鈴木啓作詞の歌詞一覧リスト  15曲中 1-15曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あなたの知らない未来までHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓騒いだ光 目蓋の裏で 覚めないまま夢を見ていた 悲しみにも怒りにも似た 嗄れた愛のメロディ  嵐のように燃える情熱が 焼けつく息でさざめいてる 刻まれた日々 刹那の想い 澱んでも輝いてた  きっとあなたはそんなつもりじゃないことも僕は知ってる だけどそれでも出会えて良かったって思う  その言葉と痛みと揺るぎない心が 今も僕の声を飛ばす 全部 剥き出しの魂を どこまでも燃やして 声枯らし叫んでいる だから どうか 星のように輝けたら 声を聞かせて  親愛なる君よ 僕はまだ本当を歌えそうなんだ このステージの熱狂に次ぐ絶叫 もっと浴びてみたいんだ 記憶の中でも歌ってたい いつまでも唄を歌われたい あなたが知ることのなかった 未来を見に行くよ  その言葉と痛みと揺るぎない心を声枯らし叫んでいる 罪も過ちも越えて今を歌う あなたがいなくても大丈夫 騒ぐ光の中を 燃えるような情熱で 嗄れた愛のメロディを だから どうか 星のように 輝けたら 声を聞かせて  その場所で僕と歌って
あなたのそばで歌いたいHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓一人で泣き明かす 朝になっても夜のまま 消えかけの灯り いっそ風に拐われれば  あなたのそばで歌いたい この声をどうか届けたい 夢から覚めてしまうその前に 伝えたい  矢印の示す明日の行方に迷えなくて ネクタイの色は初めからもう決まっていた  あなたのそばで歌いたい この声をどうか届けたい 夢から覚めてしまうその前に 伝えたい  終天のない電車の中であなたは分かっていたんだ その笑顔から僕は最後に 気付いていたような 気付いていなかったような  あなたのそばにいられたら その耳に声が届くなら  あなたのそばで歌いたい この声をどうか届けたい 夢から覚めた今でなら こうして歌えるのに  今でなら気付けたのに
ArabesqueHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓光彩の海に浮かぶ君の描いた曲線が 欲望の織り成した偽りを美しく描き出す 囲まれた花はまるで手向けの様に淑やかで 雑然と並んだ気紛れはワンダーランド 兎の穴  追いかける言葉の羅列 解けない暗号みたいだ あらすじ通りにはいかないのか  黄昏に笑った横顔に見惚れてた 今更なんて思って言葉を全部飲み込んだ 分かってほしかっただけ 気付いてほしかっただけ さよならなんて聞きたくなかったんだよ  真砂に踊る逆さまハート 見つけられたら叶えておくれ 崩れ落ちていく嘘は君を幸せにした?  黄昏に笑った横顔に見惚れてた 今更なんて思った言葉を全部吐き出した 分かってほしかった 気付いてほしかったんだ さよならなんて聞きたくなかったんだよ  それが嘘でも構わなかった
アリカHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓自分の在り処を示すため 突き刺した誓いを刻む旗 歩き出した僕を見送るようにはためいた 照りつける日差しの彼方に 揺らめいた未来の数々 宝物みたいに輝いてみえた  転がる痛みと願いが積もり作り出す道の上 何度も躓き転びながら この旅路をどこまでも歩いていくよ  あの日君と交わした約束が今もまだ この胸の奥でずっと僕を突き動かしている 例え旅路の果てに君を見つけられなくても きっと思い出すよ 揺れる旗の音とその在処  訪れる闇夜が降ろした空のカーテンを彩った 星たちが幾つも流れ落ちていった その度に祈りを捧げる悲しい目をした人たちは 抜け殻のような笑顔で僕を見た  「この先には何もないわ あるのは冷たい孤独だけ」 「失われた幾つもの想いが輝いて夢を見せるの」  