Signal Signal(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal | | 夜景のなか一片の 青い空が落ちてきたんだ 誰にも掠めとれないほどの はじまりがきみへとめがけて おりてくる 淑やかなきみの指先が 晴天のかけらにふれたとき ぼくらの未来は電光石火で 煌こうと放ちだしたんだ Signal Signal 鳴らすふたりは Dancing Lights Sing Night めぐるふたりの Physical Physical あふれるようなあつい年月で ゆらぐデジタルの泡 水平線のぼるネオンの太陽 まるで踊るニューロンはいいわけを 遮ってきみの知性につながって ほら 放ちだしたんだ Signal Signal 鳴らす未来は Dancing Lights Sing Night 叶う誓いと Rising Lights Think Night めぐるふたりの Physical Physical あふれるようなあつい腰つきで |
Skyper(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | あぁ、 泣き空を君が駆けてけば 虹を掲げに さぁ、 降り出そう僕のスコール あぁ、 青空を虹が架けてけば 君を眺めに さぁ、 飛び出そう僕のスコープ てりかえし うつしだす 七色の彩りは 浮かれ咲き 乱れ落ち 僕達の街に届く 待ってたような気がする かつてない事だから 待ってたこの街に 明後日が降りそそぐ |
Swan Song's Story(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 荒内佑 | | いま、唇からもれた聞こえないほどの呪文 驚いたのは誰よりもそれを唱えたきみだろう 途ぎれるわかれの水際に魔法終わらせたくなくて 「わすれて」とあわてるきみを思わず抱きしめたのは やさしさのなか愛しさがまざってぼくを泳がせた 帰りたくないふたり想いを込めて夏の星座へ つなぐ手に通わせたこころの奥底は せつなさを羽ばたかせことばをつのらせてる さあ飛びたて白鳥よ夜空へ ふれた手の約束をこころの奥底に せつなさを散りばめた夜空を見つめてる いつか飛びたつ白鳥のきみへ 忘れないさ 唱えた魔法が物語をうつしはじめたから |
Soul Music(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | てか、 ボ..クらは..住みなれたこの街から移.. 動..するしか..ないこともないが たったひとり..きみのためだったら ど..こにでも..いくよソウルミュージック さながら BOYSみたいに とっぽい帽子が てか、 さっ..きまで..きみがキスでとどけた ドッ..キリみたいな..あの濃厚な味が の..どぼとけで..ほろ苦くなってて 残..酷な..味だソウルミュージック悪魔だ BOYSみたいに いしきつなげたら あたりかまわず きみのまなざしの 目のまえにだけ 乱反射する 息を吸いこむ 手のひらのなか ボクを見透かしておくれ きみのソウルミュージックNO.1サッ BOYSみたいに とっぽい帽子の GET DOWN 今、 ねっ..とりと..きみの思考回路が マッ..クスに..治外法権だから じっ..くりと..ボクは待つのをやめて ジャン..プして奪うソウルミュージックささげた BOYSのそとに いしきつなげたら 森羅万象 Odbの潜水艦で 滑らかにゆれる 息を吐きだす しゃぼんのなか ボクを見透かしておくれ きみのソウルミュージックNO.1サッ BOYSみたいな とっぽい帽子が GET DOWN |
Time Capsule(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal | | 発育している途中だと信じてた ひみつの隠れ家だとも思ってた 木漏れ日はいつも瞬間で ふたりの間すりぬけてく そのときにかぎっておたがい背中をむけて みてなかったり もう一度 木漏れ日をまってすごしてる もう二度と 瞬間なんてさ一度きり 永遠のはてに手がのびたとき きみの顔が歪んでみえた 時間にさらわれ輪郭となり 思い出にとけて湾曲した どちらかが言いださないかぎり どちらもここで終わってしまう Time Capsuleの亀裂から Speedがきみをのみこんで ぼくは泣きそうになったんだ ぼくは泣きそうになったんだ ぼくは泣きそうになったんだ 無力で無力で孤独でみぐるしい なみだをすって咲いた花 抑圧をよけてのびた蔦 理屈にそむいて駆ける足 身軽をもとめのびた腕 もう一度 時間をまって夢みても もう二度と 終わりさこないよ一度きり 永遠のはてに手が伸びたのは ぼくの顔がさきに歪んだから 連綿とつづく不安のなか 思い出はさらに泥濘で すぐにでも逃げださないかぎり すぐにもここで終わってしまう Time Capsuleが破裂した Speedがすべてのみこんで ぼくら後悔を知ったんだ ぼくら後悔を知ったんだ ぼくら後悔を知ったんだ 無力で無力で孤独も奪われて |
