邪教・拝金教BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | Make Money Money Make Money Make Money Money Make Money 友情を売れよ 道徳を捨てよ 誰より儲けよ ルールなどたわごと 弱者を食えよ 搾取し尽くせよ その血塗れの口座に余を喚べ 得る機会は平等 余の加護は甘美 濃厚 授けよう 世界がひれ伏す力を ヒトは余をMoneyと 資本と 金と呼ぶよ 余を掴めぬ負け犬は飢えて死ね! 大ボラを吹けよ ガラクタを売れよ 雄弁は銀? だが金になるだろう 札束で打てよ 人心を買えよ 名声も夢も 未来は意のまま 買えぬ愛など無し 消せぬ命など無し この青い惑星を統べるMasterCard ヒトは余をドルと ユーロと ¥と呼ぶよ 稼ぐ能が無い奴らは媚でも売れ! 民よ 民よ 余を崇めよ 神と 紙幣(かみ)と 全能なる王(ウォン)と 千と万と億と稼げよ 限りある富を追え WINNER-TAKES-ALL! 雄叫びを上げ 掴み取れ 朝も昼も夜も捧げよ 換金せよ 生を Say TIME-IS-MONEY! Make Money Money Make Money Make Money Money Make Money ブッダよメシアよ 悪いな 此度も余の勝ち也 見よ 地上を 燃えている 余の魔力の前に愛も道徳も死に絶えた 見よ 鬼の形相で奪い合うヒトどもを見よ 見よ! 汝(うぬ)ら神が何度 この宇宙(そら)を やり直そうとも 愚かなるヒトは その度 余を産み出すだろう 微笑を凍らせて雲の上から見てろ 生きとし生けるものが 余に頭垂れる様を 平和に 教育に 医療に 芸術に この世の凡ゆるものに 値札 ぶら下がる様を! 「神よ 神よ 俺を救えよ」 路地に生きる少年は祈った ゴミを集め 稼いだ金貨が 彼の目には星より光って見えた 民よ 民よ 余を崇めよ 神と 紙幣と 全能なる王と 千と万と億と稼げよ 限りある富を追え WINNER-TAKES-ALL! 金 持つ者へ光あれ 子 孫に ひ孫に託せよ 換金せよ 生を Say TIME-IS-MONEY! 民よ 民よ また逢おうぞ 次の世でも その次の世でも 貴様らを真に支配しているのは誰か 何か 思い知るがいい Make Money Money Make Money Make Money Money Make Money |
人工衛星BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | In the dark everyday I'm a satellite around the earth With Black-hole, U.F.O, Mr. Moonlight, Alien 30,000km向こうの輝く世界を観てる 僕は独りぼっちの人工衛星 「愛とか友情とか解析不能」と吐き棄てて アルカディア求め 旅立ったけれど 人工衛星 天気晴朗なれど波 高し 人工衛星 SYSTEM ALL GREEN 感度良好 人工衛星 振り返って気付いてしまった 「地球は青かった」と 僕はもう二度と戻れない だから歌おう 君が立っている星の青さを伝えよう 絶望 点火して発射寸前の君のラジオに向かって 応答は不要 他人との間に生じる万有引力を 切り棄て僕らは自由へ飛び立つ 30,000km向こうの輝く世界を観てる 不自由なカメラ・アイで輝く君を観てる 人工衛星 無重力へ逃避して初めて知る 人工衛星 両脚に力込め 立つ尊さを 人工衛星 その軌跡は喩え一歩でも 偉大なるDISTANCEだ 僕はもう二度と戻れない それでも行こう 孤独エンジンを止めて君に墜ちて行こう 大気圏で燃え尽きる僕の光を見せるよ 追悼は無用 僕はもう二度と戻れない だから歌おう どこか恋にも似たこの感情を伝えよう 絶望 点火して発射寸前の君のラジオに向かって 応答は不要 僕はもう二度と戻れない それでも行こう 孤独エンジンを止めて君に墜ちて行こう 大気圏で燃え尽きる僕の光を見せるよ 追悼は無用 In the dark everyday I'm a satellite around the earth With Black-hole, U.F.O, Mr. Moonlight, Alien But in your eyes and your ears I wanna be a meteor star It's time to say Goodbye I love you I love you |
