バターのようだね百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 人生はバターのよう テーブルに忘れ去られた 冷たくしたら固くなって 熱すぎればすぐに溶けてしまうよ 揺るぎないモノが欲しくて 何万キロも歩いてきた 靴を何足ダメにしても グラグラと大地は揺らいでいたよ 旅の途中で何か見つけたのか その答えはノー、そしてイエス でこぼこ道 くねくね道 アップしたりダウンしたりするよ 笑って泣いて 怒って愛して 人生って本当にバターのようだね |
ともだちにもなれない百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なまえもまだしらない きみはどこからきたの はやくうちへおかえり ゆうぐれがせまるよ ぼくはずっとひとりで いしころけってあそぶよ みちくさしてるだけだよ かえりたくないだけだよ ともだちにはなれないよ だからもうかえりなよ |
唐変木ブギウギ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 木偶の坊になって ブギウギ 糞して 小便して 唐変木になって ブ~ギ~ウ~ギ~ |
お酒にまつわるエトセトラ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なにか楽しいことや ひどく悲しいことが あるたび人は お酒を呑むんです すごくムカつく時も なんだか切ない夜も なだめたり なぐさめてくれるのがお酒です いつでも あなたの そばに居てくれるのがお酒です 桜が咲いたら 夏がやって来たら 娘が初潮を迎えたら とりあえず呑むんです 会社クビになったり 彼女にフラれたり 友達が死んだときにさえ 呑むんです お酒が 人生の ほろ苦さを 教えるのです お酒が 愛と誠を 叩き込んでくれるのです |
なんだか愉快なぼくたちは百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なんだか愉快なぼくたちは 夕日を背にして スキップで暖簾をくぐったのだ それはまるで誘蛾灯に 集まる蛾のように 何の迷いもなく ただ一直線に 大事な用事があったのだけれど 30分のつもりで 赤提灯へ なんだか愉快なぼくたちはビールを飲むと いつだって幸せな気分で 何回でも同じ話をくりかえして 前回と 同じ場所で 笑いころげるのさ でも前より 大げさなストーリーになっている なんだか愉快なぼくたちは となりのおじさんの 身の上話に 付き合ってるとき ハタと思い出したんだ 僕らしがないバンドマン お客さんはもう しびれを切らしてる しゃびしゃびのコーンフレークみたいなカラダ引きずって さあ早く ライブハウスへ戻らなきゃ 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ バンドマン 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ テープエコーズ |
ワルツ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ビロードのくちびる ポリエステルの指 あの味が恋しくて ワルツを踊ってるよ まっかっかな君 スポーツカーみたい トカゲの伝道師 花火のようにまぶしい ワルツを踊って 奇声を上げる ハイヒールの靴を 両手にぶらさげ 明日が嫌いで 逃げ回っている君 ワルツを踊れば サイコがデリシャス 船酔いみたいに ワルツを踊る |
すきにして百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 今日はとてもいい一日だった 偶然と幸運と君が 一緒にいて でも明日になれば 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして 部屋の明かりを暗くして お酒を呑みながら 語り合う でも朝が来たら 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして きっと朝が来たら 忘れなきゃならないから 早く 早く 早く 僕のことを すきにして |
ともをまつ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ともだちをまっています かいだんにすわっています はるのかぜがふいています なんだかけはいがしています 夕暮れ時の商店街 この世とあの世がすれちがい うずまき模様のオートバイク 猫の目ん玉がヘッドライト がらがらの商店街 この世とあの世が混ざりあい ともだちをまっています (うどんげの花が咲いております) たよりはなんどもだしてます (猫のしっぽにからまっています) なしのつぶてでくさります いつかはくるとおもいます |
