くよ 雷神太鼓が 天まで響き いのちの息吹が 息吹がきこえる 割れた地面が よみがえる かわいた 五臓六腑まで 喝を入れてやる 目を覚ませ 男は風を抱く 女は赤く咲く 酒は胸を焼く 夢は 夢は 夢は果てしなく 男は風を抱く 女は赤く咲く 酒は胸を焼く 夢は 夢は 夢は果てしなく… | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | | 鳥が騒ぐ 雲が飛ぶ 空がうねる 嵐が来る 黄金(こがね)稲妻 先陣きって大地を叩くよ 雷神太鼓が 腹までしみて いのちの祭りが 祭りがはじまる 両手両足 踏みしめて あばらは 左右十二対 全部バチにして さあ叩け 山が歌う 花が舞う 樹々が踊る 嵐が来る 白銀(ぎん)の土砂降り 仲間を連れて大地を叩くよ 雷神太鼓が 天まで響き いのちの息吹が 息吹がきこえる 割れた地面が よみがえる かわいた 五臓六腑まで 喝を入れてやる 目を覚ませ 男は風を抱く 女は赤く咲く 酒は胸を焼く 夢は 夢は 夢は果てしなく 男は風を抱く 女は赤く咲く 酒は胸を焼く 夢は 夢は 夢は果てしなく… |
風にひとり渡り続けて 帰れぬ鳥よ はるかな空に 止まり木はない 男も同じ 倒れるまでは 自分の信じた 道を行く 明日をさがして 風の中 闇を切り裂く 汽笛の声は 逢えない人を 呼んでいるのか 優しい言葉 かけたいけれど 何にも言わずに 背を向けた 君のなみだか 流れ星 強い嵐に 打たれた花よ 散っても明日は 実をつけるだろう 男も同じ 倒れてまでも 自分の信じた 夢を見る ここがはじまり 風に立つ | 北山たけし | 田久保真見 | 徳久広司 | | 渡り続けて 帰れぬ鳥よ はるかな空に 止まり木はない 男も同じ 倒れるまでは 自分の信じた 道を行く 明日をさがして 風の中 闇を切り裂く 汽笛の声は 逢えない人を 呼んでいるのか 優しい言葉 かけたいけれど 何にも言わずに 背を向けた 君のなみだか 流れ星 強い嵐に 打たれた花よ 散っても明日は 実をつけるだろう 男も同じ 倒れてまでも 自分の信じた 夢を見る ここがはじまり 風に立つ |
男の一番星空にむらさき すみれ雲 宵の明星 かがやく大地 一歩昇れば その先に 夢という字が 見えてくる てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を ひとり歩きの むずかしさ 風が背中を 叩いて通る 泣いて悩んで 悔やむより 涙きっぱり 振りはらい てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を どこで咲いても 花は花 どこで生きても いのちは命 何を迷うか おとこ道 そこに明日が ある限り てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を | 北山たけし | 志賀大介 | 岡千秋 | | 空にむらさき すみれ雲 宵の明星 かがやく大地 一歩昇れば その先に 夢という字が 見えてくる てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を ひとり歩きの むずかしさ 風が背中を 叩いて通る 泣いて悩んで 悔やむより 涙きっぱり 振りはらい てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を どこで咲いても 花は花 どこで生きても いのちは命 何を迷うか おとこ道 そこに明日が ある限り てっぺん てっぺん 目指せ 男の一番星を |
勇気の一歩何にもやらずに 悔やむより とことんやって やりぬこう それで駄目なら あきらめろ 自分をほめて あきらめろ 胸を張って 次の人生へ 歩き出せばいい さあ 勇気の一歩 思い通りにゃ ならないが くじけはしないさ まわり道 きっと約束 忘れない 叱った君を 忘れない 遥かな空に 星はないけれど 望み捨てないで さあ 勇気の一歩 若いうちなら 二度三度 誰にもあるさ つまずきは 負けはしないさ 俺はゆく それでもゆくさ 俺はゆく 風に向かい 雨に顔あげて あすへ踏み出そう さあ 勇気の一歩 | 北山たけし | 数丘夕彦・原譲二 | 原譲二 | 伊戸のりお | 何にもやらずに 悔やむより とことんやって やりぬこう それで駄目なら あきらめろ 自分をほめて あきらめろ 胸を張って 次の人生へ 歩き出せばいい さあ 勇気の一歩 思い通りにゃ ならないが くじけはしないさ まわり道 きっと約束 忘れない 叱った君を 忘れない 遥かな空に 星はないけれど 望み捨てないで さあ 勇気の一歩 若いうちなら 二度三度 誰にもあるさ つまずきは 負けはしないさ 俺はゆく それでもゆくさ 俺はゆく 風に向かい 雨に顔あげて あすへ踏み出そう さあ 勇気の一歩 |
ふるさとは心の駅夕焼け空の あかね雲 仰げばはるか ふるさとよ から松林 あの丘で 夢を語った 仲間たち みんな元気か… あゝ若い日の 明るい歌声よ 希望を胸に 手を振って 別れていった 学舎(まなびや)よ 桜の花の 咲く駅で 泣いていた子の あの瞳 今も逢いたい… あゝ青春の かえらぬ思い出よ 都会に星は 見えないが 明日へ架ける 虹がある 自分が決めた この道を 涙見せずに 行くんだと ぼくを励ます… あゝ母がいる 心のふるさとよ | 北山たけし | たかたかし | 遠藤実 | | 夕焼け空の あかね雲 仰げばはるか ふるさとよ から松林 あの丘で 夢を語った 仲間たち みんな元気か… あゝ若い日の 明るい歌声よ 希望を胸に 手を振って 別れていった 学舎(まなびや)よ 桜の花の 咲く駅で 泣いていた子の あの瞳 今も逢いたい… あゝ青春の かえらぬ思い出よ 都会に星は 見えないが 明日へ架ける 虹がある 自分が決めた この道を 涙見せずに 行くんだと ぼくを励ます… あゝ母がいる 心のふるさとよ |
