カラヴィンカ 悠か天空(アカシャ)を巡り
万里を翔けて 何を謳うか

珠玉の調べは 西へ東へ
千の彩(イロドリ)は 煌(キラ)らの幻想(ユメ)が如く

仙境の地を 獣の森を
人の都を 綾なす鳥よ

舞い踊れ 音ノ羽(ハ)に 言ノ葉を散りばめ
凛然と 高らかに うたえやうたえ
極彩色の夢

カラヴィンカ あれは大河のほとり
歓喜に咽び 統べるは誰ぞ

生命(イノチ)の宴は 繰り返されて
刻(トキ)が満つるまで 揺ららと燃ゆるばかり

降り注ぐ 星ノ音(ネ)は 花ノ香(カ)をまといて
繚乱のその宿命(サダメ) うれしやかなし

吉兆か 凶兆か ただただ艶(アデ)やかに
鮮やかに 弧を描く 悠久の風の中で
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