天気雨百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 公園のベンチで 物思いにふけってる 風船ガムをかんで でっかくふくらまして 割れて鼻にひっついて ベトベトがとれないよ ラバーソールを かじったよな味がする 公園のベンチで さっきからずっと見てる 池の中の岩の上のカメが でっかくあくびして 首を長くのばして ヘンな顔してるよ キングクリムゾンの レコードジャケットみたいに ヘンな顔 こんな日は いい事が ありそうだって 思ったそばから 天気雨 |
G.O.MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | こんにちは おひさしぶり またこんど さようなら なにげない その言葉が 最後になった たくさんの ともだちが 遠くから やってきた お別れを 言うために 見送りに やってきた そしていつか また会おうと 約束をした 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して なつかしい 仲間が 集まる せまい部屋 キャンドルに 火をともす その輪の真ん中に 花束で 飾られた 笑顔の写真 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して |
そしてみんないなくなったMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 嘘 嘘っぱち ノンフィクションのテレビジョン 正体 正体不明 コントラストで目つぶし 不感 不感症 サカリのついたメス猫 小手 小手調べ 悪戦苦闘ろくでなし 連想ゲーム カウントダウン 第六感 タイムアップ 傍観 傍観者 遠巻きにしてヤジ飛ばす 平行 平行線 交じり合えないユー&ミー こび こびりつく 媚びの大安売りしてる セリフ 棒読みで ミュージカルの主人公 絶望的に しらけるジョーク ビジネスライク バラエティ そして みんな いなく なった ナイナイ ナイチンゲール 介抱される事も無い 聖人 矍鑠で パラドックスの裏返し 世論 正論で 情報操作容易い 妄想 幻想で 浮かんで消える面影 腐っても鯛 口八丁手八丁 イロモノ呼ばわれ インスピレーション 出来レースで パフォーマンス ひっくり返して エキサイティング そして みんな いなく なった |
LOVE & PEACEMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 123で飛び出せ オレたちシケたロケット花火 ハデに散れたらあの世で国民栄誉賞 4の5の言ってるヒマはない 俺たちの為なんかに明日はない 骨の髄までロックンロールに冒されて 4ビートでトンガって 一発で仕留める LOVE&PEACE 567でご苦労さん ある意味オマエはすでに死んでる 輪廻したならチンパンジーからやり直し 789で腐ってく オマエのまわりハエがたかってる 行儀の悪いB級ホラーのチョイ役 4ビートでトンガって オマエに突き刺す LOVE&PEACE 8910と苦渋の選択 神様に捧ぐハレルヤ 裏切り者とでも何とでも呼んでくれ 1112はチェリーボーイ あの頃の俺たちモラトリアム 願ってる未来はセラヴィかラヴィアンローズ 4ビートでトンガって オマエに突き刺す LOVE&PEACE |
ポップコーンダンスMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | ボクはアイスクリーム あの子ユースクリーム 2人ノータラリン すぐにとけちゃう 口にチューインガム 歌うバブルガム ふくらましたら いつか割れちゃう トランポリンで弾けて踊ろう ポップコーンダンス 朝はコーヒーブレイク 昼はヘビースモーク 夜はアルコホリック アンバランスで ボクはミステリック あの子ヒステリック 2人ノータラリン すぐにとけちゃう お花畑で弾けて踊ろう ポップコーンダンス 春はグローイングアップ 夏はブレイクスルー ボクはソーダ水 気が抜けちゃうよ 秋はノスタルジック 冬はメランコリック あの子エキセントリック ボク待ちぼうけ 春夏秋冬弾けて踊ろう ポップコーンダンス 都市伝説の真相究明 ポップコーンダンス 24時間365日さ ポップコーンダンス |
メタリックブルーMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 荒唐無稽ヤングボーイ ジャンクフードを食う 誇大妄想ヤングガール フェイクまとったフェイス メタリックブルーな街に暮らす 虚弱体質ヤングボーイ しどろもどろなマウス 過剰包装ヤングガール オカルトじみたメイク メタリックブルーな街に暮らす パブロフたちはヨダレたらす 照りつけるサンシャイン 焼け付いたアウトサイド 朽ち果てるインサイド 思考停止で YEAH YEAH パブロフたちはヨダレたらす エサの前でおちゃらけだす メタリックブルーな街に暮らす |
マッドネスMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | ベッドの中 悪夢でうなされる 大概デジャブ 予感は現実となる 十中八九霧の中 正体は現さない そいつがいつも オレを苦しめる 思い切り振りかぶって 粉々にしたい 見えるモノ全部 スクラップにしてやりたい ベースボールバットテンダネス 二枚舌 コラージュで目くらまし 愛と正義は 食い合わせが悪いぜ 思い切り振りかぶって 粉々にしたい 見えるモノ全部 スクラップにしてやりたい 反吐が出るほど 最悪な気分だ 針のムシロで 最悪な気分だ ベースボールバットテンダネス |
ジェネレーションZMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | カビ臭い部屋 こぼれたミルク はがれたポスター 食いかけのピザ 散らばる感傷 ノイズにまみれて 何がしかの思い出が いつも僕のそばで 塗りつぶせって言うんだ 塗りつぶせって言うんだ ギラつく太陽 上る蜃気楼 灼熱のハイウェイ 置き去りの記憶 はみ出す感情 意識も遠のいて アスファルトで干涸びた 蛇の死骸眺めてた 誰がしかの面影が ずっと僕のそばで 逃げ出すぜって言うんだ 逃げ出すぜって言うんだ 何がしかの思い出が 僕の胸を掻きむしる 誰がしかの面影が 僕の耳の奥で 塗りつぶせって言うんだ 塗りつぶせって言うんだ |
パラダイスMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 飛んでゆくのさブーンブーン 羽を広げてピューンピューン 調子はどうだい ようこそパラダイス 花火みたいにバーンバーン 穴があくほどビーンビーン 瞬間沸騰 明日は晴れるか どしゃぶりか こっちの居心地は快適さ 楽しいな 楽しいな 悲しいかな 虫かごの中 飛んで火にいるビューンビューン 夏の虫たちブーンブーン オレの周りを ウロウロすんな 甘い汁だけチューチュー 吸い尽くしたらミーンミーン 勘定すまして 早く出ていきな もう来んな 明日の天気はどっちだ 楽しいな 楽しいな 悲しいかな 虫かごの中 四角四面のプラスチック 楽しいな 楽しいな 透明なかごの中 楽しいな 楽しいな 悲しいかな 虫かごの中 かごの中 虫かごの中 |
ヒューマンビーイングMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | グルグルまわるルーレット 銀玉1つ投げ込んで のるかそるかの一発勝負 天国地獄の分け戦 ヒューマン 人間讃歌 ヒューマン 人生謳歌 ヒューマン 遠隔操作 ヒューマン 集中砲火 ハイソサエティは悪巧み 分け前仲良く等配分 ズリセン覚えたサル以下の 脳味噌しぼって金勘定 ヒューマン 猫に小判 ヒューマン 馬に念仏 ヒューマン 月とスッポン ヒューマン お代官さま 這い上がれない渦の中 右往左往の盆踊り 公衆便所に成り下がる 袋小路で糞詰まり ヒューマンビーイング ラブソングしか歌わない 売れっ子シンガー豪邸の地下 日がな一日やってるってよ 頭隠して尻隠さず ヒューマン 恋愛指南 ヒューマン オチャノコサイサイ ヒューマン 不法バイバイ ヒューマン お縄頂戴 インスタントのカップ麺 3分待っても食べられない お預け食らって30分 3べん回ってワンって言え 這い上がれない渦の中 右往左往の盆踊り 公衆便所並みの部屋 袋小路で糞詰まり ヒューマンビーイング |
ジャムパンちょうだいMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | お砂遊び インザパーク ボクのお城 アットザパーク 踏んずけないで バイザパーク 壊さないで パーキング 夕暮れ時オレンジ色 鐘が鳴っても帰りたくない パパとママどうせいない お腹すいたよジャムパンちょうだい カンケリして インザパーク 影踏みして アットザパーク 石ころ投げて バイザパーク ひとりぼっち パーキング 暗がりから猫の目が光る カラスの一味低空飛行 ボクはこのまま夜にとけちゃう お腹すいたよジャムパンちょうだい 水兵リーベ ボクのふね 水兵リーベ ボクのふね お腹がすいたよ ジャムパンちょうだい お腹がすいたよ ジャムパンちょうだい お砂遊び インザパーク 僕のお城 アットザパーク 夢の国 バイザパーク 夢のお城 パーキング |
