あなたへ…

窓にゆれてる レースのカーテンの向こう
夕陽が溶けてく 海を見つめる
悲しみの数 押し寄せる波間に数え
ため息つけば過去(きのう)にもどると知らずに

遠く夢見てた かなわない
やすらぎを求めて

ずっと昔にあきらめたパズルがふいに
あとからわけなく 解けていくように
こんな大きな悲しみもいつかきっと
ほんの小さな思い出にかわる かえてく

だから泣かないで誰だって
一人きり生きてる

どんなことに出会っても
過ぎた日はもどらない
今あなたの旅立ちに
心こめて うたうから
×