Ocean View~海に降る雨~

七月の最初の日曜日に ふたり
トランクに積んだ傘 あなた探してる

海を見にくるには まだ早すぎたよね きっと
気の置けない同士 友達のまま また夏を迎えて

優しい潮風とあなたを感じてる
時々触れる肩 気付かないふりをして

海沿いの道を 濡れながら歩いてく
ごめんねと どうしてあなたが謝るの?

電話で泣いたこと 理由を訊かずにいてくれる
いつか話すからね いつもわたしの側にある微笑み

波間に消える雨 黙って見つめてる
遠くて近い距離 好きとは言えなくて
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