六月の子守唄

星がひとつ空から落ちてきた
六月の子守唄うたう母のもとへ
さわるとすぐに こわれそう
ガラスのような おまえだから
風がわるさせぬように
悪魔がさらって行かぬよう
そして おまえが
目をさましたならば
一番はじめに 私が見えるよう

母はこうしていつまでもいつまでも
おまえのそばにいてあげるから
大きくおなり 優しくおなり
母はこうして いつまでも
おまえのそばにいてあげよう
私の愛を忘れずに
星がひとつ空から落ちてきた
六月の子守唄をうたう母のもとへ
六月の子守唄をうたう母のもとへ
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