谷口鮪作詞の歌詞一覧リスト  142曲中 1-142曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
シューティングスター家入レオ家入レオ谷口鮪谷口鮪Naoki Itai曇天の夜を照らすメロディーを ずっと君に奏でるよシューティングスター  つらいこと 悲しいことよりもっと そばにあるモヤモヤは鏡の中 「私なんて」なんて言葉がずっと 耳元で繰り返し流れている  どうしたって変わらない 仕方ないことばかり そんなのは世の常だね だからこそ生まれ変わるのはいまだ  100点満点じゃなくたって 不完全だって素敵さ 不恰好だって輝かせるこのミュージック 君が最低だって泣くなら その涙を魔法で嬉し涙に変えてあげる  夕暮れの街にぽつりと独りで なんだか寂しくなることもあるよね 誰にもわからない 誰もわかってくれないことも 丸ごと包んで ぎゅっと抱きしめて 大丈夫って伝えるために歌が存在している 忘れないでいて 再生ボタンを押してみて  雑踏も喧騒さえも 誰かの囁きすらも キャンセリングしてあげるよ いますぐに  雑念なんて振り払って 歌って踊って笑うのさ 不恰好だって輝かせるこのミュージック 君が最低だって泣くなら その涙を魔法で笑い涙に変えてあげる  世界一美しい君の声を聴かせて ほら 轟かせてみせて  歌うことで自分になる 抜け殻は置いてゆく 歌うことは魔法になる おとぎ話を越えてゆく 歌うことで星になる 君にとってのスターになる それだけは言い切れる そんな自分を信じてる  完全なんてなくったって構わないよ 人生に暗転なんてつきものだから わたしが照らす 君の世界を全部 空を見上げたらシューティングスター  100点満点じゃなくたって 不完全だって素敵さ 不恰好だって輝かせるこのミュージック 君が最低だって泣くなら その涙を魔法で嬉し涙に変えてあげる
I don't careKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON誰が何度、唾を吐こうと爪を剥ごうと やめはしない 睨む目の奥の炎、消えはしない 鉄や鋼のように硬い牙を持て  I don't care I don't care 黙って下がって吠えていろ I don't care I don't care I don't care  中身が無い、鬣が無い奴に蔑まれる謂れはない 張り合いがないやり甲斐がない、外野は痛みが分かり合えない 世界大会やれば最下位、所詮お前なんかじゃ予選敗退 だから気にしない敵にしない 堅気の竹刀じゃ俺は斬れない  I don't care I don't care 怒鳴って粋がってわめいていろ I don't care I don't care I don't care  ないのはきっかけ たらればばっかで挑まぬ屍 無知で悲観者で口だけ達者で そんなやつの声は聞こえない  I don't care I don't care 黙って下がって嘆いていろ I don't care I don't care I don't care
愛にまみれてKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夕暮れのベンチ、座っている子供達 しばらくすると迎えがきて帰っていった 風はいつでも僕にだけ冷たいな 寂しくなるな、はやく帰ろう、家に帰ろう  ポケットの中、ぬくもりも何もないや 商店街を急ぎ足で抜けてゆく  茜色、君の色、僕の孤独を染める いつでも、いつまでも  失くしてきたもの取り戻すような日々の中 恐れているのはまた一人になること 苦しみばかりでつい下を見てしまうけれど 笑えているのは君のおかげなんだよ  夕暮れのベンチ、煙草に火をつける 煙を吐くと魂も抜けそうで 慌てて揉み消し、立ち上がったら 行き交う人が冷めた目で僕を見た  居場所があるならそれを大切にしたいよな 誰でも平等にあるものじゃないから 見つかることなんてないとずっと思ってたけど そんなことなかった、愛にまみれている  茜色、君の色、僕の孤独を染める いつでも、いつまでもそばで笑っていてよ  街の声が眠り、ネオンが目を覚ます 時の流れには逆らえないものだ  時間よ止まれと寄り添いながら願うけれど 時計の電池を抜いても夕日は沈む 永遠なんてものはなくたっていいんだと思う 僕はいま君の愛にまみれているから  夕暮れのベンチ、迎えがきた
アスターKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONカンカンと鳴った踏切を待つ間に 浮かんだ不満がため息になった 燦々と光った学生の屯に 歪んだ視線を飛ばすようになった 現在と過去、地続きのつまづき 擦りむいた程度の傷には慣れて 今日の不幸は眠れば消えるからと 嘘にも慣れた  心絡まった、また空回った ひらりひらり 花占いのように単純じゃない この心情が枯れそうな帰り道 夕暮れ染まった オレンジがかった風が 何故か優しいような 気づいたらまた涙が溜まった こぼさないよう歩いた  映画のような盛り上がりなんてない 予想のつかない結末もないな 淡々と終わって、明日には再上映 誰も観ないのに  もしもあなたがそばにいたなら いまとは違っていたのかな 最後を思い出してた  言葉に詰まった、ただ言えなかった ひらりひらり 花占いのように単純な答えでよかった 土砂降りの瞬き 夕暮れ染まった街がぼやけた 風が背中押すように吹いた 影が伸びてった、明日へ伸びてった それを追いかけた  心絡まった、また空回った ひらりひらり 花占いのように単純じゃない この心情が散りそうな帰り道 夕暮れ染まった オレンジがかった風が 背中押すように吹いた 影が伸びてった、明日へ伸びてった それを追いかけた
アナートマンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON来世はなんだ 貧民か富豪か 天才か無能か 潜在的意識の中 メキメキ生まれた煩悩に相談だ 現在 現世はどうだ 先生の評価 A判定ばっか 万々歳 浄土はどんな情念も消すそうだ 徳積め ドル箱いっぱい じゃんじゃん  内心はどうだ 慢心満杯だ 安心を買うか 善行 先行投資 千僧を模し我全能なり 免罪符は役立った? 不渡りだった? 立ち塞がった仏陀 ぐっばい 人の為と書いて偽と読むそうだ 皮肉なもんだな  戯言を吐いて 戯言を吐いて 誰もそうさ ただ許されたい 最期は骨になって朽ち果てるだけ されどもがいて されどもがいて サラバ 後悔 慰めと自戒 最期は骨になってケラケラカラカラ 踊れよ人間  来世はないさ 幸か不幸か 泣こうが喚こうが 現在位置から一歩 一から百歩 何万歩も闊歩 グッバイ 他力本願の祈りよりずっと自力の果ての限界 賭けるさ今日も 翔けるさ今日も 書けるさ今日も  戯言を吐いて 戯言を吐いて 誰もそうさ ただ許されたい 最期は骨になって朽ち果てるだけ されどもがいて されどもがいて サラバ 後悔 慰めと自戒 最期は骨になってケラケラカラカラ 踊れよ人間  現世からもう一回
アフターワードKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON最終回 巻き戻って一話目から 何気ない日々の味気ない台詞を もう一回読み返して 赤い線を 悪気ない文字の隣に添えるよ  中身が空のこの鉤括弧 君は何を話したかった?  グッバイ バイバイ 別れをそんな言葉で結べたら あとがきなんて書かなくていいのにな グッバイ バイバイ 抱えたまま 途切れたページの先 滲む 心残り  未完成だった僕らは句読点ばかり 小さな痛みに立ち止まってばかり だけど もう一回読み返して思い出した 悲しい夜など一度もなかった  中身が空のこの鉤括弧 いまなら埋められる気がした  グッバイ バイバイ 別れをそんな言葉で結べたら まえがきだけで伝えられるのにな グッバイ バイバイ 抱えたまま 途切れたページの中 嘆いてばかりいる  グッバイ バイバイ 別れをそんな言葉で結べたら あとがきなんて書かなくていいのにな グッバイ バイバイ 抱えたまま 途切れたページの先 滲んだ文字で綴る君との日々 悲しい夜など一度もなかった
aloneKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONねぇ ハローマイフレンド 季節が過ぎても ねぇ ハローマイフレンド 時は止まったまま  夜が長く苦しめる 眠れない日が続いてる 退屈しのぎに歌でも歌ってみようか そんな気にもなれないな  alone alone... 君はどこにいる alone alone... what i lost  ねぇ ハローマイフレンド 手紙は届かないけど 積み上がるくらい 書き溜めているよ  誰にも分からないだろう 言葉に出来ないんだろ? メロディーはずっと 裏切らないよ いつだって街灯のように光る  alone alone... 君はそばにいる? alone alone... what i lost  ねぇ ハローマイフレンド 夢みたいだったね ねぇ ハローマイフレンド 声を聴かせてよ  alone alone... 君はどこにいる alone alone... what i lost  ハローマイフレンド
anger in the mindKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON腹は立てど、角は立てず 孕みあれど大事な縦図 アンガーマネジメントなんて言葉で 片付けられた行き場ない衝動 散々な目に遭った日くらいは 仏陀の教えに反してもいいか 感情のまま、生きてけたらいいが でもそうもいかない どちらが正解、不正解  迷彩の体裁、雄弁さとは裏腹に 能面の向こうは金剛杵振る仁王像さ  クールにかわすことが美徳、ルールを破る者はいらぬ 怒りはないもうどこかへ フールと呼ばれても構わない、ルーズに生きるよりはマシだろう? 怒れよ、もっともっと出せ  世渡り上手でやってくのは楽だし害なし優等生だ きっと誰もが「良い人ね」なんて、上っ面で判断して褒めてくれんだ 波風立てずにやってくのはやむなし それじゃ虚しくはないか? 大きな海で波も風もない中、君の船は進んだか?  限界、もう限界、もう千回は飲み込んだ見解 繊細な現代のセンサー、息詰まりそうだ  クールにかわすことが美徳、ルールを破る者はいらぬ 怒りはないもうどこかへ フールと呼ばれても構わない、ルーズに生きるよりはマシだろう? 怒れよ、もっともっと出せ
生きてゆくGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON懐かしいあの日のこと むずかしいふたりのこと 恥ずかしい台詞をそっと下書き保存して  愛おしいあなたの顔と くるおしい無邪気な声と 懐かしいあの日と きっと今日でお別れなのです  支えきれない重さになったから それが正解なんだよな  最後に君に一目会いたかったな そして翌朝、旅に出るよ  いつだっていつだって 僕は憧れと生きてゆく いつだっていまだって 君はあの日のままです  僕は右、君は左に それぞれに生きてゆく 振り返れど陽炎 揺れる君が笑う  いつか会えればいいな 言葉を交わしたいな なんてこと思わないさ 自分の道を生きる  伝えきれない想いになったから これで正解だったんだよな  いつだっていつだって 僕は強がって生きてゆく いつだっていまだって 日々はあの日のままです  街灯にあぶり出された影が僕を睨んでる 誰の声もしない真夜中に目が覚めて 僕らはなにかを失い生きてゆくと気づいたんだ  いつだっていつだって僕は 後悔と生きてゆく いつだって今だって君は あの日のままです  いつだっていつだって 僕は君と過ごしたあの日々を いつまでもいつまでも 忘れずに生きてゆく  生きてゆく
イコールKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON覚めないまま 夢うつつ 寝癖のウェーブに 潜り込んで嗅ぐ匂い ちょっと夏の気配がした  陽が沈んだら眠りにつく そんな当たり前が 苦手だった君のこと ずっとちょっと心配だったよ  誰もいらないよ もう何もいらないよ  このままふたりなら 悲しみもうまくかわせた 涙も綺麗な宝石 きっともっと輝いただろう  誰が悪い? 君はほんとは素直な子なのに 変われないことに傷ついて 最低な世界を恨む  あのままふたりなら 小さな希望でも生きられた 涙は枯れることなく 溺れるまで溢れていく  ひとつとひとつでいくつにもなれそうな 理屈じゃない愛の計式 きっとふたりなら ひとりも愛せたかな 答え合わせさせてよ  このままふたりなら 優しい心でいれただろう 涙も綺麗な虹をかけてくれる為のもの いまでもふたりなら 生きていくことも恐れなかった さよならなんて言わないでよ 足し算のままでいさせて
一番星KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON交差点でじっと信号機の赤を見つめていたんだ 気づいたらこぼれてた いつかまた会えるのかな  なんてことないって顔で君は言うの 指差しながら 離れても はぐれても あの星が目印になる  街の音をミュートして 君の声に耳を澄ます いつもと違う夕暮れの中で  輝いた一番星を眺め 僕らは話すよ 間違ったり 立ち止まったり そんな日もあるよな  瞬いた隙間から流れた星を抱いて わずかでも希望を持って 待ち合わせしようね  ねぇ バイバイ また会う日まで  交差点でずっと信号機の赤を見つめていたんだ 控えめに揺れている掌を思い出してた  薄曇りのため息で うしろめたさ膨らんでった 風船のように飛べはしないよな  輝いた一番星を眺め 僕らは笑った 井の中の蛙でもそれが誇らしかった 瞬いた隙間から流れた星を撒いて 鞄の中 空っぽにして走り出せばよかった  ねぇ バイバイ また会う日まで  後悔と嘘 チカチカと青 君の声が あの言葉が 聴こえるよ まだ  輝いた一番星よ 陰りを取り払って 諦めも慰めも置いていくから  瞬いた隙間から流れた星を抱いて 間違っても 立ち止まっても 待ち合わせの場所へ 輝いた一番星を眺め 僕らは話すよ 今までとこれからを 繋ぎ合わせるように  「ねぇ バイバイ また会う日まで」
いないいないばあKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON泣きそうになって俯いて 気付かないでってフリをして ほんとは抱きしめてほしくて  そういう時に限って なんか上手くいかないことばっかりで 意地悪にできてるなって思う今日この頃  どれくらい時が経ったら 大人になれたななんて思えるだろう いまだに子供みたいに傷つく 僕を慰めておくれよ 細い綺麗な手の中に隠れて  いないいないばあで探して いないよいないよいないよ 見渡したって あなたの優しい瞳にはもう映らない わかってはいるけれど いないいないばあで探して いないよいないよいないよ もうどこにも 忘れられない毎日が ほらねまた まつ毛からひとしずく  愛想笑いも上手くなって 無愛想がなんか悪いみたいで 口の三角が少し歪んで あなたに少し似てきたかな それはそれで嬉しいよ  どれくらい時が経ったら 素敵な思い出として語れるだろう いまはまだ寂しくて仕方がない 子供みたいと笑ってよ 笑わせてよ  いないいないばあで探して いないよいないよいないよ 駄々こねたって あなたの優しい声にはもう包まれない わかってはいるけれど いないいないばあで探して 痛いよ痛いよ痛いよ 心にトゲ 刺さったままでさよならじゃ ずるくない? 追いかけてしまいそうだ  夕日越し煙越しのあなた 眩しいくらいの優しさを忘れない こんな世界でも生きていようって誓ったこと 最低だってわかっていたって笑っていよう いないいないばあでまた会えますように
インディファレンスKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON焼けた街跡 TVが映し出す 大きな痛みが世界を包み込む ニュースは三日坊主 その理由 どこにある? 悲しみ トレンドにしてしまう僕らにある  弾丸飛び交う リアルがない 実際この血 流れない 実体見えない悲鳴なんだ  悲しみの雨が降りしきる夜 涙すら流せず 傷を忘れて今日も笑う  塵になって風に舞って過去になって 出来るなら痛みだって幸せだって 離れてたって分け合いたい だけどやっぱ明日になったら 普段通りに過ごして 悲劇だって刺激だって 情けないや  悲しみの雨はまだ止まず 傘の中 冷たさ知らず 故に今日も笑う  弾丸飛び交う リアルがない 実際この血 流れない 実体見えない悲鳴なんだ  悲しみの雨が降りしきる夜 涙すら流せず 日々は流れ忘れ去る
WeekendKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONもう嫌だ!働きたくないね 8時20分は俺にとっては早朝 もうずっと漫画映画に浸っていたいけど そんなわけにいかないし  もう嫌だ!気を使いたくないね 人混みに酔ってしまって吐きそう もうずっと遠くの島で暮らしたい けどそんなわけにもいかない  疲れて眠って夢の中 溺れてしまって水の中 明日を笑ってやり過ごせ 月火水木金土日 今日何曜日?  Weekend 誰かと騒ぎたいけど Weekend 友達は少ないから Weekend 夜中円盤回して Weekend 一人踊り明かすのさ  もう全然うまくいかないね 溜まってる鬱憤、慢性的なこの症状 もう信号待ちすらイラついてしまって 待ってられないや  疲れて眠って夢の中 溺れてしまって水の中 明日を笑ってやり過ごせ 月火水木金土日 今日何曜日?  Weekend 君とデートしたいけど Weekend お互い時間ないから Weekend すれ違ってもう最低な Weekend 一人で憂さを晴らそう  monday tuesday wednesday thursday friday saturday sunday monday tuesday wednesday thursday 今日何曜日?  Weekend 全部吐き出したいけど Weekend 誰にもわからないから Weekend 夜中円盤回して Weekend 一人歌い明かすのさ
Wake upKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON寝起きの擦り目 TVの前で突っ立って 変わりない一日始めることが憂鬱です 上手く生き抜く為 本心だって引っ込んで 本当の自分 まだベッドの中で就寝です  明けない夜 終わらないんです ねぇ  目覚めよう 心の奥にしまった声を響かせよう 君の言葉を解き放て 生まれ変わるのさ 誰もが眠った街で 新しい朝の輝きを見つけるのさ  太陽が雲に隠れた時を狙って 弱い自分の声が大きくなるんだ 夜が誘ってる 戻っておいでよと まぶたが閉じてく  目を覚ませ あの日心に誓ったことを忘れるな 君の言葉を解き放て 生まれ変わったなら 誰もが眠った街に 新しい朝の産声を届けるのさ  言葉を紡ごう 心を震わそう この声鳴らそう この身で伝えよう  目覚めよう 心の奥にしまった声を響かせよう 君の言葉を解き放て 生まれ変わるのさ 誰もが眠った街で 新しい朝の輝きを見つけるのさ 届けるのさ 伝えるのさ
way back no way backKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON欠けたグラスが言葉話すなら いまの僕になんて言うのかな  冷めたコーヒーが言葉話すなら 残したこと責めるのかな  なぜだろう そんなこと考えてる  way back no way back 名前呼ばれても way back no way back 帰りたくなっても way back no way back 袖を引かれても ただ黙ったまま  しおれた花が言葉話すなら 今更遅いと突き放すかな  帰られないから 変えられないから そう言い聞かせた  way back no way back 声を聞かせてよ way back no way back 肩を抱かせてよ way back no way back 伝えられもせず ただ黙ったまま  way back no way back 揺れる思い出も way back no way back 本当の願いも way back no way back 誤魔化したままで ただ黙ったまま
