あのころ君は堺正章 | 堺正章 | 藤公之介 | 川口真 | 川口真 | 古いレコードのジャケットに 君の言葉が残ってる 歌に託してこの想い あなたの胸に忍ばせますと 針をのせたら 疲れた心を 時がさかさに 流れ出す ああ ひたひたと懐かしい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ 君はあの頃は女学生 若さばかりで生きていた 夢中になっているものが 今でも何かあるのだろうか キズだらけの ドーナツ盤が 一途な想い 伝えてる ああ しみじみと ほろにがい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ |
坂のある街堺正章 | 堺正章 | 藤公之介 | 川口真 | 川口真 | 今日から二人だけの 愛のくらしを ムム… 坂の下の小さな 部屋で始めようと 胸おどらせて つれづれ歩いた 日暮れどき 目に映るもの すべてが かがやいて見えた街 裏通りには ぼくの 名前を付けて ムム… この坂道は 君の 名前で呼んだね 季節がいくつか過ぎて 二人は別れ ムム… 坂の下の部屋には 見知らぬ人がいる 知らずに足が 向いてたこの街 日暮れどき 君にはつらい想いを させたまま 捨てた街 川の流れに ぼくの 名前を付けて ムム… 小さな橋は 君の 名前で 呼んだね |
いとしのロビン・フッドさま榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | あなたに夢中なの 気づいてくれたのね やさしいまなざしで 私を誘うの 木陰に身をかくし ロビン・フッドみたいに すばやく愛の矢を はなってくれた 青い青いリンゴが 赤く赤く色づいたのは あなたの矢が ささったせいよ 二人の幸せ はじまっていた なのに 私のロビン・フッドさま いとしのロビン・フッドさま どこを旅しているのです 熱い胸かして下さい あなたはいつのまに 私をおいてどこへ ひとりでさすらいの 旅にでかけたの 弓矢をもう一度 ロビン・フッドみたいに キリリとひきしぼり はなって欲しい 赤い赤いリンゴは 穴が穴があいたまんまで すきま風が むなしく吹いて このまま ひとりじゃこごえそうなの なのに 私のロビン・フッドさま いとしのロビン・フッドさま どこを旅しているのです リンゴから 矢をぬいたまま 私のロビン・フッドさま いとしのロビンフッドさま はやく帰って下さいね いつまでも 待ちつづけます |
バス通学榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 森田公一 | あかのたちお | ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち 今朝も同じバス 7時50分 二人の秘密を乗せて走る たった15分 短かすぎるけど みんなに囲まれて しのび逢い ギュウ ギュウ づめのバスの中 頬にくちびる さわりそう ギュウ ギュウ づめのバスの中 誘い 誘われ 夢ごこち 夢ごこち バスが曲るたび いつも手をかして やさしくかばって くれるあなた 白いTシャツが まぶしげにのぞく 小麦色した肌も みんな好きよ ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち |
わがまま金曜日榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 森田公一 | 馬飼野康二 | ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 わがまま わがまま放題 し放題 いじわるしたいの 好きだから ランブリング ランブリング にかわ雨 電話ボックス 雨やどり ランブリング ランブリング ずぶ濡れよ 急いで 迎えに 来てほしい 水玉模様の 傘がいい きょうの気分に 似合うから 10分以上 待たせたら 誰れかと どこかへ行っちゃうわ ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 ランブリング ランブリング 金曜日 海へ行きたい 波のりに ランブリング ランブリング つれてって この雨 やむまで 待てないわ 水玉模様の傘の中 いじわるをして ひとりじめ 叱ってくれたら その胸で 泣いて甘えて みたいのに ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 わがまま わがまま放題 し放題 いじわるしたいの 好きだから |
