子供の頃に描いた
ちっぽけな愛と優しさと
バカみたいな夢の後に
隣で笑えたらいいのに

日の落ちる公園で
僕らニ人で話したこと
滑り台の足元は秘密基地
ケヤキの枝は魔法の杖

かけっこで負けたあの日から
背伸びするようになってた
本当の自分を見つめるのが怖くて
脚が痺れちまうなぁ

君を守るために
作ったご自慢のこの剣
今じゃ行き場のない紙屑で
あの頃に蓋をした
自分が埃をかぶっていた

子供の頃に描いた
ちっぽけな愛と優しさと
バカみたいな夢の後に
隣で笑えたらいいのに
酸いも甘いも
好まずに食べてみたらいい
そしたら世界が向こうから
「ねぇあそぼ」ってやってくるよ

逃げてばっかじゃダメだなもう
怪獣、オバケなんてさ

子供の頃に描いた
愛や優しさや夢なんかは
大人になったらきっと
消えてなくなってしまうだろう
それなら仕方ないさ
やれること全部抱きしめて
パンパンに詰めたリュックを背負って
迎えに行こう

子供の頃に描いた
ちっぽけな愛と優しさと
バカみたいな夢を今も
君と二人追いかけているよ
酸いも甘いも
好まずに食べてみたらいい
そしたら世界が向こうから
「またあそぼ」ってやってくるよ
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