watch!!KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONWatch!! 目を開け グッバイ こんな痛みなんてない世界は もうダッチワイフの様さ、不感症も度を超え始めた Watch!! 機を狙い抜刀 ほら、気付かない傷だらけ もうノックダウンして終了 モルヒネに溺れた奴らは彷徨う屍 心は盲目、光を見つめろ  Watch!! 目を開け Watch!! 捕まえろ Watch!! 見逃すな、深層に潜るぞ Watch!! 追いかけろ Watch!! 暴きだせ Watch!! 見分けろジキルとハイド  タッチして入れ替わって知らん顔して逃げ回って ウォッチされたならグッバイ 煙に巻かれたら終わりだ どっと押し寄せる大群の中  Watch!! 目を開け Watch!! 捕まえろ Watch!! 見逃すな、深層に潜るぞ Watch!! 追いかけろ Watch!! 暴きだせ Watch!! 見分けろジキルとハイド  眠る屍、心は盲目、光を見つめろ  誰が味方か敵かもわからず彷徨う屍よ  Watch!! 目を開け Watch!! 捕まえろ Watch!! 見逃すな、深層に潜るぞ Watch!! 追いかけろ Watch!! 暴きだせ Watch!! 見分けろジキルとハイド
ウォーリーヒーローPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON「絡まって動けなくなって」 それならそのステップでSOS出して 心蝕んでる ギラギラした明日の正体は いつだって孤独なんだって それは脈をドクドク、毒だって 僕だってそれを独断で吹き飛ばしてしまいたいぜ  それなんて名前なんだっけ? 模倣して二番煎じだっけ? あれなんて名前なんだっけ? 摩耗して使い捨てです 眠ったって夢の中だって理想は変化なしだけど いつだって別の選択肢 フラフラ腐乱しそうだ  現代的で閉鎖的で そのくせ繋がった気分になるんだって  いつだって悲しくったって その存在の意味忘れないで 斬ったって銃で撃ったって、そうキリがないぜ いつだって寂しくったって その現象の真理思い出して 想像してくれよ  いつだって側に誰だっているような感覚ですが だいたいそれは勘違い、妄想 想像以上にタチが悪いから麻痺してしまう、しまう、しまう 絡まって動けなくなって情報網に捕まって もう容量いっぱいだって データが飛ぶぞ  いつだって隠れてんだって その存在の意味忘れないで 覆ったって錠をかけたって、そうキリがないぜ 苦痛だってもう普通だって そのタイムラインに全部詰め込んで 想像してくれ  連なって、それは輪になって 闇を感じる隙を与えないが 実際はもう破綻しそうだって 想像してくれ  いつだって文字になったって 君の本当の声忘れないで そう、いつだって隠れてんだって もう意味がないぜ 苦痛だってもう普通だって そのタイムラインに飲み込まれる前に 想像してくれ、想像してくれ 摩耗したウォーリーヒーロー
うそばっかりKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON口を開けば 分かっていると 知ったようなことを言う 君も僕も他と同じさ 嘘にまみれて生きてる  だいだいそうだ嘘ばっかりだ 気づいたら口から出てる だいたいそうだそうなんだ 変わらない変われない 変わらない変われない  だまされたって問題ないのさ いつもだまされたって気付かれないから 傷をひろげないようにうまくやってるのさ 嘘ばっかり  口を開けば分かっていると 知ったようなことを言う 君も僕も他と同じさ 嘘にまみれて生きてる  だいだい色に染まった空 この街の思い出なんて 簡単に色を変えてくよ わからない 別れたって 離れたって わからない  大体のことは信じてた 君から得るものは わかってないのは僕だった くだらない くだらない くだらない くだらない 嘘ばっか  ずっとずっと変わらずいよう 日々共に生きてゆこう なれない なれない 何にもなれない 僕らは何にもなれない  離せ離せ その手を離せ 守るつもりもないくせに 嘘 嘘 嘘ばっかりだ 口からこぼれてゆくよ 誰か口をふさいでくれ
右脳左脳KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONうっせー感情論漠然と 知ろうともしないで言う いわゆる音楽芸術=無価値とムカつく言葉で憂鬱 それなら彼ら彼女らの生き場はどこだ それなら我ら子供らの墓場はここか  やるせないね 感情はブルー 精神安定剤くらいの効果はあるもんだって 僕らはこの身で知っています それぞれ好み 選り好み 辿り着いたプレイス プライスレスな価値観で愛を持っていて 欠かせぬ存在です  あなたにとって君にとって ここは誰も邪魔できない世界 人知れず一人見つけた希望は鳴り止まない  気になどしないで 産声上げて 踊る右脳に狂う左脳です ただならぬ爆音のヒーリングミュージック 魔法をかけられて 新しい世界へ 伝う鼓膜 響く左心房 救命信号 ハロー ライフラインのミュージック  人生を彩るもの モノクロにブロー 人生を色濃く モノラルとステレオ 理性も想像も越える体験をどうぞ 刺激を合法で吸って フロアの酸素  一度始めたらやめられない この衝動どうしよう  気になどしないで 産声上げて 踊る右脳に狂う左脳です ただならぬ爆音のフィーリングミュージック 魔法をかけられて 新しい世界へ 伝う鼓膜 響く左心房 救命信号 ハロー ライフラインのミュージック  BGMもない青春じゃつまらないよな  気になどしないで 産声上げて 踊る右脳に狂う左脳です ただならぬ爆音のヒートミュージック 魔法をかけられて 新しい世界へ 伝う鼓膜 響く左心房 救命信号 ハロー ライフラインのミュージック
EverlongKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONあれから何年経った 空想チェンジマイライフ いつだってストーリーは素通りせずに そばに立っていたんだ これから何十年先だってきっと 誰かの青春を彩って輝いて  妄想が時にシンクロしてる モノクロの日々に君を見つける 辛い夜に繋いで 紡いでく明日へと  Everlong 走り続けた道が教えてくれた 間違いじゃなかった 後悔すら今日に繋がった 気付けば笑っていた  地続きの日々 急げ息継ぎ 止めるな心 傷つき 三日月の夜に泣き疲れても また目を覚ましてくれ  答えばかりに捉われないで 遠回りでいいのさ  Everlong 走り続けた道が教えてくれた 正しいと頷いた 躓いて生まれていく未来を愛して 期待していよう  陽が昇ると朝になると 夢から覚めるけれどまだ夢中 これから続く  Everlong 走り続けた意味が分かりはじめた 悲しいと笑った 嬉しくって涙した 不器用でいいさ  Everlong 走り続けた道がここで繋がった あの頃の僕らと想像以上の現在が 結ばれて光ったんだ
LOLGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON口を開けば戯言ばかり 人の努力を嘲笑うやつがいる  目をこじ開けてよく見てみれば 皆同じようだ、レントゲンのようだ 人の不幸は甘い蜜だろ? 破裂するまで吸い続けてろ  はいはい、聴こえてるよ わかってる、君に劣ってるよ 毎回刺さってるよ、ほらこれで満足か?  君を笑うやつは数年後きっと泣いてるぜ ドンドンドンドン、扉を叩く音がやかましいが気にするな、耳栓だ  アイマイミーマイン 自分のランク少しでも上に上に上げてこう 蹴落とし蔑み、土台作り、その上に立ち優越感に浸り 劣等感感じるのが嫌だからパリパリのスーツで着飾り 架空の姿、虚構の立場、批評家気取りのあんた  君を笑うやつは数年後きっと泣いてるぜ ドンドンドンドン、壁を叩く音がやかましいが気にするな、壊れんさ  はいはい、聴こえてるよ わかってる、君に劣ってるよ 毎回刺さってるよ、ほらこれで満足か?  君を笑うやつは数年後きっと泣いてるぜ ドンドンドンドン、頭を叩く音がやかましいが気にするな、気のせいだ
OriginKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONドキドキするような ときめき欲しいのさ ヒーローもヒールもいない つまらない世界 子供の頃にはもう戻れないけど 夢中になったことは覚えているんだ  ボロボロのページめくれば、今もまだ  空の彼方飛び回るよ どんなやつも敵わないさ ナンバーワンのヒーロー 君の姿に僕ら何度救われたか だから次は僕の番だ オンリーワンのヒーロー この声で救うよ  ときどき思うのさ 僕みたいなやつに何が出来るかなぁ 夢見せられるかなぁ ときどき不安でさ 戦う時にさ 立ち向かえるかなぁ 君を守れるかなぁ  ボロボロの表紙 彼と目が合って笑われた  思い出は色褪せた? そんなことはないさ ボロボロのページめくれば、今もまだ  空の彼方飛び回るよ どんなやつも敵わないさ ナンバーワンのヒーロー 君の姿は時が経てど変わりはしない 物語は終わりはしない ナンバーワンのヒーロー 君の姿に僕ら何度救われたか だから次は僕の番だ オンリーワンのヒーロー この声で救うよ
オレンジKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON日が暮れた街をカラスが飛んでゆく ただ阿呆とだけ鳴いて 腹が立って蹴っ飛ばした缶のしっぺ返し 汚れてしまったスニーカー 立ち止まって足元眺めて嘆いたら また阿呆と笑われて 睨みつけてやろうと見上げてみたら 空 綺麗な夕焼け  散々な日々も こんな瞬間に やっぱりそんなに悪いものでもないような気がしてしまう  忘れないように焼き付けて 帰り道 いつもより寄り道して 味気ない日に砂糖を振って 甘やかしてみたりして  眠る前のビルのガラスに映り込む 疲れ切った君がなんだか可哀想 休めない暮らし 安くない薬の副作用 ただクスリとも笑えない  喧騒が耳を突き抜けていく やっぱりどんなに音を上げても消えない 誰かの怒鳴り  忘れないように焼き付けた あの頃の夕日通り 思い出す 味気ない日に塩を塗ったような痛みが走る  日が沈む頃 誰かのもとへ帰る人の背中 眺めては 口笛吹いて ひとりの夜へ また笑ったり泣いたり 本当はあなたと分け合いたいけど  忘れないように焼き付けた あの頃の夕日越しの笑顔とか 情けないほど思い出してすがりついて 手を繋いでまた明日  最後に見たオレンジ いままでとこれからの境界線 さよなら またこの夕日通りを並んで歩く日まで 忘れないように見上げたオレンジ あまりに綺麗で涙が出た くだらない日々 やるせない日々でも 悪くないと思えるのは あなたがまだ生きているから 夕焼けの中
オープンワールドKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON目覚ましの鐘の音頭 狭いアパート、鳴るギターの音 譜面と煩悩、泳ぐ目を放とうと海を想う  うつらうつら夢の中 もう一人の自分が言うのさ  踊れ、歌え、叫べ 誰でもない君だけのやり方で 君の目映る世界を開け 未知の向こう  都会の喧騒、路上の演奏 空気のような透明になっていた ビル抜けが群青色に 染まるまでもがいている  起きて見る夢の中 もう一人の自分に言うのさ  踊れ、歌え、叫べ 誰でもない君だけのやり方で 君の目映る世界を開け、未知をゆこう  まぶたの裏に広がる世界 できれば開けても見えていたい 路地裏抜けてひらけた未来 まぼろしじゃないぜ  伸ばせ手、向けろ目 雑多な街の流れから抜け出したいから ここへ来たんだろ 踊れ、歌え 誰でもない君だけのやり方で 君の目映る世界を開け 未知をゆけ
革命KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON間違ったせいで失った声明 重なったせいで消えてった面々 ぶつかったせいで始まった冷戦 戦ったせいで擦れてった生命  この戦線、前にして  響け響け、壁の向こう きっと何度も何度も梯子登って鐘打つだろう 鳴らせ鳴らせ、革命の音 何度も何度も拳握って掲げるだろう  戦地の日々、永遠に悲しそう 光って暗い目 君が待ってるもの、ここにはない そうわかってるなら さっきまでの自分を捨て 腐ってみえる皮を剥がせ さっきまでの自分を捨て 放てよ宣誓  響け響け、どこまでも きっと何度も何度も梯子登って鐘打つだろう 鳴らせ鳴らせ、革命の音 何度も何度も拳握って掲げるだろう
かけぬけてKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夜がくるよ、すぐそこまで来ているよ 君はどうする、戦う勇気はあるかい? 闇が君の大切なものを奪おうとしてる 君はどうする、守る覚悟はあるかい?  かけぬけて、かけぬけて かけぬけてゆけよ 止まるなよ、先が見えないのは怖いが 走りぬけ、走りぬけ 走りぬけてゆけ そのまままっすぐ進め  一人、また一人と走るのをやめていく 君はどうする?同じように止まるのかなぁ。 僕は君が走り疲れた時には 肩ぐらい貸してやろうと思っているよ  かけぬけて、かけぬけて かけぬけてゆけよ やめるなよ、不安が募るのはわかるが 走りぬけ、走りぬけ 走りぬけてゆけ フォレストガンプのように  大きな夜が、真っ暗な闇が 全てを奪おうとしてる 愛が全てとあなたが言った 僕はそれを信じてる  かけぬけて、かけぬけて かけぬけてゆけよ そのままずっとずっと止まらずゆけよ 走りぬけ、走りぬけ 走りぬけてゆけ そのまままっすぐ  立ち向かえ、立ち向かえ 立ち向かってゆけ 勇気もある、覚悟もある あとは君だけ かけぬけて、かけぬけて かけぬけてゆけよ それだけでいいのさ いいのさ
片時雨KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪下村亮介・KANA-BOON濡れたアスファルトを歩く ひとりありふれた思い出の中 最後よりも最初を抱きしめてやれたらって そんなことを想うんだ  乾いた街で暮らす きっと雲ひとつもない生活が 君を優しくあたためていて まるで違う未来にいるみたいだ  君にとって 僕にとって 大切なものってなんだ さめざめと思い出すんだ 足りないもの 与え合えば 愛に生まれ変わるのだと あの頃の恋が叫んでいる  「いつかさよならの意味もわかる」 期待通りの涙を流して やけに背伸びした台詞だった そんなこと言うなよって思った いまだにさよならの意味は 分からないままなんだけど 振り返ってみれば 見えなかったものが 待ち受けていた  君にとって 僕にとって 大切なものって問いが ぽつぽつ 足下を濡らした 欠けたところ 認め合えば それだけで僕ら 愛を生み出せた いまなら分かるんだ  雨上がり待つことすら忘れて ずぶ濡れの僕はブルー きらきら光る雨粒 君の目に似ていた  君にとって 僕にとって 大切なものってなんだ 降りしきる雨に隠した 忘れたこと 思い出すよ 始まりの僕ら あどけない君を いまも覚えているよ  片時雨 雨雲は気まぐれ 街ですれ違うようなまぐれ ばらばらと傘のビート ばらばらになった僕らの日々よ 地固まった君の別れと ぬかるんだままの僕の別れ ほら また あの頃の恋が雨になる 雨が降る
机上、綴る、思想KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON土砂降りの中、絵の具で描いたような ドロドロの心情 汚れちまっても純情 吐瀉物の跡、残る土曜の早朝 そんなような心境で創り出す日々である  それでもまだ、それでもまだ這いつくばって もう溢れる陽が鮮明 それでもまた、それでもまた愛してしまいそう 零れるメーデー  握った筆の先 かすれた文字で綴る 詩 感情  生みの痛みと君の産声は どこへゆこうとも消えはしないようだ それは苦しみ、それは喜び そして心に輪をかけ野へと放す  それでもまだ、それでもまだ這いつくばって もう溢れる陽が鮮明 それでもまた、それでもまた愛してしまうだろう 零れるメーデー  握った筆の先 かすれた文字で綴る 思想 終わりなどない日々め 机上 片肘ついて夜も朝もない
君を浮かべてKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON大事なものは何?と聞かれたら きっと迷わずに自分と答える 醜いかな この世にどれくらいの命があるかなんて 想像もできないよな 僕だけかな  繋ぎとめること 遠い話のようだけれど それを愛だと思えたら できる気がするよ  いつかじゃなくて、もしもじゃなくて いま僕らを呼ぶ声がする 「誰か」はきっと僕にとっての君のような人  わずかなものでいいんだよ ほんのすこしだけ 「優しさ」なんて呼ばなくたって見つけられるから  何ができるだろう 何ができるだろう 自分自身に問えたら見つけられるから  いつかはなくて、もしもはなくて ずっと先のことではなくて 「誰かがきっと」 違うよ、君が必要なんだよ  そっと包み込むように ぎゅっと抱きしめるように 柔らかくも力強く人に向かい合える人でありたい きっときっかけはすぐそばに もっと目を凝らせばそこに  どこかじゃなくて遠くじゃなくて きっとその手の届く距離のこと 「誰か」じゃなくて君を待ってる人がいるんだよ  いつかじゃなくて、もしもじゃなくて 僕らにできること、明日を繋ぐこと 「誰か」はきっと僕にとっての君のような人  大事なものは何?と聞かれた時には 迷わずに君と答えられる人でありたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
きらりらりKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON転がる日々 必死に走った 暗闇から這ってここへ来た あなたにまだ言いたいことが あなたにまだ言いたいことが たくさんあってきりがないよ  傷あとの数 讃えてみたり 僕らは近づけたかな  縁が接ぎ木になってゆくんだ 枝の別れの先で咲いた花模様 写し鏡のようになれたらいいよな  青春の端 破れたページ 過去から届くメッセージがいまも僕らを築く いまも僕らをきつく抱きしめてくれる 身体と心 正比例している 等身大を貫いていくんだ  描かれた未来予想図 後悔に浸るのはよそうぜ まだ続きが残ってるだろう? きらりきらりきらり 光っている  大事にしたいものを持って 大人になれたよ 愛おしいと思えるものがここにあるんだ 目の前に 目の前にいるんだ  選ばれた未来じゃないさ 線画 書き連ねてきたから見えたもの 出会えた人よ 思い出のページをめくろう 栄光の影に隠れても ペンが涙も汗も描く もがく様さえも美しく光っている きらりらり  きらりきらりきらり光って ひらりひらりひらり舞って ゆらりゆらりゆらり揺れて陽差してる きらりきらりきらり光って ふわりふわりふわり浮かんで ぶらりぶらりぶらり進んでいく
クラクションKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONフィクションの世界なんてファッションだ、 着飾って人は核心を隠し生きている モーションがないぜ、怠惰と消耗ローテーション 文明の進化で退化している脳  エモーションだってリアルなイミテーション 人の本来の感動ってなんだっけ そんなことだって思い出せなくなるのは嫌だな、嫌だな、嫌だ  未来は暗いようだ やがては涙も酸性雨になる 廃棄した夢のように錆びてゆくのが嫌だと思うなら  アクションを起こせよ クラクションを鳴らせよ  パッションがないぜ、手挙げる気もないぜ 君もそんな機械に変わっていく ユートピア、楽でいいよな だらだらとそれでいいのか  エンジンが焼けるような日々の中、水を求め歩く 心臓が燃えるような興奮とともに生きろ 飛び跳ねろ  アクションを起こせよ クラクションを鳴らせよ  アクションを起こせよ クラクションを鳴らせよ セッションを奏でよう イマジネーション生まれよ  このまま、このまま、このまま終わるつもりか、なぁ?
クローンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪あっという間にもう外の世界は朝になっていた あっという間にもう扇風機の季節は終わっていた あっという間にもう近所の少女は大人になって はっとしている隙に自分自身がわからなくなった  あっという間に想像の世界では僕はスターになってるよ あっという間に妄想の世界では君に触れているはずなのに はっとしている隙に手の感覚がなくなってしまうよ あっという間にクローン だんだんだんだんおかしくなっていく  「タッチした感覚、クローン」  あっという間に轟音のステージでギャンギャン騒いでいるのさ あっという間に6畳一間の部屋で一人嘆いているのさ はっとしている隙にきっと僕らは入れ替わっている あっという間にそう、もう一人の自分とバトンタッチしている  タッチした感覚、クローン タッチした感覚、スローモーション  「タッチした感覚、クローン」
グッドバイKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON後悔なんて冴えない感傷はさ ぼくらには似合わないよ 発車のベルが鳴るまでは 楽しかったこと言い合っていよう  なんでもないことで笑ったり どうでもいいことで泣いたり 点いては消える電球のような そんな毎日ももうすぐ終わる  君とのすべてを ひび割れた思い出にしないよう、せめて グッドバイ グッドバイ サヨナラじゃなくてグッドバイ  住み慣れた街 早送りのように過ぎてって 魔法が解けたように涙がぼろぼろこぼれてしまう 君の前じゃなくてよかった だってほら、私が泣くといつものように抱き寄せてしまうでしょう  グッドバイ グッドバイ サヨナラの代わりに  グッドバイ グッドバイ サヨナラじゃなくてグッドバイ
ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON今日だって恋愛が街に舞ってる 浮かんでる影がひとりです 明日には偶然が君を待ってる 向かってる矢印は透明  言葉なら後付け 片付けきれない気持ちに 名前を付けるのには 少しの勇気がいる わかってるよ  ふたり だんだん近づくたびに 代わりない感情がふんだんに 鈍い心に色付く 恋はグラデーション ふたり 曖昧にして単純なものに 惹かれ寄せられて 磁石みたいになってゆくよ  今日だって恋愛が待ちに待ってる 止まってる 黄色信号です いまだって点滅が君を呼んでる 誘ってる 走るのが賢明  言葉なら後付け じゃなくて名前が欲しいの 分からないことばかりだから 渡るための理由が欲しいの  ふたり 散々すれ違うたびに さりげない反応が敏感に 焦り赤らむ姿を 隠してよファンデーション ふたり 淡々とした表情で 隠し持ってる恋心撫でて たまに合った目よ 泳がないで  スクロールしてる 文字が鳴り響く またお知らせ待つ掛け引きよ あなたに会いたい 声を聴きたい 足された気持ちはもう割り切れないな  ひとり 宵の隙に浮かぶのは 隣で光る流れ星 迷い心にカラフルな 恋はグラデーション ふたり だんだん近づくたびに 気付き合って それでも遠回り 伝える日が来るまで
結晶星PLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON足並み悪くて遠くなる、遠くなる 朝から不安で雨が降る、雨が降る  今までどうにかやってきた やってきた、だから これから何もかも上手くいく 上手くいく気がする  ひらひらと空舞っていく その姿が見えない僕らは劣等星 世界がどうとか関係ないけど気にしてる 君もその1人かい? キラキラと輝いているその姿が 欲しいと願った欲望星 未来がどうとかどうでもいいとか吐き捨てて 掴んだそれは何なんだ?  君がしたいならそうすりゃいいじゃん やめたいならやめればいいじゃん 学校だって戦争だって退屈な日々の繰り返しなんて ああ、もういいかい?もういいよ もういいかい?もういいよ  これから先、 後悔もある簡単にいかない時もある けど気にすることはない 君はきっと間違ってない ああ、もういいよもういいんだよ もういいんだよ、それでいいんだよ  ひらひらとただ舞っていくその姿は いつか見たあの日の劣等星 世界の終わりがやってきた その日君は笑えてるはずさ キラキラと輝いているその光をまとった僕らは結晶星 未来をどうにか変えていこう 僕らの何かの結晶で 冬が来て雪になり降り注ぐように  ひらひらと空舞っていく その姿が見えない僕らは劣等星 世界がどうとか関係ないけど気にしてる 君もその1人かい? キラキラと輝いているその姿が 欲しいと願った欲望星 未来がどうとかどうでもいいとか吐き捨てて  ひらひらとただ舞っていくその姿は いつか見たあの日の劣等星 世界の終わりがやってきた その日君は笑えてるはずさ キラキラと輝いているその光をまとった僕らは結晶星 未来をどうにか変えていこう 僕らの何かの結晶で 冬が来て雪になり降り注ぐように  キラキラと輝いているその姿は
Construct ConnectKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON目を開いて見てごらん 耳を澄まして聞いてごらんよ 口を開いて伝えてみなよ 手を叩いてその足で進め  何もない非生産的社会の隅っこで 僕らは未だ見ぬ明日のため人間を作っていた  不完全で未完成だろ 構築物はいつも一人です 繋がって出来上がるもの そんなものを信じていたいのです  何もない非生産的社会の隅っこで 僕らは未だ見ぬ明日のため人間を作っていた  鳴る 鳴る 鳴る 鳴る 音楽が鳴る 君を繋ぐよ 離しはしない なる なる なる 人間になる 君が一つずつ集まってゆく  悲しくて仕方ないなら 明かりを灯せ 音楽を鳴らせ 楽しくて仕方ないなら 愛を叫べ 音楽を鳴らそう  何もない非生産的現実の隅っこで 僕らはこのまま終わるなと 人間を作っていた  鳴る 鳴る 鳴る 鳴る 音楽が鳴る 君を繋ぐよ 離しはしない なる なる なる 構築される 君が一つずつ集まって出来る  何にも見えない 何も聞こえない 何にも言えない 何も掴めない 何にも踏み出せない 君はどうする?  何にもない真っ暗の中で 人間を作っている 未だ見ぬ明日 未だ見ぬ君のために歌おう  鳴る 鳴る 鳴る 鳴る 音楽が鳴る 君を繋ぐよ 離しはしない なる なる なる 人間になる 君を守るよ 離しはしない  何にもない真っ暗の中で 人間を作っている 未だ見ぬ明日 未だ見ぬ君のために歌おう
桜の詩GOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON挟んだ栞を抜き取った 忘れないこと覚えてるから 肌寒さと木漏れ日の中、口ずさんでる私がいる 「大切なのは形ではなく記憶に残る彩りなのだ」 小説で見たあの台詞が今更頭を支配するんだ  空回り、空回りして 空回りしてるみたいだ 何故か同じページばっかり開いてしまうの  あれからどれほど月日が経ったろう 少しだけ背も伸びた あれからどれほど時間が経ったろう  撫でるような風に 桜の花が舞って あなたの声を思い出してしまう そんな春よ 桜の花が舞って呼び止められた気がして 振り返ってしまったの  上着脱ぐにはまだ早くて マフラーを渡すには遅過ぎて なんて意地悪な季節だろう あなたに見せたいものばかり  叶わない、叶わないけど構わない そう言える、そんなただ強がった大人になりたいんだけど 桜の花が舞ってあなたの声を思い出してしまう 淡い春よ 桜色に染まって、この花よりも綺麗な花になれたらいいな  叶わない、叶わないけど構わない 口に出せば視界がぼやけて まるで泣いてしまってるみたいだ  あれからどれほど月日が経ったろう 二人並んで見た桜の花が舞って 遠く遠く飛んでゆく、思わず追いかけてしまう 国道沿いを走って あなたの声を思い出してしまう  桜の詩
さくらのうたGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪さくらが好きだと君は言った だけど僕は思うんだ。  「この花よりも綺麗な花が目の前に咲いてる」  なんてね。 ジョークの一つも言えずに僕は子供だった 情けなくなるなぁ いつも口から出るのはメロディー 簡単な台詞も言い出せなくて  国道沿いを歩いて君と歌った、忘れられないや 僕の想いをそっと君に歌った、さくらのうた  ノートを開くと君の文字が声になって突き刺さる 借りたままの言葉を集めて曲にして君に返す  なんてね。 そんな才能の一つも持ち合わせていないんだけど いつも口から出るのはメロディー 出来上がった頃にはもう遅くて  国道沿いを走って一人歌った、忘れられない歌 僕たちだけの思い出つめこんだ、さくらのうた  なんで、どうして、おしえて、こたえて 僕は子供だった、もう戻れないのかなぁ でもね、二人で見たあのさくらは今年も綺麗に咲いているんだよ  だから戻っておいでよ、僕だけのさくらの花よ。  国道沿いを走って僕は歌った 君を忘れないための歌 ほんとの僕の気持ちをつめこんだ、さくらのうた
サクラノウタKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON心の色と真逆に ところどころに薄紅 君はだんだんと淡々と簡単に 変わっていくんだろう  伝えたいことも言えずに 心の声は居残り ラストチャンスのチャイムが鳴って さよならなんてさ  掠れた文字が情けなくなる 「これから先もどうかお元気で」なんて アルバムの端 寄せ書きの恥 巻き戻せるのなら  もういっかい もういっかい もういっかい 書き残したい サクラノウタ 春風の中 言えないで 言えないで 言えないでいる もういっかい もういっかい もういっかい 俯いたら花びらが溢れ出したんだ  おぼろ月夜と暁 国道沿い並木道 君を何回も何回も思い出すたび つきまとうのさ  煙草の煙 混ざるため息と後悔 灰皿に捨てもできないで かっこ悪いまま 過去の自分のまま いまさら何ができる  もういっかい もういっかい もういっかい やり直せたら サクラノウタ 春風の中 癒えないで 癒えないで 癒えないでいる もういっかい もういっぱい もういたい 枯れない花びらを ただ拭っているんだ  味気ない季節が隙間から流れ込む あの日 君に気持ち伝えてたら 何もかもが変わっていたんだ 開花のたび 夢幻のふたり 散らないでくれって泣いて  もういっかい もういっかい もういっかい 君に会いたい サクラノウタ 春風の中 消えないで 消えないで 消えないでいる もういっかい もういっかい もういっかい 振り返ると花びらが溢れ出したんだ
彷徨う日々とファンファーレKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONサイレントムービーのように言葉なくたって 何だって分かってる 変わってくことだって知ってる さよなら、運命だ、しょうがないよな 恋だって愛だってなんだってやがて忘れる簡単に 一生の誓いも一瞬のつがいも 君もそうだと思ってたよ  交差点、すれ違う人波 偶然を待ってることに気がついて たまらなくなって  会いたいだけ 嗚呼、痛いだけ 日々が過ぎてゆく 暗い夜と確かなハイライト やけに響くファンファーレ 会いたいだけ 嗚呼、痛いだけ 君に話したい 笑いごと、辛いこと、伝えたいこと 感情の隅から隅まで  きっといつかメロディーに変わって 涙ぐんだ日々を笑って これでよかったんだと 自分を騙してしまうような気がした 悲しいも嬉しいも 強がりの隙を見てそっと逃げ出して 路地裏、孤独の掃き溜めで歌を歌って  ラララ 心よ、なにもかも ラララ 追い越してしまえよ ラララ 言い訳だらけの頭は役立たず  何度も繰り返す自問自答 偶然を待っても何も変わらないな わかっているんだ  会いたいだけ 嗚呼、痛いだけ 日々を思い返す 甘い夜と自販機のライト 野犬鳴いてるカンタービレ 会いたいだけ 嗚呼、痛いだけ 君が踊っている 鈍色の街がトワイライト 夢から覚めて泣いたって  時計、針ぐるぐると 時間切れが近づく合図 手遅れになる前に正直になれよ  会いたいだけ 会いたいだけ 君を想っている 暗い夜にかすかな光を 揺れる明日にファンファーレ 会いたいだけ 会いたいだけ 君が瞼の裏、焼き付いて いまも鮮明に、笑ったり泣いたり忙しいな  ただあてもなく彷徨う日々からはさよなら 君のもとへ走るバスに飛び乗って
シャッターゲートKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON傘に隠れて立って 罵声の雨止み待って 嘆いて 吐いて 絡まって 何も言えないな 感情は陰に頼って 鑑賞家 病みに腐って 異常が正常機能して 正しさは何処  さぁ忘れよう 君の目に映らない化物の声 路地裏を抜けて行け 雑踏を闊歩 エンドウォーク  日進月歩 燦然葛藤 タイトロープ 押し合って 引き合って 最後のひとりへ 千人戦争 万人決闘よりも 一途 君と君の競争 今日も  誰それが躓いて 赤い血が垂れ落ちて 群がって吸い尽くすような やましさに慣れていった 誰彼が頷いて 誰それが首振って 対岸の火事を笑って 正しさも無い中で  日進月歩 燦然葛藤 誰も興味なんて一切無い 実際はただの余興 関心だって 秒針に乗って消える いつかの回想 所詮そんなものだろう  音の無い声がぶら下がる 土砂降りに打たれ膝をつく 表通りは何事もなかったようなパレード その耳で何を聞き その目で何を見る それだけがすべて 君だけの世界よ  劣心結党 敢然脱党 誰も仮想大将 干渉材料 探し回って 貪って 吐き出して笑う いっそ電源を抜いてしまえよ  日進月歩 燦然葛藤 誰も立ち入れない 押し入れない 君の心に ボーダーラインを シャッターゲートを立てる 一切の害を止める その声で
シルエットMILLION LYLICKANA-BOONMILLION LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONいっせーのーせで踏み込むゴーライン 僕らは何も何もまだ知らぬ 一線越えて振り返るともうない 僕らは何も何もまだ知らぬ  うだってうだってうだってく 煌めく汗がこぼれるのさ  覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もシルエット 大事にしてたもの、忘れたフリをしたんだよ なにもないよ、笑えるさ  いっせーのーで、思い出す少年 僕らは何もかもを欲しがった わかってるって、あぁ気づいてるって 時計の針は日々は止まらない  奪って奪って奪ってく 流れる時と記憶 遠く遠く 遠くになって  覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もシルエット 恐れてやまぬこと、知らないフリをしたんだよ なにもないよ、笑えるさ  ひらりとひらりと舞ってる 木の葉の様に憂うことなく焦燥もなく過ごしていたいよ  覚えてないこともたくさんあったけど きっとずっと変わらないものがあることを 教えてくれたあなたは消えぬ消えぬシルエット 大事にしたいもの持って大人になるんだ どんな時も離さずに守り続けよう そしたらいつの日にか なにもかもを笑えるさ  ひらりとひらりと舞ってる 木の葉が飛んでゆく
盛者必衰の理、お断りPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONどこかしらから音がする きいたことある声がする それは誰かと尋ねても 真相心理は忘れてしまった。  昔々のお話です 若い男女がおりまして 二人は愛を誓い合って 小指と小指、真夜中に絡めた  祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす  おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者もついには滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ  きりないないからええよもう 人とはおろかなり 忘れたら悲しいな、いや、いやも好きのうちよ 忘れないでくれよ  「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレカイジャリスイギョノスイギョウマツ ウンライマツフーライマツクウネルトコロニスムトコロ ヤブラコウジノヤブコウジ パイポパイポパイポノシューリンガンシューリンガンノグーリンダイ」  こんなことは覚えているのになぁ。  あっちいってそっちいってこっちにはこないのね、 仕方ないか  きりないないからええよもう 人とはおろかなり 忘れたら悲しいな、いや、いやも好きのうちよ 忘れないでくれよ  いつかは心も変わってしまうよ 綺麗な花も枯れてしまうのです 得た幸福も得た愛も、いつかは終わってしまうけれど  忘れたら悲しいや、嫌、メロディが消えてく 君のこと僕のこと忘れたら悲しいや メロディが思い出せなくて 忘れたら、悲しいな
スコールスコールKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONあぁ、今日は雨だ大嫌いな雨だ あぁ、こんな日は二人で一つの傘に入った 雨に濡れている僕の左肩は不思議と冷たくはなかった  どれだけ時間が経ったか覚えていないけどちゃんと覚えてることもあるよ 君の好みのタイプとか君の好きなCDとか  そろそろ雨よ止んでくれ  流して流して全て消し去って なかったことにしてスコールスコール どうだっていい、せめて今日くらい涙を隠してスコールスコール  あぁ、今日は雨だ 大嫌いな雨だ あぁ、靴も濡れるし洗濯物も乾かない 風に揺れているシャツやタオルなんかを眺めているのがあの頃は好きだった  どれだけ時間が経ったか覚えていないけど忘れられない人がいるの それは君だったり、いつも君ばっかり そろそろ強くなりたいな  流して流れた 一つずつ消えた 思い出を奪ってくスコールスコール 幸せ奪うなら不幸も連れてって 涙を食べてるスコールスコール  愛を殺した雨と恋を作った雨が同じものだとは思えないよ 君の思い出は傘の中へ嫌な思い出は雨で流して 都合のいい夜  降り注いで降り注いで 悲しみが星に変わることなんてないって わかってるって せめて涙を隠してスコールスコール
スタンドバイミーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONなにもかも綺麗に見えていた あの頃の僕はもうここにはいないと 心が泣いているのが聞こえる 欲しかったもの手にする度に君は離れてく 取り戻さないともう息も止まるよ  スタンドバイミー 忘れてしまったこと許してくれ 昔のように君に会いたい、それだけでいい  もうここしばらく夢を見ていない 疲れて眠るだけの繰り返しの日々 戻らなくちゃ ここにはいたくないのに、帰り道もわからなくなってしまったようだ  スタンドバイミー もう一度教えてくれ、笑い方や泣き方を 教えて、世界の歩き方を  喜びも悲しみも素直に感じたいんだ 取り戻せたのならなんだってできるよ  スタンドバイミー 目の前に君がいれば、見えぬ明日だってこわくないさ すべて正解に変えてゆけるよ スタンドバイミー もう一度、一緒に歌おう 僕はやれる、君はやれる 飛び出せ世界 スタンドバイミー  飛び出せ世界もう一度
スターマーカーPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪金澤ダイスケ・KANA-BOON当たり前が照らす眩しさに 瞼を閉じた君のこと 誰の目にも触れない影に ひと粒の光をそこに  迷い戸惑い 夢の瞬きに 流れ星が頬を伝っても 拭い去ってくれるくらいの ひと鳴りの音色を君に  変えられない過去に色を塗っていく きっと未来七色 片手にパレット 笑ってみせてよ  たったひとつだけ 願ってるんだ いつだって 最低な夜を抜けて 点と点線で繋ぐ それぞれの星に灯るライト オールライト  どれくらい暗い深い真夜中に潜れば君に出会えるか 同じ分だけの寂しがり 強がりの迷路の中で  右左間違い また戻って進め きっと曲がり角で 坂登った先で 見つけてみせるよ  たったひとつでも 構わないさ いつだって 最低な夜を抜けて 目と目 耳と声 繋ぐダンスフロアで 踊ろう さぁ夜が明けるまで  醒めない夢の途中で君が手挙げたなら ずっとその手掴んで離しはしないぜ 笑ってみせてよ  たったひとつだけ 願ってるんだ いつだって 最低な夜を抜けて 見違い 勘違い 間違いじゃなくって 心から笑えるように たった一度だけ 一瞬のきらめきだけ そんなやわな祈りじゃない 段違いに信じたい 飛び越えてもう一回 狭んでく君の視界を 僕らの世界を広く
ストラテジーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪存在感が無い、そこの少年よ 言っちゃいけないことなんてないんだよ  不甲斐ないや、不可抗力に負けている 左手に拡声器を握りしめて  これからさ、これからさ、これからさ 少年は叫びだす。  現実と戦う少年も、いつか青年へ 不安定な時代を生きた君から 生まれ出たものの名前を何と呼ぼう 生まれ出た心の声をきいてよ。  それからさ、それからさ、それからさ 少年は歌いだす。  拡声器歪む歪む 隠せ息のリズムリズム 作戦の手筈は整っただろう。  これからさ、これからさ、これからさ、これからだ、これからさ。
スノーエスカーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONひとつ橋が見える丘で 欠けた月と青い海 波が日々をさらうように ここで止まる世界  確かな確かな心で 描けない君と繋いだまま 選べない思い出 写し出した未来  スノーエスカー 雪が降らない街で 君は言う「そうですか」 ぎこちない感情 突き刺したんだ  そう確かな確かな心で 描けない君と繋いだまま 選べない思い出写し出した未来 そこにあるだろう  路線 景色 浮かぶ意識 飽きた僕は飛び乗った そっと夏風が窓の隙間から吹き出してきたよ そっとダンス でも物足りないから 頭 モヤモヤ 夏の匂い  確かな確かな心で 描けない君と繋いだまま 選べない思い出 走り出した列車  スノーエスカー 雪が降らない街で 僕も言う「そうですか」 縮まらない距離 光る灯台  そう 確かな確かな心で 描けない君を歌う歌だ 重ねたい愛 そんな二人 走り出した僕ら どこまででも  無いな 無いな 無いな ここには あの日の言葉も 形も 無いな 無いな 無いな どこにも そりゃそうさ 忘れたのかい?  確かな確かな思い出 確かな確かな記憶です 確かな確かな幸せ 上手く笑えないこの微笑み  スノーエスカー 雪が降らない街で 君は言う「そうですか」 僕も言う「そうですか」  確かな確かな心で 描けない君と繋いだまま 選べない思い出 写し出した未来 そこにあるんだ 確かな確かな言葉で 描けない君を歌う歌だ 重ねたい愛 そんな二人 走り出した僕ら どこまででも
スノーグローブKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONいつだってこうやって眺めてるんだ 君は今日もとても綺麗だ いつだってこうやって手を伸ばすんだ 透明な壁にぶつかってしまうんだ  ハローハローハロー 生まれ変わろう 君が好きな白い雪になろう ハローハローハロー 偽物じゃない 本物になりたい  雪ひらりひらひらりと スノーグローブの中 舞って 笑っているのさ ガラス越し この街だって輝くような魔法だった 解けてゆくのさ 何もなかったように消えてった七色よ  大切なものだって かわいがってくれたっけ 体温がなくたって関係ないって 言ってくれたよな、愛してくれたよな 最後の姿は背中だった  ハローハローハロー 生まれ変わろう 君を包む白い雪になろう ハローハローハロー 時を越えて辿り着こう 君のもとへ  泣いたことさえ笑ってくれるかな  ハローハローハロー 生まれ変わろう 君の好きな白い雪になろう ハローハローハロー 生まれ変わろう 君に触れたい  雪ひらりひらひらりと スノーグローブの中舞って 思い出すのさ ガラス越し てのひらだって色づくような魔法だった 解けないでよ 何度も目を凝らす、君がいた雪の世界
スパイラルKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON行く手阻むのは諦めや怠惰さ まるで影分身のように増えてゆく  深層心理の底で眠っている君よ 目を覚ませ、今が扉開く時だ  蝕む炎 吹き消せ疾風で 止まらぬ鼓動 生み出す螺旋  精鋭成敗です 不安で困難です 泣いて塞いで、それでも挑むよ 最高潮で狙って撃て 競って掴んで勝者は誰だ  傷だらけでいい、今は構わない 身体中痛くても成し遂げる理由があるから 足は止めたくない 手伸ばす先に待つものがある こんなもんじゃない、こんなもんじゃないぜ まだ、まだ、まだまだ  精鋭成敗です 不安で困難です 泣いて塞いで、それでも挑むよ 最高潮で狙って撃て 競って掴んで勝者は誰だ
スーパームーンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONいつかすべては終わってしまう わかっててもすぐに忘れて いつまでもずっとなんて夢見て 積み上げて壊して繰り返し  相対する僕らだって 不確かな愛に振り回されて 言葉の数が足りなくなるまで 心の中で叫び散らした 溢れるほど 零れるほど  いつかすべては終わってしまう わかってても知らぬ素振りで いつまでもずっとなんて甘えて 気づいた時にはもう遅いね  相対する僕らだって 不確かな愛に振り回されて 言葉の数が足りなくなるまで 心の中で叫び散らした 溢れるほど 零れるほど 会いたいすら言えずなんて悲しいや 僕ら似た者同士で 傷の付き方、付け方も一緒 後遺症残して君は去った 溢れるよもう  夜を彷徨えば君に会えるかな 空を見上げたら月が溶けて滲んだ  涙に色がないのは君のいない世界を変わらず生きるため でも僕には鉛色に映るんだ 曇り空のよう  夜のパレットは黒しかないから 君がいないこと忘れられるんだよ  大切だって分かっていたって 退屈だって思う日もあって 大事なものが霞んでしまって見えなくなった  夜に包まれて君と見た空は 星がなくたって綺麗だった 夜を彷徨えば君に会えるかな 空を見上げたら月が溶けて滲んだ
線香花火KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONベランダで並んで夜風に当たれば 生ぬるい温度と都会の匂い 居場所を時々見失う僕を 世界と繋ぐのはいつも君だったな  大通り走る車の音すら メロディーになって僕らを包んだ 終わりがくること忘れるくらいに 魔法に肩まで浸かっていたんだ  些細な思い出がいつまでも消えないまま  過去に生きてちゃいけないこと わかってる、それでも 一人、ベランダ、零れ落ちてく 涙と線香花火  パチパチと燃える花火の灯りで キラキラと光る君の横顔が 落とした火種の焦げ跡みたいに まだ残ってる  過去に生きてちゃいけないこと わかってる、それでも 一人、ベランダ、零れ落ちてく 涙と線香花火
センチネルKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONデイアンドナイト 監視好きの亡霊 声帯のない端子付きの奴隷 迷彩拡声器で表明と共鳴 制裁者の合唱  言動 定規で尊厳を間引く 言語の凶器 その掌の中にある 常軌を逸する常識行儀は狂気の相 健忘症 幻聴幻想現像できない正義の像  名無名無名無名無名無名無名無  正しさまで奪って 何故笑って生きられるのさ まな板の上 捌いた身を眺め やましさまで腐って 何故明後日に期待出来るんだ 夢だってあって上等なモンスター  謙虚な姿は臆病の証 元凶は正気失った魔女狩り マジョリティーにギルティーは下らない判定 限度をとうに超えてもまだプレリュード 朝目が覚め悪態を文字に 重ね重ね悪魔に菓子折 刺され刺され 矢射るかのように 言葉って声を超えてしまうものだね  正しさまで歪んで 何故黙ったまま目を伏せるんだ まな板の上 流れた血を眺め 優しさまで切り裂いて 何故笑って眠りにつくんだ 捨て去って燃やして 灰になれジョーカー  正しさまで奪って 何故笑って生きられるのさ まな板の上 捌いた身を眺め やましさまで腐って 何故明後日に期待出来るんだ 誰だって身勝手 上等なモンスター
それでも僕らは願っているよKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON期待が今日も地平線に沈んでゆく 夜の帳 失ったものばかりが光って見えた 戻れない日々の価値に また目を閉ざす  さぁ すべて 涙とともに流してしまえよ きりがないほど打ちのめされるけど それでも僕らは願ってしまう 明日は笑っていられますように  彩りのない世界の片隅で 気付けばいつも一人 僕は僕と対峙する そこで見つけた答えを君に歌おう たとえ距離が遠くても それでも  涙とともに流してしまえよ 日々の重さは変わらないとしても それでも少しは軽くなるかな 明日は笑っていられますように  東から西へと沈みゆく太陽 置き去りにされてもさよならは言わないで  涙とともに流してしまえよ いまはわからないことばかりだけど それでも僕らは願っているよ いままでの日々が意味を持つことを 涙の跡が乾いた頃には 君も同じように笑えているかな 願いを込めて僕らは眠るよ 明日は笑っていられますように
ソングオブザデッドGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONディストピア to ソング・オブ・ザ・デッド!!  振り出し BAN! 番狂わせ クラシックな暮らしにメタモルフォーゼ 昔々 そのまた昔 ただ人類は食って眠って踊り笑った キリのない苦痛 ギリギリの社会圧 それが普通って映ってる朝のニュース また目が覚め強制ルーティン 朝食にバーガー 超常現象で現状一変 なんて夢見るオレ馬鹿?  ソング・オブ・ザ・デッド!!  I wanna!! ダンシングダンシング ローリングローリング オンリーワン マイライフ やがて人生だって終わってしまうぜ 虚しさだけじゃ足りないだろう?  ダンシングダンシング ローリングローリング 永遠だなんて ありがちな幻想よりもいまを踊ろう  エヴリナイト エヴリタイム 遊び疲れるまで生きてみようぜ  映画さながら PAN! パンデミック 阿鼻叫喚の共感症を割ってくれモーゼ おかしい!可笑しい?いつのまにゾンビ? 自分の尊厳を葬儀 リビングデッド行動 意味のないことを繰り返すだけの素行 限りあるこのリアルを食い潰すなら 一回足止め食ったっていいから脳内クリーニング 君の人生はファストフードじゃないぜ  日に日に増すシリアスを歌え 日に日に増すラジカルを歌え 塀乗り越え どんどんと壊せ クラシックな暮らしとメタモルフォーゼ トゥインキー食って生き残る? 雰囲気飲んで生き終える?  ソング・オブ・ザ・デッド!!  I wanna!! ダンシングダンシング ローリングローリング オンリーワン マイライフ やがて人生だって終わってしまうぜ 虚しさだけじゃ足りないだろう?  ダンシングダンシング モーニングモーニング 原点に立って 新しいことを やりたいことをやろう  エヴリナイト エヴリタイム 遊び疲れるまで生きてみようぜ  ディストピア to ソング・オブ・ザ・デッド!!