タイムリープでつかまえて(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 高城晶平 | | ベランダからよく見える 建設途中のビルは 反響して音を立て 胸を蒸し暑くする ゆれ動く蜃気楼は まるで今の心模様 目を閉じて思い出し ぼくらは過去をたどる あの日の1ページ ふたりのストーリーは お互いのノイズが邪魔で フキダシが余白のままさ そんな曖昧模糊じゃ 次のシーンめくっても パラレルワールド生じ ぼくらは離れてく 必死に記憶を掘り下げて 解像度上げていっても あの時目を逸らしてて 真実が見えてこない 思い出は落書きの様 輪郭を捉えてるだけ 都合よく色づけされて フィクションへと変わる前に 連なってる時間の扉 ひとつずつ急いで開けて つながってるふたりの世界を 迷っているふたりが探す きみとぼくが交わした言葉 その後に落とした涙 スローモーションその後を つなぎ止めたい ぼくらは時間かけぬけ きみの心見つけないと ふたりの未来は溶けて ゆびの間通りすぎて消える その前に 坂の上、落ちてく陽射し 見つめあったふたりはその後 うつむいてかわした言葉に 誤解がはらんでいる 懐かしいその町の 高い坂をぼくらは走る ふたりの重い背中が 離れてく前に ぼくらは声に出した 「きみの心広がれ」と ふたりの手をつかみ お互いを「離さないで」と きみはきみをぬりかえ ぼくはぼく、ぬりかえて ふたりはただひとつを受け入れて その先の落ちる陽射し眺めては そのまま ぼくらをつなぐ |
旅の雫鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | Trip trip trip あなたはわたしを拡張する (Trip trip trip) あなたの生活を覗かせて (Trip trip trip) あなたはわたしの現実に (Trip trip trip) 慌てたわたしを置いて去る (Trip trip trip) 聞こえた声は 耳で歌った 沈黙は苦く 時間を急かす Drip drip drip あなたがわたしにしたたる (Drip drip drip) あなたのわたしに浸って (Drip drip drip) あなたがわたしに残した (Drip drip drip) あなたはわたしを揺るがす (Drip drip drip) 聞こえた声は 耳に居座り 沈黙は語る 時間の効能を |
To Fail To Fake(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Seiho | | 朝焼けの藍色を指先でつまんで除き Endless Redに変えた君とは まだ終われない 暗がりのPin Hall 月明かりは照らす つま先でたおす 抑圧のPin Heel まるで誇らしげに 軸足はずれず Rhythmは忘れずにね 静寂で踊るのさ ぼくら いまもそういまも 極極のFittingがRuleで 言論すらTuneの息づかい とぎれとぎれ とぎれずに 飲み干してとFailな愛を注がれて 大丈夫よとFakeな愛を注がれて 絶望が待ってるのに 飲み干してとFailな愛を注がれて 大丈夫よとFakeな愛を注がれて こぼれてもFailな愛を注がれて 溺れてよとFakeな愛を注がれて 絶望が待ってるのに |
Drive Me Crazy(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | XTAL | | Now, you drive me crazy I can't be myself |
なみだの色二階堂和美 | 二階堂和美 | 鴨田潤 | 二階堂和美 | | 涙は何故だか色はない 何かが流されていったのかな お店の前で 母親にぐずり 濡らす あの子の赤い頬 夕焼けも赤く 涙染めて 足を止めた うつる空が心つれて行く 昼間、澱んでた失敗も あの子の涙が 水に流してくれたよ 空の色に寄りそって帰ろうかな |
Neon Tetra(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 澤部渡 | | 放課後のような街角を泳ぐ ネオンテトラだろぼくらは 四、五年前なら語れた希望も 背広の前では儚げさ にしても ねたましいほどに気にしないきみはまだ まっすぐ白いキャンバスに筆を走らせる 「芸術が人生にビジネスを迫ったら あなたはおりるべきよ」とそんなこというなんて 悲しいよ きみはぼくがまるで メフィストと契約したかのように 冗談交じりで責め立てるけど きみのその瞳 その口許に宿る 美しさの前じゃ 誰だってすべて ささげたくなるさ きみの才能が愛しい 舞いあがる風に色彩の宇宙ちりばめ続けるあなたの姿こそ芸術さ ぼくらは進むよ 法律にも詳しくなって ぼくらはまるで ギャンバスを抱えた ネオンテトラとパトロンのキャラバンさ 街角を泳いで ぼくらは進むよ |
Hibiscus(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal・Dorian | | 「場違いなせりふだってよ… きみのことばが」 「ゆく波くる波荒波だってよ… 世間はさ」 はじらいながらのYesが 好きだってよ男はさ」 「自由にも節度がいるんだってよ 世間はさ」 …心そこにあらず、そりゃそうさ …心そこにあらず、そりゃそうさ だってさ Hibiscusの色に誓いをたてたら Hibiscusのように愛しあうふたりは いまもひまもいきもできないくらいに 無限夢中のなかで Hibiscusの色に誓いをたてたら Hibiscusのように愛しあうふたりは しどろもどろの世間もどらず Hibiscusの色に誓いをたてたら Hibiscusのように愛しあうふたりは いまもひまもいきもできないくらいに 無限夢中のなかで |