国東半島ぶらり旅佐良直美 | 佐良直美 | 藤公之介 | 徳久広司 | 小笠原寛 | またひとつ哀しみを ひきずってひとり旅 あの人のせいじゃない なるようになっただけだもの 国東半島ぶらり旅 ひと足ごとにほろにがい 幸せはいつだって 逃げ足が早いから にぎったら離すなと てのひらにそっと言いきかす 国東半島ぶらり旅 いい人だったあの人は もう二度と女には 生まれたくないよねと 何気なくひとりごと おどろいて肩をすくめる 国東半島ぶらり旅 夕陽に濡れて風の中 |
ひと房の葡萄桜田淳子 | 桜田淳子 | 藤公之介 | 深町純 | | ひと粒(つぶ) ひと粒に 愛を熟させて 通りすがりの誰かを待っている 枝もたわわの ひと房の葡萄 都会は薄墨色(うすずみいろ) そんな黄昏(たそがれ)だけど いつか見たあの青い空を 忘れてしまったわけではないわ いやなことも それなりに 握りつぶすコツを覚えて 急がないで生きて行くわ ひと粒 ひと粒を 熱い唇で 頬ばってくれる あなたを待ちわびて 涙ぐんでる ひと房の葡萄 涙は隠さないわ 誰に見られてもいい 強がりなんかみんな捨てて 可愛い女でいつもいたいの きれいごとを並べても 人はこころ開かないから 飾らないで ぶつかるだけ ひと粒 ひと粒に 愛を熟させて 通りがかったあなたの肩先に 落ちてみせるわ ひと房の葡萄 |
片恋さとう宗幸 | さとう宗幸 | 藤公之介 | 久保比呂誌 | | 時は残酷に 哀しみさえ 総天然色に 染め上げる 忘れたいのに 色鮮やかに 心の襞(ひだ)を 刺激する 片恋だから… この想い 秋までは 片恋だから… 冬を越え 春までは 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう 砂時計の砂 落ち切っても 時は淀みもせず 流れて行く 天然色の 想い出たちの 熱い吐息が よみがえる 片恋だから… ひととせを ふたとせを 片恋だから… いつまでも 夢の中 つらいままで 疼くだろう 迷ったままで 疼くだろう 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう |
夕陽のレッドマン子門真人 | 子門真人 | 藤公之介 | 山下穀雄 | | 沈む夕陽と おなじ色 そうさ あいつはレッドマン でっかい勇気を おしえて行った どこへ帰るか レッドマン どこへ帰るか レッドマン レッドマン 赤い夕陽を 追いかけて 消えたあいつは レッドマン 怪獣退治の 闘いすませ どこへ帰るか レッドマン どこへ帰るか レッドマン レッドマン あした朝日が また昇る 赤いあいつは レッドマン 心にまっかな 炎をもやし きっとまた来る レッドマン きっとまた来る レッドマン レッドマン |
レッドマン子門真人 | 子門真人 | 藤公之介 | 山下穀雄 | | 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 燃える燃える燃えるあいつ レッドマン はるか銀河の 赤い星から 光に乗って やって来た 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 光る光る光るあいつ レッドマン 熱い血潮が まっかに燃えて 恐れるものは 何もない 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 強い強い強いあいつ レッドマン 赤いあの色 勇気のしるし 命をかけた 大決闘 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン |
さすらい情話水前寺清子 | 水前寺清子 | 藤公之介 | 猪俣公章 | | おまえ十九の 花咲かせ 俺に抱かれた 二年前 あれは南の 港町 たしか時雨の 秋の頃 俺が最初の 男だと 熱い眼をして ついた嘘 話す言葉の 端々に にじむ十九の ふしあわせ 月日流れて 時うつり 俺も流れて 北の町 どこかやつれた もの腰の おまえ見つけた 酒場町 二年歩いた 足跡を 笑い話で ごまかして 白みはじめた 夜明け頃 肩を寄せ合う 旅の宿 軽い寝息を たてながら 夢で泣いてる 腕の中 旅の終わりは いつになる 流れ転がる 花ふたつ 流れ転がる 花ふたつ |
