きみの抜け殻

何もしたくないような朝
今のとこいつも通り
何も聞きたくないような朝
これは今日からのルーティンになるかな
好きなバンドの曲も飽きたし

あたしが寝息を立てるころ
きみは笑い合ってるの?
退屈とは遠い場所に居るのね
あたしは涙を流すだろう
なのに輝いてるの?
街の光よ 朝に飲み込まれて

生きた心地、しないのにさ
季節変わるの 2回目
寒くなって丸まる肩
暑くてのぼせてるのも全部
見てきたはずなのに取り残されてる

あたしが涙を流すのは
味気ないの、ここにきみが居ない

あたしが寝息を立てるころ

誰と笑い合ってるの?
退屈とは遠い場所に行かないで
あたしの涙を拭うのは
きみよ、きみだけでなのよ
届かない声で鳴いている
こんなあたしまるで
きみの抜け殻
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