How(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | XTAL | | How did you know I was in love with you? |
ハウスミュージックだけが鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | おねがい どうか 夜よ 終わらないで 朝が はじまれば きみが かえってしまう 時計を ゆるめるように 流れる 音楽は 未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて 寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる だからさ 夜の果てまでふたりだけのひみつを つづけていこうよ ハウスミュージックだけが いつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてる やさしい場所で ゆめをみせてくれる おねがい どうか 夜よ 終わらないで 朝が はじまれば きみが かえってしまう 時計を ゆるめるように 流れる 音楽は 未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて 寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる だからさ 夜の果てまで ふたりだけのひみつを つづけていこうよ ハウスミュージックだけがいつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてるやさしい場所で ゆめをみせてくれる |
はるいちばん鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 浮かれた顔待たせ 春の誘惑をのんびり眺めた 揺れる窓開けて 風の音を受けて日差しを仰いだ 背伸びしながら歩いた ふるさとの街並みを思い出して また 足もと見つけて歩き始めようか 思い出のあの場所は今も残っているだろうか 明日、春の風が吹いたら 久しぶりにでも帰ってみようか |
ハローグッバイ鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 抱きしめて さようなら もう二度も泣かない 涙に背を向け くちびる噛みしめ 手を振った あの顔が描いている 話し足りなかった 夕べのけんか かすれた声に 腫れ上がったまぶた 笑顔でこらえた こころを揺らせて そこまで送るよと 歩きだした 抱きしめた あなたの ぬくもりが 消えてく 見えなくなるまで 背中に手を振る さようなら 二人で歩いた駅までの道を 一人で歩いて受け止めている 抱きしめて始まり 抱きしめて終わった 憶えて真似した あなたのくちぐせに さようなら |
半径1mの夏(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | たらした汗も 溶けてくアイスクリームも 落ちてくぼくの心も すべてきみの 半径1mで起きた夏の出来事さ これから他人同士としてふたり 季節をこえるつよさを探さないと 給水塔の影のように長く遠く きみがはなれてゆくから もうふたりの足元から透けるように 半径1mの夏が消えてなくなった そしてふたりはおたがいを知らぬころの 半径1mの夏を歩いた |
Her In Pocket(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 乾ききった風が荒れた喉かきむしって Pocketのなかの焦燥に 「この先で待ってるわ」と書き残す 涙ひとつ飲みこんで荒れた喉を潤して Pocketのなかの約束に 「その先でかならず」と握り締め もう いつも思い出して “So, I just called for your name many times” せめてきみの寝顔を “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて 夢みてなんども壊れてく わめきだした夕凪がきみの頬思いだせて 海の青も街並みもわだかまりも赤く染めてく 悲しみも飲みこんで荒れた心を冬にした Pocketのなかの約束が 握り締めた温もりで溶けてく もう いつもふたりだけを “So, I just called for your name many times” せめてきみの笑顔を “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて 夢みてなんども壊れてく |
パンピーブギ鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | そんなこんなでどうにも テレビに出ている女がエロ過ぎる 薄着で谷間も見せるし くびれにくびれてずばりゆれて良し そんなこんなでどうにも マスコミの流すゴシップが大げさで あいつとこいつがデキてる 喧嘩や借金、失言知れて良し ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる ストレス溜まった私らが 澱んだ川を見下ろして 水面に映る自らと そいつと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる |
久々鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 新幹線の先頭席 映画と車窓を見くらべて 体の痛みに起こされて 慌てて荷物を抱え降り 人混みすいすいすり抜ける 昔のように急ぎ足 あそこの駅で途中下車して あそこのパン屋に寄ってみて あの商店街も抜けてみたい そんな思いもメモ帳止まり 遅刻の言葉を考えないと ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ かわらぬずさんな言葉尻 まだらな思い出は今に重なる 懐かしがってる時間をよそに 残酷な距離を思い知る たまにはこういうのもいいもんだね なんだかみちがえった気分だありがとう まったく変わらぬ脳天気さ 考えすぎとは正反対 明日までには忘れないと ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ |
日向月二階堂和美 | 二階堂和美 | 鴨田潤 | 高山純 | | 未だ真昼間なのに月を探して見上げて どの時計を信じよう この関係を閉じよう もういくつか靴を交互に出してから座って なのに地面蹴る足音の速度聞くと 気が急いてしまいます。 ほら 今 部屋に居る時の様子 思い返して だから 高々デカさ 中と外 違うだけ あいまいにされている返事 もう要らない ひんぱんに携帯も のぞかないの それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします 未だ真昼間なのに部屋で明かりを点けて 物だけを捨てよう 場所空けると広そう 静かに息づかいする心使い もう知らない なのにポケット 振動 ブルと鳴ると 気が滅入ってしまいます。 構いたくなる甘い感覚 笑い方を控えては無い あいまいにされている返事 もう要らない ひんぱんに携帯も のぞかないの それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします あいまいに晴れている天気も悪く無い ひんぱんに悪態も吐かないの それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします |
100鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 誰も 途中で 匙を投げる この無限の 時間を 和やかに つきそう これは はじめて 手にいれた あなたと 世界との 入り口ゆえに 朝から晩まで つづけよう |
冬の刹那(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 高井康生・Crystal | | 届かぬ距離を込めたあきらめを マフラーで隠した唇が唱えれば 転がる時空の壁をすり抜けて 瞬間移動で僕は会いに行くよ だなんて言葉の先に 君は魔法を見る程の日々さ やるせない姿に手を伸ばし 君の刹那にテレポーテーションしても 僕らの センチメンタルな強がりは 何時までも噛み合わず 何時もあと少しの所で 冬の寒空が巻き上げてゆくだけなんだ 君の心が 光の速さで 消える前に 僕は冬の刹那に テレポーテーションして取り戻すのさ うつろう季節の果てに火をつけて 遠く冷めた心を温めれば 二人の波長の先が紡がれて 瞬間移動で君に会いに行ける だなんて言葉の先に 僕は魔法を見る程に今は やるせない姿で手を伸ばし 君の刹那にテレポーテーションしても 僕らの センチメンタルな強がりは 何時までも噛み合わず 何時もあと少しの所で 冬の寒空が巻き上げてゆくだけなんだ 遥かから 君の世界に現れて 抱きしめて触れ合っても 心が移っていれば 冬の寒空に消えてなくなるだけなんだ 君の心が 光の速さで 消える前に 僕は冬の刹那に テレポーテーションして取り戻すのさ きっと |
フルーツサンド鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | バカだな なんども 言わせることじゃ ないのに 欲しがるきみの 瞳が 美しく ほほえむなら それくらいしか できないけど 何十年も 続けていうよ いうよ 「誰しもひとの 気持ちなんて 続かなくて さめるから “絶対”なんてことばは ありえないの」と 駆け引きをする かわいいきみに それでもたとえ 信じなくとも 死ぬまで 続けていうよ 愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばだがバカだろいうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ きみがフルーツサンドを うれしそうに食べるのが好きで かなしませたりよろこばせたことを 思い出すんだ きみとぼくが同じように ゆらせあった感情が ふたりの目尻のシワに 刻まれてゆくその時間すべてを 愛してるよ この世のすべてのできごとを ふたりで 分かち合いたいんだ 愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばこころ込めていうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ |
Blue Canary鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 浮かんで色づき 流れてゆく空 なんだか多くを 思い出して恥らう 浮かんで色づき 流れてゆく空 あなたがうつした こころの景色に この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした Blue Canary あなたの夕暮れが 心に焼きついて なんだか遠くの 広い景色を眺めていると この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした Blue Canary |
Please Be Selfish(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal | | とめられないんだ とめどなくあふれて狂う きみのわがままの美しさに ぼくは三秒間だけ (Stop motion…) 見惚れていたんだ それは秘密の話さ今となっては ぼくらは理屈によって色気を奪われてしまった そんなぼくらの横を 後ろから全速力で追い越してゆく Spring Boardに向かったきみに ぼくらは一生 くたばりながら見惚れているんだろう それは秘密の話さ今となっては |
プロテストソング鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 三年ぶりに実家に帰るも 当然、居る場所も無くて 俺達兄弟の部屋だった所は 今では親父の部屋になってる 俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で いったい何をしてるんだろうか 三十年ぶりに親父が手に入れた自分の部屋には 押入れにしまっていた若い時の物がちらほらと 表に出てきて青春がタイムスリップしているから 冷やかし半分の好奇心であれこれ物色していると 色褪せたカセットテープが見つかる ラベルにはボールペンで昔の曲と書いてあったから 若い頃何を聴いていたのか少し気になって その隣に置いていたラジカセで再生してみた ダビングした昭和のポップス、洋楽のロックもしくは 何かのラジオのエアチェックが入ってるのかと思いきや 線の細い生々しいフォークギターの音が鳴り出して それに乗せてまさかの親父の歌声が聴こえて来た 親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった 言葉の選び、言い回しからひょっとして察するに 若い頃に作ったと思われるオリジナルソングで 俺の知っている親父からは考えられないが なかなかやる堂々としたプロテストソングだった その時代の流れに沿って作られたのだろう その当時歌っている姿も想像出来て 何となく鉛筆で歌詞を書きとめながら メロディーをなぞって口ずさんでみた ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている 可愛い顔だが 悲しい目をして 肩から崩れて そのまま倒れた 誰かが怯えて 誰かを騙して 誰かを殺して 誰かが得した 本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ 愛しいあなたを 急いで抱きしめ 命の終わりを 体で感じた 本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ くちづけしたいが 今では抱けない 笑えた話も 今では出来ない ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている 夜も過ぎ、外から帰ってきたおれの親父は 台所でテレビを見ながら酒を飲んでいた 久々に会う事をやはり、補いたくて ぎこちない距離感の挨拶で顔を見せた 軽く椅子に腰掛けて、がまんして酒に付きあうと 酔っ払って声のでかくなった親父と打ち解けてきて 何となく流れから、いけそうだったので 親父の部屋にあったカセットテープについて聞いてみた なんとまあ驚いた事に、録音されたあの歌は 人前で一度たりとも歌った事が無いらしく ましてや録音した頃には学生運動も反戦ソングも 下火になり忘れられかけていた頃らしくて その当時、生活のため懸命に働いていた親父は しかし、同い年のやつらのやっている事が気になって ニュースやラジオでその動きを知らされながら 羨ましくも疎ましくも思っていたらしかった 結婚して一年後、おふくろが妊娠したので 俺が生まれたら今よりももっと忙しくなるだろうから 今のうちに何かしてみたかった事をやっておこうと 電気屋へ行って一番安いラジカセを買ったらしい もともと歌詞はその当時、反戦歌に憧れ、見よう見まねで 作ってあって、ギターもほんの少しだがコードが弾けたので 毎日少しづつ寝る時間を削って一週間かけて 曲を作り、録音して残したらしい 親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった 俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で 親父は今も生きていた 親父の話にへえ~、と相槌を打ちながら 酒の勢いもあり「でもあれなかなか良かった」と言い切ると 親父は笑いながら安心した様に席を立ち 食器を流しに置いて「そうか」と喜んだ後 照れなのかなんなのか少し間をあけて 「でもあれ、あの曲、キスとか抱くとか歌っているが 詞を書いたあの頃、当時、実はまだ、童貞だった」と つけ加えて親父は部屋に戻って行った 朝早く親父もおふくろも寝ている間に 申し訳ないが挨拶もせずに家を出た 曇り空だがこれから晴れそうな天気を見て 息を吸い昨日を受け入れて始まった |