男の契り酒久しぶりだな あれ以来 元気で何より お互いに 生きる世界は 違っても 逢えばむかしの 二人に戻る 俺とお前の 男の契り酒 浮き世千里の 網の目が この頃すこしは 読めてきた 泣きも笑いも 人生の 道の花だと 思えばいいさ 俺とお前の 男の契り酒 西と東に 離れても 見上げる星座は 変わらない 夢のつづきを 語り合う またの逢う日に 乾杯しよう 俺とお前の 男の契り酒 | 北山たけし | 志賀大介 | 中村典正 | | 久しぶりだな あれ以来 元気で何より お互いに 生きる世界は 違っても 逢えばむかしの 二人に戻る 俺とお前の 男の契り酒 浮き世千里の 網の目が この頃すこしは 読めてきた 泣きも笑いも 人生の 道の花だと 思えばいいさ 俺とお前の 男の契り酒 西と東に 離れても 見上げる星座は 変わらない 夢のつづきを 語り合う またの逢う日に 乾杯しよう 俺とお前の 男の契り酒 |
海の匂いのお母さん海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ 背なかをまるめて カキを打つ 母さん 母さん お元気ですか 案じております 兄貴とふたり 海が時化(しけ)れば 時化(しけ)るほど カキはおいしくなるという 母さん あなたの口癖が 土鍋を囲めば きこえてきます やさしい笑顔が 浮かんできます 遠く離れた 子供らに 海の匂いを くれた母 わたしは 手紙が下手じゃけど 母さん 母さん 黙っていても 伝わりますとも あなたのこころ | 北山たけし | 田村和男 | 船村徹 | 南郷達也 | 海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ 背なかをまるめて カキを打つ 母さん 母さん お元気ですか 案じております 兄貴とふたり 海が時化(しけ)れば 時化(しけ)るほど カキはおいしくなるという 母さん あなたの口癖が 土鍋を囲めば きこえてきます やさしい笑顔が 浮かんできます 遠く離れた 子供らに 海の匂いを くれた母 わたしは 手紙が下手じゃけど 母さん 母さん 黙っていても 伝わりますとも あなたのこころ |
篝火都会の隅で 色褪(あ)せていく 育った頃の 風景も 慌ただしさに 忘れてしまう 大切な事 大切な人 眩しすぎれば 見失い 薄紅色が 丁度いい 辛い夜も 唇噛んで 忍ぶ心に 篝火を 涙見せず 生きてゆくなら 振り向かないで 前を向け 巷(ちまた)の空は 雨降り模様 誓った夢が 泣いている 会いたくなった 何気ないほど あなたの言葉 優しかったよ 語りすぎれば 嘘になり 伝えきれない この想い 暗い夜も 照らしてくれる 人の間に 灯火を 向こう見ずと 笑われるなら 時代遅れの ままでいい 辛い夜も 唇噛んで 忍ぶ心に 篝火を 涙見せず 生きてゆくなら 振り向かないで 前を向け 振り向かないで 前を向け | 北山たけし | 大地土子 | 大地土子 | 丸山雅仁 | 都会の隅で 色褪(あ)せていく 育った頃の 風景も 慌ただしさに 忘れてしまう 大切な事 大切な人 眩しすぎれば 見失い 薄紅色が 丁度いい 辛い夜も 唇噛んで 忍ぶ心に 篝火を 涙見せず 生きてゆくなら 振り向かないで 前を向け 巷(ちまた)の空は 雨降り模様 誓った夢が 泣いている 会いたくなった 何気ないほど あなたの言葉 優しかったよ 語りすぎれば 嘘になり 伝えきれない この想い 暗い夜も 照らしてくれる 人の間に 灯火を 向こう見ずと 笑われるなら 時代遅れの ままでいい 辛い夜も 唇噛んで 忍ぶ心に 篝火を 涙見せず 生きてゆくなら 振り向かないで 前を向け 振り向かないで 前を向け |
夢しずく…とどろき流れる 大河の水も はじめはほんの ひとしずく 胸にふるさと 抱きしめながら 自分を信じて 一歩ずつ 夢は夢で 終わらせないさ 男いちずの 夢しずく… いくつもしずくが 大地にしみて いのちの森が よみがえる 時に笑顔で 背中を押して 支えてくれたよ この俺を きっときっと 幸せにする お前いてこそ 夢しずく… いく年(とせ)しずくが したたり落ちて 岩さえ砕く その力 今日の苦労は 明日(あした)の宝 たゆまず迷わず 歩いてく 夢は夢で 終わらせないさ 道はひとすじ 夢しずく… | 北山たけし | 数丘夕彦 | 岡千秋 | | とどろき流れる 大河の水も はじめはほんの ひとしずく 胸にふるさと 抱きしめながら 自分を信じて 一歩ずつ 夢は夢で 終わらせないさ 男いちずの 夢しずく… いくつもしずくが 大地にしみて いのちの森が よみがえる 時に笑顔で 背中を押して 支えてくれたよ この俺を きっときっと 幸せにする お前いてこそ 夢しずく… いく年(とせ)しずくが したたり落ちて 岩さえ砕く その力 今日の苦労は 明日(あした)の宝 たゆまず迷わず 歩いてく 夢は夢で 終わらせないさ 道はひとすじ 夢しずく… |
風神じょんから何処から 聞こえてくるのだろう 風に合わせた 嘆き節 風神じょんから 泣き三味線 春は 桜の 花と泣く かあさん 笑って手を振った 後ろ髪引く 恋しさよ 風神じょんから 泣き三味線 夏は あの日の 蝉が鳴く あの娘の 名前をつぶやけば 遠い傷痕 また疼(うず)く 風神じょんから 泣き三味線 秋は もみじが 赤く啾(な)く 誰にも 言えない哀しみは 雪にうずめて しまうのさ 風神じょんから 泣き三味線 冬は 吹雪が 胸で哭く | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | | 何処から 聞こえてくるのだろう 風に合わせた 嘆き節 風神じょんから 泣き三味線 春は 桜の 花と泣く かあさん 笑って手を振った 後ろ髪引く 恋しさよ 風神じょんから 泣き三味線 夏は あの日の 蝉が鳴く あの娘の 名前をつぶやけば 遠い傷痕 また疼(うず)く 風神じょんから 泣き三味線 秋は もみじが 赤く啾(な)く 誰にも 言えない哀しみは 雪にうずめて しまうのさ 風神じょんから 泣き三味線 冬は 吹雪が 胸で哭く |