サッポロの四季平浩二 | 平浩二 | 藤公之介 | 吉屋潤 | | 春にさすらう 影ひとつ ふるさと遠く 偲びつつ 袖すり合えば わが友よ おもいで作らむ ああ サッポロ 夏に恋した 黒髪の 二重(ふたえ)の君が いとおしい 葉もれ陽の中 抱きすくめ 心かさねた ああ サッポロ 秋は足ばや 枯れ落葉 君と別れた むなしさも 常ならざらむ 人の世も 風の間に間に ああ サッポロ 冬は美味酒(うまざけ) 酌(く)みかわし 吹雪くぐって 友よまた さすらいの身に しみじみと 情(なさけ)染(し)み入る ああ サッポロ ああ サッポロ |
この道 わが旅(My Road,My Journey) 団時朗 | 団時朗 | 藤公之介 | すぎやまこういち | | 少年時代の 見果てぬあの夢 今でも心に いだきつづけてる いま 朝焼けの空を見上げて しきりにこの胸 疼かせる 履きつぶしてきた靴の数と 同じだけの夢たち 時には見失って 探して やがて 追いつき… この道 わが旅 果てしなくつづく 出会いと別れを くり返しながら いま 夢を熱く燃えたぎらせ あしたへあしたへ 歩き出す いま 星空の下でたたずみ 遥かな想いを 抱きしめる ぬくもりつづけてる夢たちと 影ぼうしが道づれ 雨も風も日照りも嵐も 友だちだった… この道 わが旅 果てしなくつづく 出会いと別れを くり返しながら いま 夢を熱く燃えたぎらせ あしたへあしたへ 歩き出す |
風のかたみ千葉紘子 | 千葉紘子 | 藤公之介 | 大野克夫 | 萩田光雄 | やがて秋が忍びよります 愛がひとつ終りを告げます 墨絵ぼかしの山裾あたり 落葉の下に眠らせましょう あなただけに 注ぎつづけて 疲れきった私の愛です やがて雪が降り積もります 愛がひとつ眠っています 雪化粧の山裾あたり いまでは誰もさがせはしない あなたひとり頼りつづけて ちからつきたわたしの愛です やがて雪がとけはじめます 愛がひとつ流れだします 雪どけ水の谷間をくだり どこへ流れて行くのでしょうか もう迷子にしてしまいます また誰かを愛せるでしょうか |
愛よ甦れ野口五郎 | 野口五郎 | 藤公之介 | 平尾昌晃 | | 君のいらだちを 感じながらも 愛が甦る季節を ぼくは待っていた ブティックのウィンドウがひと足早く 夏を飾る頃に 君と長い旅に出ようか 男は心の中に 地球儀 ひとつかかえて うつろう愛の間に間に ひたすら回しつづける 君は指先に髪を巻きつけ けだるい瞳に光を 取り戻している 地球儀の海原に 涙を捨てて 君の胸のつかえ ひとつひとつ 風に飛ばそう 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く |
エーデルワイス林寛子 | 林寛子 | 藤公之介 | R.Rodgers・O.Hammerstein ll | | 生まれたての蒼い風が 私を呼んでいます 開いたばかりの花たちが やさしい香りで 私を誘っています さあ 上着なんか脱いで 身軽になりましょうって 野原を 思い切り駈けてみましょうって 蒼い風や花の香りに 腕をひっぱられて とうとう ここまで来てしまいました いつもお部屋の中からながめていた なんでもない野原だけど いま 私の前や後に広がる野原は どこもかしこも素晴しい緑で 赤や黄色のかわいい花が あちこちで 囁きかけています うれしくなって 手足を放り投げるように寝ころぶと 空の青さが ワーッと私におそいかかって来そうです なんだか吸い込まれそうで あわてて目を閉じてしまう私…… 風がフルートのような音を残して 通りすぎて行きます 花たちの囁きは ピアノかしら 草たちのさざめきは クラリネット 虫の羽音は ヴァイオリンみたい いま 私を取りまいているのは まるで 野原がかなでるシンフォニーです…… ふと 目をあけると のびやかな草たちのあいだに 白い紙ヒコーキが もぐり込んでいるのが見えます どこかの子供が さがしあぐねて あきらめて帰ってしまったものでしょうか それとも 私を誘ってくれた あの蒼い風の 贈り物でしょうか 飛べ 飛べ 白い紙ヒコーキ! 風に乗って どこまでも どこまでも 私の夢を乗せて いつまでも いつまでも |
