こころひらり

ヒラリ、と階段
君は飛び降りて
小癪な笑顔で僕を迎え撃つ

余所見する暇を与えてくれない
花びらみたいに ふいに飛んでゆきそう

シアワセってヤツは 不思議なモノです。
何故だか 我が家の金魚も太った

君のおかげだと言うのシャクだけど
確かに つま先少し浮いてるかな

こころひらり ひらり風に乗せて
君を きらり輝かせて
いつまでも いつまでも
ふたり離れないように
こころひらり ひらり風になって
君を ふわり包み込んで
この想い届けたい

未来のことなど 誰も分からないし
不安はいつでも 消えることないけど

君を好きな僕。
こんなに確かな気持ち
失くさない 失くせない
それだけは誓うよ

こころひらり ひらり風に乗せて
君を きらり輝かせて
どんな日も どんな日も
乗り越えてゆける様に
こころひらり ひらり風に舞って
君と ふたり響きあって
今日という日を刻もう

ナナメ 左の横顔
たまに ふくれるほっぺた
いつも 早足の背中
わりと 泣き虫な心

なにひとつ 落とさないように
巡り巡る季節の中で
こうして そばにいるよ

そして、
春はひらり 花のように
夏はきらり 星のように
いつまでも いつまでも
ふたり離れないように
そして、
秋ははらり 木の葉のように
冬はふわり 雪のように
柔らかく包むから

君を守り続けるから
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