手紙いつも心配ばかり かけてごめんよ これでも何とか やってるよ 男だったら くよくよせずに まっすぐ自分の道を 行きなと あなたの言葉に はげまされて どうにかここまで 歩いてきた おふくろ 元気ですか ふるさとは白い冬 時々 からだを いたわって いつか子供の頃に 手をひかれ歩いた あの日の夕陽が なつかしい 男だったら めそめそせずに 涙をかみしめながら 行きなと あなたの想いに 守られて 誰かにやさしさ つないでゆける おふくろ 元気ですか ふるさとは春が咲き たまには 心を 楽にして おふくろ 元気ですか ふるさとは白い冬 時々 からだを いたわって たまには 心を 楽にして | 北山たけし | 大地土子 | TAKESHI | 矢野立美 | いつも心配ばかり かけてごめんよ これでも何とか やってるよ 男だったら くよくよせずに まっすぐ自分の道を 行きなと あなたの言葉に はげまされて どうにかここまで 歩いてきた おふくろ 元気ですか ふるさとは白い冬 時々 からだを いたわって いつか子供の頃に 手をひかれ歩いた あの日の夕陽が なつかしい 男だったら めそめそせずに 涙をかみしめながら 行きなと あなたの想いに 守られて 誰かにやさしさ つないでゆける おふくろ 元気ですか ふるさとは春が咲き たまには 心を 楽にして おふくろ 元気ですか ふるさとは白い冬 時々 からだを いたわって たまには 心を 楽にして |
夜霧の港連れていってと なみだの眸(ひとみ) 俺のこの胸 叩(ぶ)った奴 つらい別れを した夜も 霧がこんなに 深かった 何処にいるのか... 今もひとりか... 波間に未練の 夜霧の港 潮の香りと あなたがいれば そこが故郷と 甘えてた そんな一途さ いじらしさ なんで冷たく 背を向けた 何処にいるのか... 今もひとりか... 噂も途絶えた 夜霧の港 船のあかりに おまえの笑顔 揺れて浮かんで また消える 夢のつづきが 叶うなら 愛しあいたい この町で 何処にいるのか... 今もひとりか... 滲んだ街の灯(ひ) 夜霧の港 | 北山たけし | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | | 連れていってと なみだの眸(ひとみ) 俺のこの胸 叩(ぶ)った奴 つらい別れを した夜も 霧がこんなに 深かった 何処にいるのか... 今もひとりか... 波間に未練の 夜霧の港 潮の香りと あなたがいれば そこが故郷と 甘えてた そんな一途さ いじらしさ なんで冷たく 背を向けた 何処にいるのか... 今もひとりか... 噂も途絶えた 夜霧の港 船のあかりに おまえの笑顔 揺れて浮かんで また消える 夢のつづきが 叶うなら 愛しあいたい この町で 何処にいるのか... 今もひとりか... 滲んだ街の灯(ひ) 夜霧の港 |
男の夜明け前真っ直ぐ生きても ぶち当たる 嘘が誠を とおせんぼ 殴られたって 負けじゃない 負けは自分を 曲げること 星も 星も見えない 真の闇なり 夜明け前 線香花火の 紅い火よ 夢はちりちり 燃え残る 男は泣いちゃ いけないと そっと拳で なみだ拭く 風の 風の遠吠え 眠れないまま 夜明け前 底まで沈めば 浮き上がる 運も不運も やじろべえ 東の空に 目を凝らし 昇る朝陽を 待ちわびる じっと じっと我慢だ 時は来るなり 夜明け前 今が男の 夜明け前 | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | 南郷達也 | 真っ直ぐ生きても ぶち当たる 嘘が誠を とおせんぼ 殴られたって 負けじゃない 負けは自分を 曲げること 星も 星も見えない 真の闇なり 夜明け前 線香花火の 紅い火よ 夢はちりちり 燃え残る 男は泣いちゃ いけないと そっと拳で なみだ拭く 風の 風の遠吠え 眠れないまま 夜明け前 底まで沈めば 浮き上がる 運も不運も やじろべえ 東の空に 目を凝らし 昇る朝陽を 待ちわびる じっと じっと我慢だ 時は来るなり 夜明け前 今が男の 夜明け前 |
俺のこの胸で待っていたんだよ お前が戻るのを この部屋のぬくもり あの日のままだろう なんの言い訳も 俺にはしなくて いいんだよ 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で 夜のぬかるみで 迷っただけなのさ もう二度とおまえの この手を離さない どこで身に付けた 枝毛をつくろう その仕草 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で 俺のやすらぎは おまえのほほ笑みさ 花のあるやさしい 暮らしを作ろうよ 明日(あす)はその指に しあわせ指輪を あげるから 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で | 北山たけし | 志賀大介 | 徳久広司 | | 待っていたんだよ お前が戻るのを この部屋のぬくもり あの日のままだろう なんの言い訳も 俺にはしなくて いいんだよ 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で 夜のぬかるみで 迷っただけなのさ もう二度とおまえの この手を離さない どこで身に付けた 枝毛をつくろう その仕草 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で 俺のやすらぎは おまえのほほ笑みさ 花のあるやさしい 暮らしを作ろうよ 明日(あす)はその指に しあわせ指輪を あげるから 泣くがいい 泣くがいい 俺のこの胸で |
