はずれくじ

恋それがとても
はかないものだと知ったのは
君だらけの厚い日記の
最後のページを めくったとき

あの日黙って 君と歩いた
長い坂道 歩くたびに
耳にいつまでも ひびいてる
ハイヒールの冷たい音

いつか道端でひろった
誰かにすてられた ラブレター
ぼくから ぼく宛の手紙
運んだは 君だけど

いつの間にやら 傷つけ合って
別れた場所へ もどって見たら
恋のはずれくじが舞ってる
ほらそこにも ほらあそこにも

いつの間にやら 傷つけ合って
別れた場所へ もどって見たら
恋のはずれくじが舞ってる
ほらそこにも ほらあそこにも
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