ソングオブザデッド 3KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONTVの緊急アナウンス ニュースキャスターは慌てふためいている パンデミックでパニックの街中 逃げ場はどこにもないようだ  世界の終わり いつか来ると映画で語り継がれてきたことさ  Call my name Remember my name いつかすべて忘れたって You're my friend Only one my friend ゾンビになっても肩並べ ビデオゲームでもやろうぜ ビール飲みながら  見方を変えればワンダフルワールド 仕事も行かずにウィンチェスターへ 酒場で朝まで踊ろうか Don't Stop Me Nowでヘイヘイヘイ  生き方変えればワンダフルワールド リゾート気分のロングバケーション 墓場の芝でうたた寝して 起きたらふたりで遊ぼう  Call my name Remember my name いつかすべて忘れたって You're my friend Only one my friend ゾンビになっても肩並べ お気に入りのレコードを聴いて グラスを空けようぜ  You're my friend  Call my name Remember my name いつかすべて忘れたって You're my friend Only one my friend ゾンビになっても肩並べ 笑おう 歌おう 馬鹿騒ぎしよう ソングオブザデッド ウィーアーソングオブザデッド
ソングオブザデッド 2KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONビビデバビデブー 呪文で化けてる本性 誰も彼もが隙見て裏切るマーケット ウイルスみたくどんどん増えた異常者 隠してるだけでみんな似たようなもんだ  アイムゾンビ!アイムゾンビ!  垂れた目の俺 破れた服で 腐った身体で 脳のまにまに欲を満たす 荒んだ街並 歪んだジャパニーズ 腹膨れるまで食え 墓まで持っていけ つまるところ欲求は止まらんぜフォーエバー  パニックは皮肉にも素性を現し あいつもこいつも我先と貪り 集団心理は大罪の元凶だって分かってる? 彷徨ってる子羊ちゃん 見つかっちゃ喰われる 下位ゾンビ上位ゾンビ 俺にとっちゃクソだ 下位ゾンビ上位ゾンビ 俺もまたクソか 同じクソでもヤケクソとは違う 狂った世界でも自我は忘れんさ  アイムゾンビ!アイムゾンビ!  撃たれても歩け 破れたアディダス 腐った身体でも 脳のまにまに生命を謳歌してエビバディ 歪んだジャパニーズ 耳裂けるまで聞け 墓場で流せ リピートして蘇れ人に成るまで 生き返れ 我が魂はフォーエバー
タイムアウトKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONはい、もうタイムオーバーだ 体系立てる時間が無い もう時計の針が重なってしまった だいたい24時間なんて少なすぎるよな ナーバスな気分だ、また部屋から出られない 誰か助けてくれ  ドアを開け飛び出せ タイムアウトだ  はい、もう賞味期限切れです 冷蔵庫の中で泣いている弁当みたいになりたくない 遠回りしたら間に合わないぜ 急がば回れなんて暇ねぇな  蹴り破れ飛び出せ タイムアウトだ
タイムトリッパーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON僕らは友達さ、また会えるよ 居場所が変わってもさ、また会えるよ 遠いところだとしてもまた会えるよ そんなことを思ってるよ  虚しい夜を何度も何度もやり過ごせば 意味を持つかな、こんな毎日も  タイムトリッパー 僕らの未来を教えて 教えておくれよ 大切な思い出は隣で笑っているかな  何年も待ちぼうけくらっても 怒りはしないよ  約束を交わした、覚悟したあの日のこと お互いずっと忘れないだろ?  タイムトリッパー 想像している未来がそこにはあるかな 最初から知ってたような顔しておどける僕らさ  失敗も成功も分かち合ったな 懐かしいなってみんなで言いたいな  大好きな歌を聴かせておくれよジュークボックス 時代を共にする僕らはまだまだゆけるさ タイムトリッパー 僕らの未来はどうだった? 聞かせておくれよ、楽しい話を、夢見る僕らのこれからを
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
タイムマシンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON今までありがとう いつも言えなかった言葉 それはそうきっととても重いものです サヨナラする時は僕を覚えているかな その時はそっと君の心にいたい その時はきっとここにいない  朝起きてみると 腕枕はただの腕になってたんだ 君がいないことに気づいたんだ 夜になってふと思い返す 馬鹿なことしちゃったなぁ 日々がつらいことに気づいたんだ  悲しくて 悲しくて でもそんな自分が好きです どうしようもない どうしようもない ほらまた朝が来てしまうよ  このまま このまま 時が過ぎるのを待つとしよう そうすれば何か変わるのだろう このまま このまま 何も変わらなくても 僕は笑うんだろう  痛くて 痛くて 君のガラスの破片が刺さって どうしようもない どうしたらいい また夜になってしまった  このまま このまま 日々が過ぎるのを待つとしよう そうすれば記憶 色褪せるから このまま、このまま 目をつむって歩いていこう そう思ったんだ  このまま このまま 日々が過ぎるのを待つとしよう そうすれば記憶 色褪せるから このまま このまま 目をつむって歩いていこう  今までありがとう いつも言えなかった言葉 それはそうきっととても重いものです サヨナラする時は僕を覚えているかな その時はそっと君の心にいたい その時はきっとここにいない
ただそれだけKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONまだまだ酔っていたい夜 語り合いたいことなどないぐらい ただ君に意地悪していたいの ただひたすら引き留めていたいの 曖昧と正反対の正論 秒針は常に進行中  まだまだ酔っていたいのは 分かり合いたいからとかじゃなくって ただ君に意地悪がしたいから その右の口角が好きだから これは恋愛中毒 アイウォンチュー! もっと笑ってくれないか わりと考えてしまうなあ  きっとどうしようもない それにどうしたいでもない だけど君の瞳に見つめられたなら きっとひとたまりもない なのにもっともっと会いたい 仕方がないことばっかりだな  愛と言うの? 愛と言うの? 愛と言うほど立派なものじゃないけど 純情かつ肝心なんだ 単純かつ複雑なんだ 急ぎ足トワイライト  いちいち考えてしまうよ 一日の始まりから終わりまで 挙句の果てに夢の中にまで 弱気になってちゃいまがもったいない 「会いたい」 みたいに簡単に言いたい 大きい声で言う! 二次会だって行きたいよ 二四時間だって足りないよ ふたり同じ気持ちじゃなくったって ひとりよがりでも幸せだって 伝えた言葉に答えはいらない 思い出して浸っていたいんだ  きっとどうしようもない それにどうしたいでもない 始まりには終わりがついてくるものさ だから君には触れない だけど離れたくもない  馬鹿みたいなさよならはしないこと 欲しいものと必要なもの ふたつは手にはできないことは 分かってるし気づいてるよ それでもこんな最低で最高な恋が好きだなあ
ターミナルKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON終点の街に一瞬で到着したいが 現実はそんな簡単なもんじゃない 急行に乗ればいいってわけじゃないんだな 各停を乗り継いで向かうのさ  3番線乗り過ごしたってまた列車は来るけど あくびしてたら終電なんてあっという間に僕らを置いてってしまうよ  もう一回、挑戦だゴールまで精一杯走って 改札飛び越えるんだ 白線の向こう側 戦場に乗り込めよ  切符は片道分、帰る必要なんてない 車内は満員で他人ばかり みんな死んだような顔で手招きをしてる 降りたいな、逃げたいがまだダメだ  何番線に入るかなんて誰も教えてくれない カーブでゆれる列車 一緒にゆらぐのは 僕の理想なんだろうか  もう一回、挑戦だゴールまで精一杯走って 改札飛び越えるんだ 終点の駅を背に、新しい街の歌でも歌って夢を見よう
KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON回転灯 彷徨うイメージ 君の影に 日々の雨に溶け落ちる 痛む心 生きる理由を握りしめて 陽を眺めているの  透明な涙を染めていく橙の色 変わりない街をいままで通りに行くなど できはしないよ できはしないよ  幸せのコーティングに溺れ 息もできないよ もう終わりにしてくれないか  回転灯 彷徨うイメージ 君の影に 日々の雨に溶け落ちる 痛む心 生きる理由を探し求め 陽が落ちる  帰り道 並んで歩く影たち 知らぬ人 笑い声が耳を刺す  橙色に染まる日常 橙色に染まる幸福の交差点 橙色に染まる恋人達 だいたいの希望も燃え尽きたよ  この世界は幸せな人のために回る 永遠に変わらない論理の中で生きていく  回転灯 彷徨うイメージ 君の影に 日々の雨に溶け落ちる 痛む心 生きる理由を握りしめて 朱に染まる TVショーから 窓の外から聞こえる 笑い声がうるさく鳴り続ける
ダイバーPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONいつだっていまだって僕らはちゃんと実を結んで 今だって飛び立ってゆく  今日も陽が昇ると一歩を踏み出す 昨日の自分とは違うはずなのにな どうして気付いてくれないんだろう? 募った不満が心の中で疼く  見たことないものばかりでも 聞いたことないものばかりでも  この蒼い眼に写るのは  いつだっていまだって遠く向こう走る影 僕だって、ただ待っているわけじゃないから いつだっていまだって僕らはちゃんと実を結んで 今だって飛び立ってゆく  認められたいと地団太踏んでたんだ 言葉にできない悔しさが底にある 強くなりたいと願えば願うほど 空回りしてしまう  強がって強がって、こわいもの知らずだって また笑ってごまかして、本音は言えないまま 嫌になって苛立って、うまくできない自分がいて ダメだって立ち止まってしまう  度胸もないくせに負けず嫌いで、また涙こぼして この果てない不安と葛藤の渦巻きの中 いつの間にか日が暮れてった  雨だって風だって受けながら進んでゆく 僕だってやれるって飛び込んでゆけ  いつだっていまだって僕らはちゃんと実を結んで 今だって飛び立った姿が見えるかな 汚れたって破れたって欲しかったものだった いまはここにあるのさ
Dance to beatKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONニューデイズ 感情はまだ眠ったまま目を開け ニュースでもハッピーな話題なんてないや 笑みもない 人生がラッキーの繰り返しなら躓きもしない 新世紀だって結局 人ってなんだかんだ悩むのです  ニューウェイブ 人類は未曾有の危機に落ち込んで ミューズでもやって来ないかって希望はもう神頼みです 人生は工場ラインのように勝手には流れません いつだって自分の脳が世界を動かしていくのです  今日も明日も暗いかもしれないけど 少しだけ愛を毎夜分けるよ 君はどう? 分かち合おう  Dance to beat 眩しいくらい Dance to beat 弾けるように Dance to beat 君の日々に流れるレインボーミュージック Dance to beat 悲しい朝も Dance to beat 虚しい夜も Dance to beat そのステップで魔法のように飛び越える  ニューゲーム いつだって僕らは始められるのです 時すでに遅しは今回はペンでバツをつけてしまえ ニュースではハッピーな話題なんてないが関係ない 誰にだって立ち入れない ここは僕らだけのユートピア  今日も明日も暗いかもしれないけど 少しだけ愛を毎夜分けるよ 君はどう? 分かち合おう  Dance to beat 眩しいくらい Dance to beat 弾けるように Dance to beat 君の日々に流れるレインボーミュージック Dance to beat 悲しい朝も Dance to beat 虚しい夜も Dance to beat そのステップで魔法のように飛び越える  絶望も飲み込んで 切望を忘れずいよう 絶望も飲む込んで 熱望を忘れずいよう 絶望も飲み込んで 昇華していこう  希望はまだ僕らの手の中 心の中に  Dance to beat 眩しいくらい Dance to beat 弾けるように Dance to beat 君の日々に流れるレインボーミュージック Dance to beat 悲しい朝も Dance to beat 虚しい夜も Dance to beat そのステップで魔法のように飛び越える
天国地獄KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONピース プリーズ ニュー時代 しがらみはここらに置いていこう ボーイミーツガールです 恋に生きたって構いません フリーズ ブリーズ 風もない社会じゃ息も詰まるだろう ディスイズ 閉鎖感 そろそろ扉を開くとき  いつでもああでもこうでもないとか ヤイヤイヤイヤイ言ってる奴がいる 怒ってもなんだか暖簾に腕押し いやいやいやいややってる奴もいる  天国のような地獄 幸せなんかは遠く 張り詰めたロープの上を渡り続ける 点取りゲームの牢獄 誰もがトップを狙う 張り詰めた空気の中 レースは続く いち抜けしてみて 君は自由 理由なんていらない  傷見ず ニュー時代 ボロボロなままでスタートです 懲りん五輪で救う世界 足元はとんと見えんようです イーツ スイーツ 甘ったるい蜜々吸いっぱなし 蟻たちは空腹で踊る  天国のような地獄 見せかけばっかの真相ニュース 溶けかけのアイスのような世界に立つ 面倒なことばかりで 嫌にもなるね新世代 閉ざされた未来になんか用はないよ 抜け出そう 一緒にどう  時間はあまりないから 好きな君と好きなことやっていたい くっついて離れないまま 口笛を吹いて最後を噛みしめたい  天国のような地獄 夢見てなんぼの人生ゲーム ひとつ進んで少し休んで また歩き出す 現実なんてくだらない それでもやっぱり生きていたい そんなような気持ちになってほしいものです 涙を流し合おう それから笑い合おう いつまででも
ディストラクションビートミュージックKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONアッパーチューントリップ デストピアから這い上がって 湧いた衝動とトラック デスクトップから飛び立って 吐いた感情とリリック ディスクから脳にリッピング たった一瞬でステップ ディストラクションビートミュージック  喧騒も幻想も前奏で転送です 内乱も大乱も災難もない脳内 残像も難相も伴奏で搬送です 街灯もない ガイドもない せめての気晴らし どこかへ  アッパーなビートに任せて ただ体踊らせて 真っ赤な目でもいまに変わっていくから アッパーなビートに合わせて ただ体踊らせて まだまだだろ 間奏へ  買い物もドライブもスポーツも友人の集まりもつまりは性に合わん そこそこドン底のここどこもかしこも居場所のないようなもん  ないない これしかないけど ないない 遜色はないから ないない 刺激のない日めくり 目眩く踊り場で  アッパーなビートに任せて ただ体くねらせて 真っ赤なメーデーもたまには歓声にして アッパーなビートに合わせて ただ体踊らせて シャッター開いてよそろそろ  Upper site What's a tonight?  混ざる汗ベッタリ 朝になったって  アッパーなビートに任せて ただ体踊らせて 真っ赤な目でもいまに変わっていくから アッパーなビートを聴かせて まだ終わらせないで またリピートで朝まで
東京KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON二人で歩いたあの道も 並んで歩いたこの道も 今ではすっかりビルが建ち どっかの未来の世界みたいです  二人で座ったあの席も 二人で通った駄菓子屋も 今ではすっかり色褪せて 昔の小っちゃな TV みたいです  どうか、どうか、この街だけは変わらないで でもね、でもね、だんだん色が無くなってく そうだ、そうだ、今更僕は気付いたんだ 君が、いなく、なった日から始まったんだ  君のスカートの中 、僕のスタートラインさ 日々のスピードの中、全部忘れてしまうのかな 僕のスピードはまだ君に追いつけないみたいだ もう少し待ってて、あと少し待ってて  あれからしばらく経つけれど どうにかこうにか生きています 毎日毎日、ネクタイで 首が締まって死にそうです  アリの巣みたいなこの街で 偶然バッタリ会うことを 願って願って願って願って そうです、ボクはバカなんです  君のスカートの中 、僕のスタートラインさ 日々のスピードの中、全部忘れてしまうのかな 僕のスピードはまだ君に追いつけないみたいだ もう少し待ってて、あと少し、あと少し  東京に星は無いけれど不思議と街は明るくて 東京に君はいるはずなのに 姿はどこにも見当たらなくて この街で君に会う確率は 商店街の福引きよりも 10円ガムの当たりよりも 宝くじの3億より、低い  東京の街は間違い探し 君を見つければ僕の勝ち ずっとずっと続いてる 僕と君のかくれんぼ
talkingPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON頭がクラクラすんだ 足元フラフラ、小洒落たシティーポップ 聴きながらブランドのバッグ 選んでるそんな未来は勘弁だ  作戦決行これは結構勝率の低い決闘 そんなの関係ないね理想のパズル完成させて このまま二人でばっくれて隠れて 路地のバーに潜んでMid Night  頭の中のフィクションがだんだん現実に姿を変えてゆくよ  talking 君と話がしたいぜ 夜明けよもう少し待ってくれ 流れる霧に包まれていたいぜ talking 君の話を聞かせて 夜明けよまだ待ってくれ ダービーフィズの炭酸が抜けていく  重なり合う手、絡み始める腕 緊迫感から始まるステップ ドキドキ ドーピングしてるようなアドレナリン talking その気にさせてよ talking その気にさせてよ  ないない、確信がないからちょっと不安で こうやって会って点と点、線で結んでステップ踏んで talking 本気にさせてよ talking  頭の中のフィクションがだんだん現実に姿を変えてゆくよ 赤いライトが照らす いま目の前のノンフィクションが眼鏡越しに僕を捉えている  talking 君と話がしたいぜ 夜明けよもう少し待ってくれ ルージュの魔法にかけられていたいぜ talking 君の話を聞かせて 夜明けよまだ待ってくれ ダービーフィズの炭酸が抜けていく  talking 君と話がしたいぜ 夜明けよもう少し待ってくれ ショートグラスで乾杯でもしようぜ talking 君の話を聞かせて 月明かりよもっと照らしてくれ  いま目の前のノンフィクション いま目の前のノンフィクション  talking 朝まで君と話がしたい
Torch of LibertyGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONFly&Fire 帰す快晴 救済唱歌 あぶれた声 慈愛を はみ出したって未来を ゲットバック 再生へ 四苦八苦 無い方へ 曇天に隠れて太陽 風よ闇を攫って  遊覧船待って 泣いて憂う 揺らせ まだ夕景 そう笑って 腫れて爛れて 待ってるがまだ夢  橙色の街灯で浮かんだ影の音 閉じ込めたって変わらないぜ 悩める日々に来たる解放 大火でも業火でも飛び込んでハロー スライドショー 君に刻んで 永久灯火 光になれ  デッドエンドバイアス 異常がかってる もうとうに 連れ立って不意義 ただ雰囲気に浸り笑う病 黙って痛みに耐えるなんて時代はもう 僕らで最後さ 君は自由になれるから  アイデアリズムに心耳預け 祈り奏で 胎動未来 腫れて爛れて 這ってるがまだゆける  橙色のライトで空を照らせ そう 閉じ込めたってつまらないぜ 飽きたる日々に来たる解放 大火でも業火でも飛び込んでハロー 暗い車道 悲しみの影に君が包まれても さぁ セイハロー 立ったのなら歩き出そう 輝け延々と いま訪れる解放  揺れる 揺れる 火が揺れる
どこにでもあるたったひとつのことKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON吹き替えの会話 わざとらしくてさ リビングが褪せたコメディー映画みたいだ だから終わったんだね 吹き抜けの対話 打ち明けられたらよかったね 部屋の隅に落ちてた字幕 君の忘れもの  過去に戻れるドライブをしたら 何もかもを変えられるけど 受け入れないとな ドキュメントだから ノーカットで進んでゆく  きっといま以上に ずっと素敵なストーリー フィルムの切れ端の先 まだしばらくは君の名前を 呼んでしまうと思うけど きっといつかは僕ら エンドロールのように流れてく日々の中で また違う君と出会うのだろう そんなもんだと言い聞かせている  二時間ちょっとのロマンスを観たら泣けてきて つまり僕はふたりを重ねた 君も泣くのかな  クローゼットの中で瞳を閉じたら 何もかもを変えられるけど 受け入れないとな 少年少女じゃいられないからさ  きっといま以上に ずっと素敵なストーリー フィルムの切れ端の先 まだしばらくはソファーのとなり 手を回してしまうけれど きっといつかは僕ら エンドロールのように流れてく日々の中で また違う君と出会うのだろう part 2はどんな物語だろう  駄作でもダサくてもなぜだか愛おしくて 退屈も大切だった 喜劇でも悲劇でもない生活が名作だった いまになればさ  きっと映画以上に ずっと切ないストーリー 別れを告げた最後のシーンから始まる タイトルはこうだろう  「どこにでもあるたったひとつのこと」  きっといま以上に ずっと素敵なストーリー フィルムの切れ端の先 まだしばらくは君の名前を 呼んでしまうと思うけど きっといつかは僕ら エンドロールのように流れてく日々の中で また違う君と出会うのだろう 予告はないけど予感がする
ないものねだりPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪いつだってワガママばっかで 子供みたいね 君だってないものねだり 何が欲しいの?教えて  あっち見たりそっちを見たり 美人が好きなのね 君だってさっきのカフェの 店員さんがタイプでしょ?答えて  ゆらゆらゆらゆら僕の心、風に吹かれて ゆらゆらゆらゆら君の心、はなればなれ ゆらゆらゆらゆら二人の恋は宙に舞っていく ゆらゆらゆらゆら綿毛みたいに揺れてる  さっきから聞いてないでしょ 私の話。 ねぇねぇ、聞いてよ そこのドーナツ屋来週オープンだって  あーあ、2人で行こうと思ってたのに あーあ、連れてってやろうと思ってたのになぁ  ゆらゆらゆらゆら僕の心、雨に降られて ゆらゆらゆらゆら君の心、はなればなれ ゆらゆらゆらゆら二人の恋は宙に舞っていく ゆらゆらゆらゆらタバコみたいに燃えてく  ゆらゆらゆらゆら僕の心、過去に囚われ ゆらゆらゆらゆら君の心、未来に消えて  ゆらゆらゆらゆら僕の心 ゆらゆらゆらゆら君の心  ゆらゆらゆらゆら僕の心、風に吹かれて ゆらゆらゆらゆら君の心、高く舞って  ゆらゆらゆらゆら僕の心と ゆらゆらゆらゆら君の心と
夏蝉の音KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夏蝉の音、ゆれる心 鼓膜の奥、溶け出す青 君の声がした  うだる暑さに目を覚ませば いつまで寝てるのとコーヒー片手に 飛び跳ねた寝癖のせいだろうな 笑っていた  天気予報が梅雨明け告げて 窓の外から  夏蝉の音、きらり光る 琥珀色の日々が踊る 悲しみが解けてく 皺が増えて、もろくなって そんな日までそばにいてね 君の声がした  9回裏ほどのドラマもない 些細な幸せが今更恋しい  ただ、もう一度、言えないままで また蝉が鳴く  いつのまにか時が過ぎて いつのまにか僕を忘れ 思い出になるのかな そんなことを言うと君は 笑いながら泣いていたな 短い夜のこと  夏蝉の音、ゆれる心 鼓膜の奥、溶けだす青 巻き戻る、二人の過去から 溢れ返る光の粒 触れることはできないけど 部屋を泳いでる  エンドロール流れる夜 さよなら間際の君の声  忘れない 忘れられない恋だったよ 元気でいてね さよならは言わないからね
KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON未完成なまま止まった恋とか 返せないまま眠った愛とか 簡単に捨てられないのはきっとまだ続きがあるから  閉じたページから零れる願いと雨  涙が出るよ いつか君も忘れるのかな それでもいいと思えるほど強くも弱くもない  話が合う 可笑しいと笑う ただそれだけでよかったんだ 君のせいにして 本心 嘘にして いつもいつもいつも  幸せになることが怖かった 居心地がよかった  涙が出ると 君の指が恋しくなるよ それでもいまは振り返るわけにはいかないから  流れ 流れ 黙ったまま流れてく  涙が出るよ 戻れないとわかっているけど それでも君を忘れないよ 涙が零れても それでも
なんでもねだりPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON甘い甘いアイスクリームのよう 触れただけで溶けそうだ 白い白い素肌が透けるようだ まるで今朝のミルクみたい  もう両手いっぱい ハイヒールとバッグと人気のタルトと、まだあるの? あれがほしい、これがほしい わがままな君に見とれてる あれがほしい、それもほしい わがままな君が好きさ  ドキドキしてしまう スカートの裾ひらりひらりひるがえす度 君は全部計算してるのかな 数学者も敵わない  カタログ見ながら あれこれ指差す ページが全く進まない  何がほしい?何がほしい? わがままな君の為なら なにもかも買ってあげる ダイヤとかプールは無理だけど  何食べたい?って聞いたら和食って言ったよね 予約もしたのに、イタリアンがいいって あー、手が焼ける  あれが見たい、これを着たい わがままな君は止まらない  あれがほしい、これがほしい わがままな君に見とれてる あれがほしい、それもほしい わがままな君が好きさ
21gKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON僕らいつまで経ったってこの人生が続いていくような 妙にリアルな幻の中で笑う もしも明日世界が終わるって言ったら なにをするかな 後悔の数や失敗の数を数えるかな  幸せな思い出ほど 失ったいまに深く刺さる けれどその事実が その真実が僕を生かす  いつの間にか子供じゃなくて 気がつけばそれなりになって ずっと昔に見てた誰かさんよりも大人になり 大事な人も増えていくんだ 消えてしまえば寂しいんだ あの頃より強くなったのに まだ涙が出るんだ  魂の重さって結局何グラム 生きてきた重さは比例する? それなら君はきっと誰より重いような気がするから 半分を僕が支えるよ  誰にでも いち抜けしたい そんな瞬間がある だからこそ最後までここで立って見守るよ  いつの間にか無邪気じゃなくて 気がつけばそれなりになって ずっと遠くに見えた誰かさんが意外と近くて 数えきれない恋の中で たったひとつの愛を見つける 夢みたいな話だけどいつかわかる 君だってそうなんだ  しわの隙間に思い出を刻んで 白くなった髪を讃え合ったりして そんな未来を描くよ 骨になって風に舞って君のもとへ  ゆらり 落ち葉みたいにさよならと 優しく伝えれたらいいな 悲しみはいつまででも僕らのそばにあるけど  いつの間にかひとりじゃなくて 気がついたらふたりになって ずっと遠くで見てた一番欲しかった宝物 大事なものが増えていくんだ 失うことは怖いけど そんな感覚も君がくれた一生の宝物なんだ しまっておくよ
人間砂漠KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON祭祭 干渉もないよ 群衆のソワレ 橙 街灯がゆらゆら 目がまわる 満員御礼の大都会は人間砂漠 誰もいないような そんなような感じさ  あぶれて 溢れて 流され 独りの夜 居所もない  誰も彼も闇の中で凍えた体寄せ合って 暖暖 誰の輪にも誰の話にも入らずともいいさ 威風堂々  喝采 賛同もいらん 馴れ合いはいらない 大概 そんなもん ひらひら掌返しの陽炎 白々しい街の態度が仕様もない  誰も彼も網の中で絡んだ足を取り合って 嘆嘆 冷めた目から 淀んだ目から 見えたものは劣等感の団塊  誰も彼も他人の影で渇いた心寄せ合って 探探 欠けた言葉 足りない何か 満たしたいのなら孤独と論争
ぬけがらKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONすりむいた膝の傷、最近見ないな 痛むのは心で、流れるのは涙だ 悔しさや悲しみはいつの間にか透明になってしまった  強い人になりたかった でもね、なれなかったんだ  素直になれたらなにか変わってたかな 今ならきっと、ちゃんと言えるよ 痛いよ  振り向けば抜け殻が転がっているんだ この数の分だけ新しい自分がいるとは思えない 本当の気持ちを隠して、大人になったフリして 失くしたものばかりだな まだ間に合うかなぁ  乗り過ごしてきた日々よ もう終わりにしよう 走って引き返そう 今ならまだ間に合うから  迷いは捨てよう 抜け殻拾い集めにゆこう 今ならきっと、ちゃんと言えるよ 離さない
眠れぬ森の君のためKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪あの夜僕はフェスに出たいと話した あの夜僕はCDを出したいと言った あの夜君の事を歌った曲を書いた あの夜同じ景色を見たいと思った  あの夜僕は一つ約束をした あの夜すごい景色を見せてやると言った 眠れぬ森の君の為に 覚めない夢を見せてやろうと思った  僕がCDを出したら 君はこっそりタワレコに行って キョロキョロあたりを見渡しながら半べそをかくのさ 特典の缶バッチをこっそりリュックにつけてさ なんでもないフリをして  もしもやり直せたならと 何度も考えたんだけど 僕はやっぱりギターを弾いてばかりで 結局何も変わらないんだろうなぁ  うまくはいかなかったけどこれでよかったのかもな まだ君にあげた歌、聴いてくれているかな  僕がTVに出たら 君は録画の予約して 正座で画面を見つめながら涙流してよ 吸ったことない煙草、こっそり口にくわえてさ あの日の夜の僕の真似をして  僕がステージに立ったら 君は少し離れたとこにいて ばれないように下を向きながら半べそをかくのさ 照明が照らす度、君の涙が光るから ばれてるよ  僕がステージを降りたら 鳴りやまない拍手が聞こえて 君はキョロキョロ周りを見渡しながら涙を流すのさ 眠れぬ森の君にあげるよ 覚めない夢を。
ネリネKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON快晴 空はブルーさ 走る雲を捕まえ 飛び乗った 刺激的なイメージを越えて スピードを上げて風を切って  遠くの街で暮らしたり いまとは違う僕を探したり 世界は広い ケージを越えて 新しい日々 想像の向こうへ  hey!さよならを積み上げ ゆこう 感傷的通り雨に濡れたなら 乾くまで待って またゆこう ラララララ  歌いながら 踊りながら 進め 旅はまだまだこれから 単純な心のままでいられたらいいけど  気づけば何故かブルーさ 通りを行く猫に笑われている 見返したい 黙らせたい すべてひっくり返して笑いたい  hey!苛立ちも積み上げ ゆこう 感情的動機だけで動き出せ 来世まで待ってなんかいられない ラララララ  歌いながら 踊りながら 進め 一人きりでも関係ないさ 単純な心のままに また歩き続ける  さめざめと涙が流れた真夜中 孤独が街灯のライトの中 浮かび上がるけれど  願いながら 祈りながら 進め 明日のことはわからないけど 単純な期待を寄せて また歩き出すのさ 歌いながら 踊りながら 進め 旅はまだまだこれから 単純な心のままに 鳴らし続けるよ 歩き続けるよ
ハグルマGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON咲かすか枯らすか現在 燃えるように陽が沈む 歯車が回る  ラッパが鳴れば着火 様々 待った無しの物語 発車バラバラ 滑車ガラガラ 真っ赤な過去が追いかける  道化師の笑み 仮面の裏側 どう消しても消えない 傷が痛んでも  咲かすか枯らすか現在 燃えるように陽が沈む 真夜中の暗い孤独から 繰り出すさ 微か響く鐘が 陰る日々の道標 音の鳴る先へ  ラッパが鳴れば着火 わらわら 待った無しの演目の応酬 真っ赤 幕の間 落下はまだか 真っ逆さま待つ骸に  足を掴まれ 奈落の底まで 嗚呼 思想も忘れて 息も出来ない  咲かすか枯らすか現在 眠るように目を閉じる 身体中巡る猛毒から逃げ出すか 微か響く鐘に耳を澄ませ生きるのか どちらか選べ さあ  開花を待つ芽のように 未来だけ想えばいい 過去の亡霊を消して  咲かすか枯らすか現在 燃えるように陽が沈む 真夜中の深い孤独から繰り出す 運命が壊れるような声で叫べ 始まりの合図 幕開けさ 舞って踊るさ 誰しも最期には涙流す だからいまは堪え 進む 幕が降りる その時まで まだ絶えず 歯車が回る
ハッピーエンドKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON小学生の頃読んだ絵本みたいに綺麗にはなれないな、おかしいな 中学生の頃読んだ漫画みたいに面白くならないな、なんでかな  泣いてはない 泣いてはない 悩んでもない 悔やんでもない なんでもない なんでもない このまま  ハッピーエンドでサヨナラ もう二度と会うこともないな もしどこかで会ったなら他人のフリをして ハッピーエンドでサヨナラ もう二度と会うこともないな もしどこかで会ったなら知らないフリをして  高校生の頃読んだ小説みたいにどんでん返しのオチなんて、つかないな 君からは嬉しいことも楽しいことも気持ち良いコトも教えてもらったよ、 忘れられないな  泣いてはない 泣いてはない 悩んでもない 悔やんでもない なんでもない 泣いてもない このまま  ハッピーエンドでサヨナラ もう二度と会うこともないな もしどこかで会ったなら他人のフリをして ハッピーエンドで終われたら 素敵な想い出になったでしょう この先どこかで会ったなら忘れたフリをして
羽虫と自販機GOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON変わってしまったな僕ら 些細なことでケンカして 悪いのはどっちだ、どっちだ 罪をなすりつけ合って 素直になることへの抵抗が 頭の中わめこうが そんなの無視して進めば うまくいったはずだよな  そうなんです、こうやって 反省ばかりを繰り返して タイムマシンに乗った気分で 6畳の部屋でないものねだりになってるよ  忘れたら、君を忘れたら 後悔するかな、わかってるよな 忘れても、もしも忘れても どうせ夢の中でばったり会うのでしょう  わかってしまったよ、僕らが壊れてしまったわけが 足りないものなどなかった 邪魔なものが多かった  世界中に二人だけならばと君が願っていたこと 今更言うのアレだけど僕も思ってたんだよ  そうなんです、こうやって 脳内テープを巻き戻して タイムラインに乗った気分で ドンブラコドンブラコ流れてゆくよ  忘れたら、君を忘れたら もう涙流すこともないかな そんな事考えてたらいてもたってもいられなくなる 夜の闇に飛び込んで光を探したい  わかってしまったよ、僕らが壊れてしまったわけが 足りないものなどなかった 邪魔なものが多かった  世界中に二人だけならばと君が願っていたこと 今更言うのアレだけど僕も思ってたんだよ  君を忘れたら、君を忘れたら もう歌を歌えなくなる気がするよ そんな気がしたよ  だから今日も君を歌うのだ  そんな日々を救うのはやはり君なのだ
春を待ってKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON街がまた生まれ変わるように模様替え 表情を変え 足早に過ぎ去る季節 昨日今日でもう違った顔で 僕らただ置いてかれぬように心の衣替え 新しいコートはあまり似合ってません  雪やこんこん 霰やこんこん 降っては降っては降り積もる 空気はどんどん 眺めはどんどん 白く染まり きらきら  何回も もう何回も 見慣れた景色に新しい足跡をつけて 燦然と光る日々へ繋がりますように 淡い願いだけ抱いているよ  君はまだ雪の下 種のようなもの 芽吹くまでもう少し時間がかかります きっともうちょっと待てば  雪やこんこん 霰やこんこん 降っても降っても降り止まぬ 空気はどんどん 身体はどんどん 冷えるけれど それでも  何回も また何回も いつかは迎えに来る春の足音を待って 燦然と光る日々へ繋がりますように 強い期待だけ抱いて眠ればいい  浮かれる犬のような純情な気持ちでいたい 丸まる猫のような気長さでいたいな けれど気がつけば今日も追われ 終わらない冬の中 雪解け 壁掛け時計を眺めながら待つのさ  何回も もう何回も かじかんだ手の先 それでも触れるまではまだ 何回も また何回も いつかは迎えに来る春の足音を待って 燦然と光る君に出会えますように 期待と願い抱いているよ
バイバイハローKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON曖昧な空模様 通り雨が繊細な僕らの肩を叩いている  思い出はいつでも虹のように見えるよ 触れないけど 心に寄り添う  バイバイハロー 別れと出会い にわか雨の様 バイバイハロー 繰り返す度 雨上がりの様  現在と過去の距離を測れるほど 計算は得意じゃないよ また今日が昨日の様だ  バイバイハロー 振り返る度 雨ざらしの様 バイバイハロー それでも晴れ間探している  バイバイハロー 繰り返す旅 雨上がりの陽 バイバイハロー 終わりが来ても 風は僕らを運んでゆく
バカKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON舌を出してヘラヘラして 四方八方、馬鹿ばかり 自由気まま、気付かぬまま 脳細胞消滅、体が脳です  アイデンティティは他者を笑うことで生まれる リング上はもうパーティー状態 緊張感なんてない楽園  ペテン、騙し騙し腐った魂、壊死 精神の成長もないぜ  ヤイヤイもうわめくな、うるさいな ハイにもなれない俺は何だ? なぁなぁにして従う、むず痒いぜ 嫌嫌嫌嫌嫌、のさばる馬鹿  ストップ 節操ない若年層どっと到来 プルトップ開けて飲み干すアルコールが燃料 トゥナイト欲望を抑えられないお前子供 幼稚園からやり直してこいこの小僧  あぁ、そんな馬鹿になれもしない自分は何者か考えて 膝抱えて閉じこもって  ヤイヤイもうわめくな、うるさいな ハイにもなれない俺は何だ? なぁなぁにして従う、むず痒いぜ 嫌嫌嫌嫌嫌、のさばる馬鹿  ヤイヤイもうわめくな、うるさいな ハイにもなれない俺は何だ? なぁなぁにして従う、むず痒いぜ 嫌嫌嫌嫌嫌、のさばる馬鹿 くだらない
ばけもの 新曲KANA-BOON 新曲KANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON何回目の間違い繰り返したら 人は変わるの?あてもなく問う なんかイメージと違う それは他人の身勝手な 押し付けがましい話  君は誰にも負けてはいない 君は誰かの物差しで測れるような 生き物じゃない 空気の読者なら息も詰まる  グッバイ喧騒 グッバイ狂騒 ざわついた世の掃き溜めの中 抜け出してみたいんだ グッバイ幻想 グッバイ現状 さよならさ 地獄の淵で幸せだと叫ぶんだ  人の噂も七十五日 馬鹿げたこともどうせ忘れる それならそれで構わないけど 吐いた言葉は墓まで連れてけよ  傷をつけたら治らないもの いのちからがら生きてる人よ 何故にいつでも この世界は素晴らしいと呼ぶ? 悪者になる 自分は違う いつまでそんな見当違いを 正しいことのように思っているの  グッバイ喧騒 グッバイ狂騒 ざわついた世の掃き溜めの中 抜け出してみたいんだ グッバイ想像力もない人混みよ 地獄の底で嘲笑えばいいさ  笑うより笑われる方がずっと 性に合うんだ  僕らは馬鹿者だけど 化け物じゃないはずだろう? 人間なんだよ  グッバイ喧騒 グッバイ狂騒 ざわついた世の掃き溜めの中 抜け出してみたいんだ グッバイ幻想 グッバイ現状 さよならさ 地獄の淵で幸せだと叫ぶんだ
バトンロードKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON未来をいまに追い抜いて 足跡で描いた地上絵 その目に宿せ 光と火  重ねた夢の影 迷い顔 映る窓 有象無象 扉の向こうの群青 掴めば夢の影 答えは風の中 きっとまだ見えないもの  渇いた足跡も 辿れば幼き日 瞬きも忘れて  彼方をいまに追い抜いて 空色の日々は満身創痍 バトンロード 不安と荒路 躓きもするけど いまは涙の種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その芽に宿せ 君の未来  誰かを妬むこと 誰かを羨むこと きっと避けては通れないけど 理想 思想 君だけの軌道に添うものだけは手離さないでよ  砕けたあの夜も 過去だと笑い飛ばす そんな日が来るから  期待をいまに追い越して 錆色の日でも一心不乱に バトンロード 雨天だろうと構いやしないのさ どんな無様な種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その根に宿せ 君の誓い  荒野に引かれた線路 君は過ぎ去る人々の背眺む 足跡つけ続ける日々を嘆かないで 今を誇って  闇間を抜け出すための答えが欲しいなら 闇雲でもその心 篝火を燃やして  彼方をいまに追い抜いて 誰よりも掴んでいたいよ バトンロード 誰がなんと言おうと何度だって言え  未来を君と追い抜いて 見たいのさこの目で新章を バトンロード 振り返ると 君だけの地上絵 いまは涙の種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その目に宿せ 光と火 宿せ 君の未来 宿せ いつまでも
PUZZLEKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON答えなんてないのか 自問自答、禅問答のよう 迷路で右往左往して 尋問のように追い詰められる 正解は意外、脳内の奥の方潜む 小動物のように用心してかくれんぼ 全貌不詳  解明究明、謎解きのようです 自分の頭の中ヒント探して 大脳内の隅ピント合わせて  見つけ出した言葉 森羅万象の中 ひとつしかないのさ 途方もないさ 深い闇の中 手探りで進め 明けぬ夜はないから  例えるならばそう バグ探すプログラマーのよう どこだどこだと、キーボードの上踊る指 制限は無いようなもの 無限の海を泳ぐの 波に飲まれても 探せ、探せ、探せ  捕まえた言葉 鎖で繋いだ 逃さないよう閉じ込めて 目隠しで、深い闇の中 手探りで進め 欠けたピースはそこにある  解明究明、謎解きのようです 期待と裏腹、はまらない欠片 細胞内の奥底の答えは なかなか姿見せてはくれないな 解明究明、謎解きのようです 自分の頭の中ヒント探して 大脳内の隅ピント合わせて  見つけ出した言葉 森羅万象の中 ひとつしかないのさ 途方もないが 深い闇の中 手探りで進め 明けぬ夜はないから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
パレードKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON果てしなく続く道の途中 標識はないがあてはあるさ 少年が耳を澄ましている あの頃の僕よ、聴こえるかこの声が  途切れ途切れになった物語の欠片 ひとつひとつ集めてく  僕らはこれからどこへゆくだろう 焦りや不安はまだあるけれど 答えは知ってる 遠い未来の声が聴こえる ほら、歩き出そう  愛もなく光もない場所で生まれ育った僕には 君が眩しく見えたんだ このまま歩けばいつか君みたいに輝けるかな  忘れそうになったことなんて一度もない ずっとずっと  僕らはいまでも信じているよ これでよかったんだと言えるよ 僕らはこれから茨の道をゆくのさ 傷はもう痛くない  途切れ途切れになった物語の欠片 ここにあるんだ  何度も夢見た世界に、いま僕は立っているんだ パレードの先頭を走れ 未だ見ぬ君の声が聴こえる ほら、耳を澄まして
ひかりKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夢は他人に左右されないで ひとりでも強く生きること それでも気付けばあっちへこっちへ 忙しく波に飲まれてる  夢は他人に優しくなること それは人に愛されたいだけ? なんて卑しいんだろう 自分は誰かをちゃんと愛せているの?  間違ったりした時には謝ろう そのあとにはセットでありがとうも  正しく生きる 新しくなる 言葉で伝える 心の音 いつかサヨナラ 合図すらなく 僕らは旅立つ 後悔のないように愛を届けてね 未開封のままじゃあまりに悲しいから  夢は大きな声で叫ぶこと 恥も捨てて走り出すこと 汗も涙もキラリ光らせて 人波を逆走する  マントをなびかせた少年も ひと足先にませた少女も いつしか等しく大人になり 誰かと違うことを恐れたり なんか変わっちゃったな 何が変わっちゃったか 自分でもよくわからんな  やましく生きるくらいなら もう裸になって抱きしめ合おう ありのままでいい お互いのこと見つめ合って 後悔のないように愛を掴まえて 掌から溢れ落ちないように  綺麗に咲いた花も散り 僕らもそのうち土に還って 何にも残らない世界に立って 一体何を思うのだろう できれば君がいいや 思い出の中にい続けたい それでもまだ息をしている  光れ命よ 新しくなれ 過去を愛して未来に恋せよ いつかサヨナラ 僕らは別れ 独りになるけど 怖がらないで 大丈夫 君を歌に刻む 代わりなんてない 変わりない景色に浮かんでいるよ 君という光が ほら
日は落ち、また繰り返すKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON日々の言動もどうだっていいこと 意味は無くなって浮かれたパロディ 息を絶つ息を絶つ それを何回だって繰り返して 息を絶つ息を絶つ それを何回だって繰り返すんだ  嫌になったって、くだらなくたって 同じ太陽が西に沈んでく 明日を待つ明日を待つ それを何回だって繰り返して 息を吐く、息を吐く それを何万回も繰り返すんだ  ABCで走りだす 笑うような痛みの中 迷走して辿り着く ボレロの音、止まぬビート  弾に撃たれこの身が砕け散っても 足は止まらないのさ、明日に喰らいつけ 闇に飲まれ心で笑えなくなったって 他の進路は無い  雨降り止まぬ朝 明けた夜はどこへ 夢覚めた頃には 誰一人いない街  日は落ち、また昇る 花が咲き、やがて枯れ 種が芽を出すように 終わりなき道をゆく  ABCで走りだす 笑うような痛みの中 迷走して辿り着く ボレロの音 瞑想して見えてくる 笑うような痛みの中 迷走して辿り着く ボレロの音、止まぬビート  弾に撃たれこの身が砕け散っても 足は止まらないのさ、明日に喰らいつけ 闇に飲まれ心で笑えなくなったって 他の進路は無い
白夜GOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONだいたいこれは黒い魔法  いつだって悲しみは理不尽だな めぐりめぐり 不公平な事ばかりだな 想定相違があるもんだ 円満幸福にはなれない 過去の罪を消して 消しても決して傷は消せやしない 簡単なこと忘れていた  誰か救ってよ、課せられた柵から  だいたいこれは黒い魔法 僕は存在意義のメモリーを録る 毎回、棘が刺さってく 呼吸ができなくなる いっそこのまま死んでしまいたいが そんなことできるわけもなく 代償を払い生きていく そんなルールをメモリーにとる  本当のことは言えやしない 暗い海の底、深く深く 辿り着く者など誰もいない 表面化したお面のその下  誰か覗いてよ、汚いもの見る目でさ  だいたいこれは黒い魔法 僕は白夜に生きるセオリーを知る 自分の悪魔に咎められ 呼吸ができなくなる だいたいこれは黒い魔法 僕は生きてる意味をメモリーに録る たいがいそれは価値の無いものだとわかってても いっそ死んでも終わりはしない 閉じ込めた罪はめぐる、めぐる 代償を払い生きていく そんなルールをメモリーにとる
ピアスを開けたKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON行きたいけど行けないよ あそこには 言いたいけど言えない あの言葉は 会いたいけど会えないよ 君には 聞きたいけど聞けない その声はもう  分かっているつもりだった 分かっていたつもりだった 気付いているつもりだった 気付いていたつもりだった 知っているつもりだった 知っていたつもりだった  ピアスを開けた ピアスを開けた 君を体に刻みたくて その痛みさえも愛おしくて ピアスを開けた いつもそばにいる気がした  休みの日はまだしっかり付けてるよ いつもの癖で耳を触ると少しさみしいから そんな穴早く塞いでしまえばいいものを ほんとに全部終わっちゃう気がして塞げずにいるんだ  ちゃんと見てるつもりだった ちゃんと見てたつもりだった 伝えているつもりだった 伝わっていたつもりだった 分かり合ってるつもりだった 分かり合っていたつもりだった  ピアスを開けた ピアスを開けた 僕は君だけのものですと そんな証になればいいですと ピアスを開けた 犬に首輪をするみたいに僕を繋いでと  ピアスを開けた ピアスを開けた 野良犬みたいに泣いてもさ 返事が返ってこないから ピアスを外して出かけてみたら やっぱり少しさみしいや  ちゃんと見てるつもりだった ちゃんと見てたつもりだった 伝えているつもりだった 伝わっていたつもりだった 分かり合ってるつもりだった 分かり合っていたつもりだった
FighterGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON誰かの叫びが砕け散っている 踏みしめる度 痛みの音が聴こえた 悲鳴にも似た声 聞き慣れたその欠片 本当は自分だと始めから気付いていた  輝きは刹那 戦場で咲く華の様に 美しくあれ戦士よ  愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 戦い続け 哀ない 罪と痛みない世界へ さあ今 永遠なくとも 手を伸ばせ ファイター  誰にも知り得ぬ苦悩の中で溺れる 孤独の戦場は宇宙の様な海 此処じゃない何処かへ 呼び声待てど待てど 神はもう背を向け、暗闇の中へと  輝きは刹那 燃え尽きるその日まで 美しくあれ戦士よ  愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 抗い続け 支配から 絡まった糸から抜けろ さあ今 問わなくても 此処じゃない何処かへ  途切れた運命よ ここから動き出せ  愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 戦い続け 哀さえ愛に変えて鳴らせ ここで さあ今 問わなくても 此処じゃない何処かへ 輝きは刹那 戦場に咲く華の様であれ ファイター
フカKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON止まらない世界に置き去りだ 止まれない日々を追いかけた どっちにも転がって 知った答えを持っているよ  誰かの囁きが君の声と希望を奪うのなら もう何も聞かんでいい わがままじゃなくありのまま  泣き声が響いた 笑い顔に滲んだ 本当の君がどこか わからないんだろう 弱い心に蓋 強くあれと願った 当たり前が身を蝕んでる 変わりたいんだろう 棘など恐れずこっちにおいでよ  時計 針 巻き戻し 昔話 語るより いまをフィクション化 日々 ディレクションだ その物語のすべて 主演 照明 舞台 筋書き 君だけの人生を上映させよう  つまらないことで悩むなら くだらないことで笑おうか うだつの上がらない夜ほど 映写機はより強い光を放つ  嘆き合って何が変わるだろう 逃げ惑って何が変わるだろう 塞ぎ込んで何が変わるだろう  誰が決めた 狭い夜に囲った 君の未知が道になるのは今日から 誰かが描いたシナリオではないんだ 君は君だと知ることから 始まりを歌うよ 怖いものなどないよ 当たり前を変えてみたいだろう 君は何度も何度も何度も何度も 立ち上がり歩き出す
FLYERSKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONブービー 絡まってる心 ムービング ローリング 頭から離れないのはただの妄想? アップアンドダウン ルーティン 連なってる日々に シューティング ライティング 舞台上には白熱灯 とうに電球は消灯 非常灯の先導で這っていく それも相当表彰ものですが 現状にキックなんてのはどう? 幻想の向こう 羨望で終わっていくならば結構 絶好の瞬間は今日 逃さないでと鐘が鳴った  Flyer! get up! 弾丸さながらさ 舞い上げる散泥 Flyer! get up! 鑑賞じゃ物足りないね 飛び込め  チューインガム噛んでる 日暮れ 3秒前の至らん路地で 渋滞状態の感情身勝手 アップアンドダウン そうやってくだ巻いて 待ちに待ってたってここは某諸島 上空は暗い模様 雲を割ってみたらどう 賛同で安堵 共感の収監所 自己主張は慎重に なんて生きづらい世界でしょう 頑丈なバネで飛んで 成層圏突破してみれば  Flyer! get up! 弾丸さながらさ 舞い上げる散泥 Flyer! get up! 喧騒から去って 颯爽と飛び込め  Flyer! get up! 弾丸さながらさ 舞い上げる散泥 Flyer! get up! 爽快な疾走感 単調な街から抜け出そうぜ 曖昧ナビゲートより 君の第六感で飛び込め Flyer! get up! 空が手招きしてる そう遥か
フルドライブPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夕晩々、コイツは合図を待っている 虎視眈々、スニーカーでリモーションさ さぁガンガン、これからアイツを追っていく そう簡単、トリッキーに生きる  有閑さ、アイツは身体なまっている ヘイロックオン、捉えているモーションさ 無駄無駄、誰彼構わず抜いていく 単純さ、一気に行け  最高でいけ、駆けるのさ  フルドライブ 走れ フルドライブ 曲がれ フルドライブ 快晴、汽笛鳴らせ フルドライブ 走れ フルドライブ 曲がれ フルドライブ  スターター=心臓人工化している 不安だ、と言ってる3秒間は 無駄無駄、アイツと距離が開いていく 単純さ、トリッキーに生きる  カンカン、ゴールの合図が待っている 油断が大敵、超熱戦だ さぁガンガン、これからアイツ出し抜いていく 挑戦者トリッキーフリーキー  最高で行け、勝てるのさ  フルドライブ 走れ フルドライブ 曲がれ フルドライブ 快晴、汽笛鳴らせ フルドライブ 走れ フルドライブ 曲がれ フルドライブ 快晴、汽笛鳴らせ
FlameKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON真っ赤になった 燃える狂騒の列島 真っ裸になった 凍えそうな猿に鞭打  断罪 場外乱闘 規制も何もない言論の豪雨 ヘイト 笑って言えるかい?  愛 存在ないか パッパリラ 神なり代わった正義なら何でもありかな 他意混在 大画面 バッバリラ 雷が鳴った 偽善者輪になって笑っていたんだ  飛ぶ鳥 矢が刺さり 歓声にスタンディング カタルシス 理性も品も何もない欲 人間の尊厳 曲がり腐った 酷く  落下した路地裏では 腐乱死体が眠ったまま 悪化した病がまた奪っていった  愛 存在ないか パッパリラ 神なり代わった大義なら仕方がないかな 他意混在 大画面 バッバリラ 雷が鳴った 犠牲者孤になって塞いで泣いたんだ  愛 存在ないか パッパリラ 神なり代わった正義なら何でもありかな 他意混在 大画面 バッバリラ 雷が鳴った 偽善者輪になって笑っていたんだ
BABY BABYKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON止まってた風がまた吹いてきて 埃を被った日々にあっかんべーしてやった 取り戻せないものもあるけれど それもまたひとつ わたしの人生なんだ  会いたい人に会いにゆこう 笑ったり愚痴ったり さみしいときはなおさら ひとりっきりじゃなくて とびっきりの出会いへ  マイベイビー 君の涙が溢れる前に駆けつけて 悪い夢から醒まそう もったいぶって強がらなくていいから こころを繋いで 結んで開いて  忘れてたことを思い出したり 覚えてたことを忘れたり ふしぎなもんだ 歳をとると臆病になるって誰かが言ってたけど そんなのはただのうわさ  マイベイビー 君の何かが弾ける前に駆けつけて 悪いヤツを倒そう マイヒーロー ラジオから流れた歌声を分け合おう ついでに一緒に次の予定をカレンダーに  友のおとずれ 恋のおたずね  マイベイビー 君がすべてと言えるぐらいに 思いっきり胸に飛び込もう ベイビーベイビー 愛しき人よ 失くしたものと比べたりはしなくていいから もったいぶって幸せを諦めないでくれ 誰かと築き上げるんだ
ベガとアルタイルKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON彼方、さらば七夕 また離ればなれ 夜空の果て 眺めて  惹かれ合ったら、それが最初 もう視界は狭くなるばかり 分かり合ったら、それは安堵 割った悲しみ、一気飲み干し 重ね合ったら、それは最高 やることも手につかなくなって 求め合ったら、それが最後 一途、おそろし、考えるたび  遠い距離がただもどかしい 会えない日々が君を変える気がした  彼方、さらば七夕 また離ればなれ 夜空の果て 流れ流れ 東の星が泣いた 体からはまだ君の熱、冷めないで 夜空の果て 眺めて  心配し合って、心やせ細って 疑い合って、眠れなくなる夜 反省したって、一瞬の改心なんです 伺い合って、余計に開く距離 すれ違って、言葉数も減って いがみ合って、終わりに向かう夜 間違いに気づいて、後悔を抱えたって 伝え方がわからないよ  彼方、さらば七夕 また離ればなれ 夜空の果て 流れ流れ 雨に隠れて泣いた 体からはまだ君の熱、冷めないで 嵐の中 流れて  彼方、さらば七夕 まだ荒れたままの川 渡れずに  彼方、さらば七夕 また離ればなれ 夜空の果て 流れ流れ 東の星が泣いた 体からはまだ君の熱、冷めないで 夜空の果て 眺めて
ペンギンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夜のしじまに澄み渡る声 嗚呼 懐かしいあなたの声 温もりのない手に触れる時 夢の中だと気付くのです  見慣れた横顔 優しい言葉も 偽物だとわかっているけど あともう少し そばにいさせて あともう少しだけ  夢の中に居続けられたら 傷つくことなんてないのにな 目が覚めたら またお別れだな 朝があなたを連れてゆく  星が隠れて 月が帰っていく 終わりの始まり 眺めてる  話し足りないな伝えきれないな あなたがいなくなってからのこと あともう少し 覚めないでいて あともう少しだけ  夢の底で暮らせたらいいな 朝の光も届かない そしたらずっと幸せだろうか そんなことを考えていた  大切な人もかけがえないものも いつかなくなってしまうんだ 夢でさえも眠りから覚めたら消えてしまう  もう現実には戻りたくないな あなたの声を聴いていたい ずっと夜を繰り返したいな さよならはもう嫌なんだ  それでも朝が迎えにくるから あなたのいない日々を生きなくちゃな 夢の外へ 歩き出す今日も 頼りない足で街を行く あなたは夜のその向こう
ほららら 新曲KANA-BOON 新曲KANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON溢れてるファンタジー こぼした涙もありがちな不安のせい 君は悪くはない 思い出すファンタジー 子供の頃見たもの忘れないで ひび割れたとしても  些細なことで傷つくのも当たり前さ だって人間なんだもん 気にすることなど何もないよ 正しさは君のものさ  雨上がりの夕焼け 涙がほろり頬を伝うけれど 明日になれば忘れられるはずさ 大丈夫だよほら  さよならのあとに残るのはいつも 後悔という名の勇気のなさだね 懐かしきアンセム 子供の頃のぼくら 何も持たず つまりは無敵だったな  雨上がりの夕焼け 涙がほろり頬を伝うけれど 明日になれば思い出せるはずだよ 再会するだけなのです  不安だね 揺れている何度も 限りない夜よ 夢ならば覚めて 思い出せファンタジー 溺れた時にこそだ いつでもここ 秘密の中にあるよ  雨上がりの夕焼け 涙がほろり頬を伝うけれど 明日になればまた思い出してね 再会するだけだよ
HOPEKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪いつだって忘れない 桜が散り 蝉が鳴き終えても 雨に打たれ風に吹かれても いつだって離れない 落ち葉が舞い 言葉が白んでも こころ ふたつ寄り添っているんだ ほら  こぼれ落ちた 愛の跡 気付けば乾いて消えてゆく そんな夜を越えていく まだ寂しいけれど 行くよ  抱いているよ ずっと遠くへ行ってしまっても ねぇ 聴こえている? この音色すべて 君の日々の糧にしてよ 抱いていて 想いを込めて 綺麗に咲く日まで 赤い林檎をひと齧り 夢で逢えたらいいのにね  いつだって待ちぼうけ 壊れた時計のような気分でさ いまもここで君を探している  人生はハイスピードで流れていく 一歩も止まれない そんなじゃ疲れちゃう 今夜はゆっくり眠っていいよ  たいていのことは 笑い飛ばしてしまえばいいよ たったひとつだけ 涙流す理由(わけ)は ひとつでいいの 大事にしまった 誰にも教えない心 赤い信号 手を繋ぎ渡れば 怖くなんてなかったんだ  終わりが来たなら記憶を少しだけ ドラマティックにするつもり 君とずっと もうずっと もうずっと もうちょっと あと少しいたいだけ あと少しだけでいい  抱いているよ ずっと遠くへ行ってしまっても ねぇ 聴こえている? この音色すべて 君の日々に届けに行くんだ 抱いていて 想いを込めて 綺麗に咲く日まで 赤い林檎をひと齧り 泣いてるんじゃないって君は言うかな 愛しているよ ずっと このまま世界が終わってもさ 赤い希望の火を灯し 涙が燃え尽きてしまうまで生きよう
僕らはいつまで経ってもさKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONいつでも欲張り、僕らは奪い合って与え合うことを忘れてしまって 単純な事なのに僕らは問題の意味さえわからなくなってる  どうしてなんだろう どうしてなんだろう 何故だかなんだか胸が痛いんだ どうしてなんだろう どうしてなんだろう わからないまま時は過ぎて  僕らはいつまで経ってもさ お互いの距離をはかれなくて 僕らはいつまで経ってもさ 分かり合うことさえできなくて 僕らはいつまで経ってもさ 変わってしまうことを恐れて こんなのいつからだっけかな 信じることなど忘れてしまった  気付けば僕らは何から何まで疑い合うようになってしまったよ 単純なことなのに僕らはわからないフリをして自分を守って  どうしてなんだろう どうしてなんだろう 何故だかなんだか景色がぼやけて どうしてなんだろう わかっているけど強がりばかりで  僕らはいつまで経ってもさ お互いの距離をはかれなくて 僕らはいつまで経ってもさ 分かり合うことさえできなくて 僕らはいつまで経ってもさ 変わってしまうことを恐れて こんなのいつからだっけかな 信じることなど忘れてしまった  あの日の僕らが夢見てたことは ほんとにただの夢で終わっちゃったけど いつかさ、いつかさ 叶えばいいなぁなんて図々しいかな 図々しいかな  信じることは図々しいかな
ボーダーラインKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONぐるぐる回って こころから空回って あれもこれも手のつけようがない毎日 ふわふわ浮かんで 言葉すら上回って 表情で語ってる 態度に溢れ出るもの  いない時ほどそばにいること それが答えだって分かっても どうしても  恋って沼ってもう仕方ない いつの間にか夢中になって たった二文字の気持ち ひとつになればいいのになんて言えやしない でもいまの距離感じゃいたくないとか わがままかな  薮から棒みたい 晴天の霹靂の出会い 近い未来でわたしの運命に絡まってよ つらつら綴って 想いの丈 何枚目? 渡せない 果たせない夢になっちゃ嫌だ  痛い時ほどそばにいてほしい それが答えだって分かっても上手くいかずに  恋って沼ってもう仕方ない いつの間にか普通になって たった二文字の気持ち言えずに 何かきっかけあったら掴みたい でもいまの距離感じゃ生まれないから 行動しなきゃ  白い線 はみ出したつま先 戻れない境界線 上書きできない線の上  恋って沼ってもう止まらない いつの間にか夢中になって たった二文字の言葉があなたにも あればいいのになんて 物足りない 欲張りになってしまっていいかな 好意から恋にしていいかな
マイステージKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON相手になってくれりゃいい 語り合ってくれればいい 束の間の埋め合わせなんかじゃ物足りない 夢中になってくれりゃいい 分かりあってくれればいい 目と目で繋ぎあったり お耳同士で恋して馬鹿になったり  いつ会える?想定内じゃ嫌 予定外くらいがどきどきするもんです スリーツーワンで飛び跳ねる 心臓は倍テンでいいさ 踊ろう  変わりゆくマイステージ 溢れ出すマイミュージック 途絶えなく流れる 痛くたって悲しくたって 踊り出すよマイステージ 伝播するようなフィーリング 震えるほどハイゲイン 一人きりじゃつまらんもんね  マイクチェック ワンツーで始まるぜ ピーキーでブレイキング ブレーキは故障中です だいぶなんか不安痛で薬飲むぜ 一気に10錠も20錠もパッパラパッパラ ドキドキしたいから生きたいや ただ生きたいじゃ そりゃ意味ないな ドキドキしたいから生きたいんだ ただ生きたいなんかじゃない  暴れ出せマイステージ 溢れ出すマイミュージック 途絶えなく流れる 痛くたって悲しくたって 踊り出すよマイステージ 伝播するようなフィーリング 震えるほどハイゲイン 一人きりじゃつまらんもんね  今日も今日とてマイステージ 溢れ出すマイミュージック 幸せと呼んだって 構わないね 仕方がないね 踊り出すよマイステージ 伝播するようなフィーリング 震えるほどハイゲイン 一人きりじゃつまらんもんね