あの日きみと描いた物語の続きを 僕はまだ大真面目に探しながら生きているよ 例えそのエンディングが望んだ未来と違っていても きっとそれこそが誇りだと胸を張れるだろう  いつの間にかそこには人の影がなくなり その代わり墓標のような旗がいくつも立っていた 恐らく同じようにして刺された誓いたちは 道を示すように強くはためいた  聖者たちの祈りと 勇者たちの祝詞が そこここで木霊する ほら今 夜が明けるよ  あの日きみと交わした約束を叶えよう その願いも痛みさえも僕を強く歩かせる 物語の終わりに二人が別の場所にいても どうかその旗を突き刺しておくれ 僕にもそれが分かるように  きみの在処
willHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓時間の中に有限の中に 全ては生きていて人もその通りで その間ずっと夢に魘されて 命が終わるその時まで目を覚ますことはない  罪で積み上がったこの遊星の上で 理由もなく命を叫んでいる  その眼に光る輝きは 宿った赤い炎は きみがきみだという証だから どんな苦しみや痛みにさらされても 失われることはなく 煌めくだろう  激しく回る車輪は進まない その真ん中に立っているのが自分だった 人は現象でしかなくていつかなくなってしまうけど きみの意志だけは根を張り脈打つ  嘘で塗り上がったこの瓦礫の街で 確かに在るきみを歌っている  その耳に響くメロディは 鮮やかな音色は きみの場所を示す合図だから どんな憎しみや悲しみに惑っても 鳴りはためくその音が導くだろう  救いのないこの世界で意味も理由も曖昧なまま そうさ ここにいたこと 生きていたこと 記していくんだ  凡ゆる時を超えて 繰り返される再生 その中で確かに息衝くモノ たったひとつだけ確かなその心が きみの中に生きられれば その胸に刻まれれば  それだけでいい
同じ月の下HIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓痛い程に分かっていた きみも多分気付いていた 震える背中 立ち尽くす影 それが二人の最後だってことに  ガラガラ電車にギリギリ滑り込む 頭が怠くなる程に温くなったシート 曇り過ぎたガラスに月夜は淡く浮かんで 堪えた涙と共に滲む夜の窓  切り取られた世界はどうにも綺麗過ぎて 思い返さずにはいられなかった  心まで食べ尽して空っぽになってしまうまで 悲しみだとか孤独にさえも 気付くことができないんだ僕ら いつまでも  冷たい両手と温くなったコーヒー 白い吐息に浮かんだあなたの表情 離れていく電車はまるで二人の距離みたいだね 規則正しいリズムにかき消されてった  繋ぎ止める術はいくつもあったような それでも多分逃れられなかった  思い出を殺してまで想いを積むくらいなら 綺麗なままで愛しいままで 記憶の中で大事にしておきたいから あやふやで疑いながらそれでも嘘じゃなかった その手が触れた場所に今でも あなたを思い出すことができるよ  終点に吐き出されたひとりぼっちと いつもの帰り道で佇むひとりぼっちが 同じ月の下でお互いを想うのに 同じように明日を生きていくのに  幸せはそこにあってそれだけしかなかった 答えはないのに応えてほしいから 求めることで傷を付けてしまったね こんなにも痛むのならあなたに焦がれるなら それでもいいからそばにいてよと あの時どうして言えなかったんだろう ふたりはふたりのまま  同じ月の下で
