君のいちばんにはなれない

永遠に 続くものなどないのに それなのに
目の前に 君がいると何もかも 麻痺する

知ってるよ 仕事だとか言ってたね あの夜
嘘つきも 隠し通してくれたら 楽なのに

タクシーの窓 映り込む
街の明かりに紛れて
妖しく光る 君の携帯

君のいちばんにはなれない それじゃなけりゃ意味がないのに
くやしいくらい 好きなの 甘くていびつでうつくしい夜
止まない着信だけが 響いてる

ただ君に 見つめられる それだけで 良かった
願っても あの頃の二人にはもう 戻れない

へッドライトが照らす 未来はどんな場所なの
君には何が 見えてるのかな

君のいちばんにはなれない それじゃなけりゃ意味がないのに
くやしいくらい 好きなの 暗くて深くてやわらかい夜
いっそ永遠に 騙し続けて

君をいちばんにはできない 愛し方がわからないから
くやしいけれど 好きなの 甘くていびつでうつくしい夜

きっと手放せない こんな恋でも
きっと今夜もまた言えない さよなら
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