宝石みたい

真っ白いワンピースを泥まみれに汚して
草原を走り抜けて風の向こうに行きたくて
赤いリンゴをかじって流れ星を欲張って
いつだってそう僕達は大事なものを分け合ったんだ

少し寒くなったし僕の上着を貸すよ
少し頬を赤く染め君は話し出したんだ
狂ったこの世界で美しい物語を
産まれてくる子供達に伝えなくちゃいけないんだ

夕暮れに君に手を振る季節が通り過ぎてく
ねぇ君はなんで泣いてるの?
目にゴミが…なんでそんなウソつく?

サンダルを脱ぎ捨て光の中飛び込んで
隠し事も打ち明けて君のことが知りたくなって
口にパンを頬張ってノラ猫を抱きしめて
いつだってそう僕達は大事な時を共に過ごしたんだ

夕暮れに君に手を振る季節が通り過ぎてく
ねぇ君はなんで泣いてるの?
目にゴミが…なんでそんなウソつく?
夕暮れに君に手を振る季節が通り過ぎてく
ねぇ君はなんで泣いてるの?
だって星がまるで宝石みたいだ
まるで宝石みたいだ
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