昼顔

もうあなたには 会う日もないかしら
二人はあの空の ちぎれ雲
昼顔せつなく 肩のあたりで
揺れていて
今も私の思い出泣かせるの

そう私から 呼びとめていたなら
くやめば遥かな 波の音
昼顔いとしく 遠い眼をして
みつめれば
何故かあなたの痛みも身にしみる

あゝいつの日か わかりあえるかしら
風よ願いを 伝えてよ
昼顔背中に 恋をするなら
今度こそ
そうよあなたに優しく抱かれたい
×