No.4

あーー。
馬鹿馬鹿しい話
大変お恥ずかしい話
何にも知らない癖して知ってる顔して
いままで生きて来て
きっと何とかやれてるだけなんだろうなと思う

平静を装い飛び込んだ泥濘
足を取られて後ろ髪引かれて、酩酊
脳内裁判も本日は閉廷
良いも悪いも今宵は酔いに任そう

滔々と垂れる講釈
騒々しいもう想像強いたくないよ
情弱な君を、君を啓蒙したくなるのは
夜風のせいだ
そう、彼のflavor
ここまではtrailer

丁寧に寧に明転していく
街の灯りを止めてくれないか
変に笑って誤魔化している
愛を、この愛を終わりにしないかい

馬鹿な過信ばかり
それでいて些か品がない
独りは悲しい癖して尖った口にして
それなり生きていて
「いっそ何にもなれないならここで死のうか」とぼやく

ねぇ、綺麗に0になろうとしている
街も私も越えて行く世界は
例になくて困らせている
何も、もう何も等倍に溶けてさ

愛に飽いていたの
互いに泣いてきたの
誤魔化してきた日々を意味を
街は綺麗に
無かったことにしようとするから
もう誰か、止めてくれないか
この心臓を永遠に
丁寧に綺麗に0に

丁寧に寧に明転していく
街の灯りを止めてくれないか
変に笑って誤魔化している
愛を、この愛を終わりに
ねぇ
綺麗に0になろうとしている
街も私も越えて行く世界は
例にはなくて困らせている
何も、もう何も等倍に溶けて混ざれ

丁寧に寧に明転綺麗に0に永遠メーデーしている
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