望郷ほたる元気で居れば それでいい そんな手紙に 泣ける夜 ふるさとの ああ街灯り 生まれて育った 家の窓 心の闇に浮かぶ ほたるのように 都会の水は 甘くない にがい涙を 噛み締める この手には まだ何もない 帰れやしないさ このままで 心に夢をともせ ほたるのように 人よりすこし 回り道 そんな自分を 生きてゆく いつだって ああおかえりと ちいさな灯りの あたたかさ 心の闇を照らす ほたるのように | 北山たけし | 田久保真見 | 岡千秋 | | 元気で居れば それでいい そんな手紙に 泣ける夜 ふるさとの ああ街灯り 生まれて育った 家の窓 心の闇に浮かぶ ほたるのように 都会の水は 甘くない にがい涙を 噛み締める この手には まだ何もない 帰れやしないさ このままで 心に夢をともせ ほたるのように 人よりすこし 回り道 そんな自分を 生きてゆく いつだって ああおかえりと ちいさな灯りの あたたかさ 心の闇を照らす ほたるのように |
篠笛の里誰が吹くのか 篠笛の 音色かなしい 野辺の秋 明日は遠くへ 嫁ぎゆく 君をおもえば せつなくて 白い野菊の 花を摘み 君にかざろう はなむけに 想いひそかに かよわせた 過ぎた季節の 思い出に 人のさだめを 嘆くよな ふしもわびしい 篠笛よ 光る夜空の あの星に 君のしあわせ 祈ってる | 北山たけし | たかたかし | 遠藤実 | 佐伯亮 | 誰が吹くのか 篠笛の 音色かなしい 野辺の秋 明日は遠くへ 嫁ぎゆく 君をおもえば せつなくて 白い野菊の 花を摘み 君にかざろう はなむけに 想いひそかに かよわせた 過ぎた季節の 思い出に 人のさだめを 嘆くよな ふしもわびしい 篠笛よ 光る夜空の あの星に 君のしあわせ 祈ってる |
十和田の女よ残雪のこる 北の湖(みずうみ)で 運命(さだめ)みたいに 出逢った君よ 星の降るよな 湖畔の宿で いのち燃やした 恋花火 青き水面(みなも)に 微笑みゆれる ああ 十和田の女(ひと)よ むらさき煙る 湖水(みず)のたそがれは 淋(さび)しすぎると この腕(て)で泣いた 年齢(とし)も名前も 知らないけれど 理由(わけ)のありそな あの指環 時は過ぎても 忘れはしない ああ 十和田の女(ひと)よ ふたたび逢えぬ 君の倖せを ひとり祈ろう 乙女の像に いつかふたりで 暮らせたならば そんな言葉も 遠い夢 雲の彼方に 面影うかぶ ああ 十和田の女(ひと)よ | 北山たけし | 仁井谷俊也 | 大谷明裕 | | 残雪のこる 北の湖(みずうみ)で 運命(さだめ)みたいに 出逢った君よ 星の降るよな 湖畔の宿で いのち燃やした 恋花火 青き水面(みなも)に 微笑みゆれる ああ 十和田の女(ひと)よ むらさき煙る 湖水(みず)のたそがれは 淋(さび)しすぎると この腕(て)で泣いた 年齢(とし)も名前も 知らないけれど 理由(わけ)のありそな あの指環 時は過ぎても 忘れはしない ああ 十和田の女(ひと)よ ふたたび逢えぬ 君の倖せを ひとり祈ろう 乙女の像に いつかふたりで 暮らせたならば そんな言葉も 遠い夢 雲の彼方に 面影うかぶ ああ 十和田の女(ひと)よ |
望郷かくれんぼもういいかい(もういいかい) まあだだよ(まあだだよ) 君に会いたいよ 覚えているかい 旅立ちの日のことを ふるさとの始発駅 希望を捨てずに お互いに 頑張ろうと 君と誓った 元気かい(元気かい) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ しあわせ足音 追いかけて今日もまた 虹を抱く友がいる 信じるこの道 裏切らず 歩こうと 語り明かした 仲間たち(仲間たち) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ 時間という名の 青春の忘れもの さくら咲く風の中 あふれる涙を 大空の ハンカチが 拭いてくれたよ もういいかい(もういいよ) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ もういいかい(もういいかい) もういいよ(もういいよ) もういいかい(もういいかい) もういいよ(もういいよ) | 北山たけし | 志賀大介 | 小田純平 | 丸山雅仁 | もういいかい(もういいかい) まあだだよ(まあだだよ) 君に会いたいよ 覚えているかい 旅立ちの日のことを ふるさとの始発駅 希望を捨てずに お互いに 頑張ろうと 君と誓った 元気かい(元気かい) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ しあわせ足音 追いかけて今日もまた 虹を抱く友がいる 信じるこの道 裏切らず 歩こうと 語り明かした 仲間たち(仲間たち) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ 時間という名の 青春の忘れもの さくら咲く風の中 あふれる涙を 大空の ハンカチが 拭いてくれたよ もういいかい(もういいよ) 会いたいよ(会いたいよ) 人生 望郷かくれんぼ もういいかい(もういいかい) もういいよ(もういいよ) もういいかい(もういいかい) もういいよ(もういいよ) |
