白い夏バレンシア

揺れる恋心 アンダルシアの娘
情熱の瞳が 俺の心とらえた
そっと背中で 囁く愛の言葉
放浪(さすらい)の恋と わかっていたはずさ

涙染めて 夕陽が沈む
灼けた素肌 やさしく抱いた
星もすすり泣き 愛を嘆く
つかのまの炎 吹き消した
レンガのホテル
熱い風が 胸を吹きぬけた
白い夏 バレンシア

二度と燃えない 恋だからこそ
渇いたこの胸に いつまでも生きてる

何故か男は 旅の途中で
忘れられない 愛に出逢う
星もすすり泣き 愛を嘆く
つかのまの炎 吹き消した
レンガのホテル
波の音が 胸に響いてた
白い夏 バレンシア
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