Dream On!!BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海・外園一馬 | Dream On!! 呼吸を切らし 駆け続けてきた 視界霞み 意識は飛びそうだ だけど足はギアを上げていく 自分のじゃないくらい痛く 重いのに 壁も殴り壊せるさ 羽が無くとも飛べるさ 夢見てる間 君は無敵だから Dream On!! 常識を踏み台にして 頂へと駆け上がれ Dream On!! 向かい風の強さは 己の疾さの証 Just Dream On!! とうに超えた限界の向こうで 苦痛は笑みに変わり 零れていく 鼓膜 破りそうな鼓動の音 死にそうなほど 「今」を生きている 視界 遮る嵐も シャワーの如く心地良い 乾いた心が人生を潤す Dream On!! 定石なんて蹴飛ばして 一直線に駆け登れ Dream On!! 落ちる怖さも緊張も 積み上げた努力の印(しるし) So Dream On!! 壁も殴り壊せるさ 羽が無くとも飛べるさ この夢よ永遠に醒めないでいて 夢中でいさせて Dream On!! 常識を踏み台にして 頂へと駆け上がれ Dream On!! 向かい風の強さは 己の疾さの証 Just Dream On!! More Speed Up!! あの日描いた 理想の自分に いつか 追い付き 重なる日まで More Speed Up!! Just Dream On!! |
数學少女BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 3.141592 65358979 32384626 43383279 50288419 50288419 71693993 75105820 97494459 23078164 06286208 99862803 99862803 48253421 17067982 14808651 32823066 47093844 47093844 6095505が 数學と文學と音學に於いて3であることを証明する 数學と文學と音學の調和 数學と文學と音學の邂逅 数學と文學と音學の戦争 数學と文學と音學の軌跡 アインシュタインと太宰治と ベートヴェンとニュートンと ヘッセとバッハと 芥川龍之介と 狂想と 協奏と 共創の狂騒と 数學と文學と音學の交点で ピタゴラスと志賀直哉と モーツァルトとフィボナッチと ハイドンとカフカと 夏目漱石と 想像と 創造と 総総の葬送と 数學と文學と音學の中心で 少女は踊り始めた |
数學少女ZBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | ケンモチヒデフミ | 3.141592 65358979 32384626 43383279 50288419 71693993 75105820 97494459 23078164 06286208 99862803 48253421 17067982 14808651 32823066 47093844 6095505が 数學と文學と音樂に於いて3(BURNOUT SYNDROMEZ)であることを証明する 数學と文學と音樂の調和 数學と文學と音樂の邂逅 数學と文學と音樂の戦争 数學と文學と音樂の軌跡 アインシュタインと太宰治と ベートーヴェンとニュートンと ヘッセとバッハと 芥川龍之介と 狂想と 協奏と 共創の狂騒と 数學と文學と音樂の交点で ピタゴラスと志賀直哉と モーツァルトとフィボナッチと ハイドンとカフカと 夏目漱石と 想像と 創造と 総総の葬送と 数學と文學と音樂の中心で 少女は踊り始めた |
SPEECHBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | I have a dream. 思い出して 夢があることを 迷える私よ 胸の奥の演説台から 今 聴こえる 自分自身からの激励のSPEECH Listen to the speech, now let us fight to fulfill our own vows on that day. I have a dream TODAY! (その演説に耳を澄ませ。 我々にあの日の誓いを果たさせんとする、その演説に。) I have a dream. 思い出して この道程を 膝 抱く私よ これまでも 何度も何度も 不遇の日々を越え 強くなってきたでしょう? 「だって」「どうせ」「私程度じゃ…」 自己否定の兇弾の中 拳を振って叫ぶよ I have a dream TODAY! 立て私 歯を喰い縛り 光 差す地平へ 人知れず重ねた努力も 苦悶も 全部 知っているから 私よ I have a dream. 止まらないで 積み上げた地位に胡座掻く私よ 下ばっかり見て 悦に浸るのは 俯いているのと同じだ 「限界さ もう」「才能など無い」 自己嫌悪の兇刃 前に 空 指差して叫ぶよ I have a dream TODAY! 