この素晴らしき世界でHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓使わなくなった心と体は育たずに不自由になる 手に入れたことで均された命はいつからか動かなくなる  望むこともなく探すこともない 与えられるのを待っているだけ  どうか どうか 選んでほしい あなたが描くはずの未来を ほら 全部 自由なんだよ 思い出しておくれ  誰にも知れぬよう大切にしたから誰も知らずに孤独だけを知る  追いかけっこをして勝ち負けを知る 転んで擦りむき痛みを知るんだよ  どうか どうか 想ってほしい 愛した人が生きる幸せを ただ 傷付けたくなかったんだ 大切だからこそ  ひっそり佇む花を愛しいと思うことも そよぎ肌を撫でる風に季節を感じることも 手紙を待っている間 きみのことを考えたりも いつから出来なくなっていた 僕らは自由なのに  生きる喜び 産まれた奇跡 最初は誰だって その足で歩き その目で見たのに  どうか どうか 気付いてほしい 間違うことが間違いじゃないこと 怖がらないでその足で立って 願うままでいい 忘れたんだから思い出せるよ 誰もが自由だったこと  ひっそり佇む花を愛しいと思うことも そよぎ肌を撫でる風に季節を感じることも 手紙を待っている間 きみのことを考えたりも いつでも出来るはずなんだ 僕らは自由だから  ヒトが造り出した この素晴らしき世界
スノーファースHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓賑わった街の声に耳を塞ぎ 足下積もった雪を蹴飛ばした なにもこんな日じゃなくたっていいのに ぽつりと呟く丸い背中  本当は二人で見るはずだったのにな 虹色に光る キラキラ星 纏ったツリー  幸せ色に満たされる聖なる夜に 一人 空を見上げている 夜空の星は 街の灯りは こんな日だって綺麗だなぁ  僕にだってきみにだって夢があって だからこそ譲れないものもあって 何気なくこぼした些細な一言が きみを傷付けちゃうこともあって  部屋を飛び出すきみを追いかけるのは 僕の役目だったのに 今日に限って そうしなかったんだよ!  すれ違ったりまた戻ったりしながら 想いは強くなっていくね だけど最後にきみが流した 涙が不安にさせる  失って気付く度 大事にしようと思うのに 泣き合って抱き合って許し合う じゃないとなんかダメみたい  静まった街の音に耳を澄まし 足下溶けた雪を見送った いつの間に一人きりになった僕と 同じように星を見る影がひとつ  目が合った途端に溢れ出した涙を 拭ってその細い肩を寄せて くちづけした  幸せ色が溶け出した聖なる夜に 二人 空の下を歩く 夜空の星は 街の灯りが消え さっきより綺麗に見えた  あぁ きみが隣にいるからかなぁ
誓いの詩HIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓何回何十回何百回もきみを歌うことにするよ 何千回何万回だってこの声が続くその限り  捨てられないまま引き摺って磨り減った想いの先っぽは 歩んできたその道の上にきみという名の絵を描くだろう 頑張れなんて言わないが無理するなとだけは言っておこう 涙は堪えなくてもいい 楽しくなきゃ笑うこともない  どんな酷い嘘だって消えることない傷だって 洗いざらい話してくれよ それから手を繋ごう  何回何十回何百回の夜を越えて朝が来るよ 何千回何万回だって命の火が灯るその限り  言葉の刃に断ち切られて削り落ちた心の欠片は ひとつひとつ積み重なってきみという歴史を築くだろう 大して強くもないクセに一人で生きられるだなんて その目を凝らして見てみれば差し伸べられた手に気付けるのに  少しずつ少しずつ 歩いていけたら良いじゃないか 躓いて転んだときは空でも見上げよう  何年何十年何百年の時を越えて届けたいよ 何千年何万年先もこの空が伸びるその限り  きみという名の絵にも きみというその歴史にも 嘘はなく偽りはない 生きてきた証だから それなのにどうしてだろう迷っちゃう日もあるね そんな時この唄が目印になるように歌うよ  何回何十回何百回もきみに歌うことにしたよ 何千回何万回だってこの喉が震えるなら  掲げよう此処に誓いの詩