乙女の祈り林寛子 | 林寛子 | 藤公之介 | P.Badarzewska | | ひと晩かかって やっと書きあげました 何度も何度も書き直し 何度も何度も読み返し あなたへの想いを ひとかけらも残さずにつめ込みました うすい水色の便箋には 青いインクで 私のありったけの あなたへの想いが あふれそうになりながら つまっています 文字が大きくなったり 小さくなったりしているのは どうぞ 許して下さい いくら押えても いくら押えても 気持がゆれてしまうんです まだ 口さえきいたこともない あなた あなたは あなたの近くに こんな女の子がいることなど これっぽっちも知らないでしょう それでいいんです いつも スポットライトに照らされているみたいに 華やかな あなたには 小さな弱々しいローソクのような 私の光など届くはずがありません でも それでいいんです 私の心の炎は あなたがいてくれるから 燃えることができるのです やっと書きあげた便箋を 三つ折りにして 白い封筒に入れましょう あて名書きは…… そう おもてのあて名は 私あて 住所 名前 郵便番号は すべて私のもの そして 封筒の裏の 差し出し人の名前は あなた――― 二日後に 愛をぎっしりつめ込んだ手紙が あなたの名前で 私に届くでしょう……… |
はつかり5号BUZZ | BUZZ | 藤公之介 | 高橋信之 | 高橋信之 | 発車のベルに 背中を押され はつかり5号に 乗りこみました 今頃君は いつもの店で 約束通り 待っていますか プラットホームの あのひび割れが 心の中に ひろがります 幸せにする 自信がなくて 君から離れた 旅の宿 駅までむかえに 来ていて欲しいと いつか手紙を 書いていました 雪どけ水の 流れの音に 季節はずれの コタツが一つ なにに たとえたら 流れる 景色の色を なにに たとえたら 僕の心の この色を 上り列車の レールの音が はやる気持ちを きざんでいます 終着駅を まぢかにひかえ ひと駅前から 乗ってきた君 僕をみつけた そのまなざしが すべてをすべてを 語っています なにに たとえたら 流れる 景色の色を なにに たとえたら 僕の心の この色を |
どこかでお逢いしましたね日野美歌 | 日野美歌 | 藤公之介 | 聖川湧 | | どこかで お逢いしましたね そんな男の 誘い水 逢ったことなどないけれど 話のつじつま合わす夜 ほんのささいな偶然が 男と女の結び目になる 今でもとてもとてもきれいだと とまどいながら見つめてる どこかで お逢いしましたね たしかに お逢いしましたね 嘘か芝居か からかいか 人違いなら このままで 流れに流され 流れよう 隣あわせのカウンター グラスとグラスを小さく鳴らし 話を作り作りまたつなげ 大人同士の 夜が更ける たしかに お逢いしましたね 流れに流され 流れよう たとえ見知らぬ男でも 惚れてた人だと思えばいいさ グラスに注ぐ注ぐ 琥珀色 酔って誘いに乗りたいね どこかで お逢いしましたね |
ぼくのジュリアーノ平塚たかあき | 平塚たかあき | 藤公之介 | 小田裕一郎 | | ジュリアーノ こっちへおいで そんなにスネるなよ (ぶーみ) ジュリアーノ ぼくとおまえは 親友どうし (ぶーみ) おまえのステキなシマシマが 雨にぬれてたあの日 ぼくたちめぐりあったのさ それがウンメイだったんだ 大好きさ (ぶーみ) 離れちゃヤダよ 大好きさ (ぶーみ) ぼくのジュリアーノ ジュリアーノ 早く帰ろう 夕陽が沈みそう (ぶーみ) ジュリアーノ 夜はいっしょに おんなじ夢を (ぶーみ) 太めで短足 魅力的 短いシッポも イカス 男と男の付き合いさ ふたりはひとりぼっちじゃない 大好きさ (ぶーみ) 離れちゃヤダよ 大好きさ (ぶーみ) ぼくのジュリアーノ |
絵空事弘田三枝子 | 弘田三枝子 | 藤公之介 | 川口真 | 萩田光雄 | チャンスがほしい もう一度 そんなセリフも 何度目か ダメな人だと 知りながら ほっておけない はなせない いつもこうして 心ほだされ ベッドの上の 書き置きやぶり 返した鍵を バックに戻す 誓う言葉は絵空事 仕方ないわとひとりごと 信じてくれと 泣きそうな あなたのその目に 嘘がある 嘘と知りつつ また許す バカな女が ここにいる いつもこうして 心ほだされ ふたつのグラスに ワインを注ぎ 黙ってふたり ほほえみかわす 誓う言葉は絵空事 仕方ないわとひとりごと 誓う言葉は絵空事 仕方ないわとひとりごと |
哀恋蝶広野ゆき | 広野ゆき | 藤公之介 | 小林亜星 | | 苦しいものですね恋は 振り向いて下さい どうか あきらめられません あなた ふるえつづけてます… 蝶のように やさしく してくれたのは あなただけです それを私 真に受けました ああ ほんとに バカですね バカですね 落ちてしまいました恋に 受けとめて下さい どうか おぼれていいですか あなた ささえてくれますか… 花のようにやさしく 抱かれたのは 初めてでした それがほんの 気まぐれなんて もう今では遅すぎる 遅すぎる ますます痛みます胸が 涙があふれます 今日も どうしてくれますか あなた 死んでもいいですか… 蝶のように気軽に 私を捨てて あなたはどこへ うらみつらみ 言えばなおさら ああ みじめなだけです みじめです |