摩訶不思議KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONがんじがらめだ 比べたがるな 肝心な何か捕まえるか否か 関心は決まって多数派のものさ 暗示のような安心が欲しいんだろう?  誰と誰がいがみ合おうが 誰と誰がくっつき離れようが それがなんだ 干渉の病か 繁盛だ 今日もゴシップのセールだ  はてなの上 果てない飢え 腹を満たしてくれ  まだまだ不思議が頭に浮かぶ がらくた集めて何を楽しむ? お茶の間は束の間のニュースに浮き立つ 人のフリ見て我が身を直さず つまらないことばかりで嫌になる くだらないことばかりに躍起になる ふしだらに生きろ 何を気にする 狭い世界で誰に相手立つ?  毎日場違いな気分になるな 第一 価値観が違うからそりゃそうか 交じり合えないなら捨てるのはどうか 拾う神もいるって話さ  やかましいな 社会の愚痴が こっちは眠っていたいのに さっきまで殺気立ってたのに バラエティーでもう笑っている  またまた不思議が頭に浮かぶ さかさまの感情持って何故生きている さまざまな事情の二乗で咽び泣いている たかだかなんて言葉で片付けないでくれ  はてなの上に問いかけている まだまだ不思議が頭に浮かぶ がらくた集めて音を生み出す くだらないことだけど意義はある 摩訶摩訶不思議な世界で踊ろう なかなか悪くない夜を過ごそう ふしだらに生きてみたらいいかと そう思うんです
マジックアワーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONカラフルに光る夜 月はすぐ背を向ける ひとりきり 眠るとき 長居するくせにな いつもより駆け足で秒針が追いかける 遠くまで 遠くまで 追いつけない場所へ  夕暮れのひととき 朝焼けの束の間 両手のフレームで切り取る君 マジックアワー 滲む夢のあと 過ぎた昨日のこと まだ残っているよ  幸せを見つけたら 僕ら何故怖くなる いつまでも いまよりも 求めては逃げ出す 臆病な人だから 素直にはなれないね 少しずつ 少しずつ 間違っては正せばいい  永遠なんてないことは承知の上で愛そう  夕陽が溶ける時 朝日が燃える時 流れるフレーズに合わせて歌う マジックアワー もうすぐ鐘が鳴る 寂しくなるけれど 止められはしないよ  消えてしまうその時が 分かったらどうしよう 何を伝えたらいい どんな顔をすればいい こしらえた言葉より 溢れ出たこの心 抱きしめ合って眠ろう  夕立のリズムと 朝霧カラスの声 不器用なステップで揺れる踊る君 マジックアワー 別れは儚いね それでも笑っていてね 指切りして またね
またねKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON夕焼け 帰り道の無駄口 寂しさも特にないくらい当たり前に 朝焼け 夜の終わり またねって言わなくても 明日がくるからね でもね これで最後なら  さよならは苦手なんだ  手と手 触れる距離のあなたへ 揺れる想いを目と目で確かめる 言葉はいらないけど でもね これで最後なら きっとね 言わなくちゃな さよならじゃない またね またね いつかまたね  つらいこともあったし わからないことばっかだし もう少し言葉にしてたら 何か変わったかな 何が変わったかな そんなこと考えた だけど これでよかったんだと 思えたらいい 思えるように  手と手 触れる距離のあなたと 離れ離れになっても日々は続く 当たり前になるの 何故かたまらなくなる 何故か止まらなくなる 言葉にしたら終わりになっちゃうんじゃないかって気がするんだ  大切だって思っているって 何回だって伝えたいや 間違って迷って叱ってもらって 何回だってやり直したいや でも最終回は笑っていたいから 最初で最後の愛を歌う  あなたへ  手と手 繋いだ日々を忘れられないだろう 忘れないだろう あまりにも濃い人生のハイライト でもね これから先でもっとね 素敵なことが待っていますように 願いながら言葉にするよ  またね
街色KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON淡い淡い街色 錆びた信号機と、覗き込む顔と水溜まり 脆い砂の城、渇いた汗の跡 ぐるぐる回っているのさ  ほどけたスニーカーの紐と空き缶 擦りむいた膝と朝顔 鳴り響くチャイムと、日めくりカレンダー 今日が終わる時、考える  「今はどこだ?」  青い春の迷い鳥の様に羽ばたいたよ  僕らの軌道線上に明日はあるかい 僕らは軌道線上でぐるぐる回っている  ゆらゆら揺れてる名もない花でも 行く先が何処かぐらいは知っているだろう 何故だろう、僕は知らない 明日の居場所はどこだろう  淡い淡い街色 自販機の赤と、標識の青と、遮断機の黄色 塗り残されてる僕は何色  ぐるぐる回っているのさ  僕らの軌道線上に明日はあるかい 僕らは軌道線上でぐるぐる回っている
まっさらKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON背景 紛れたら透明 街の角 消えそうな声で鳴いている僕らよ 最低な夜から這って抜けるように 千切れた痛みとともにゆけよ  拝啓 光る日々 遠目に見える君 消えそうな声は幻想でしょうか どうか最低な夜から 勝手口を抜け 途切れた手を取ってくれないか  いつだって独りきりなんだろう 心が叫んでいる 欲望の音 もう一度 話せたら 繋がれたら ただ溢れて  だんだん遠くなってく 君を追いかけていく 散々な世界で君がただ笑っている  夕景 鳥の群れ 遊泳 街の上 連なって飛んでゆく姿を見ていた 憧憬の目を向ける 余計 胸は焦げる 重なって 飛んでいる姿を見ていた  誰だって独りきりなんだろう 心が嘆いている 欲望の音 気付けば 不確かな繋がりでもまた求め  だんだん遠くなってく 君を追いかけている 繊細な憂いを抱えたまま走っていく  誰だって独りの夜から 心の願いを聴くものだろう もう一度 話せたら 触れられたら ただ溢れて  だんだん遠くなってく 君を追いかけていく まっさらな想いを伝えに ひた走っていく 現在 過去 未来 君と繋いでいたいよ 感情を 心の奥を
マーブルKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON住み慣れた街を出るような 着慣れない服で歩くような 寂しさと胸の高鳴りがマーブル模様 交じっている  正しさだけを選べたら 後悔のない人生でしょう 君が透明になった夜は 月が欠けていたな  思い出 走馬灯のように駆け巡る 時計の針が壊れたように回る  ねぇ 春になったら 哀しさなど 桜の花びらに乗せて もう 戻らないけど 戻れないけど また 笑っていてほしいんだ  冷えた心を温める 少しぐらい浸っててもいいけど そのうち過去はぬるくなる 風邪を引かないでね  きっと季節が巡るたび 歳をとって皺が増えていくたび 朧げになるのだから 痛みを感じる現在を抱いて  ねぇ 春になったら 慌ただしく流れる日々に乗ってゆこう ねぇ いつか僕ら忘れてしまうけど それは正しいことなんだろう  ねぇ 時が経ったら振り返ってさ あんなこともあったねなんて 笑い合ってみたいね なぁ それまで頑張ってみるから  ねぇ 春になったら 君も知らない僕がここに立っているけど 今日明日明後日も10年後だって 僕は僕のままでいるよ
見たくないものKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪たった一度きりの瞬間だってきっと 変えられるものがちゃんとあって 変わったものがたくさんあって 何度も訪れる後悔だってそうさ あれから何か変われたかな 君は何か変わったかな  壁に向かって歌ってみても馬鹿みたい 二つ目を開いて向かっていかないと馬鹿みたい  見たくないものは見なくていいよ 目と目が合ってこの感情君と繋いで 目を見てくれないあなたのその目を そう僕は、そう僕は見たいんです。  たった一度きりの瞬間だってきっと 忘れられないものがあって 忘れちゃいけないものがあって 居場所が無いならここへおいでよ 君がいて僕がいて僕の歌をさ、君が聴いて  リアルの無い言葉を放っても馬鹿みたい 二つ目を開いてかかってこないとさ なんだか僕だけ馬鹿みたい  見たくないものは見なくていいよ 目と目が合ってこの感情君と繋いで 見たくないものを見れる強さを君に  このまま一つ二つ乗り越えてゆこう 悲しみ苦しみ乗り越えてゆこう  目を見てくれないあなたのその目を そう僕は、そう僕は見たいんです。
ミミックKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON窮地立つなりなりすまして 知らんぷりして過ごす 七色に姿変えて本当のあんたはどこへ行った 体制の中、右ならえで 群衆の中、見えない そうやってカモフラージュして隠れる カメレオンみたい  アイノウ ユーノウ 腐って腐って  勝手言ってうってつけだよな 最大の擬態で正体伏せて 腐って腐って腐ってもそんな大差ないぜ カラフルに見えて白黒なんです  都合の良いその便利な倫理に日々絡まってる 身を守ることに必死になってる透明人間 口を開いたら心こぼすからチャックをしている バレないように笑った口元を絵の具で描いてる  アイノウ ユーノウ 腐って腐って  勝手言ってうってつけだよな 最大の擬態で正体伏せて 腐って腐って腐ってもそんな大差ないぜ カラフルに見えて白黒なんです  色なんて変えず生きていけたなら もう恐れることはない わかっているけどやめられないのさ ミミックは甘い蜜を吸うようだ 腐って腐って  勝手言ってうってつけだよな 最大の擬態で正体伏せて 腐って腐って腐ってもそんな大差ないぜ カラフルに見えて白黒なんです
MUSiCGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON商店街、街灯がついたり消えたり 僕らにはこれくらいが丁度良いだろう どこからか流れてる音楽を聴いて 「これ、なんだっけ?」 「んー、わかんないや」  いつか忘れてしまう生き物だから仕方ないが そんなの嫌だ だから、君が忘れない 忘れられない歌を作って、歌おうと思った  聞きたくないことばかり聞こえる世界だから そんなもんは聞こえないようにしてあげるよ  MUSIC スピーカーから鳴って MUSIC イヤホンから流れて MUSIC 君の耳に届いて、心にインプットして  今日もさんざんなニュースが流れて 君は今、どんな気分? 本当に僕が見たくないものは 君が耳をふさいでうつむいてる姿  聞きたくないことばかり聞こえる世界だから そんなもんは聞こえないようにしてあげるよ  MUSIC 君は殻にこもって MUSIC 中は空っぽになる MUSIC がらんどうの様だ 心にインプットしたい  MUSIC 君は殻にこもって MUSIC 中は空っぽになる MUSIC がらんどうの様だ 心にインプットしたい  MUSIC スピーカーから鳴って MUSIC イヤホンから流れて MUSIC 君の耳に届いて、心にインプットして
目と目と目と目GOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON目を開いて3秒経てば 生活のリズムに飲まれて 目を開いて4秒経てば 生活がリズムになってる 目を開いて5秒経てば 憂鬱が歪んで泣いてる 戸を開いてドと鳴らせば 僕の周りには目、目、目  目を開いてロックをしたなら 計画スタートの合図 目を伏せるななんともないさ 罵詈雑言、鼓膜で鳴っても 目が渇けばハッチを開けて脱出し 涙を流せ 目を見合って窮屈な世界から 逃げ出してやるのさ  背を比べて優越感に浸って 大人になってる 目、たくさんの目、暗闇で ニャアニャアニャアニャア猫みたいだ  痛みに耐えて苦しみに耐えて いつでも誰かが僕を見てる いつでも僕は君を見ている 目と目と目と目で君と繋ぎたい サーキュレーション、さぁくれよ 目と目と目と目で君にあげるから サーキュレーション  目を閉じれば イライラなんてうやむやになって それで済むならこんなの必要ないし 生活のリズムが歪んでゆがんで 何か言ったその瞬間、循環  関係ないよと言ってしまえば 本当に関係なくなっちゃうから そうなる前に目を見開いて 開いてもっと、開いてもっと さぁ、僕らの間は一体 何と何で繋がるのか 1.2.3.4 目を開いて  いつでも誰かが僕を見てる いつでも僕は君を見ている いつでも誰かが僕を見てる いつでも僕は君を見ている 目と目と目と目で君と繋いだら サーキュレーション、さぁくれよ 目と目と目と目で君にあげるから サーキュレーション  目を開いて3秒経てば 生活のリズムに飲まれて 目を開いて4秒経てば 生活がリズムになってる 目を開いて5秒経てば 憂鬱が歪んで泣いてる 戸を開いてドと鳴らせば 僕の周りには目、目、目
メリーゴーランドKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪ハニー この街は僕らには少し眩しいようです エニータイム しょっちゅう生きづらさを感じる毎日です 病んでも荒んでもなんでもかんでもなんでもないよと笑って なんだか全部がほんとかどうかも分からずぐるぐる回って  ハニー 頭の中は随分曖昧にできていて エニータイム しょっちゅう思い出ばっかり引っ張り出してる 切っても貼っても縫ってもなんだかどこかがちぐはぐなんです なんだか全部がほんとかどうかも分からずぐるぐる回って  君の心を覗いてみたい 何に悩んで揺れる?  忘れないでと鳴いたって 掠れるくらい泣いたって 僕ら時計の針の上 まるでメリーゴーランドのように すれ違いすら無くなって 重なるすべもなくたって そんな僕らに愛を焚べ 光れ光れ光れ  何十何百何千何億何十億 愛の言葉はいくつあっても足りやしないようです 身体の奥 心の奥 確かめようもない確かなものがここにあるんです 何十何百何千何億何十億 どれだけあっても代わりなんてないものが僕らにはあって 世界の苦痛 時代の鬱 そんなものには縛られやしないのが愛だって知って  君の心を覗いてみたい 幸せでいてほしくて  忘れたくない いつだって 気が緩んでる表情だって 煙の中の声だって 灰になっても遺伝子レベルで 君のことを想い続ける 過去になってしまったって 歌になればいつまでもそばにいるよね  さよなら またねと手を振る 次会えたらいちばん優しい言葉を君に 何十何百何千何億何十億何百億何千億 その中からいちばん大切な言葉を選べるように ただただ終わりがくるまで  忘れないでと鳴いたって 掠れるくらい泣いたって 僕ら時計の針の上 まるでメリーゴーランドのように すれ違いすら無くなって 重なるすべもなくたって そんな僕らに愛を焚べ 光れ光れ光れ 生きることはつらいものです 死ぬことすら眩しく見える それでも日々にしがみついて生きよう 光れ 光れ
夕暮れKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONドキドキドキドキするような想いを抱いて それを何百回 何千回と越えて そうだ 期待して肥大して いつの間にか忘れられなくなってさ そうだ そうだ  オレンジの中 夕暮れの中で 悪くはないなって思っていたんだ オレンジの中 コンビニの前で 悪くはないなって思っていたんだ  何故か僕ら笑ってさよならしてるんだ そんなもんさ  ドキドキドキドキするような想いを抱いて それを何百回 何千回と越えて そうだ 期待して肥大して いつの間にか忘れられなくなってさ そうだ そうだ  あぁ きっと忘れちゃうよ なんでもかんでも それでも どうしようもない退屈も どうしようもない不安も 頭の中こびりついて離れてくれないんだ  君の色 あの日の夕暮れみたくオレンジで 影がひとつ 伸びた  ドキドキドキドキするような想いを抱いて それを何百回 何千回と越えて そうだ 期待して肥大して いつの間にか忘れられなくなってさ そうだ そうだ  ばいばい 君の手 こうやって何度も こうやって何度も 強く握り返して 笑ってよ 笑ってよ
湯気KANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON寒くなったな そろそろ 晩御飯は何にしよう きっと夜は冷えるから あったかいものにしよう たまには鍋でも  野菜切ってるビートに 合わせて歌うメロディー パッパッタララ なにそれと笑った君の袖まくり 覗いたまな板  細い指に巻かれた絆創膏が愛しいな  湯気の向こうで君が笑えば また光る 明かり灯る 暗い夜照らす月 「苦手なものも残さず食べて」 また君が少し睨む すぐに話を逸らすよ  寒くなったな そろそろ 一袋のビニールを片手に帰る 宇宙のような部屋に彷徨う ただいま  ひとりきりじゃ味もろくに分からないな ただ胃の中 埋め尽くすだけ 満たせば満たすほど 心 空になる  湯気の向こうで笑う君はもう 蜃気楼 幻だろう わかってはいるけれど 悩みを聞いてよ 涙を拭いてよ まだ誰も ほんとのとこ わかってはくれないんだ  吹きこぼれて消えた火がなんだか僕らみたいだな  苦手なものを食べられるようになった時 何故か少し寂しくなってしまった 知らないことが増えていくんだな 住む街も髪の色も 変わってしまって さよなら 約束だってさ 無くなってしまうのかな 湯気の向こうで君がゆらゆら揺れる
ユーエスタスKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONユーエスタス カナリヤが飛ぶよ ユーエスタス 悲しさ残るよ ユーエスタス ありふれた愛の脆さを なんて名前で呼んでやれたらいいかな  ユーエスタス 明け方の街を ユーエスタス カラスが踊るよ ユーエスタス 君のその心 浮かせたくて 光らせたくて 笑わせたくて  それでもただ悲しくなって ただ虚しくなって また寂しくなって よそう このままただ羽をちぎって ただ雲を殴って またやるせなくなるのは  ユーエスタス まな板の上の ユーエスタス 僕たちの恋よ ユーエスタス ありがちな糸の絡まりなんて 互いに持って解きたくて  それでもただ波がさらって ただもがいて追って また苦しくなって よそう このままただ深く沈んで また息をしないで ただ死んだ目になるのなら  さよならに何度も酔いしれる 単純な生き物なんだ それなりに傷ついて  ユーエスタス 花びらが舞うよ ユーエスタス 蜜蜂が飛ぶよ ユーエスタス 甘さを運ぶよ 幸せだって 笑わせたくて それだけなんです  ユーエスタス 路線図を追うの ユーエスタス すれ違う急行 ユーエスタス ありのまま 君の名前を呼んで 夜を畳んで 始発を待って
夜が明けるKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON悲しくたって 切なくたって 夜明けを待ってるんだろう 君の目に光れ  一人じゃ何にも出来やしないけど 君がそばにいたら何故だか何かが生まれそうな気がしてる いつか聴いてくれるかな  応答せよ こちら孤独の惑星 宇宙くらいの不安と嘆き 消し去ってみせるよ  悲しくたって 切なくたって 僕らは生きていくんだろう 寂しさが引き合う運命線を辿って 抱きしめ合って 傷を癒やして 笑って生きていくんだよ 夜明けはもうすぐそこ  僕らは痛みも音に乗せてゆく 逃げはしないよ 置き去りにしないよ 目を伏せたくなるくらい世界は暗い それなら僕らは灯台  応答せよ 僕は君に呼びかけているよ 心の声を聞かせてよ 魂の言葉で応えてよ  涙流して 絶望を知って それでも生きていくんだろう 楽しさで引き合う運命線を掴んで 抱きしめ合って 傷を癒やして 笑って生きていくんだよ 夜明けはもうすぐそこ  ひとりじゃないなんて思えないなら 僕らが魔法をかけよう ひとりにはしないよ  悲しくたって 切なくたって 僕らは生きていくんだろう 暗闇で引き合う運命線を握って 悲しくたって 切なくたって 僕らは生きていくんだよ 掌で燃えてる生命線を辿って いつかの未来 また出会える時 笑っていてほしいんだよ 夜明けは君とともに
夜の窓辺からKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON橙の街を進む猿と狐 日々を回す ガードレールに腰掛け眺めた 山吹色の月の中のうさぎ 僕もいつか誰かの心 埋められるだろうか  光の真裏で 紡ぐ 君へのメロディー 誰も知らずとも 強く願うこと ただそれだけさ  日々を揺らす風も 頬を濡らす雨も とめどないけれど きっと きっと 変わる 悲しみはいつも隙をつくけれど 負けたくはないな ずっと ずっと  針の筵 海の底 雨雲の最深部 君の居場所がこの世の果てでも きっと誰かが見てくれている  それでも闇に飲み込まれるなら 光になろう その為ならば腕も足もくれてやる  夢を壊す風も 希望流す雨も とめどないけれど きっと きっと 変わる くだらないことと笑われるかもな それでも僕らはずっと ずっと 歌うのさ  ラララ ララ ラララ ララ  風に乗せたなら 雨に混ぜたなら 君に届くかな ずっとずっと遠く 夜の窓辺から飛び立った願いが 君の声になる きっと きっと
夜のマーチKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON朝を待ったって迎えはなくて 味気無いな つまらないな また繰り返しだ 何不自由ない 僕の青春は こう見えて実は全然、自由なんかじゃない  一人の夜 魔法の言葉 窓の外から聴こえてくる  夜のマーチが鳴る 夜の街から 僕を呼んでいる 夜のマーチが鳴る  愛歌ったって、願い込めたって 誰も聴いてくれないから夜空に唄うの 空泳ぐ声が 孤独に押し潰されそうな誰かを救う なんてね、言ってみただけ  一人の夜、魔法のリズム 真夜中に迎えにくる  夜のマーチが鳴る 夜の街から 君の声がする、僕を呼んでいる マーチが鳴る  夜のマーチが鳴る
