門井八郎作詞の歌詞一覧リスト  42曲中 1-42曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
昭和の信玄おとこ節清水まり子清水まり子門井八郎望月吾郎池多孝春昔 武田の信玄さまは 城を枕に 夢を見た 天下分け目の夢を見た 男なら 男なら 甲州生まれの 男なら 風林火山の 夢を見ろ  水晶(たま)をみがいた この盃で 誓う宴に 嘘はない お国なまりの 武田節 男なら 男なら 甲州育ちの 男なら ほうとう肴に 酒を呑め  富士の高嶺が 教えて呉れた 辛い修業の 有難さ 苦労七坂 月も照る 男なら 男なら 甲州ほまれの 男なら 人生桜の 花と咲け
チャンチキおけさ福田こうへい福田こうへい門井八郎長津義司山田年秋月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろにがさ 知らぬ同志が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさおけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
船方さんよ川中美幸川中美幸門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
チャンチキおけさ清水博正清水博正門井八郎長津義司長津義司月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろにがさ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  一人残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
船方さんよ三山ひろし三山ひろし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉(く)れよ 船脚(ふなあし)を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉(く)れ 来てお呉れ
流れのブルース三界りえ子三界りえ子門井八郎久慈ひろし久慈ひろし恋をしました 浮草らしく 流れのはての さびしさに どうせ今度も 捨てられそうな おぼろ月夜の 港町  ここへ流れて 来たその日から 忘れるための 酒・煙草 こんな夜更けに つれない人を 思い出させる 波の音  生きてゆきましょ 浮草らしく 涙の恋は 捨てましょう よるべない身の 十九の春の 夢に咲く花 流れ花
赤いグラスフランク永井&松尾和子フランク永井&松尾和子門井八郎牧野昭一寺岡真三唇よせれば なぜかしびれる 赤いグラスよ 愛しながら別れて 今もなお 遠くいとしむあの人の 涙・涙・涙  別れの言葉を 思い出させる 赤いグラスよ わたしだけが知ってる あの夜の 恋の苦しみもういちど 夢を・夢を・夢を  帰らぬあの日よ 今宵ふたたび 赤いグラスに 花は咲いても散っても 思い出は 赤いグラスに くちづけて いつも・いつも・いつも
すりすり歌田端義夫田端義夫門井八郎奄美民謡南国の 娘達ゃ あかい あかい襷(たすき)でネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  臼をまわして いそいそと 夜業夜業 一斗二斗ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  年頃の 娘達ゃ 腰を腰を ふりふりネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  逢いに来る来る 誰が来る 月は月は 十五夜ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  思いかなって 嫁にゆく 夢を夢を 見ながらネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ
バタやんのツキツキぶし田端義夫田端義夫門井八郎伊藤雪彦娘さん 惚れるなら ツイた男に 惚れなされ 惚れて一生 寝て暮らせ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  娘さん 賭けるなら ツカぬ男に 賭けなされ 風の吹きよじゃ ビルが建つ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  世の中は まわり持ち くしゃみ一つで ケチがツキ いやな税金 たんとツク 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  かまぼこは 板にツキ うちのカミさん 鼻にツキ 亭主嘘ツキ 運のツキ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  ツキすぎて くたびれた 俺らばかりに なんでツク ツキの神様 にくい人 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男