カトレアのコサージピンク・レディー | ピンク・レディー | 藤公之介 | 梅垣達志 | | カトレアのコサージに 想いを託しています 今 今 逢いたくて 切なさを たずさえて あなたを訪ねて行くわ 今 今 ひたすらに あなたにとっては迷惑でしょうか わずらわしいでしょうか 今の私には こうすることしか てだてがないの あなたの心を確かめないまま おしかけるつもりです 今の私には こうすることしか てだてがないの カトレアのコサージを あなたが受けてくれたら もう もう それだけで もう もう それだけで |
アニメーション・ドリームFULL Kabs | FULL Kabs | 藤公之介 | 佐瀬寿一 | 鈴木マサキ | アニメーション ドリーム 夢の中へ アニメーション ドリーム ドリーム ドリーム 暗いスタジオ 片手に台本 見つめる スクリーン 声を持たない このヒーローに 言葉をあたえる アニメーション ドリーム 夢の中へ わたしは足を踏み入れる アニメーション ドリーム 夢の中を わたしは 漂いつづける 愛も 涙も 光も わたしのもの ああ この胸 痛くなる 熱くなる 動くヒーロー わたしの分身 愛しさ 増して行く 光る喜び 揺れる悲しみ 命を 吹き込む アニメーション ドリーム 夢の中へ わたしは 我を忘れ去る アニメーション ドリーム 夢の中を わたしは 何処へでも行ける 愛も 涙も 光も わたしのもの ああ この胸 痛くなる 熱くなる 瞳をとじたら 台本とじて 振り向く スクリーン ライトついたら 涙ぬぐって スタジオ でてゆく アニメーション ドリーム 夢の中へ わたしは 風に吹かれたい アニメーション ドリーム 夢の中を わたしは 雨に打たれたい 愛も 涙も 光も わたしのもの ああ この胸 痛くなる 熱くなる アニメーション ドリーム 夢の中へ アニメーション ドリーム ドリーム ドリーム アニメーション ドリーム 夢の中へ アニメーション ドリーム ドリーム ドリーム アニメーション ドリーム 夢の中へ アニメーション ドリーム ドリーム ドリーム |
愛は光の中で堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 久石譲 | | 空 あなたの笑顔 海 あなたの心 雨 あなたの吐息 風 あなたのやさしさ めぐり逢って 愛を見つけて 生きることの 素晴らしさ 感じあえた ふたり 愛は光の中で 愛はぬくもりはじめて 頬 あなたが触れて 腕 あなたがすがり 髪 あなたが撫でて 肩 あなたがもたれる めぐり逢って 愛を見つけて 生きることの 素晴らしさ 感じあえた ふたり 愛はゆるやかにいま 愛はせせらぎになって LaLaLa…… 感じあえた ふたり 愛はとめどなくいま 愛は輝きをまして もう 何もいらない あなたがそばにいれば |
あなたが消えない堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 小田裕一郎 | | いつもと違う朝だわ 何もかも まぶしい 生まれ変わったみたいに 世界がバラ色 ハートの温度が 今朝は 普通ではないのよ 40度 越えてるわ あなたに逢いたい 街じゅう探し歩いて 公園で休めば 近くの駅のざわめき 潮騒みたいね いろんな出会いを 重ね サヨナラも 重ねて あなたにめぐり逢い 私は変わりそう どうやらホントみたい 恋につかまったみたい あなたの顔が 消えない あなたの声が 消えない あなたのうしろ姿を 街角でみつけて 私の胸のざわめき うず巻みたいだわ どんなふうにして 声をかけたら いいのかな 偶然に逢ったように 見せたいんだけど どうやらホントみたい 恋につかまったみたい あなたの顔が 消えない あなたの声が 消えない どうやらホントみたい 恋につかまったみたい あなたの顔が 消えない あなたの声が 消えない |