桜島哀歌錦江湾に 沈む陽(ひ)が 男のこころ 映し出す 傷は癒えずに 血を流し 燃え尽きるまで 燃えたがる 何度も火を吐く 桜島 まるで男の 叫びのように 生きてることは 哀しいと 男はみんな 思ってる 負けて挫けて 倒れても 終わりじゃないと 信じてる 今夜は眠れよ 桜島 夢で泣くなら 赦(ゆる)せるだろう 錦江湾に 昇る陽(ひ)が 男の背中 照らし出す 海に浮かんだ 流れ星 風を切るフェリー 煌(きら)めいて 何度も火を吐く 桜島 まるで男の 願いのように | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | 南郷達也 | 錦江湾に 沈む陽(ひ)が 男のこころ 映し出す 傷は癒えずに 血を流し 燃え尽きるまで 燃えたがる 何度も火を吐く 桜島 まるで男の 叫びのように 生きてることは 哀しいと 男はみんな 思ってる 負けて挫けて 倒れても 終わりじゃないと 信じてる 今夜は眠れよ 桜島 夢で泣くなら 赦(ゆる)せるだろう 錦江湾に 昇る陽(ひ)が 男の背中 照らし出す 海に浮かんだ 流れ星 風を切るフェリー 煌(きら)めいて 何度も火を吐く 桜島 まるで男の 願いのように |
男の交差点霧が流れる あの娘(こ)の街に 心残して 背を向けた 奇麗な花は 奇麗なままで それがせめての はなむけさ これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 誰が棄てたか 紅薔薇ひとつ 白い夜霧の 道に咲く 今さら追えぬ 面影なのに なぜにまぶたに 絡むのか これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 針を止めても 時間は進む やがて夜明けの 陽が昇る 幸せきっと 掴んでおくれ 俺も涙と さようなら これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 | 北山たけし | 志賀大介 | 徳久広司 | | 霧が流れる あの娘(こ)の街に 心残して 背を向けた 奇麗な花は 奇麗なままで それがせめての はなむけさ これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 誰が棄てたか 紅薔薇ひとつ 白い夜霧の 道に咲く 今さら追えぬ 面影なのに なぜにまぶたに 絡むのか これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 針を止めても 時間は進む やがて夜明けの 陽が昇る 幸せきっと 掴んでおくれ 俺も涙と さようなら これでいいんだよ これでいいんだよ 一から出直す 交差点 |
涙のカウンターこころに雨の 降る夜は 街のあかりも 泣きべそあかり 港ホテルの カウンター あの娘(こ)の席には 想い出だけが さびしい背中で 座っているよ もいちど(もいちど)もいちど(もいちど) もいちど 逢いたいよ わがまま言って 困らせた それも愛だと 思っていたよ 昔なじみの マスターは 無口で変わらぬ 微笑みだけを いつものお酒に 浮かべてくれる バカだよ(バカだよ)バカだよ(バカだよ) あの娘(こ)は 戻らない なくしたあとで わかるもの それは幸せ くやしいけれど ふたり出会った カウンター あの娘(こ)が最後に こぼした涙 今でもまぶたに 浮かんで消える さよなら(さよなら)さよなら(さよなら) グラスに 揺れる夜 | 北山たけし | 喜多條忠 | 平尾昌晃 | 伊戸のりお | こころに雨の 降る夜は 街のあかりも 泣きべそあかり 港ホテルの カウンター あの娘(こ)の席には 想い出だけが さびしい背中で 座っているよ もいちど(もいちど)もいちど(もいちど) もいちど 逢いたいよ わがまま言って 困らせた それも愛だと 思っていたよ 昔なじみの マスターは 無口で変わらぬ 微笑みだけを いつものお酒に 浮かべてくれる バカだよ(バカだよ)バカだよ(バカだよ) あの娘(こ)は 戻らない なくしたあとで わかるもの それは幸せ くやしいけれど ふたり出会った カウンター あの娘(こ)が最後に こぼした涙 今でもまぶたに 浮かんで消える さよなら(さよなら)さよなら(さよなら) グラスに 揺れる夜 |
風のロマン寿(ことぶき)の…都に咲いた 花はハマナス 紅く燃え 郷土(ふるさと)の 海に生まれて 伝説の 海を愛する ここは北国 風岬 夢とロマンの 生きる町 よせる波…こころの岸で いまも奏(かな)でる 子守唄 海鳥が 空にはばたき 漁火(いさりび)が 沖でまたたく ここは母なる 風港 夢とロマンの 遊ぶ町 悠久(ゆうきゅう)の…大地は恵み 流れかわらぬ 朱太(しぶと)川 見上げれば 遠き夜空に 満天の 星が輝く ここは遥かな 日本海 夢とロマンの 生きる町 | 北山たけし | 中谷純平 | 原譲二 | 丸山雅仁 | 寿(ことぶき)の…都に咲いた 花はハマナス 紅く燃え 郷土(ふるさと)の 海に生まれて 伝説の 海を愛する ここは北国 風岬 夢とロマンの 生きる町 よせる波…こころの岸で いまも奏(かな)でる 子守唄 海鳥が 空にはばたき 漁火(いさりび)が 沖でまたたく ここは母なる 風港 夢とロマンの 遊ぶ町 悠久(ゆうきゅう)の…大地は恵み 流れかわらぬ 朱太(しぶと)川 見上げれば 遠き夜空に 満天の 星が輝く ここは遥かな 日本海 夢とロマンの 生きる町 |