船方さんよ福田こうへい福田こうへい門井八郎春川一夫山田年秋おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめておくれよ船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すすきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで来ておくれ 来ておくれ
チャンチキおけさTemiyan.Temiyan.門井八郎長津義司月がわびしい 路地裏の 屋台の酒の ほろ苦さ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさ せつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
泣くなカァチャン田端義夫田端義夫門井八郎久慈ひろし腕の時計は コチコチとコチコチと こんな時間と なりました 無理に飲ませた いつものあいつが 憎らしい 泣くなカアチャン チョイトなァ カアチャン 両手合わせる 胸の内 両手合わせる 胸の内  角も出さずに にっこりとにっこりと 見せておくれよ 片えくぼ なんと嬉しや 持つべきものとは ありがたや ほんとにカアチャン チョイトなァ カアチャン うしろ姿は 日本一  判る判るよ その気持その気持 無理もなかろう 女なら 俺も男だ どかんと一発 そのうちに やるぞカアチャン チョイトなァ カアチャン 愛しお前の ためじゃもの 愛しお前の ためじゃもの
赤いグラス石原裕次郎&八代亜紀石原裕次郎&八代亜紀門井八郎牧野昭一唇寄せれば なぜかしびれる 赤いグラスよ 愛しながら別れて 今もなお 遠くいとしむ あの人の 涙 涙 涙  別れの言葉を 思い出させる 赤いグラスよ わたしだけが知ってる あの夜の 恋の苦しみ もういちど 夢を 夢を 夢を  かえらぬあの日よ 今宵ふたたび 赤いグラスに 花は咲いても散っても 思い出は 赤いグラスに くちづけて いつも いつも いつも
チャンチキおけさ島津亜矢島津亜矢門井八郎長津義司池多孝春月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろ苦さ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 持って来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
船方さんよ島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
トッチャカ人生島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春何をくよくよ 川端柳 どうせこの世は トコトン人生 泣くも笑うも 泣くも笑うも身のさだめ トッチャカ チャッチャカスットコトン トッチャカ チャッチャカスットコトン  水の流れと 空ゆく雲は どこがねぐらの トコトン人生 住めば都と 住めば都と云うけれど  下を見るより 上見てくらしゃ 花も実もある トコトン人生 空にゃ小判の 空にゃ小判の月が照る  飲んで歌うて さらりと捨てりゃ 浮ぶ背もある トコトン人生 浮世ささ舟 浮世ささ舟風まかせ
チャンチキおけさGOLD LYLIC三波春夫GOLD LYLIC三波春夫門井八郎長津義司月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろ苦さ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  一人残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬ すまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ涙で 曇る月
鞍馬天狗の歌三波春夫三波春夫門井八郎渡辺岳夫渡辺岳夫嵐うずまく 勤王佐幕 理想も夢も 誰のため 無駄に刃を 抜くじゃない どれほど刀が 切れようとも 切るに切られぬ 人ごころ ああー 鞍馬天狗の 声がする  菊が栄えて 葵は枯れる 時代の波が 呼んでいる 泣くな杉作 男なら 打て打て夜明けの 獅子太鼓 打てやひびけや 空高く ああー 鞍馬天狗の つるぎ風  風をつかんで 砂塵をまいて 駆けゆく駒は まっしぐら あれは疾風か まぼろしか 京洛の空は あかね雲 花の維新の 朝が来る ああー 鞍馬天狗の 夢がとぶ
赤いグラスGOLD LYLICアイ・ジョージ&志摩ちなみGOLD LYLICアイ・ジョージ&志摩ちなみ門井八郎牧野昭一伊藤雪彦・牧野昭一唇よせれば なぜかしびれる 赤いグラスよ 愛しながら別れて 今もなお 遠くいとしむあの人の 涙・涙・涙  別れの言葉を 思い出させる 赤いグラスよ わたしだけが知ってる あの夜の 恋の苦しみもういちど 夢を・夢を・夢を  帰らぬあの日よ 今宵ふたたび 赤いグラスに 花は咲いても散っても 思い出は 赤いグラスに くちづけて いつも・いつも・いつも
