愛~STATION

春を愛して冬と別れ
夏を愛して春と別れ
夢をたずねて夜と眠り
目覚めた街からまた旅に出る
嵐が好きです 傷ついても
うれしい時しか私は泣かない
あなたと呼べる人に逢うまで
あなたと呼べる駅に降り立つ日まで

秋の匂いに心なごみ
冬の気配に空を見上げ
夕日沈んだ海と遊び
浪打ちぎわからあしたへ向かう
しあわせですかと人にきかれ
ふとふり返ると昨日が手を振る
淋しい胸がなぜかときめく
淋しいけれど私ひとりじゃない

いつか来た道 知らない道
風に吹かれて時は流れ
人の喜び悲しみにも
粉雪降らせて記憶消すけど…
春へと夏へと旅は続く
疲れた私に季節はやさしい
あなたと呼べる人に逢うまで
あなたと呼べる駅に降り立つ日まで

背中に吹く風 強くなっても
うれしい時しか私は泣かない
あなたと呼べる人に逢うまで
あなたと呼べる駅に降り立つ日まで
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