雪に咲いたひまわりつらい時こそ 微笑みを 忘れぬ強さ 温かさ 心も凍る 雪の日も 明日(あす)に向かって 咲いている ひまわりみたいな 母でした 愛にあふれた その瞳 まぶたにいつも しまってる 昔話を 聞きながら 眠りについた 幼い日 あの日に帰って 甘えたい 何も心配 いらないよ 明るく強く 生きるから 遠野の里の 雪景色 春を信じて 咲いている ひまわりみたいな 母でした | 北山たけし | 伊藤美和 | 原譲二 | | つらい時こそ 微笑みを 忘れぬ強さ 温かさ 心も凍る 雪の日も 明日(あす)に向かって 咲いている ひまわりみたいな 母でした 愛にあふれた その瞳 まぶたにいつも しまってる 昔話を 聞きながら 眠りについた 幼い日 あの日に帰って 甘えたい 何も心配 いらないよ 明るく強く 生きるから 遠野の里の 雪景色 春を信じて 咲いている ひまわりみたいな 母でした |
浜風浜風冷たく 吹き抜ける 日暮れ象潟(きさかた) 日本海 北へ線路を 戻ったら すぐにおまえに 会えるのに 信じて待って いるだろか 岬灯りが また揺れる おまえをホームに 置いたまま あの日別れて 来た俺さ そばのやすらぎ 捨ててまで どこへ流れる ただひとり 面影抱けば 酔えなくて 港酒場の 夜が更ける 耳元かすめる 浜風は 泣いておまえが 呼ぶ声か 女ひとりを 幸せに できぬ男の 身勝手さ 今さら詫びて 何(なん)になる 沖の漁り火 また揺れる | 北山たけし | 麻こよみ | 徳久広司 | | 浜風冷たく 吹き抜ける 日暮れ象潟(きさかた) 日本海 北へ線路を 戻ったら すぐにおまえに 会えるのに 信じて待って いるだろか 岬灯りが また揺れる おまえをホームに 置いたまま あの日別れて 来た俺さ そばのやすらぎ 捨ててまで どこへ流れる ただひとり 面影抱けば 酔えなくて 港酒場の 夜が更ける 耳元かすめる 浜風は 泣いておまえが 呼ぶ声か 女ひとりを 幸せに できぬ男の 身勝手さ 今さら詫びて 何(なん)になる 沖の漁り火 また揺れる |
津軽哀歌雪がしんしん 降り積もる うわさ尋ねて 津軽路は 風も切ない 竜飛崎(たっぴざき) 岬廻りの 舟がゆく 倖せだったら それでいい なんであの時 意地を張り 遥か見上げる 駒ヶ岳(こまがだけ) 酔ってこぼした ひと言が 今はこんなに 辛すぎる すまぬ思いと 詫びながら 一人ぽっちの 淋しさは 未練心と 恋しさか 戻れないから 五所川原 北の海峡 渡り鳥 せめて達者で いておくれ | 北山たけし | 原譲二 | 原譲二 | 南郷達也 | 雪がしんしん 降り積もる うわさ尋ねて 津軽路は 風も切ない 竜飛崎(たっぴざき) 岬廻りの 舟がゆく 倖せだったら それでいい なんであの時 意地を張り 遥か見上げる 駒ヶ岳(こまがだけ) 酔ってこぼした ひと言が 今はこんなに 辛すぎる すまぬ思いと 詫びながら 一人ぽっちの 淋しさは 未練心と 恋しさか 戻れないから 五所川原 北の海峡 渡り鳥 せめて達者で いておくれ |
木枯らし純情どこへ行くのか 寂しさ抱いて ちぎれた雲が 道づれなのか 惚れて 惚れても 別れるさだめ 散らせやしない 君という名の白い花 木枯らし純情 風が泣く 指をこぼれる 川面の月は つかみ切れない 男の夢か まぶた まぶたを 濡らすな涙 逢いたさ捨てて 胸のともしび吹き消して 木枯らし純情 さむい夜 かれ葉 一枚 それより軽い そんな暮らしを 恨みもしたが 男 男は さすらう風よ 忘れてくれと 遠く見上げる北斗星 木枯らし純情 胸で哭く | 北山たけし | 田久保真見 | 弦哲也 | 前田俊明 | どこへ行くのか 寂しさ抱いて ちぎれた雲が 道づれなのか 惚れて 惚れても 別れるさだめ 散らせやしない 君という名の白い花 木枯らし純情 風が泣く 指をこぼれる 川面の月は つかみ切れない 男の夢か まぶた まぶたを 濡らすな涙 逢いたさ捨てて 胸のともしび吹き消して 木枯らし純情 さむい夜 かれ葉 一枚 それより軽い そんな暮らしを 恨みもしたが 男 男は さすらう風よ 忘れてくれと 遠く見上げる北斗星 木枯らし純情 胸で哭く |
オロロン岬呼んで 呼んでみたって 届かない どうせ還(かえ)らぬ 遠い人 男未練を からかうように 鳴いて舞い飛ぶ 海鳥よ 北の最果(さいは)て 焼尻島(やぎしり) 天売島(てうり) オロロン オロロン オロロン岬 嘘を 嘘をつく気は なかったが 何もやれずに 終わったね きっと倖せ 掴(つか)んでくれと 祈る夕空 陽が沈む 波が鞭打(むちう)つ 切り立つ断崖(いわ)よ オロロン オロロン オロロン岬 揺れる 揺れるフェリーに ひとり乗る かすむ島影 凍る海 おまえみたいな 優しい女(ひと)に めぐり逢えない もう二度と 明日は留萌(るもい)か 宗谷(そうや)の海か オロロン オロロン オロロン岬 | 北山たけし | 下地亜記子 | 大谷明裕 | | 呼んで 呼んでみたって 届かない どうせ還(かえ)らぬ 遠い人 男未練を からかうように 鳴いて舞い飛ぶ 海鳥よ 北の最果(さいは)て 焼尻島(やぎしり) 天売島(てうり) オロロン オロロン オロロン岬 嘘を 嘘をつく気は なかったが 何もやれずに 終わったね きっと倖せ 掴(つか)んでくれと 祈る夕空 陽が沈む 波が鞭打(むちう)つ 切り立つ断崖(いわ)よ オロロン オロロン オロロン岬 揺れる 揺れるフェリーに ひとり乗る かすむ島影 凍る海 おまえみたいな 優しい女(ひと)に めぐり逢えない もう二度と 明日は留萌(るもい)か 宗谷(そうや)の海か オロロン オロロン オロロン岬 |
