彗星の尾っぽにつかまって

わたしが今いる場所がどこかなど知らない
どこだっていいよ 掴んでも逃げてく世界で
あなたがいる それだけがリアル
ずっと探していた 近くにあったのね
やっとゆっくり腰を下ろせるわ

燃え尽きるまでわたしはあなたを愛するでしょう
彗星の尾っぽにつかまって 旅に出掛けよう

そしていつか燃え尽きたら 一緒に漂いましょう
見晴らしのいい 宇宙の片隅で

いつまで二人は一緒にいられるだろう いつまでだって
いつか朽ち果てる世界であなただけは 存在してる

一緒に生きてゆこう 絡まり温めあって
まるで一つの生き物のように

どうしてこんなにたくさんの星の中から
あなたを探し出せたのだろう とても不思議ね

孤独だった惑星の 自転を離れて
辿り着いたよ 毎日 帰る場所に
深く息を吸って 歌を歌おう
少し眩しいくらい

燃え尽きるまで わたしはあなたを愛するでしょう
彗星の尾っぽにつかまって 旅に出掛けよう
そしていつか燃え尽きたら 一緒に漂いましょう
見晴らしのいい 宇宙の どこかに
宇宙の片隅で

ふたりのまほろば
手放したまやかし
花の咲く庭で
リアルなまぼろし

ふたりのまほろば
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