平民貧民大貧民MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 1か2がくりゃ大ラッキー 3ばっか寄越すなバカ キングとクイーン募集中 でもやっぱジョーカーアイウォンチュー ヤニ臭い部屋に集って 丸くなってカード配って 平民貧民大貧民 平民貧民大貧民 キミは平民 アナタ大貧民 いいヤツこっちに寄越し名 あたしゃ大富豪 左うちわのオレ様を チラ見して貧民ニヤリ まさか企んでんのか? まさか企んでんのか? なぁ オレは大富豪になって プール付きの豪邸に住んで ジャグジーに浸かりながらカクテル飲んで ランボルギーニをぶっ飛ばして 非の打ち所が見つからないくらい マネーメイクスミークレイジーしたいんだ なぁ だから悪いことは言わない どうか考え直して欲しい 革命はごめんだ 革命はごめんだ たかがゲームとあなどるなかれ 気がつきゃアンタもすぐ 平民貧民大貧民 平民貧民大貧民 |
バイオレーターデストラクションMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 武井靖典・藤田勇 | | 天国地獄紙一重さ 簡単に裏返る 戦争平和 気を抜いたら一瞬で命取り バイオレーターデストラクション 目くそ鼻くそコケにされりゃ もう後にゃ引けない 復習するは我にあり それが鉄の掟 バイオレーターデストラクション 肩で風切るお山の大将 タバコ投げ捨てて 子分ゾロゾロ引き連れて クサい息を吐く バイオレーターデストラクション |
カルチャーMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 武井靖典 | | 意識を集中アクセス 直感確信ナンセンス 人格露呈キーワード クールフール マイワールド 紙芝居でヒストリー 大切な箇所ミステリー カミソリばりヒステリー Aマイナー 哀愁コード カルチャー 回避すべきトラブル ペテン師たちレベル 連鎖するコンプレックス 博物館のレックス カスタマイズ エナジー 溺れるテクノロジー 朽ち果てるインダストリー それぞれのテリトリー カルチャー 強烈なコントラスト 殴り書きのイラスト エキゾチックエピソード モーニングジャンクフード カルチャー アイヘイトミュージック |
ハナタラシ vs ワンダーボーイMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 露骨な敵意が むき出しハナタラシ 興味のないふり キワモノワンダーボーイ タブーのランデブー 死ぬまで悶絶ライフ 無い袖は触れぬ 丸腰ハナタラシ 足を引っ張るは 腰抜けワンダーボーイ やむにやまれぬで 死ぬまで七転八倒ライフ イッツマイライフ イッツマイライフ 昼過ぎて起きだすマイライフ メシ喰って寝るだけマイライフ アイドンノウ アマチュア風情の 爆裂ハナタラシ 信心深いふり おせっかいワンダーボーイ ありそでなさそで 死ぬまで七転八倒ライフ イッツマイライフ イッツマイライフ MONZETU ITSMYLIFE 暇すぎてあくびのマイライフ 酒飲んで寝るだけのマイライフ アイドンノウ |
メタルボーイMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 右手はマシンガン 左手がバズーカ ボディは鋼鉄 人造人間メタルボーイ 右目はスコープ 左目からレイザービーム 悪者探して 24時間パトロール 大嫌い 大嫌い 社会のクズが大嫌い 見つけたら即ぶちのめす メタルボーイ アイアンソルジャー デストラクティブポリスメン 右足イナズマ 左足は日本刀 獲物は逃さない 地の果てまで追ったくる 大嫌い 大嫌い 社会のクズが大嫌い 容赦無し 容赦無し 怒りの鉄拳振り下ろす 懺悔しな 懺悔しな あの世でたっぷり懺悔しな 徹頭徹尾ぶちのめす メタルボーイ アイアンソルジャー デストラクティブポリスメン |
トーキョーロストMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 心臓 擦り切れる感覚 軋轢 抗いもできずに 硬直 作り笑いのまま 哀愁 ぶら下げて イン トーキョー 整列 右へならえのまま 行列 マネキンの行進 同類 生ぬるい感触 友好 馴れ合って イン トーキョー 摩天楼の片隅で 片寄せ合って群れをなす 顔色だけ伺って 握手で腹を探り合う 吠え面をかく気概さえなく 震えているモルモットたち 思考停止で誘導される 宙ぶらりんのパペットたち ホームシック ホームシック ホームシックのロストボーイ ホームシック ホームシック ホームシックのロストガール 帰りたいのに帰れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 戻りたいのに戻れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 暴風 雨は横殴りで Tシャツ 肌にまとわりつく 脅迫 一触即発で 蒼白 血の気が引いていく 母さん こっちの生活にもずいぶん慣れて 最近やっとみんなとおんなじ顔になりました イン トーキョー 最終列車はすし詰め 存在消して紛れ込む 繋がり合えると信じ込む 不安で押しつぶされそう 吠え面をかく気概さえなく 震えているモルモットたち 思考停止で誘導される 宙ぶらりんのパペットたち ホームシック ホームシック ホームシックのロストボーイ ホームシック ホームシック ホームシックのロストガール 帰りたいのに帰れない 宙ぶらりんトーキョーロスト 戻りたいのに戻れない 宙ぶらりんトーキョーロスト |
NAKAYOSHI 11MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | ボクら11人 なかよし11人 ある日1人目が姿くらました 次の日2人目車にはねられた 2人居なくなり 残り9人になってしまった 3人目はひどい伝染病にかかった 4人目は怖い人に捕まった 5人目はビルの屋上から飛んだ 6人目が乗った船は二度と帰って来なかった ボクら11人 なかよし11人 6人居なくなり 残り5人になってしまった ボクら11人 なかよし11人 たった5人では 野球もバレーもサッカーもできないよ 7人目は山で白骨で見つかった 8人目は川でピラニアの餌食 9人目の乗った飛行機が落ちた 10人目は刑を執行されてしまった みんな居なくなり ボクだけが残った みんな居なくなり ボクだけが残った たぶんそのうちに ボクもそこに行くよ たぶんどこからか 狙われているよ ボクら11人 なかよし11人 |
hit paradeMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 絶望的な気分が 蔓延してる空気に 絶望的な気分が 蔓延してる空気に ロックンロールレコードかけて はっちゃけるのさ 夜通しで レッツゴーヒットパレード 大声上げて レッツゴーヒットパレード 歌ってみれば 大抵のことはどうでもよくなるさ エルビス ビートルズから ラモーンズ マイケルジャクソン レッチリ JB ボブディランまで DJ気分 克也ばり レッツゴーヒットパレード 声を合わせて レッツゴーヒットパレード 歌ってみれば 大抵のことはどうにでもなる オルタナティブ 初期衝動呼び覚まして サイケデリック 扉の向こう側へ レッツゴーヒットパレード バラードかけて レッツゴーヒットパレード 悲しい気持ち 今夜のうちに洗い流して レッツゴーヒットパレード 大声上げて レッツゴーヒットパレード 歌ってみれば 大抵のことは忘れてしまうさ |
sparkle musicMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | ボクら もっと高くまでいこう ボクらもっと高くまでいこう 目一杯両手を伸ばして 銀のダイナミックマイクで ボクの声よ届け まばゆく気高い 祝祭ミュージック キミはなまめかしく踊ってる ぜんぶ解放して いつか音楽止まっても 踊り続けていてね 静寂もまた リズムになる ドラッグや宗教や天国より アゲてくれる まばゆく気高い 祝祭ミュージック ドラッグや宗教や天国より 気持ちイイ まばゆく気高い 祝祭ミュージック |
wild fancy summerMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏・藤田勇 | | イェー ギンギラ太陽 イエー サンサンなサマー ステッペンウルフ気分で アクセルブンブン吹かして タンデムシートにアロハガール パツキンロン毛なびかせて フォーミー フォーミー そんな妄想ソングを シングアソングフォーミー イエー シーサイドバンバン イエー 波乗り日和 小麦色したサーファーガール チューブの中から投げキッス 胸打ち抜かれてワイプアウト ビッグなウェンズデイやって来る フォーミー フォーミー そんな妄想ソングを シングアソングフォーミー フォーミー フォーミー ボクに妄想ソングを シングアソングフォーミー イエー 夏はセレブレーション イエー 夏はアバンチュール セレブリティのパーティ 目配せしてくる令嬢 チークタイム抜け出して ベッドルームでロックオン フォーミー フォーミー そんな妄想ソングを シングアソングフォーミー フォーミー フォーミー そんな妄想ソングを シングアソングフォーミー フォーミー フォーミー 引きこもりがちのボクに シングアソングフォーミー |
nutsMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 使い古しのジョーク ひとつふたつ ポケットに忍ばせ 夕暮れの街を行こうか 人生ってのはケセラセラさ なんて 顔に似合わないセリフ吐いた アイツのこと懐かしんで 笑い押し殺して涙堪えてる 今でもクサってるなら 生意気なままやりきって欲しいよ 助走つけて跳躍するのさ 不恰好なファイティングポーズで 夕陽浴びて顔赤く染めて くしゃくしゃの笑顔のままで ファイティングポーズで 夢の途中で 列車を降りてった友達のこと 不意に思い出したりして 立ち尽くす それでも行くって 自分に誓ってる 溢れる情熱が ただそれだけが ボクらを連れてゆく 助走つけて跳躍するのさ 不恰好なファイティングポーズで 夕陽浴びて顔赤く染めて くしゃくしゃの笑顔のままで ファイティングポーズで ボクら夕日を背に 何度もファイティングポーズで ボクら夕日を背に いつまでもファイティングポーズで |
long long longMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | ずっと待っていた キミを待っていた ボクを上手に 騙してほしい これが最後でも いいと思うから ボクを上手に 騙してほしい 8月の影を 色濃く落として 容赦はしないで 夏の道連れさ 手がかりもなしに 追いかけ続けて 振り払うように ただ走り続けて ずっと待っていた キミを待っていた 知らない場所へ 連れて行きたいから |
Black NightmareMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 五月雨 ナイトメア 怯える シャドウ 雨ざらしで 悲鳴が クライアウト 記憶は ブラックアウト がんじがらめ やるかやられるか 一撃喰らわす 地獄へ道連れ ブラックナイトメア 五月雨 ナイトメア 切り裂く サンダー 闇に光る 朽ち果てる前に 一撃喰らわす 墓場へ道連れ ブラックナイトメア |
ライフイズブルー百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 空は青いと 決めつけるなら 僕の心は 群青色さ 星の見えない 夜空は暗く 僕の姿は 黒に消される 夜から朝へ 昼から夜へ なにげない日々 やり過ごしてく オレンジを買って ウチへ帰ろう 靴を放り上げて 明日天気になあれ また夜がやってきて ひとりきり 何度も嗚咽を押し殺して 空は青いと 決めつけるなら 僕の心は 群青色さ このまま黒に染まってくなら 青空の中 とけてしまいたい |
ハロージャック百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 階段を降りて ドアを開ける カウンターの隅に 滑り込む 寡黙な男に 目配せして 乳飲み子のように 喉を鳴らす 琥珀色した液体で 酩酊の向こう側へ グラスの雫 指で撫でる 気だるい仕草 タバコ燻らす 時計の秒針か ビート刻む 無限の感覚が 辺りをたゆたう 琥珀色した液体を 静脈に打ち込んで |
砂時計百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | セピア色 回転木馬 がたごとと回る その速さに 怖気づいた 僕を見て 笑う 今はただ おやすみ 砂時計 止めて 朽ち果てた 道しるべと おぼろげな面影 近づいては 遠ざかる めまいにも似た 記憶 今もまだ その胸が 高ぶっているのなら 走れ 走れ 息を切らして 走れ 走れ 光へ向って |
SICK JITTA百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ああやらかした ココはどこ? 君は誰? また永遠の真ん中あたりか 後悔と落胆で へのへのもへじだ うらめしいほど 忘却の彼方 最悪のタイミング また SICK JITTA ねぇ神父さん 今すぐに懺悔したい 性懲りのない 僕も悪いケド 神さまのお戯れ カマをかけられて ちょっと魔が差して 魂を売った 弁解を聞いとくれ また SICK JITTA いわば有名シェフの気まぐれランチさ たぶん超常現象 説明不能のミステリー 最悪のタイミング また SICK JITTA SICK JITTA SICK JITTA..... |