報告鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 「ハイ、起立」の号令は、レッツゴーと 陳列する成人 軽薄なアラーム スクラム交わる 委ねるも漏れる モラトリアムとレッテル 競ってる 急いてる レッテルにめげてる 立ってるけど寝てる 見えてるけどぶれてる 黙って待ってる 目の前近づくにしても歩く足元が一歩一歩駄目元 恐る恐るそろりそろりの抜き足は手探り 笑われると用意している言い訳は 「近視なんで気にしないで」と 吐き続けると覇気無くなる言葉 箸転がるだけで笑いたい本当は 半ドアで乗る車 反動で飛び出せ鳩は 雑踏は潜水で学ぶ 面接で触れる過去には書こうとしない事故が 引っこ抜かれた希望は じいっとしていると尻尾さえ無くなる 膝抱え丸くなると安心する、と言う迷信 鼻で笑うのを堪える 触れると気が振れる 叩くと震える 連れて回ると疲れる 促すと疑う エキストラでリハビリ 「でかした」と褒める くべる火には細心の注意を払う 雰囲気だけで話す病気 動機を探る 興味好奇心が時化て不発 迂闊に出す手 噛み付く犬歯で 全身で痙攣した後、白々しい声で 「状況は情報だけ 便乗は商業だけ 頂上は幻想だけ 後、国境と宗教だけ」と 分かった様な気分にさせるのが危ないと思いました 向かった 「今日は手を止めて出かけます」と 「先ずは頭、冷やしますわ」 「先ずは頭、冷やしますわ」 と微かに小さく二度呟くのを聞いた |
Hocus Pocus(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ 今日で何回目だよ こんなムードになってるのは 「これだけは言わせて」と それが口癖になってきてる せっかくおしゃれにきめたのに ふしぎなメロディたたき続けてる ださいピアノマンとお別れの時間 Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ けっきょくこたえをきめたのに 思い出にしがみいずれ崩れゆく たかいポン・デュ・ガールともお別れの時間 Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ |
Boys & Girls(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal | | とめどなく溢れることばのせいだろ きみの思考回路にできないConnect 間違いの接近はすれ違いざまに 濡れて使えないCardを ぼくにScanするから 感電さ 完全な停電で回路が消滅さ 喧騒のあと静寂がおとずれて いつも絶望さ たどれない 幾千ものきみと交わした ことばの裏にかくれた少年たち とめどなく流れる感情のせいだよ きみの心象風景がにごってゆくの はじまりの点滅は赤い信号とともに 朽ちて使えないCardが きみにScanされて 繊細な 水彩画のはずがまるで深刻一色に 喧騒のあと静寂がおとずれて いつも絶望さ たどれない 幾千ものきみと交わした ことばの裏にかくれた少女たち すらつかめないまま |
Magical Blink(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | XTAL | | Don't blink Because If you do it Some people die of your magic somewhere in the world I know it's ridiculous But I'm sure You have done it before Yes, every your blink So don't blink |
Magic Number鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 魔法の様な瞬間を 君が今 呼びよせた どんどん袖から遠ざかって 近づいて行く舞台の中心 「無心に」 人々の前 姿、かたち 心 解け 緩み、笑い 大人気無いひと時 酔いしれ 振り返れば あっと言う間 がむしゃらにやりきれば終わってた 疑って瞬きすれば 途端、手叩き、歓声 目の前広がる賞賛 冗談みたいな瞬間 気持ち悪いけど一体感 実際は何分間? けど 集中しすぎて 何年間も見たかの疲れと安心感 では このまま 君はこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない はじまりが君を連れてゆく それまでを全て振り切り そしてここからは振り出し 張り出した胸に気を付けて 繰り上げてる階段、思い出し 足元から天辺まで 満ちているのが伺えて 飲まれずに飲み込んでいける だから このまま きみはこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない はじまりが君を連れてゆく 魔法の様な瞬間を君が今、呼びよせた |
