風よ伝えて

出せない手紙を握りしめたままで
チクタクと過ぎた 月日はどれくらい

ひとつふたつと歳をとり
変わっていった街並み
それでも今年もあの花は咲く

やあ やあ 聞こえるかい?
元気でやってるかい?
返事はなくていい 風よ伝えて

下手くそな笑顔と淡い夢を乗せ
ガタゴトと揺れた 列車はいまどこに

ひとつふたつどころじゃない
涙も流したでしょう
それでもあなたはきっとこう言う

やあ やあ 聞こえるよ
元気でやってるよ
心配いらない 風は吹いている

やあ やあ たまには
帰っておいでよ
返事はなくていい 風よ伝えて
×