あなたの似顔絵堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 久石譲 | | 数学のノートの 最後のページに 細いペンで 劇画風に かいたあなたの似顔絵 うつむいた横顔 フワフワのヘアー その中でも ほほえむ目が 得意なんです あなたのために わたし何か何か できるでしょか 熱い想いを ペンにこめ かいたあなたの唇に 胸をドキドキ揺らしながら 押し当ててみる くちびる 誰を見つめてるの 似顔絵の瞳 この私を見てるように やさしく描き直して 世界中でひとり お前だけだぜと あなたが言う セリフなんか かいちゃおうかな あなたのために わたし何か何か できるでしょか 上手にかけた 似顔絵を 淡い色で染めたあとで 吐息まじりの 熱いコトバ ささやきかける 夜です あなたのために わたし何か何か できるでしょか 熱い想いを ペンにこめ かいたあなたの唇に 胸をドキドキ揺らしながら 押し当ててみる くちびる |
雨のララバイ堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 久石譲 | | ぼくにはでっかい夢がある 私も大きな夢がある つかまえちゃったら夢じゃない 新しい夢を探せばいい 雨の日に出会った二人だもの 晴れない雨は ないんだもの ぼくには お母ちゃま いないけど 私があなたの そばにいる ラララン 私は私よ キミじゃない ぼくだってぼくだよ キミじゃない だけど一人じゃ いられない みんながいるから ぼくがいる 雨の日に出会った二人だもの 晴れない雨は ないんだもの おねがいなってよ お母ちゃまに 私でよければいつだって ラララン 雨の日に出会った二人だもの 晴れない雨は ないんだもの おねがいなってよ お母ちゃまに 私でよければいつだって ラララン |
恋は突然堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 小田裕一郎 | | 胸の端っこ うずうずと うずき出したら 気をつけて 耳のうしろが むずむずと かゆくなったら 気をつけて 恋は突然 やってくる 前ぶれもなく やってくる 12星座の 占いを たしかめる間も ないほどに 髪にブラシが こころよい そんな朝には 気をつけて 風が心を 吹き抜ける そんな気分も 気をつけて 恋が私を つかまえる 待ち伏せしてて つかまえる はきなれた靴 揃えたら ふらり気まぐれ 風まかせ 恋は突然 やってくる 前ぶれもなく やってくる 12星座の 占いを たしかめる間も ないほどに |
純白のジューン・ブライド堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 田中公平 | | 南フランス コートダジュールがいい カリフォルニアの サンタモニカでもいいわ 三本マスト 夢の帆船 あなたの愛に 包まれ 二人だけの 結婚式 潮風の中 純白のジューン・ブライド 六月の花嫁には 純白のジューン・ブライド 風が似合う 風が似合う…… あなたの心 夜明けの大海原 私はカモメ 波間を翔び回るだけ セールいっぱい 夢をはらんだ あなたと二人の旅は 見つめ合って 抱き合って 幸せの中 純白のジューン・ブライド 六月の花嫁には 純白のジューン・ブライド 風が似合う 風が似合う…… 純白のジューン・ブライド 六月の花嫁には 純白のジューン・ブライド 風が似合う 風が似合う…… |
ドーベルマンのように堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 久石譲 | | あなたは 朝もや あなたは そよ風 あなたは 夕なぎ どうして 優しすぎるの ドーベルマンのように ドーベルマンのように 足音しのばせ 突然すばやく ドーベルマンのように ドーベルマンのように ときめくハートを 奪い去って (誰を見ているの) (誰を見ているの) 私はここよ ここよ いきなり 嵐を いきなり 津波を いきなり 光を 私に浴びせかけてよ ドーベルマンのように ドーベルマンのように 冷たくするどく 激しくしゃにむに ドーベルマンのように ドーベルマンのように 私のハートを 駆けぬけて (誰が気になるの) (誰が気になるの) 私はここよ ここよ (誰を見ているの) (誰を見ているの) LaLaLa…… |