夜をこえてKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONだいたいはそう、孤独がそばにいてね だいたいそれは夜にやってくるものさ  わかるの?この気持ち わかるよ、その気持ち  なんでだろう、ドアがびくともしない 開かない それはねカギを失くしたからだよ  わかるの?この気持ち わかるよ、その気持ち  夜をこえて 夜をこえて 夜をこえて 夜をこえてよ  ウソツキ、作り笑いしているのバカみたい 毎日、流れ星に乗る君を探す  見つけて、この気持ち 捕まえた君の気持ち そんな夜をこえて  頭のどっかにイヤホンジャックがあれば ケーブルさして夜空のオーケストラ  光と影から迫るよ僕ら ほら長い夜をこえて 光と影から繋がる僕ら ほら長い夜をこえて
Ride on NatsuKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON真夏の暑さも忘れ 溶けた氷 薄くなったソーダ アスファルトの照り返し 君の髪がへばりついて  きらりきらり 光る汗に目が離せなくなったら 手遅れってことだろう 喉がカラカラ  Ride on 夏 愛がひとつ 花火のように打ち上げて 体温上昇 バイタル上々 止まらない Right on 夏 七色の花火のような君の目に 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱  熱帯夜の思し召し 短い丈に 忙しい左心房 風が吹いたら尚良し 君の髪が舞い踊るよ  ひらりひらり 焼けた肌に目が離せなくなったら それは濃い季節の始まりかな  Ride on 夏 愛がひとつ 花火のように盛り上げて 体温上昇 バイタル上々 止まれない Right on 夏 何万発あったってかなわない花火 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱  ふらりふらり 人波に流されてしまいそうになる 思わず伸びた手に伝う熱  Ride on 夏 問いがひとつ 花火のように火をつけて 体温上昇 バイタル上々 もう止まらない Right on 夏 恋がふたつ 花火のように打ち上げて 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱
LIFEKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON他人の期待に沿って 分かりきった答えを持って いざ人生を浪費してしまえ 本心は見え透いてる 自分の機体に乗って 誰だって空を飛んでみたいはず  それでもなぜ狭いシートに座って愚痴言ってるの どうせいつかは骨になって地獄で踊ってしまうんだろう  最低も味わって 最高も交わって どうだろう 暗い闇の向こう 友情もかみ合って 愛情もまぐわって 生きよう すべてを楽しもう  恋愛に疲れたって 現代に疲れたって 生きてたらいいことあるかも 人生は不幸の地雷源 そこかしらに罠がある 爆発しても戻っておいでよ  最低と笑い合って 最高と泣き合って どうだろう 暗い闇の向こう 友情と抱き合って 愛情と向き合って 生きよう すべてを楽しもう  いつだって胸張って 悪くはないと思いたい いつだって骨折って 未来の笑い話にしたい いつだって胸張って 悪くはないと歌いたい 間違いだらけで構わない  最低も味わって 最高も交わって どうだろう 暗い闇の向こう 友情を讃えあって 愛情を育みあって 生きよう 人生を楽しめ 片道切符で君の生きたい方へ すべてを楽しもう
ラストナンバーKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON君を待っていた 心舞っていた 胸踊っていた まるで童貞だ 重ねたいのは言葉か手か そんなことばっか考えてしまうのは ライトな感情じゃないから 君の彩度は尋常じゃないから 情けないのは変わらないようだ シラフだったら目も見らんないな  魔性の目力 クラクラクラクラ 魔女の迷路の中  さぁ ラストナンバー こんな淡い期待じゃ探せないや 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あと2、3杯でハイ  フリースタイルなんて達者なテクニックはないな プリーズタイム だってこんな手 苦肉の策じゃ フリーズだ 粋がってもさ 木偶の坊やなんだ フリートークなんてそんな しどろもどろだろう  ハマってないハマってないハマってないハマってないハマってない? アガってないアガってないアガってないアガってないアガってない? 黙ってないで 待ってないで 割って入って 勝手やって 奪っちまえ 迷ってないで取っ手持って飲んじまえ  さぁ ラストナンバー こんな甘い擬態じゃ探せないや 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あと2、3分で終わりにするから  さぁ ラストナンバー こんな赤い仮面じゃ探せないか 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あぁ とうに惨敗でもまだ迷路の中
ラブアンドマスターピースKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON踊れやダンスフロア 恥捨てサタデイナイト アドレナリンどばー! 酔っ払ってもうハイ 踊らにゃ損だ 馬鹿になれサタデイナイト 明日二日酔いでも 後悔なんてもんない  今夜はファンキータイム タランティーノムービー思い出す オールバックで踊るやつ セクシーなあの娘に夢中 オールディーズな腰使いで時代をも席巻 社会の穴にアレを突っ込む エクスタシー的ダンスナンバー 手のひらの上で歌う国歌 気がつけば汚れたダンスロッカー  Ah! ぱっぱらぱっぱらぱっぱっぱー  色違いも関係ない 地位名誉も影響ない 上下も右左も関係ないのがミュージック 誰だって有権者で 誰だって主人公で 誰だってマスターピースで ラブ&ピースで踊りましょう  Ah! ぱっぱらぱっぱらぱっぱっぱー  結局は愛や積極的調和 連続するバーサス 蔓延るナーバス 究極の愛が導く先で 解放のビートに乗って 互いに手を取り踊りましょう
ランアンドランKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON位置について用意の今 それぞれの理想を描く ピストルの合図がして走り出した 始まるランアンドラン  いままでは横並びで 同じように未来を見ていた つまずけば手を取り合って どこまでもゆける気がした  分かれ道 もう自分だけのレースをひた走る 僕たちはまだ心の準備すら出来ていないのにな  流れる時に押し出されて、もう白線の前だ 僕だけの、君だけのコースだ 迷わず走ってゆけ  枝分かれした僕らは その先で花になれるかな 綺麗に咲いた君が見たいよ 僕はそんなこと考えてた  言葉ではどう伝えていいかわからず口ごもって さよならはまだ喉の奥の方でつっかえている  明日が来る前に話したいことがたくさんあるんだ 涙流す時になるべく笑っていられるように  一歩一歩、また一歩一歩 止まることなく、戻ることもない きっとゴールなんてありはしないさ それでも僕ら走るしかないのさ  “位置について用意”の後に聞こえた  「また会おう」  これから僕を待つ未来がどんなものだとしても 君を過去に置き去りにはしない いつだって忘れないよ
Re:PrayKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON傷になった思い出 霞んだ目の彩度 歪んでいった感情も 忘れないように眠ったんだろう いつの間にか思い出 過去になってもったいないよ かき集めて頑丈に閉じ込めていたかったんだ  築き合って思い出 助け合っていたいの 薄れてった感情も 忘れてなかったんだ  いつまでも いつまでもそこに いつまでも いつまでもそばに 悲しくて溢れ出る涙 繋いだ いつまでも いつまでも君に いつまでも いつまでも君に 最後まで離れない覚悟で紡いだ 新しい希望 日々の合いの手  日付なんて特急で通り過ぎてゆくよ 記憶は乗り遅れたまま終点に向かっていく  他人だって君だって 昨日まであったって いつかは消えちゃうから 今日から生み出そう  いつまでも いつまでもそこに いつまでも いつまでもそばに 大切なものだけ描いた いつまでも いつまでも君に さよならは涙のその向こう それならば潤んだままでいいから 昨日まで生きていた命だって連れていくよ どこまでもゆこう 終えるのはまだいまじゃない  また始まるのさ いつまでも いつまでもここに いつまでも いつまでもそばに 悲しさも抱きしめ繋いだ いつまでも いつまでも君に いつまでも いつまでも君に 最後まで離れないつもりさ 昨日まで生きていた命だって連れていくよ それから 今日から創り出すんだ 新しい希望へと 笑ったんだ
LOSERKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON才能無い能無し 掃いて捨てるほど蔓延るミュージック 最高以外用無し 泣いてすがっても下がってくランク 勝敗無い商売 とは言え分かれる明暗に 不安不安不安不安不安不安不安でも しょうがないでは逃げられやしない  代用ないエンジン 抱いて眠るほど愛したミュージック 十年時が経って 骨身削るようなソングライティング 執念深く追って それでも過ぎ去る人波に ワンワンワンワンワンワン鳴いても 遠吠えなんて聴いちゃくれない  誰が正解か誰が不正解かなんてない わかっているさ 誰も知らない白紙の地図を広げて 書き出せ again  溺れてるさ、自惚れてるさ 担がれてることに気付かぬルーザー 無様な姿だな 震えてるさ、目を閉じてるさ 怯えてる兎のようだなルーザー 覚えてるさ、忘れちゃいないさ 俺はまだ勝っちゃいない 全戦全勝 百戦錬磨 万里一空 もう二度と負けるのはごめんだ 全戦全勝 百戦錬磨 万里一空 もう二度と後悔はごめんだ  枯れた声、絡まった両足、体はもう腐っているさ だけどまだ戦える 立ち上がれルーザー 構えろ again  このまま終われば意味も価値もない  誰が正解か誰が不正解かなんてない わかっているさ 誰も知らない明日を描きだせルーザー 書き出せ again
レピドシレンKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON足りないのは五感だ 空になって死んでしまうのなら 繰り返すだけ不毛だ 輪廻だってきっと画蛇添足  失った想像力だって 掃いて捨てるほど個々にあったんだ 息吐いて、息絶えて 呼吸だって去って行ったってさ  障害もない、痛みもない 代償もない、体温もない  熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を吐いて上昇、息を吸い込む 熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を機械脳に放て  固まった水底の土 埋まって死んでしまうのなら 繰り返すだけ不毛だ お前なんて到底、陶犬瓦鶏  立ち止まるのはごめんだ 波を打って 蹴って 這い上がるさ 顔を出したら呼吸が合う世界になっているから  熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を蒔いて上昇、息を吸い込む 熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を吠えるように放て  熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を吐いて上昇、息を吸い込む 熱を熱を帯びて帯びて帯びて 熱を熱を憂う世に放て
ロックンロールスターKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONルールも倫理も規格外 フラットな人生は門前払い クラップ&ミュージック 踊りたい 自由人か凡人か、差はなに?  ロックもパンクもなにもない 私生活は等身大つまらない ピンスポットに照らされていたい say!wowwowwowwow 叫びたい  才能なんてないに等しいが Get up! Wake up! Stand up! Step up! all right !!  掻き鳴らせ!  hey!hey! 暴れ出しそうさ hey!hey! 黙れロックンロールスター hey!hey! 踊りだしそうさ hey!hey! いまはAm気分でも  合図が鳴ったら飛び出せ 4カウントで爆音で生み出せ ハートをヒートし手を掲げ ライフラインはいらんぜ 3.2.1.Go!  塀越えるかい? 一緒に行くのさ! hey!hey! 暴れ出しそうさ hey!hey! 黙れロックンロールスター hey!hey! 踊りだしそうさ hey!hey! 今はAm気分でも  暗いな 落ちそうだ 痛いな 負けそうだ 不安だ くるまったブランケット 脳内は 飽和しそうだ 限界だ 全開だ 爽快なこの瞬間は一回きりだぜ  hey!hey! 暴れ出しそうさ hey!hey! 黙れロックンロールスター hey!hey! 明かり灯そう、さぁ hey!hey! 今はAm気分でも
ワカラズヤKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONわからなくなるそうだ 変わらない距離でいたい わからなくなるそうだ 離れない距離でいたい  わけわかんなくなるなぁ 相変わらずでいたい サヨナラなんてないなぁ バイバイは嫌だ  確かめて確かめて 僕らの気持ちを確かめて 確かめて君の気持ち 言ったらなくなる なんてことないのにな わかってないのはどっちだよ なんでそんなにワカラズヤ わかってないのはそっちの方だ なんてことないけどさ わかってないでしょ鈍いから なんでそんなにワカラズヤ わかってないのはそっちの方じゃんか  週末は映画に行こう なんて言ってみたかったなぁ 味がわかんないソーダ 君がいないから  そう確かめて確かめてって 確かめようがないんだから 「ワカラズヤ」って辞書で引いた 君のことを言ってた  なんてことないのにな わかってないのはどっちだよ なんでそんなにワカラズヤ わかってないのは僕だった。  なんてことないよって 強がってるのが僕だから なんでこんなにワカラズヤ 辞書で引いたけど見つからないよ 君に大きく手を振って サヨナラまたねとつぶやいて ワカラズヤは変わらないけど 君の帰りを待ってるよ  おかえり
ワンダーソングKANA-BOONKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONささくれ立つ日々を笑う 逞しさもわからないまま 輝きすら煌めきすら 写真の中に忘れたまま  一人きり夜の底 流れ星に乗って迎えにゆこう  愛のない人生も 手を叩けば踊り出す ワンダーソング 小さな魔法  ささくれ立つ日々を睨む 度胸すらなく明日を待つ か細くても構わないさ 君の声を聞かせてよ  愛のない日々でも 手を叩けば生まれるさ ワンダーソング 小さな魔法  愛のある人生を 手を叩けば溢れ出す ワンダーソング 小さな魔法 愛のある人生を 手を叩けば鳴り止まぬ ワンダーソング 僕らの魔法
1.2. step to youPLATINA LYLICKANA-BOONPLATINA LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOON1.2.3.4.  坂を登ればあと何メートル 君の家まであと何メートル 見慣れた景色あと何メートル まだ少しでも僕を覚えてる? 角を曲がってあと何メートル 君のいる場所あと何メートル 自分自身に問い正してみる あの子の顔、まだ覚えてる?  ゆらゆら揺れた二人の思い出なんてさ 実は弱くて脆いものなんだって 今更気付いたよ ぐるぐる回る車輪と同じでいつまでも 同じ事が脳裏を駆け巡る 1.2.3.4  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  夕日が沈み、あと何十分 シンクロしてる今、この瞬間 同じ空間、同じ空気を吸って生きていきたかった 今はもう居ぬ君を思い出す 思い出せない事が増えていく 遠吠えする犬と同じように 夜をめがけワンワンと泣くんだ  忘れてしまうんだ、忘れてしまうんだ 君の声、君の顔、君の街も  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  曖昧に remember, remember I & you remember, remember back I MY 日々 remember, remember 戻れ、戻れ、1.2. step to you  戻れ、戻れ、1.2. step to you 戻れ、戻れ、1.2. step to you
ワールドGOLD LYLICKANA-BOONGOLD LYLICKANA-BOON谷口鮪谷口鮪KANA-BOONケンカイヤケンカイヤワラッテ そうやって仮面を被るんだ 感情を押し殺し笑って 心臓が痛いのに走って 無理だやっぱこれ僕には この暗闇、わかるかよ  やっぱキライなワライゴエ それを奪ってしまった君は誰? やっぱキライなワライゴエ その重いの出していいよ やっぱキライなワライゴエ 目をつむってしまって君は誰? やっぱキライなワライゴエ その手で壊して  あのロックを耳に詰め込んで 数秒後世界を壊すんだ  君が言うように僕はただのどこにでもいる人間なのか?  やっぱキライなワライゴエ それを奪ってしまった君は誰? やっぱキライなワライゴエ その重いの出していいよ やっぱキライなワライゴエ 目をつむってしまって君は誰? やっぱキライなワライゴエ その手で壊して
Distortion!!GOLD LYLIC結束バンドGOLD LYLIC結束バンド谷口鮪谷口鮪三井律郎踏みつけられた孤独とペダルから 何度も鳴り響く音色が頬に伝う 打ちつけられた孤独に スネアのリズムが重なって 確かな鼓動になる  誰か心のノイズをとって わたしを覗いてよ 誰も心の奥には入れないけれど 期待してしまう そんな夜  Distortion it's Motion 始まったらもう止まらない 命題も声帯で震わせられるさ そうだろう ディスコード いつもそう 交わらないその心を繋ぎたい 端っこでも  投げつけられた言葉が いつまでもなんだか消えないまま 夕暮れの影みたいに 追いかけられて 止まれば飲み込まれそうで 必死で走って また夜を待つんだ  Distortion it's Motion 始まったらもう怖くない 騒音と轟音で忘れられるから そうだろう ディスボード 電源を繋ぐ 星灯りのように光り出せ わたしだけの音  ギターの弦が揺れるたび 揺るがないものに変わってゆく 指先が硬くなるたび この意志も固くなるの  ディストーションの音色 これっぽっちじゃまだ終わらない 最前でハイゲインを受け止めてみてよ 今夜も  Distortion it's Motion 始まったらもう止まらない 制限も経験で塗り替えられるさ そうだろう ディストーション いつもそう 左脳追い越して心が走り出す 君の方へと  次の音にエスコート 日々の憂いにディストーション ひとりの夜 鳴らすコード 君も同じかい? 理想像 追いかけた日々 Fコード 掻き鳴らすんだディストーション ボリュームを振り切るよ
Memories超ときめき宣伝部超ときめき宣伝部谷口鮪谷口鮪ha-j明日の天気すら知らないままでいい 今日が晴れたならそれでいい 誰にもわからないことは 考えたって仕方がないからさようなら  大切なものはいつだってそばにあって 惜しみないくらい溢れてて ありふれた些細な1ページ  夜空 流れ星がキラリ 坂道登る間 息を切らして 笑い合って走った いつか君の声もMemories 分かってるから愛おしい アルバムに閉じ込めきれない 特別な日 積み上げていこう  自転車置き場やバス停のベンチ 話し終わらずに日が暮れ 交差点 分かれ道が少し寂しい 君にバレたくなくって笑ってみせた  街の明かりが霞んでく 抑えきれなくて伝ってく 振り返れば涙が出るよ 悲しいんじゃない 戻りたいんじゃない ただ眩し過ぎて  夜空 流れ星がキラリ 片道切符の夢 追いかける君に 追いつこうとしたんだ いつか君の声もMemories 分かってたって触れていたい アルバムをめくるたび開く心のドア 繋がれるかな  ねぇ 明日は雨模様 ねぇ 君はどう あの頃みたいにさ 気にもしないでさ きっと晴れるって笑っているかな  夜空 流れ星がキラリ 曇り空割る間 君のことを胸の中想った 夜風 流れ髪がゆらり 坂道登る君の汗ばんだシャツが膨らんで笑った いまも君のすべてMemories これから先も変わらない 色褪せない アルバムに閉じ込めきれない 特別な日 いつまでもずっと  ねぇ 明日は雨模様 ねぇ 君はどう あの頃みたいにさ 気にもしないでさ きっと晴れるって笑っているかな  夜空 流れ星がキラリ 曇り空割る間 君のことを胸の中想った 夜風 流れ髪がゆらり 坂道登る君の汗ばんだシャツが膨らんで笑った いまも君のすべてMemories これから先も変わらない 色褪せない アルバムに閉じ込めきれない 特別な日 いつまでもずっと
シルエットFLOWFLOW谷口鮪谷口鮪いっせーのーせで踏み込むゴーライン 僕らは何も何もまだ知らぬ 一線越えて振り返るともうない 僕らは何も何もまだ知らぬ  うだってうだってうだってく 煌めく汗がこぼれるのさ  覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もシルエット 大事にしてたもの、忘れたフリをしたんだよ なにもないよ、笑えるさ  いっせーのーで、思い出す少年 僕らは何もかもを欲しがった わかってるって、あぁ気づいてるって 時計の針は日々は止まらない  奪って奪って奪ってく 流れる時と記憶 遠く遠く 遠くになって  覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もシルエット 恐れてやまぬこと、知らないフリをしたんだよ なにもないよ、笑えるさ  ひらりとひらりと舞ってる 木の葉の様に憂うことなく焦燥もなく過ごしていたいよ  覚えてないこともたくさんあったけど きっとずっと変わらないものがあることを 教えてくれたあなたは消えぬ消えぬシルエット 大事にしたいもの持って大人になるんだ どんな時も離さずに守り続けよう そしたらいつの日にか なにもかもを笑えるさ  ひらりとひらりと舞ってる 木の葉が飛んでゆく
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