しほり

五輪真弓

しほり

作詞:五輪真弓
作曲:五輪真弓
発売日:1990/09/15
この曲の表示回数:91回

しほり
もう忘れてしまっていた
古びた写真の一日
何げなくみつけた
ほこりだらけの恋愛小説
その中に はさんでいた
一枚の写真
そうあれは卒業帰り
街路樹くぐりぬける路
陽だまり数えて
はしゃいでいた私をつかまえて
あなたが はじめてうつした写真よ

それは しほりなの
ありえない物語(はなし)を閉じさせた
あなたとの出会い
ふりむくことなど知らず
もえたうるわしい恋人よ
あれは春 不思議なほど
おだやかな午後だった

でも私たちは出てゆく
今日まで暮したこの部屋
何もかも捨てるの
互いにくみかわしたグラスさえ
年月に疲れたすべての形を
もう忘れてしまっていた
古びた写真のことは
二人で閉じるの
重ね綴った恋愛小説
最後のページにこの写真はさんで

それは しほりなの
行き詰まる物語(はなし)を閉じさせる
わかれゆく明日
これほどなつかしい人だけど
ふりむいちゃいけない
色あせた写真はあまりにも悲しい
あれは春 不思議なほど
おだやかな午後だった

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