数えきれない想い数えきれない 沢山の人に出逢い 歩く道を 照らしてくれる やさしく包む 夕陽のように 数えきれない 温かなはげましの言葉に 何度元気を もらえただろう 一つ一つ 心にひびくよ 幼い頃の夢 今動きはじめた夢 止まらぬ様にゆくよ この夢がさめぬように 数えきれない かわした手と手の中に 忘れられない やさしさがある この手にずっと 残るぬくもり 数えきれない 想いを綴ってくれた手紙に 何度勇気を もらえただろう 一つ一つ 心にきざむよ 支えてくれる人 見守ってくれる人 感謝を込めて歌う この声が届くまで 支えてくれる人 見守ってくれる人 感謝を込めて歌う この歌が届くまで | 北山たけし | TAKESHI | TAKESHI | 田代修二 | 数えきれない 沢山の人に出逢い 歩く道を 照らしてくれる やさしく包む 夕陽のように 数えきれない 温かなはげましの言葉に 何度元気を もらえただろう 一つ一つ 心にひびくよ 幼い頃の夢 今動きはじめた夢 止まらぬ様にゆくよ この夢がさめぬように 数えきれない かわした手と手の中に 忘れられない やさしさがある この手にずっと 残るぬくもり 数えきれない 想いを綴ってくれた手紙に 何度勇気を もらえただろう 一つ一つ 心にきざむよ 支えてくれる人 見守ってくれる人 感謝を込めて歌う この声が届くまで 支えてくれる人 見守ってくれる人 感謝を込めて歌う この歌が届くまで |
誇れる男にガキの頃から 親父と共に 追いかけ続けた でかい夢 後から 後から 追い越され 悔し涙を 飲み込んだ 自分を信じて 裏切らない 誇れる男に俺はなる 空で微笑む お袋見上げ 優しいぬくもり 想い出す あの山 あの川 この俺に 試練与えてくれるのさ 乗り越えられない 苦労はない 大きな男に俺はなる 自分を信じて 裏切らない 誇れる男に俺はなる | 北山たけし | 緑子 | 緑子 | 槌田靖識 | ガキの頃から 親父と共に 追いかけ続けた でかい夢 後から 後から 追い越され 悔し涙を 飲み込んだ 自分を信じて 裏切らない 誇れる男に俺はなる 空で微笑む お袋見上げ 優しいぬくもり 想い出す あの山 あの川 この俺に 試練与えてくれるのさ 乗り越えられない 苦労はない 大きな男に俺はなる 自分を信じて 裏切らない 誇れる男に俺はなる |
紀州千畳敷傷めたつばさ 羽ばたかせ 鴎が一羽 空を行く 渡り切れずに 海に落ちても 水平線を 夢に見るだろう 寄せくる波が 男の感傷(さみしさ) わかってくれる… 紀州千畳敷 三段壁(さんだんべき)に たたずめば 怒涛(どとう)に頬を 叩かれる 凍りついてた 胸の真ん中 いのちの炎 不意に燃え上がる 忘れた何か 思い出すような 海鳴りのうた… 紀州千畳敷 円月島(えんげつとう)に 目を凝らし 真実一つ 見つけ出す 沈む夕陽が 海に浮かべた 黄金(おうごん)の道 あすに続いてる はるかな潮風(かぜ)が 男の背中を 包んでくれる… 紀州千畳敷 | 北山たけし | 田久保真見 | 徳久広司 | | 傷めたつばさ 羽ばたかせ 鴎が一羽 空を行く 渡り切れずに 海に落ちても 水平線を 夢に見るだろう 寄せくる波が 男の感傷(さみしさ) わかってくれる… 紀州千畳敷 三段壁(さんだんべき)に たたずめば 怒涛(どとう)に頬を 叩かれる 凍りついてた 胸の真ん中 いのちの炎 不意に燃え上がる 忘れた何か 思い出すような 海鳴りのうた… 紀州千畳敷 円月島(えんげつとう)に 目を凝らし 真実一つ 見つけ出す 沈む夕陽が 海に浮かべた 黄金(おうごん)の道 あすに続いてる はるかな潮風(かぜ)が 男の背中を 包んでくれる… 紀州千畳敷 |
夢色吹雪舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 虹の欠片よ さあ 解き放て 泥だらけになって 生きてみるのも悪くない 悔しさから力は 漲(みなぎ)るのさ 涙見せない事だけが 強いわけじゃない 流す涙に虹が出て 遥か遥か空に羽ばたけ 舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 この背に受けて さあ 立ち向かえ 向かい風はいつか 追い風になる時が来る 諦めない心で 奇跡起こせ 道が無くても踏み出せば そこが道になる 男たるもの振り向かず 前に前に進み続けろ 舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 虹の欠片よ さあ 解き放て | 北山たけし | 北爪葵 | 田尾将実 | 矢野立美 | 舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 虹の欠片よ さあ 解き放て 泥だらけになって 生きてみるのも悪くない 悔しさから力は 漲(みなぎ)るのさ 涙見せない事だけが 強いわけじゃない 流す涙に虹が出て 遥か遥か空に羽ばたけ 舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 この背に受けて さあ 立ち向かえ 向かい風はいつか 追い風になる時が来る 諦めない心で 奇跡起こせ 道が無くても踏み出せば そこが道になる 男たるもの振り向かず 前に前に進み続けろ 舞い上がれ さあ舞い上がれ ひらひら ひらひらと 夢色吹雪 虹の欠片よ さあ 解き放て |
月うるるしまい忘れた 風鈴ちりり ひと息呑みほす コップ酒 今宵のこの月 おまえとふたり 寄り添いあって 見たかった いつもとおんなじ 夜が冴える うるる うるる 月うるる 月うるる 月が笑えば おまえも笑う こころに棲みつく 片えくぼ 別れたそのわけ 探して今も 想い出めくる 夜いくつ 泣いてもいいだろ 今夜だけ うるる うるる 月うるる 月うるる 月にのの字の まじないひとつ しあわせ返せよ もう一度 きのうも明日も あの世でまでも ふたりで生きる はずだった ぬくもりがわりに もう一杯 うるる うるる 月うるる 月うるる | 北山たけし | 榛澤洋子 | 徳久広司 | 猪股義周 | しまい忘れた 風鈴ちりり ひと息呑みほす コップ酒 今宵のこの月 おまえとふたり 寄り添いあって 見たかった いつもとおんなじ 夜が冴える うるる うるる 月うるる 月うるる 月が笑えば おまえも笑う こころに棲みつく 片えくぼ 別れたそのわけ 探して今も 想い出めくる 夜いくつ 泣いてもいいだろ 今夜だけ うるる うるる 月うるる 月うるる 月にのの字の まじないひとつ しあわせ返せよ もう一度 きのうも明日も あの世でまでも ふたりで生きる はずだった ぬくもりがわりに もう一杯 うるる うるる 月うるる 月うるる |