手拍子音頭三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫皆さまお揃い なされたらソレ お手を拝借 チョチョンガチョン 踊れ踊れよ お月さんが顔出す 伊達に顔出す わけじゃないソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 受けてあの娘も シャラランラン  そちらとこちらと 向き合ってソレ お手を拝借 チョチョンガチョン お手も揃うたよ こころも揃うたよ 八重に二十重に 輪も揃うたソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 揃い浴衣も シャラランラン  科よい手振りに 見とれずにソレ お手を拝借 チョチョンガチョン ちらりちらりと 誰かさんが振り向く 花の十九の 謎じゃやらソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 甘い夜風も シャラランラン  踊らぬお方も ほがらかにソレ お手を拝借 チョチョンガチョン 先にかくれた お月さんに見せたい 踊り見頃の ほどの良さソレ やぐら太鼓が ドドンガドンと来りゃ 受けてあの娘も シャラランラン
海の男だ石原裕次郎石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄海の男が 海を捨て なんで素直に 生きらりょか 未練の酒を 歌で飲む それが男の 首途じゃないか  花も実もある 男なら たてる誓いに 嘘はない マストの青い 月に泣く 俺はあの娘の 生命じゃないか  港 港は 数あれど 惚れていりゃこそ この港 鴎よさらば 燈台よ あとは頼むぜ また来る日まで
波千里石原裕次郎石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄赤い夕日の 波止場を出たら 船がたよりの 波千里 鳴くなマストの つばめ鳥 男じゃあれど 眼が痛い  ドラに急かれて テープを捨てて 今日はここまで 来は来たが 明日のさだめは 波まくら あの娘の夢を 見たかろさ  波の背の背は はてないけれど 心あるかよ やませ風 月の潮路の うたごえを 故郷の空に 伝えてよ
傷心の雨石原裕次郎石原裕次郎門井八郎春川一夫春川一夫恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ
あしたの虹石原裕次郎石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄心あかるく 生きるから 町はきよらかに 美しい ああ 流れる川も あの山脈も あしたの虹が 虹がかがやくよ  青い空ゆく 雲を見て 人はあこがれる 夢を見る ああ その頬そめて 慕情の丘に あしたの虹は 虹はほほえむよ  人の住む世の 倖せは いとしみ合って つくるもの ああ なぜ啼く鳥よ なぜ泣く花よ あしたの虹は 虹は消えない
ふるさとの花石原裕次郎・沢りり子石原裕次郎・沢りり子門井八郎上村張夫牧野昭一ま澄みの空は はてしなく ひろがる夢よ あの山よ ふるさとの町 今日もはれやかに いとしい人は 花に似て 残りを惜(お)しむ 雪に咲く  けがれを知らぬ よろこびを せせらぐ川よ 野の花よ 思い出の道 肩を寄せ行けば いとしい姿(かげ)の 残り香(が)は やさしくにおう うれし泣き  小鳩よいつも 何思う おさないあの日 さくら草 あこがれの丘 嵐はやすらかに いとしみ通う 眼差(まなざし)に 流れて消える 白い雲
男の心に星が降る石原裕次郎石原裕次郎門井八郎上原賢六大久保徳二郎好きなンだ 好きなのに 好きだと一言 言えないで やり切れないから 空を見て やたらに吹くのさ サキソホン おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン  辛いンだ 辛いのさ あの娘を想えば ねむれない せつない苦しい こんな時ゃ ひとりで吹くのさ サキソホン おいらの おいらの おいらの心に 星が降る  泣くもンか 泣かないよ これでも男の はしくれさ 泣きたくなったら 街に出て 夜風に吹かれて 恋の唄 おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン
泣き虫酒場石原裕次郎石原裕次郎門井八郎上条たけし塩瀬重雄元気を出せよと なだめた奴が かげで睫毛を ぬらしてる 小糠雨ふる 場末の街で なんだかなんだか 知らないが みんな泣きたく なる酒場  天下を取るよな お風呂敷も 恋に破れた ハンカチも 遠いジンタの ラッパの音に ぐっしょりぐっしょり ぬれながら みんな泣いてる 縄のれん  男が泣きたく なるよな晩は なまじとめるな さめるまで 思う存分 お泣きなさいと しんみりしんみり 泣きながら いつかマダムも 泣いている
草笛を吹こうよ浜田光夫・三条江梨子浜田光夫・三条江梨子門井八郎上原賢六涙がこぼれて とまらない時は 丘へのぼって 空をみて 草笛を吹こうよ 風よ風よ 届けておくれ 若い心の 悲しみを み空に浮んだ あの雲に  二人で仲よく 悲しみ合えば どんな苦しい ことだって 草笛は楽しい 雲よ雲よ 伝えておくれ 若い心の よろこびを やさしい女神の 住む町へ  明日も逢およ 明後日も逢おネ 涙はれたら お別れの 草笛を吹こうよ 風よ雲よ 歌っておくれ 若い心の あこがれを あそこで呼んでる あかね空