月に奏でるアリアHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓君が口ずさむ僕の知らない唄 風と交わった声をただ聴いた 熱が犇いた夜の道に澄み渡る君の声 月明かりは二人だけの照明  このままどこまでも行けたらいいねとか 太陽が昇るまで他愛ない話をしよう  指先で紡がれた宵闇のメロディ 唇で問い質した真実の残像 飽きもせず繰り返すのは疑いの裏返しか 言葉以上により確かな証明  このままいつまでも夜に溶けていたい 小鳥が囀るまで夢の続きを見てよう  僕ら多分 解り合えないまま 分かち合って生きていくのだろう 幕が下りるその最後まで人は一人だから きっと君といたいんだなんてさ 思ってしまうんだろうね それだけでもいいんだ なんて僕には言えやしないんだけどさ  欠けた月の形に沿って 白く浮かぶ君の頬を撫でた 一筋流れた涙の跡に映る夜空は 二人を二人でいさせてくれた  僕ら多分 解り合えないまま 分かち合って生きていくのだろう 幕が下りるその最後まで人は一人だけど 君といられる今だけはなんだか寂しくないんだ 君がいてくれればいいなんて僕には 言えやしないけどさ  でも夜が明けたら言ってみようかな
鬨の声HIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓楽しいこととか嬉しいことなんて そんなねぇよな 明日のこととかもっと未来のこと 考えたりしてさぁ  それでもその笑顔 絶やさないで笑う きみに今歌うよ  ここで生きてるよってその声で叫んでくれよ 今 高らかに響かせろ鬨の声  誰も傷付けず傷も付けられず 出来るだけ静かに いつの間にやら身に付いてたみたいだ 準透明人間  ワタシハダレナンデショウ? そんなの簡単さ 知りたきゃ一緒に歌おう  ここで生きてるよって手を挙げて教えてくれよ 今 雄大に轟かす鬨の声  いつかこの喉が震えなくなっても いつかこの体が動かなくなっても そうさ 笑ってくれるきみがいれば 歌ってくれるきみだけいれば  この唄は終わらない  あとはどうだっていいさ 今ここがきみの場所 他の誰がどうだって僕にはきみが要る ここで生きてるよってその声でその手で 今 高らかに響かせろ鬨の声
TRAIN DANCEHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓黄色い線の外側を綱渡りして遊ぶ 骨の髄までとろけそうなスリルを感じてる 鉄の塊が走る横でダンスを踊る ひとつ踏み出したらそこは誰も知らない世界  TRAIN DANCE ギリギリの境界線 TRAIN DANCE 120cmの地獄の釜  痛いのが嫌いなんです 遺伝子レベルで拒否反応 包丁カッターリストカット 鳥肌のカーテンコール わざわざ切符を買ってさ ここに死にに来たんだよ 今日が月曜日だからさっていうそんな理由でさ  TRAIN DANCE 一瞬でトベるんでしょ? TRAIN DANCE 痛くないってマジでしょ? TRAIN DANCE 嘘だったらどうする? TRAIN DANCE そうやっていつも日が暮れていく  TRAIN DANCE 終電無くなっちゃうよ TRAIN DANCE それじゃまた来週でいいか TRAIN DANCE ギリギリの境界線 TRAIN DANCE 120cmの地獄の釜
ふたりAYUKAAYUKA鈴木啓鈴木啓沢山知った言葉と同じくらい 忘れてしまったことが幾つもあって そういえば君の涙をもう 随分 見ていないような 決まりきったセリフで一日を終えて その瞬間少しホッとしてる 大切なはずだ 選んだのは僕だ まるで自分を脅しているよう  行きたかった場所も 生きたかった今日も同じだったのに いつからか君が見る僕が 僕は怖かった  失くさないように 壊さないように 例えその全てが嘘だったとしても 傷付けることなく 悲しませないなら そうやってひとりにしたんだ  何度 結び直しても解けていく靴紐 磨り減った靴底 僕の心 君が気付かない訳ないことも知っていた それでも嘘じゃないこと それが尚更傷付けた  失くさないように 壊さないように 守りたかったのは自分のほうだった 同じだけ傷付き 同じだけ泣けば良い 変わらずに変わりゆく日々 離れずに重ねるように
ヘルハウスHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓ようこそおいでなすった ここが通称ヘルハウス なんでもかんでも楽しいぜ クールでホットなガイズのプレイス  笑顔で爪弾いたメジャーと悲しみを紡ぎ出すマイナーで 僕らが彩ればあとは君がいればOK 月のスポットライトで  歌え 声を張り上げてみせてくれよ 躊躇うことなんてない 1.2.3 このリズムで 鳴らせ鳴らせ その一瞬だけでも良い  どうした?浮かない顔してるね 嫌なことでもあったの? それならさ ここにおいでよ ねぇ 僕らと踊ろうよ  ベースの畝る様なラインとドラムが刻み出すビートで 僕らが奏でればあとは君がいればOK 星のミラーボールで  踊れ 身体揺さぶって魅せてくれよ 二の足踏むならステップして 1.2.3 このリズムで 刻め刻め この瞬間を焼き付けろ  カーテンの隙間に忍び込んだ夜の魔物に食破られそうな日も ぼんやりとした不安の中にただ一人取り残されて心が痛い日も  涙を流すならここで笑い泣きしようぜ 102の扉いつだってノックをして  歌え声を張り上げてみせてくれよ 躊躇うことなんてない 1.2.3 このリズムで 鳴らせ 鳴らせ 鳴らせ 鳴らせ  朝が来るまで ここが僕らのステージさ 1.2.3 このリズムが 君と僕を繋げてくれるのだろう
memoirsHIGH BONE MUSCLEHIGH BONE MUSCLE鈴木啓鈴木啓病的な白い明かりだけが煌々と部屋を照らす 堆く積もる灰とジュースの缶 埋もれる部屋と心 僕は一人でここにいて これを書いている 伝えたいわけじゃない ただ辛いから  最初の話をしよう あれはそう 萌えた芽が花開き 鶯が鳴き始める頃だった 僕らはまだ幼くて 歩き始めたばかりの道に見ていたのは 希望という美しくて今思えば残酷な光だけだった 出会った僕らはこれでもかってくらい夢について話して 恰もそれがもう定められた運命かのように 至極当然に 叶うはずの願いとその形を見せびらかし合ったね それを笑う人なんてどこにもいなかった 話し疲れて お酒も元気も空っぽで だけどそれでもこの上ないくらい満たされていたのは 一人じゃないって そう思えたからなのかな  3時間も眠ればゼンマイは全開で 擦り切れるまで忙しなく どこまでも行けたんだ そうやって作り上げた景色に目一杯感動したりして 間違ってなかったってファインダーにピースしたよね そりゃ失敗することもあったから嬉しかったわけで 有り余る床に泣きながら伏せたこともあったわけで そういうもう数え切れなくなった思い出たちを僕らは いつの間にか随分積み上げてきたんだなぁと 星が降りそうな夜に煙と息を混ぜながら笑ったんだ それから駅までの少し長い坂道をゆっくりと歩く僕にきみは 負けんなよって小さな声で呟いた 負けんなよって少し寂しそうな顔で  どうしてきみはいなくなってしまったの どうしてきみは僕をおいていってしまうの どうして約束は果たされないの どうして どうして どうして  希望が苦悩となって重く圧し掛かり 理由が義務となって強く責め立てる そんなこと始めから僕たちはわかっていたじゃないか そんなこといつからか受け入れていたじゃないか それでも歌ってこれたのは確かにきみがそこにいたからで きみだけにしか歌えない唄をきみが歌っていたからで それはきみだって同じだったんじゃなかったの 同じだったって そう 信じさせてほしいよ いつまでも いつまでも いつまでも いつまでも あの最初の一音をでっかく鳴らした瞬間に酔いしれていちゃダメなのかな いっせーのせで無敵になれる僕たちは その実こんなにも脆く儚くか弱いだなんて 笑えてくるよ 笑うしかない 胸倉掴んで喚き散らす僕と零れる涙を抑えることの出来ないきみ その口からごめんねなんて言葉 一番聞きたくなかったのに それだけは聞きたくなかったのに  病的な白い明かりだけが煌々と部屋を照らす 堆く積もる灰とジュースの缶 埋もれる部屋と心 僕は一人でここにいて これを書いている 伝えたいわけじゃない ただ辛いから
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