名もなき愛の唄

疲れて帰った日は
君の寝顔を見て泣きそうになった
自分だけ頑張ったなんて
思ってた僕はバカだなぁ

出会った頃は僕の方が
強くないといけないって思ってた
今では日々の中に紛れた優しさに
僕は救われていたんだね

愛してるって言葉
使うことないって思ってたけど
溢れたこの思いを言葉にするとしたら
愛してるって言うんだろう
大丈夫って言葉
根拠なんてないはずなのに
救われたあの時溢れたこの思いを
愛してるって言うんだろう
君もそう思うかな

出会った頃より大人になって
うまくいかないことも増えて
今では日々の暮らしでいっぱいだけど
今度の休みは出かけようか

愛してるって言葉
使うことないって思ってたけど
溢れたこの思いを言葉じゃなくて歌で
届けてもいいかな
大丈夫って言葉
根拠は君がそう言うから
初めて君の前で 泣いたあの夜もそう
出会えてよかったな

愛してるって言葉
使うことないって思ってたけど
今日も疲れ果てて眠る君の寝顔に
愛してるって言うんだろう
気づかれないように
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