チャンチキおけさ氷川きよし氷川きよし門井八郎長津義司月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろ苦さ 知らぬ同志が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさ切なや やるせなや  一人残した あのむすめ 達者でいてか お袋は すまぬ すまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさおけさで 身をせめる  故郷を出る時 持って来た 大きな夢を さかずきに そっと浮べて もらすため息 チャンチキおけさ おけさ涙で くもる月
船方さんよ氷川きよし氷川きよし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚(ふなあし)を船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろつれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ来てお呉れ
涙の九段坂天津羽衣天津羽衣門井八郎久慈ひろし鳥居くぐれば 思わず知らず あつい涙が こみあげる ああ お父さん はるばると 逢いに来ました 逢いに来ました 九段坂  「お父さん。あなたが戦死なさったのは、やけつくような 裁くの戦場だったとか……水が欲しい、水を呉れと叫びつづけて 死んでしまった可哀相なお父さん…… 今年はネ、おじいちゃんやおばあちゃんや皆んなで、ホラ、 こんなにたくさん裏山のお水を持って来てあげましたよ……」  砂にやかれて 乾いた咽喉(のど)に のんで下さい この水を ああ お父さん 長かった 辛い月日の 辛い月日の 二十年  戦さなんかは もうたくさんよ せめて倖せ いつまでも ああ お父さん 来年も 逢いに来ますよ 逢いに来ますよ 九段坂
長篇歌謡浪曲 恋の松井須磨子天津羽衣天津羽衣門井八郎久慈ひろし女盛りの 柔肌に たぎり血汐を 何としょう 義理も人情も 恋には勝てぬ それが誠の 恋の道  「妾は舞台に生きる女優です。妾は見せてやりたい。 妾と先生の恋愛が、どんなに素晴らしいものか、 世間の人たちの目に見せてやりたい。いいえ。 先生の奥さんに見せつけてやりたいんです」 「ああ、君という人は困った人だ。だがこれだけの情熱を 舞台ばかりでなく、現実でも人目を怖れず、偽わらず に演じることの出来る君は、矢っ張り、わが芸術座を 背負って立つ大女優だ。私は君に負けた。性格の弱い、 実行力のにぶい私が、はげしい君の灼熱の情火に 負けてしまったのだ」  戸山ヶ原の 中空に 仰げば哀し 十日月 ああこの恋に あれくるう ああこの恋に ほとばしる 渕に瀬もあれ 抱月は 須磨子をぐっと 抱き寄せる 燃える情火は 草を焼き しばし声なし 天も地も あるは悲しい 虫の声  回り舞台の 雪に泣く あわれ須磨子よ カチューシャよ 人のさだめは 恋ゆえ変わる 浮世ドラマの 恋無情  「先生死なないで、死なないでー。 わたし一人をおいて、なぜ死んでしまったのです」 舞台の台詞そのままの、身も世もあらぬ絶叫慟哭は、 月にこだまし、月もまた泣いた。 「先生、妾も参ります。若しもあの世に三途の川が あるならば、待ってて下さい渡らずに。 せめてやさしい先生の、背に負われて渡りたい」  生きて骸(むくろ)に なるよりは 死んで咲かそう 恋の花 蓮のうてなの あの世とやらで 共に行きましょ いつまでも
櫓かこんで三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫笛や太鼓は 伊達には鳴らぬ 一人かけても チョイト 輪にゃならぬ みんな揃って 科よく丸く そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 甘い夜風が 音頭とる 音頭とる  あの娘十八 この娘は二十 身振り手振りも チョイト なよなよと 誰が染めたか 藍染浴衣 そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 月も見とれて 下りて来る 下りて来る  月のあるうちゃ 勿体なくて こゝらあたりじゃ チョイト やめられぬ 年にいちどの 今月今夜 そうぢゃないか そうぢゃないか そうぢゃないか スッチョイチョチョント 櫓かこんで 夜あけまで 夜あけまで
裏町セレナーデ鶴岡雅義と東京ロマンチカ鶴岡雅義と東京ロマンチカ門井八郎野崎真一僕がしばらく 逢わないうちに やつれてしまった お前の姿 こんな姿に どなたがしたの みんなつれない あなたじゃないの 僕は薄情な 男じゃないよ 逢えばこんなに 燃えるじゃないか  男ごころに しんから惚れて 泣いて夜明かす 女がいるわ 女ごころに しんから惚れて 泣いて夜明かす 男もいるさ 好きな同志が 結ばれないで 流す涙を ネオンが染める  これでいいのよ 苦労をしても あなたとならば 私はいいの 苦労辛苦を させる気ならば 僕のまぶたが なぜ濡れるかよ 泣くも笑うも 二人のさだめ 待てばくるくる 花咲く春が