やん衆挽歌海の碧(あお)さに 惚れ込みながら さびれ番屋で 風を待つ 吼(ほ)える山背の うねりも消えて 沖は朝焼け ゴメが舞う 酒も男も 清め酒 北の船唄 やん衆挽歌 口紅(べに)も引かずに 働く女房 もんぺ姿で 網を刺す 腕の古傷(いたみ)を こらえて耐えて せめていい夢 見せたいものと 右へ左へ 舵をとる 北の船唄 やん衆挽歌 潮で揉(も)まれた しわがれ顔が 海の男に よく似合う みぞれ混(まじ)りか 雲足はやい 地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌 | 北山たけし | 新條カオル | 原譲二 | 桜庭伸幸 | 海の碧(あお)さに 惚れ込みながら さびれ番屋で 風を待つ 吼(ほ)える山背の うねりも消えて 沖は朝焼け ゴメが舞う 酒も男も 清め酒 北の船唄 やん衆挽歌 口紅(べに)も引かずに 働く女房 もんぺ姿で 網を刺す 腕の古傷(いたみ)を こらえて耐えて せめていい夢 見せたいものと 右へ左へ 舵をとる 北の船唄 やん衆挽歌 潮で揉(も)まれた しわがれ顔が 海の男に よく似合う みぞれ混(まじ)りか 雲足はやい 地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌 |
春は来るだろう思わずこぼれた ため息も 白く凍える 冬の街 それでも夜の 向こうには まだ見ぬ朝が 待っている 我慢の糸で 時間(とき)を紡(つむ)げば いつか希望の 春は来るだろう 名前も知らない 花さえも 今日を健気(けなげ)に 生きている 上だけ見てちゃ 気づかない 幸せだって そこにある 運命(さだめ)の糸で 明日(あす)を手繰(たぐ)れば いつか寄り添う 春は来るだろう 行(ゆ)き先わからぬ 人生(たび)だけど 進路(みち)は自分で 決めるのさ いつでも夢の 手前には 大きな壁が そびえ立つ 努力の糸で 山を越えれば いつか希望の 春は来るだろう | 北山たけし | 伊藤美和 | 弦哲也 | 猪股義周 | 思わずこぼれた ため息も 白く凍える 冬の街 それでも夜の 向こうには まだ見ぬ朝が 待っている 我慢の糸で 時間(とき)を紡(つむ)げば いつか希望の 春は来るだろう 名前も知らない 花さえも 今日を健気(けなげ)に 生きている 上だけ見てちゃ 気づかない 幸せだって そこにある 運命(さだめ)の糸で 明日(あす)を手繰(たぐ)れば いつか寄り添う 春は来るだろう 行(ゆ)き先わからぬ 人生(たび)だけど 進路(みち)は自分で 決めるのさ いつでも夢の 手前には 大きな壁が そびえ立つ 努力の糸で 山を越えれば いつか希望の 春は来るだろう |
あなたへ涙も見せず戦うあなたへ かける言葉がいつも同じでごめんよ 懐かしい海を見て あなたの声を感じて 思い出の場所に花が咲く またあなたと一緒に見よう 戦うあなたへこの歌を 戦うあなたへありがとう 夢でもいいと笑顔のあなたへ 伝えきれない想いは心の中に 流れゆく街並みに あなたの面影を探して 忘れないずっといつまでも あの日の言葉は今でも 愛するあなたへこの歌を 愛するあなたへありがとう 2人して追いかけた夢の続きを見よう 1人でも歩いて行くから 笑顔で歩いて行くから 旅立つあなたへこの花を 旅立つあなたへありがとう 旅立つあなたへこの歌を 旅立つあなたへありがとう | 北山たけし | TAKESHI | TAKESHI | 矢野立美 | 涙も見せず戦うあなたへ かける言葉がいつも同じでごめんよ 懐かしい海を見て あなたの声を感じて 思い出の場所に花が咲く またあなたと一緒に見よう 戦うあなたへこの歌を 戦うあなたへありがとう 夢でもいいと笑顔のあなたへ 伝えきれない想いは心の中に 流れゆく街並みに あなたの面影を探して 忘れないずっといつまでも あの日の言葉は今でも 愛するあなたへこの歌を 愛するあなたへありがとう 2人して追いかけた夢の続きを見よう 1人でも歩いて行くから 笑顔で歩いて行くから 旅立つあなたへこの花を 旅立つあなたへありがとう 旅立つあなたへこの歌を 旅立つあなたへありがとう |
夢追い鶴別れ手紙の 折り鶴を 窓辺に 残して 消えた奴 あきらめ きれない 夢追って お前は 今頃 遠い空 たった 一度の 人生さ 羽ばたいて 行くがいい 夢追い鶴よ 泥を掴んで 立ち上がる お前の 強さを 見て来たよ この胸 濡らして 泣きじゃくる お前の 弱さも 知っている 例え 離れて いようとも 心だけ 傍にいる 夢追い鶴よ 息を吹きかけ 折り鶴の 翼を 広げて 手に乗せる 涙で 滲んだ さよならと 感謝の 言葉が 切ないよ やがて 夜明けの 風に乗り 大空へ 飛んで行け 夢追い鶴よ | 北山たけし | 砂川風子 | 徳久広司 | 猪股義周 | 別れ手紙の 折り鶴を 窓辺に 残して 消えた奴 あきらめ きれない 夢追って お前は 今頃 遠い空 たった 一度の 人生さ 羽ばたいて 行くがいい 夢追い鶴よ 泥を掴んで 立ち上がる お前の 強さを 見て来たよ この胸 濡らして 泣きじゃくる お前の 弱さも 知っている 例え 離れて いようとも 心だけ 傍にいる 夢追い鶴よ 息を吹きかけ 折り鶴の 翼を 広げて 手に乗せる 涙で 滲んだ さよならと 感謝の 言葉が 切ないよ やがて 夜明けの 風に乗り 大空へ 飛んで行け 夢追い鶴よ |