達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介していくこのコーナー。
今回は、優しく語りかけるような歌詞に定評があり、高橋真梨子や大竹しのぶ、夏川りみなど数多くのアーティストに作品を提供している「鮎川めぐみ」さんをゲストにお迎え致しました。
子どもの頃から大好きだった筒美京平先生の曲に、初めて歌詞を付けさせて頂いた曲です。夢を見ている様な気持ちで曲を聴き、無我夢中で歌詞を書き、歌われた高橋真梨子さんの素晴らしさに恋に落ちてしまいました。あの気持ちを忘れずにいたいです。
航空会社の乗務員として働くかたわら、通っていたマイカミュージックラボラトリーで、松任谷正隆氏に認められ、作詞家としてデビュー。高橋真梨子、中森明菜、西田ひかる、CCガール、谷村有美、夏川りみ、等作品提供多数。アイリーン、オズの魔法使いなどミュージカルの訳詞も手がける。
友人でもある大竹しのぶのコンサートでは、長年作詞、訳詞を担当。千住明氏との作品「心と心で」で手話に出逢い、手話による自作詩のライブを始める。
現在は京都府在住。京都府人権啓発の今年のテーマソング「世界がひとつの家族のように」を千住氏と制作し、歌を広めるためのイベントに参加している。FM京都、ラジオカフェ、ならどっとFM等にも出演中。
VICL-64026 ¥2,000 (tax in)
2013.06.26 Release
M-17:「明日の風に吹かれよう」
M-21:「Bolero Preghiera 〜祈りのボレロ-」
作詞:鮎川めぐみ
作曲:千住明
■映画出演情報
映画「人間(ningen)」 ※トロント国際映画祭2013入選
監督:チャーラ・ゼンジルジ(トルコ)、ギョーム・ジョヴァネッティ(フランス)
出演:吉野眞弘、李小牧、和島政子、鮎川めぐみ、福田訓久 他
製作:株式会社メディア総合研究所、II Film
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