ピンチヒッター百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | いつでもすぐ飛んでくから 声かけてね いつ呼ばれてもいいように ほら 準備万端さ 九回裏 二死 一二塁 ココが運命の分かれどころ 技術と経験がものをいう まさに僕の出番だよ ピンチヒッターとは失礼な チャンスメイクが僕の仕事さ 敵もさる者 ココで勝負に出るべきだ お立ち台に立ってフラッシュ浴びてる その様を 夢想するだけのベンチウォーマーは もう懲り懲り ピンチこそがチャンス チャンスは今 それをモノに出来るのが僕で 君の人生一発逆転 そう まだ僕が必要なのさ 胸のすくよな放物線を描く イメージを 夢想するだけのベンチウォーマーは もう懲り懲り 君がピンチになった時は 声かけてね 君の人生には まだ僕が そう必要なのさ |
中央沿線午前四時百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 終電乗り過ごして 酩酊激しい午前二時 中野?阿佐ヶ谷?高円寺?今のオレ 消息不明 iPhoneの電池エンプティ さしずめ ハンプティダンプティ 意気揚々で千鳥足 適当な店に フェード イン ドアの向こうは別世界 ここはスナック動物園 カウンターに並ぶ猛獣たち 今のオレ 迷える子羊 飛んで火に入る夏の虫 後悔しても 後の祭り しゃがれ声のママ そのフェイスは マントヒヒ ウチは明細会計セットで3千円 カラオケは別途 1曲2百円 オレはキレイな緑色した鏡月ボトルの中身が 大五郎で無い事だけを祈る 毛むくじゃらのゴリラ マイクを強く握りしめ 感情を込めて歌う その曲は吉幾三 過剰に掛かるエコー 絶妙にズレるメロ でも でも でも 琴線に触れて 涙ポロポロ 郷に入ればナンとやら マイクリレーがオレに届くと カラオケリモコン ピポパして 大五郎をグイと空け おもむろに立ち上がり そっと瞳を閉じて よみがえるあのメモリー 歌い出すあのメロディー 終電乗り過ごして 酩酊激しい午前四時 いつまで続く 宴はエンドレス ドアの向こうは楽天地 ここはスナック動物園 都会のオアシス 摩天楼の蜃気楼 |
スーパッパ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | アンタはとんだ欲しがり屋 しょんべんくせー野郎だな どうなってんだよ オツムは のんべんだらり うわの空 ほら どっかへ飛んでった アンタはとうにお終いだ 頭上にハエがたかってる 寄ってたかってエゴまみれ どうせこの世は鬼だらけ まぁ せいぜい頑張って 七転八倒 エブリディ 正気と狂気の フォークダンス どんでん返し ノンフィクション 威勢の良さが チャームポイント ほら どっかへ飛んでった まぁ せいぜい頑張って ほら 杓子定規に 他人行儀に 空は青かった 青かった |
アドワナダイ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない 子供の頃 夢に見たんだ 空を飛んで 葬儀場の上へ 友達みんな 集まってる 遺影の写真 僕の顔だった 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない アドワナダイ!! 黒い服着て みんな神妙として 泣いてるヤツ 我慢してるヤツ 「あ、なんだアイツは平気そうだなぁ」って冷静な僕 天上から確認して 可笑しくなって ツッコミ入れて 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死んでも 死んでも 死んでも 死にきれない まだ死ねない まだ死ねない まだ死ねない 死にたくない 死にたくない 死にたくない アドワナダイ!! |
ロックンロールハート(イズネバーダイ)百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | もし僕が死んだら 葬式はいらない 仏壇も花もいらない 戒名は必要ない とっとと灰にして 花咲かじいさんみたいに 撒き散らして 欲しい ただこの心臓が 止まるその前に そこそこ楽しい人生だったと 宣言するから 僕に 会いに来て 直接笑って バイバイして 欲しい でも ロックンロールハートはネバーダイ 燃え尽きてしまっても ロックンロールハートはネバーダイ ゾンビみたいに生き返る もし僕が死んだら 涙なんかいらない 思い出話の ひとつふたつみっつ みんなで集まって 酒のつまみにでもして欲しい ロックのレコード 楽器も本も 洋服もバイクも 僕のもの全部あげる ボロボロのギターは どうか オマエにもらって欲しい そうロックンロールハートはネバーダイ オマエがギター弾いたら ロックンロールハートはネバーダイ ゾンビになって 生き返る ロックンロールハート イズ ネバーダイ!! |