立て私 約束しただろう? 光 差す地平へ 諦めの悪さで此処まで歩けた ならば何処までも行けるよ 牧師(キング)のように 戦うよ 「他人より劣る」と自分を差別する自分と 喜劇王(チャップリン)のように 笑い飛ばしてやる 思考を暗き方へ導く独裁者を 仙人(バック・ホー)のように 共に行く 絶望のボーイングB-52の無差別爆撃(ローリングサンダー)の中を 大統領(リンカーン)のように 励ますよ 毎夜 私の私による私のためのSPEECHで 鉄人(サッチャー)のように 哲学者(ガリレオ)のように 殉教者(ガンジー)のように 王者(モハメド)のように 今 放つよ SPEECH! I have a dream TODAY! 立て私 歯を喰い縛り 光 差す地平へ その勇姿を何時も見ているよ I have a dream TODAY! I have a dream TODAY! 病める日も健やかなる日も 死ぬまで ずっと応援しているよ 私よ Listen to the speech, now let us fight to fulfill our own vows on that day. Harken!(聴け!) “Fight for Liberty!” (「戦おう、自由のために!」Charlie Chaplin 1889~1977) “Yes, We Can.” (「我々には出来る」Barack Obama 1961~) “The government of the people,bythe people, for the people.” (「人民の人民による人民のための政治」Abraham Lincoln 1809~1865) “東方的文化是王道” (「東洋文化は王道である」)(孫文 1866~1925) “Eppursimuove.” (「それでも廻っている」Galileo Galilei 1564~1642) “DONG BAO NGHE TOI NOI CO RO KHONG?” (「私の声が聞こえますか?」Ho Chi Minh 1890~1969) “Live as if you were to die tomorrow.” (「明日死ぬかのように生きよ」Mohandas Gandhi 1869~1948) “Stay hungry, stay foolish.” (「ハングリーであれ、愚かであれ」Steve Jobs 1955~2011) Mine eyes have seen the glory.(私はこの目で栄光を見た) “I have a dream TODAY! ” (「私には今日、夢がある」Martin Luther King 1929~1968) FOREVER! |
世界は愛で満ちているBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 江口亮・熊谷和海 | 厳かに響くアヴェ・マリアさえ ハンカチに顔 埋める母さえ どこか遠く 夢の中に来たみたい 父と並び 行くヴァージン・ロード 厳しかったあの手が震えていて それ以上 涙 堪えきれなかった ああ ヴェールを優しく上げる貴方の 最愛の瞳 その真ん中に私はいる 「世界は愛で満ちている」 今ならそう信じられる 曇りなき空のような鐘の音 世界は愛で満ちている 私が思っていたよりも ずっと 遠くから駆けつけた友たちも 鳴り止まない祝福の拍手も 眩しすぎて 幻を見ているみたい 世界に嫌われている気がしてた どこにも居場所がない気がしてた 暗い幕を一枚 被って生きていた ああ ヴェールを上げてくれたのはあなた 愛とは何か 気付かせてくれた稲光 「世界は愛で満ちている」 今ならそう信じられる イバラ道吹き飛ばす 花吹雪 暗闇なんて怖くない 私はもう知っているから これまでもきっとそう そしてこれからも 世界はいつも愛で光 満ちている 「世界は愛で満ちている」 今なら そう信じられる 天まで届くようなファンファーレ 「孤独だ」なんてもう言わない 私は一人じゃない 今日の日の感動を永遠に忘れない 世界はいつも愛で光 満ちている その中心で あなたと生きていく ドアを開いて未来へ駆けていく I Love This World. |