道草鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 水曜の昼間なのに 農大通りはひとがいて 麻婆豆腐を考えながら 自信の湧かない服装で 歩いてる 突然できたクレープ屋 学生と主婦に遊ばれる 向かいの蕎麦屋のように 次第にここにも染まって ゆくだろう 誰のことばも嘘にまみれて 誰と話しても退屈で 誰もが知らない山荘で この、街のことを咀嚼、する、しか なし わかりあえない というより わかりを恐れる人々との 決断は強いられて いる |
無理問答鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 悪いが後にしてくれない? 今はいっぱいいっぱいだ 君の願いも聞きたいが 俺にも自分のペースがある 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 悪いが後にしてくれない? 今はゆっくりしてるんだ 突然、急に言われても 俺にも自分の都合がある 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 分かってくれよな わがままな君だけど 忘れてくれるな 君の事は好きさ でも、今は 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! |
夜のライン(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | Crystal | | 君が夜を呼べば 空に月が灯り 暗い夜の街で 耳を研ぎ澄ました 人をかき分けて 網をくぐり抜け 見果てぬその夢に 君の手を引いてく RIDE ON そうまさに 読みかけの小説を 目の前に広げた様 飛び出しそうな心 目と目を合わせながら じれったい 見えっぱり 捨てたいと頷き 越えたい夜のライン 二人の足が 飛び越えて塗りかえた 足音を響かせて Knock Out 「導いておくれ夜のライン」 まるで未来模様 ネオンもぎりとって カラフルなデコレーション 二人照らしながら とめないで 止まない 君とのスパーク 終わりなき夜のライン 二人の足が 翔け上がり飛んでいく 足音を捨て去って Knock Out |
Lovers Rock二階堂和美 | 二階堂和美 | 鴨田潤 | 鴨田潤・二階堂和美 | | 愛したい気持ちが 愛されたい気持ちを 追い越して つらい日々になってしまっているのです 愛されたい気持ちが 愛したい気持ちを 追い越して わがままになってしまっているのです 何時になくあなたが見えなくて さみしくて 悲しくて 電話を切った 眺めていると思い出したの 優しさを分け合った あの頃のふたりを 愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっているのです いつの日かあなたがかけてくれた 励ましで踏み出して歩んできて いまも欲しがっているけど 繰り返すとなれて甘えてしまうのが 怖くて 愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっていきたくて ねぇ 転がりあっているその先に 手をさしのべて あなた |
Lovers Rock二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band | 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band | 鴨田潤 | 鴨田潤・二階堂和美 | | 愛したい気持ちが 愛されたい気持ちを 追い越して つらい日々になってしまっているのです 愛されたい気持ちが 愛したい気持ちを 追い越して わがままになってしまっているのです 何時になくあなたが見えなくて さみしくて 悲しくて 電話を切った 眺めていると思い出したの 優しさを分け合った あの頃のふたりを 愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっているのです いつの日かあなたがかけてくれた 励ましで踏み出して歩んできて いまも欲しがっているけど 繰り返すとなれて甘えてしまうのが 怖くて 愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっていきたくて ねぇ 転がりあっているその先 手をさしのべて あなた |
R.E.C.O.R.D.(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 真夜中にふと、ひとり 君への思いに耽る この先も君を幸せに出来るかと 二人が合わせた息の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とせば 隠れてた君の魅力が鳴り出した 君を喜ばせる事を忘れず... とてもシンプルな話だが これが難しい目標なんだ 二人が重ねた年の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とす事を 思い出し僕はレコード鳴らすのさ 君と笑い明かす日々を続ける... とてもシンプルな話だが これが難しい人生なんだ |