船方さんよ三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
忠太郎月夜三波春夫三波春夫門井八郎春川一夫辛い浮世の しがらみ格子 義理が情を 通せんぼ 姿やくざに 姿やくざに やつれていても 瞼はなれぬ 母の顔  「おかみさん- 二十年前番場の宿に置いていかれた、 あんたの伜、忠太郎でござんす。 よっく顔をみてやっておくんなさいまし。え、 それじゃ、覚えがねえとおっしゃるんでござんすかい、 覚えがねえと- - - - - -」  来るじゃなかった 水熊横丁  筑波おろしが 身にしみる 責めちゃなるまい 責めちゃなるまい おふくろさんを これが親子の さだめなら  「そうだ今更ら恨んでみたって、どうにもならねえ、 こうやって上と下の瞼を合せりゃ 逢わねえ昔のやさしいおっ母さんの面影が浮かんでくるんだ。 それでいい、逢いたくなったら、逢いたくなったら、 俺ァ瞼を つぶるんだ」  何処へ飛ぼうと 番場のからす 西も東も 風まかせ 浮世旅笠 浮世旅笠 幾山越えて 今日も瞼の 母と行く  「おっ母さん おっ母さん」
好きです(ヨシコさん)林家三平林家三平門井八郎天井正好きです 好きです 好きです 好きです ヨシコさん こっち向いて いいじゃないのさ なぜ逃げるのさ こっち向いて 好きです 好きです 好きです 好きです Woo ヨシコさん キスさせて いいじゃないのサ なぜ逃げるのさ キスさせて (これで33ですよ今年) 好きです 好きです 好きです 好きです Woo ヨシコさん
ツーてばカー林家三平林家三平門井八郎小倉義雄福島正二まるい小さな テーブルに 向かい合ってる だまってる お茶と 蜜豆 あなたと ボク 僕は ツーてばカー カーてばツー 甘いムードの 雨が降る  ここは二丁目 三番地 いつも二人で 逢うところ 待って 待たせて あなたと ボク 僕は ツーてばカー カーてばツー 赤いシネマの 灯がまねく  別れましょうか ここいらで もっと歩こか そこいらまで 眼と眼 チラチラ あなたと ボク 僕は ツーてばカー カーてばツー プロムナードの 夜が更ける
三平の聖徳太子の七不思議林家三平林家三平門井八郎小倉義雄久慈ひろしいやだいやだと 言わせてみたい こいつばかりは 誰も好き 聖徳太子の 七不思議  すねた病気に 薬はいらぬ 一枚見せれば えびす顔 聖徳太子の 七不思議  月給袋に 燈明あげて 孝行する気に 倅する 聖徳太子の 七不思議  さんざあの人 泣かせたくせに にっこりこの人 笑わせる 聖徳太子の 七不思議  つむじ曲りで 臍横むいた 石の頭が お辞儀する 聖徳太子の 七不思議  なまじおけらに 持たせちゃならぬ 矢でも鉄砲でも 持って来い 聖徳太子の 七不思議  間借り世帯の 畳の上に ビルが建ちます マネービル 聖徳太子の 七不思議
三平の熱海の海岸林家三平林家三平門井八郎村沢良介長津義司男ごころを知りながら なんで宮さん嫁に行く 熱海の海岸貫一の 泣いてしぼった せつない涙で 見てろあの月 くもらせる  金やダイヤに 目がくれた そんな宮さん 欲しくない 今月今夜で貫一は 生れ変って 金色夜叉に なって渡るぞ 人生を  顔をそむけて身をせめて すがる宮さん つきはなす しんからどうして憎かろう 間貫一 別れの辛さを 泣いて呉れるか 磯千鳥
国分寺小唄市町村歌市町村歌門井八郎久慈ひろし通りすがりの 電車から 降りて見しゃんせ 国分寺 花も実もある あなたなら 一目惚れする 夢の街 サテ 国分寺  今も昔も かわりゃせぬ 人の情けと お月さま あなた誰待つ 一葉(ひとは)松 わたしゃいとしい あなた待つ サテ 国分寺  一目見たとき 好きになり 嫁に来ました 国分寺 妻と言われる しあわせの 胸が燃えます このわたし サテ 国分寺  逢って別れて いるうちに いつの間(ま)にやら 恋ケ窪 若い二人の まごころが 花と咲きます パラダイス サテ 国分寺  噂ばなしを たてられて うれしはづかし 国分寺 昼の日中(ひなか)に よりそって 風にゆれてる アドバルーン サテ 国分寺
国分寺音頭市町村歌市町村歌門井八郎長津義司ハアー月のむさしの 昔を今に うけて栄える 文化都市 トコ ヨイヨイの 国分寺 (ソレ) 富士も見とれる 晴れ姿 ヨイショ ヨイショ ヨイショ 晴れ姿  ハアー住めばうれしや あなたとわたし 色もほんのり 紅の橋 トコ ヨイヨイの 国分寺 (ソレ) 花の都の となり組 ヨイショ ヨイショ ヨイショ となり組  ハアー見たか聞いたか 御存知ないか 市民繁昌の 合言葉 トコ ヨイヨイの 国分寺 (ソレ) かわす笑顔に 春の風 ヨイショ ヨイショ ヨイショ 春の風  ハアー 一葉松の木の 真姿(ますがた)池で 紅(べに)の化粧すりゃ 恋ケ窪 トコ ヨイヨイの 国分寺 (ソレ) 古い歴史の 夢のあと ヨイショ ヨイショ ヨイショ 夢のあと  ハアー街の広場で 工場の庭で 歌がはづめば 気もはづむ トコ ヨイヨイの 国分寺 (ソレ) 空にゃ黄金(こがね)の 丸い月 ヨイショ ヨイショ ヨイショ 丸い月
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