世界を回せBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | ヘッドライト消して外 出れば 星をぶちまけたような夜空 次の街までは未だ遥か 車内で響く鼾のハーモニー 後 幾つの山を越える? 舗装も保証も無い道を 軋む 車体 アンプ揺らし 「正解の分からぬ不自由さこそが自由だ」 なんて歌 届けに 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 丸い世界は何処に立ってたって中心は其処さ だから 世界を振り回してみせて 焼けつく日差しに掌を翳し 迷い迷って着いた目的地 遅刻ギリギリのトラブルも バカな仲間と笑い飛ばして パズルみたく積んだ機材 崩さぬように 降ろしていく 無駄なモノは一つも無い 四角いケースの中 熱 帯びたマイギター 錆びついた弦 切り飛ばす 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 青空に広がる入道雲 形を変えて 風に漂って 未完成に進む 未だ見ぬあなたに出逢う為 死ぬまで旅して生きたい 駆け出す 歓声が今 呼ぶステージへ 一斉に天へ突き上げた拳 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 丸い世界は何処に立ってたって中心は其処さ だから 世界を振り回してみせて |
セツナヒコウキBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 東京へと続く白い路が ゆっくりと青空に伸びていく 村外れの向日葵峠から 出来たばかりの空港を君と見ていた 夏 永遠に続くような畦道で 干からびて蚯蚓が死んでいる 此処に居たら僕も乾いていく だから明日東京へと旅立つ 麦藁帽子の君が俯く お揃いのネックレス揺れる 「さよなら」も言えず 君と視線が合った 刹那 飛行機が頭上2000フィートで 君が言った「何か」を掻き消した そして二人は別れたかも知らぬまま 愛し合っていく 夏 最後まで鳴らなかった携帯の 電源落としながら思うのは 都会への期待でも不安でもなく 見送りに来なかった君の事 動き出した飛行機の窓の外 瓢箪山の麓をふと見れば 国道沿いの向日葵峠から 君が大きく手を振っていた 麦藁帽子が飛びそうな程 何度も躓き 蹌踉めいて 精一杯 君は何か叫んでいた 刹那 飛行機の爆ぜるジェットエンジンが 君といた季節を掻き消した そして二人は別れたかも知らぬまま 愛し合っていく 恋と夢を乗せた機体が航路を外れて急旋回 空中分解して そうして僕は夢を選んで落ちていく そこで目が覚めた 刹那 飛行機が雲から抜け出し スカイ・ツリーが寝ぼけ眼に突き刺さった 気圧差で音の消えた世界 荒れ狂う鼓動が埋め尽くした 東京 刹那 飛行機が時速200ノットで 哀しみを覚悟に昇華した 進め青春を いつも明日照らすのは夏 そして太陽と無限大の群青 群青 |
タイムカプセルに青空をBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 補習抜け出し校舎裏 二人隠す木漏れ日 高校最後のサマーデイズ 埋めようタイムカプセル 君は少し呆れ顔 僕が渡した匣の軽さに そうさ 何一つ入れちゃいない だけど単に空っぽって訳じゃない タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 形には出来ない青さを 未来に伝えたくて この惑星で僕ら 巡り合って愛し合った奇跡を 十年後も覚えてたなら また 蓋が開く そんなタイムカプセルにしよう 本当に大切な物は いつも無色透明だ まるで水や空気の様に 明日照らす光の様に 君が抱える匣は重そうで 如何にも君らしい 振ったらガシャガシャ 金属の音 開ける頃には錆びているだろう タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 幼さ故の空回りも 二人なら笑える 未来の僕らへ きっと風化した想いも在るでしょう それでも貴方は僕だから 振り向かず歩いていけ タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 形には出来ない青さを 未来に伝えたくて この惑星で僕ら 巡り合って愛し合った奇跡を 十年後も覚えてたなら また 蓋が開く そんなタイムカプセルにしよう |
ダーウィンに捧ぐBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | 大地から手を離せ 二本足で立て 名も無き草原に 遥か地平から 眩い光が射していた 一匹の猿が今 生まれた意味を知る為 旅立とうとしていた 「意味の無いことは止めなよ 餌も水も家も此処にある」 仲間達はそう嗤ったが 「俺は地に落ちて泥塗れの安心にはウンザリしてんだ」 大地から手を離せ 二本足で立て 空になった手で抱き合えば良い ヒトは愛を知って進化する 道無き未知は怖い だからこそ行け 決まりきった未来を棄てる時 始まるんだよ 君の歴史 旅を続ける内 一匹 又 一匹と 同志が彼の後に続いた その群れの頭上を 信天翁(あほうどり)が一羽 風を切って追い越していった 「それが進化かい? 