あたしの夏はぜんぶきみだった

夏は短し恋せよオトメ 期間限定のアイスみたい
急いで食べて溶けてなくなってベトベトになった手
どれも尊し恋せよオトメ 昨日のレシートさえも
お財布のなかお守りみたいにしまってる

きりがないくらいきみのこと知りたいです
間接キッスした炭酸ジュースで胸がピリピリ痛い

一回だけでいいから 一回だけでいいから
きみの唇の温度に恋してみたいんだよ
もう一回だけでいいから もう一回だけでいいから
帰り道に路地で短いキスがしたいんだよ 夏だから

夜は短し恋せよオトメ 「今から会おう」って言われたら
どこにいたってきみのために飛んでいくよ

きりがないくらいきみのそばにいたいです
終電去った駅、待ってるだけでも胸がドキドキうるさい

一回だけでいいから 一回だけでいいから
きみの肌の温度に恋してみたいんだよ
もう一回だけじゃ嫌なんだ もう一回だけじゃ嫌なんだ
0.01ミリの宇宙も邪魔なんだよ

始発の匂いも生温い風もちょっと先の約束も
打ち上げ花火みたいにあっという間にばらばら

来年はまたあるかな 来年はもうないかな

一瞬だけでいいから 一瞬だけでいいから
きみが恋に落ちた女の子になりたいんだよ
もう一度同じ夏はこない もう二度と同じ夏はこない
分かっているから今きみのそばにいたんだよ 夏だから
今年の夏はぜんぶきみだった 今年の夏はぜんぶきみだった
あたしの夏はぜんぶきみだったよ
今年の夏はぜんぶきみだった 今年の夏はぜんぶきみだった
あたしの夏はぜんぶきみだったよ
あたしの夏はぜんぶきみだった
×