フラワー・メッセージ松本ちえこ | 松本ちえこ | 藤公之介 | 加瀬邦彦 | | この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 日曜日が来るたび 花一輪たずさえ あなたの部屋の窓辺にそっと 届けつづけた それから一週間 あなたからの返事を 今か今かと 胸をおさえて 待ちつづけてる いつか季節が四つも過ぎて 一輪づつ愛をこめて 一年過ぎた この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 花は季節のたびに 色あざやかだけれど あなたを想う心の色は 枯葉色です 返事をくれないのが あなたの返事ですか? ことわるのなら せめて言葉で 伝えてほしい 私のことが嫌いでしょうか あきらめろというのですか あなたのことを この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 私のことが嫌いでしょうか あきらめろというのですか あなたのことを この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ |
フラワー・メッセージ松本ちえ子 | 松本ちえ子 | 藤公之介 | 加瀬邦彦 | 船山基紀 | この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 日曜日が来るたび 花一輪たずさえ あなたの部屋の窓辺にそっと 届けつづけた それから一週間 あなたからの返事を 今か今かと 胸をおさえて 待ちつづけてる いつか季節が四つも過ぎて 一輪ずつ愛をこめて 一年過ぎた この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 花の季節のたびに 色あざやかだけれど あなたを想う心の色は 枯葉色です 返事をくれないのが あなたの返事ですか? ことわるのなら せめて言葉で 伝えてほしい 私のことが嫌いでしょうか あきらめろというのですか あなたのことを この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ 私のことが嫌いでしょうか あきらめろというのですか あなたのことを この花が最後なの 50本目 あなたへのお別れのメッセージ |
風の館マーク from GARO | マーク from GARO | 藤公之介 | 堀内護 | | めぐり逢えば 別れだけが いつも待ち伏せしてる 心残り ひとつ ふたつ 引きずりながら ひとり… 読みかけの本の ページを折るように 思い出の隅を小さく折れば ぼくの背中ぶって 泣いた君がよみがえる 肩をふるわせて 愛がほしいと 坂の上の壊れかけた レンガ造りの館 生い繁った草の中で 立ちつくしてたふたり… 一冊の本も読み終えないうちに ふたりの暮らしは黄昏ていた 崩れ落ちたレンガ 積み重ねてまた崩す 君は旅に出た ぼくは追わない めぐり逢えば 別れだけが いつも待ち伏せしてる 心残り ひとつ ふたつ 引きずりながら ひとり… めぐり逢えば 別れだけが いつも待ち伏せしてる 心残り ひとつ ふたつ 引きずりながら ひとり… |
急がないで下さい森山良子 | 森山良子 | 藤公之介 | 森山良子 | 佐藤準 | 私と同じくらいの 幸せでよかったら 一緒に歩いてくれませんか 持っているものといえば ひと握りの愛だけ それでよければ いかがですか 青春は見送るものですね だけど人生は 今日も私を迎えにくる 私の足どりに あわせて下さい ひとりで そんなに急がないで下さい 私と同じくらいの 辛さなど平気ならば 一緒に歩いてくれませんか 言葉はほんの少し あとは見つめあうだけ そんな道づれは いかがですか 青春は見送るものですね だけど人生は 今日も私を迎えにくる うしろをふり返る 時間を下さい あなたは しばらく休んでいて下さい |
アンナ・カレーニナ由紀さおり | 由紀さおり | 藤公之介 | 服部良一 | | あなたに借りたままの ロシア文学全集 はさみ込んでた 出さずじまいの あなたあての別れ文(ぶみ) アンナ・カレーニナにも 負けはしないこの愛 だけどあなたが望むなら 捨てましょうと……… あれから十何年 時のせせらぎの中 見おぼえのある うしろ姿を ふと見つけた歩道橋 淡い陽ざしを受けて 子供の手を引いていた 父と娘 長い影と短い影……… 学生時代なんて 恐さ知らずの季節 人生論を 熱い言葉で ぶつけてくる人だった あなたが貸してくれた 「カラマーゾフの兄弟」 読み通せないで 栞(しおり)を はさんだまま……… 二つの影が渡る たそがれの歩道橋 追い越しざまに 振り返ったら あなたのけだるげな顔 ギラギラしたあの目は どこに忘れてきたの おさな児(ご)がしがみついてる あなたの指……… おさな児(ご)がしがみついてる あなたの指……… |