レールのその向こう二階堂和美 | 二階堂和美 | 鴨田潤 | 鴨田潤・二階堂和美 | | この独りきりのままで 孤独は好き嫌いなく常に 語り出すとガタゴトと嫌な音がする各駅停車に 急かされて しがらみで 苛立って 平たい手うって気取るのも 悪くも有り 軽く積もり 丸く収まり 何時か 溜まって 静かに 黙って 絡んで 往かないで 咳き込んで 諦めて 履き違った足元は 慌てている充分な証拠 先走った泣き言は 怠けている充分な証拠 今日この頃どころかこれからも較べてもそれだけは真似しない |
Lost And Found(((さらうんど))) | (((さらうんど))) | 鴨田潤 | XTAL | | I just wanted to dance with you It was one thing we can connect with this society It kills me If we lost it And now I am loosing it |
long torch song二階堂和美 | 二階堂和美 | 鴨田潤 | 鴨田潤・二階堂和美 | | ふさいでいるかさぶたと両耳を 歌い出す鼻歌は正直に 未だまだらに残る体温に笑う 話した事は確かだけど微かにだけ脚色 仕草眩まして 幾ら暗がりで手をかざしても 見えた事も無いのに有ると思い込んでる ベル鳴らさずに ベール隠されてる方が良かったんでしょ 近かったんでしょ ばいばい。 ふさいでいるかさぶたを恐々と 心の奥、育ててる思い込み あなたにまだ打ち明けない弱い顔 あなたにまた打ち明けたい弱い顔 今、体に残る優しさが揺らす 悲しい事は確かだけど、強がりごまかす 何時かふくらまして 撫でてくれたの頬 手を差し出しても さけた事も無いのに 逃げると思い込んでるから 全部話せずに ベール隠されてる方が良かったんでしょ 近かったんでしょ ばいばい。 |
RAW TOWN蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 鴨田潤 | 蓮沼執太 | SHUTA HASUNUMA | 丸の内中央口 雨のなか皇居方面へ 日比谷通り和田倉門 千代田線二重橋前駅の 6番口階段下って 改札から PLATFORM に 「多摩急行小田急線の 唐木田行きに乗ってきて」って うまいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で こわいなあきみはさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって 国会議事堂前駅下車 1番出口を上がって 茱萸坂(ぐみざか)左へ上る 総理官邸前右へ 246に沿ってゆく 国会図書館前交差点 右へ東京 METRO 背に 「国会前 BUS停で乗って」って うまいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で こわいなあきみはさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって 平河町交差点を越え 麹町4丁目交差点越え 市ヶ谷橋渡り神田川 沿って外堀通り西 牛込柳町駅を越え 若松町交差点を越え 雨足も止まない鼓動も 近づいて近づいてだから こわいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で こわいなあきみがさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって |
わらって.net鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 featuring 寺尾紗穂 | 鴨田潤 | 鴨田潤 | | 唇かすかにふるわせ 戸惑う指先を迷わせる 下書きのなかでゆれてる 言葉それがいまの(わたしorあたし) ってわたしかあたしか一人称 すらままならないよこの文章 嬉しい気持ちを表現すれば、 だれかに妬まれんじゃないかって 送信ボタン押せないわ 悲しい性ね 露骨なマイナス思考を わらって わらってってば お願いだから 頭ん中がんじがらめになってるわ おお...! 救って 救っててば お願い いつか更新してやるぜインターネット 1.2.3.4. もうもうもうもうぜんぜん... いやいや...そんな...と謙遜 しつつ、褒めあうライバル牽制 年齢詐称の変装 毎秒刻みの戦争 女子アピールしないとなって 手料理自慢してるひとや 泣いて甘えるうまいひとや 末っ子感が得意だとか バカバカしいよさよーなら 競わされてる向こうがわ に きみの手をひいて連れだす 大きな呼吸つかみたくて 炎上している世界も 落書きみたいな世界も こんなちっぽけなわたしが 幸せにすると考えてる そう信じて いるけれど 悲しい性ね またまたマイナス思考が おそって おそってくる お願いだから あっちにいってて人生かかってるんだから おお...! 迷って 迷ってたけど 恥かく準備 好奇心とからだひとつで未来へ飛びだすんだから わらって わらってってば お願いだから きみの笑顔がみたくてここまできてるんだよ そう...! 救って 救ってみせる おまたせ 今から更新してやるぜインターネット はじまりだよ |