劣等種よ 腕など羽に及ぶまい」 鳥は消魂(けたたま)しく嗤ったが 「この手は繋ぐ為にある 翼なんか要らねえんだ」 大空を睨みつけ 目指す世界の涯 力無き自分を認めれば 孤独は孤高へと深化する 今 同じ夢を見て 追う友がいる 独りではないって気付いたら ヒトになった 人類の夜明け ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ この進化を ダーウィンに捧ぐ 大地から手を離せ 二本足で立て 空になった手で抱き合えば良い ヒトは愛を知って進化する 夢を自由を取り戻せ 二本指 翳せ 栄光のサインを掲げ 皆 理想の世界へ歩いていけ 誰の猿真似でもない 本当の自分を 嗤われる覚悟が出来た時 始まるんだよ 君の夜明け |
墜落 / 上昇BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | いつから僕らはこんな風に素直に笑えなくなったのだろう? このまま地上で生きるなら、あの空などいらないよね。 蒼天井に歪んだ光を見たのだ。 鳥になりたくて屋上から飛ぶ。 僕はもう今は、自殺志願者なんかじゃあなくて。 或る、鳥人間。 スロウモーションで迫る地面。 重力は僕を赦さないんだ。 なぜなら、僕は君のように楽園なんか愛せやしないから。 「空、見ろ!!とんだ大ボラ吹きだ!!」って、 誰もがきっと僕を笑っているだろう。 チェーンソウで奏でた貴方の音色は闇を弾き裂いて、また、空を照らす。 けど、僕は今や追放者。 楽園の住人じゃあなくて。 …誰でも良いから翼をくれよ。 地面はそこまで来ている。 確かに空には近づけた。 けど、 覚えていてくれよ。 このブザマな姿を。 僕らが歩道の滲みになっても。/アナタを導く一等星になっても。 あの娘はいつも、いつでも、窓の外を見ていた。君に見せたくて僕は、 |
庭球行進曲BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 江口亮・熊谷和海 | 15の恋(フィフティーン・ラヴ) 夏が来る度 思い出す15の恋 蝉時雨 降る放課後 『15-0』 夏のコートに響き渡る 『30-0』 一年審判の声 『40-0』 汗だくの僕を突き刺す 『もう1-0?』 ダルそうなギャラリーの野次 君は女子のエース 僕は男子のベンチ 敵う筈無いけれど 僕には大事な日 密かなる決意 胸に コートに立ったは良いけれど ガットに掠りもしないサービス・エース 15の恋 夏が来る度 思い出す15の恋 陽炎 揺らぐ真夏日 『15-0』 夏のコートに響き渡る 『30-0』 君は息も切らさずに 『40-0』 3セットと共に風と散る15の恋 雷鳴 迫る夕暮れ 君は空を見ていた トスを透かし見ていた 僕は君を見ていた いつも君を見ていた 君が好き。 でも僕じゃあ 練習相手にもならないか もう届く気のしないサービス・エース ららら… もしかしたら もしかしたら 届いたかもしれないのになあ 追い掛けもしなかったサービス・エース もう二度と戻らないサービス・エース 今もまだ夢に見るサービス・エース 瞳に灼き付いたままのサービス・エース! |
東名高速道路清水JCTを時速二〇〇キロメートル超で駆け抜けるのさBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 月の灯は側溝に沈んで、 君を殺した曲線が見えたのだ。 僕も此処で死ぬんだっけ? エンジン音高く響かせて雨を待つ僕のハイエースは 遠心力で宙を舞うギリギリで逃げる未来を追いかけて 東名高速道路 清水JCTを時速 ニ○○キロメートル 超で駆け抜けるのさ。 平行世界への パスポート。 助手席で寝たフリしている お前を起こすのはあと少し待とう。 新居の間取りを思い描いている。 十年後も二十年後も愛しているよ。 お前を。 A/C、ON。 加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく車線変更の度、指示器の BPM で作曲している、 「8、東名高速道路清水JCTを時速ニ○○キロメートル超で駆け抜けるのさ」 平行世界へのパスワード。 排気ガスのせい(?)か最近半透明な未来を照らすのは多分、走馬灯。 月の灯は側溝に沈んで、君を殺した曲線が見えたのだ。 僕は此処で死にたい。死に、たい。 A/C、ON。加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく 車線変更の度 指示器の BPM で作曲している。 エンジン音高く 響かせて雨を待つ 僕のハイ・エースは 遠心力で宙を舞うギリギリで 逃げる未来を追いかけて 東名高速道路清水JCTを 時速ニ○○キロメートル超で駆け抜けるのさ。 平行世界へのパスポート。 助手席で寝たフリしているお前を起こすのは 富士山影と、「おはよう」。 チャイルドシートで泣き出した希望よ、 お前とこの歌を歌えるまで あと少し生きよう。 A/C、ON。 加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく車線変更の度、指示器のBPMで作曲している。 エンジン音高く 響かせて雨を待つ 僕のハイ・エースは 遠心力で宙を舞うギリギリで 逃げる未来を追いかけて 翔ぶ。 |
DragonflyBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 裸足に伝わる地熱に灼かれて 自分という殻から翔び立つ2秒前 誰にも見えない其奴に跨り 今 僕は僕の涯へ行こうと思う 君のはどう? 左胸 最奥でさ 脈打つ竜はさ 火を噴いてるかい? 「俺はもっと翔べる! 疾風く 孤高く 巧緻く 魅力強く 耽美しく!」 世界の涯だって 何処だって行ける 何度だって 墜落したって 水飛沫を上げて 他人が嗤っても 讃えても どーでも 僕は唯 僕の中の無限に 青空に戀をしているだけ 羣で飛ぶ鳥や 器用に生きる猿を 妬みの目で見た昨日にサヨナラ 誰にも真似など為せない 出来ない程 僕は僕を極めようと思う 時にはそう 鱗剥がれ 翅破れ 雨宿る竜がさ 禅問答さ 「俺の生は是か?非か?是か?非か?是か?非か?是か?」 もー!五月蝿くて寝れやしねぇ! メダリストだって ノーベリストだってそうだろう 自問自答の涯 放った一縷の光 何か遺すとは 死に打ち克つこと 僕はそう 僕の生きる理由を 太陽を定義して翔ぶ 裸足に伝わる地熱に灼かれて 翔び立つ2秒前 凍てつく夜から 血の滾る朝まで この人生を堪能したいと思う 愛したいと思う 世界の涯だって 何処だって行ける 何度だって 墜落したって 水飛沫を上げて 他人が嗤っても 讃えても どーでも 僕は唯 僕の中の無限に 青空に戀して 風に期待して 地平に光を見て翔ぶ |
ナイトサイクリングBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 深夜零時の呼び出し 「流星を観に行こう」 君は自転車の後ろを指差し笑った 私は融けてく 闇に風に世界に 嵩を増してく 喉に詰めた白紙の恋文 苦しくて叫んだ ヘイ マイ ドライバー 飛ばして 星の降る夜を自転車 壊れるくらい もっともっと飛ばして 今から君の背に書く文字は 夜の風の所為にしておいて 海の香りがしてきた 目的地は近い 君は坂道登り切り 「交代」って笑った 私は漕ぎ出す 淡い電灯頼りに 恋路という凸凹道を 少女漫画みたく上手く云えない 恋のペーパードライバー 飛ばすね 星の降る夜を自転車 揺れるから ほら もっとギュッと掴んで ア・イ・シ・テ・ルと5度鳴らすベルは 悪路の振動の所為にしておいて 恋だと気付いた瞬間 切れたブレーキ 空回る車輪 車体 跳ねる 今 自転車は坂 駆け下りて止まった 終着点だ 海だ 星の砂浜を自転車 飛び降りて君は走り出した 自転車止め 後を追う 星がまるで合図のように流れた 胸一杯に息を吸う 名前を呼ぶ 君が振り返った どうか笑わないで聞いて あのね 君が好きだよ 嗚呼 朝焼けの中を自転車 壊れるくらいもっと もっともっと飛ばして 今から君の背に書く文字は 先刻の余熱の所為にしておいて |
ナミタチヌBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 朧気に揺れる光が見えた 水面は直ぐそこだ 深海魚は急ぐ 胸を高鳴らせ 海の底には勝ちも負けも無い 何も成し遂げず 唯 朽ちていく そんな未来 変えたくて 昇って来たんだよ SPLASH! 僕は未だ僕の姿 知らぬ SPLASH! 大海の王か 井の中の蛙か SPLASH! 一寸 怖いけど SPLASH! 結構 期待している SPLASH! 陽の当たる舞台(ステージ)へ今 飛び出す 今 飛び出す 轟け 世界に 僕の水飛沫よ 深海の暗闇で砥ぎ続けた僕の光 どうだ これが僕だ いつかの劣等感(コンプレックス)が 崇高な舞となって 海を空を虜にする Make a SPLASH! 聴こえるでしょう? 波達の満場総立(スタンディング・オベーション) 朧気に揺れる光へ駈ける 何度だって挑むよ 次こそもっと疾く もっと もっと高く 海の底では気付けなかっただろう 世界がこんなに青く 美しいこと 夢を分かち合える 仲間が居ること 僕が何者かは知れたけど 此処が旅の終点ではない 寧ろスタート 上を見れば 無辺の青が広がっている SPLASH! 僕は未だ空の高さ 知らぬ SPLASH! 涯はあるか? 何処まで飛べるか? SPLASH! 最高の一瞬を SPLASH! 追い求めていく SPLASH! 僕らの青春を今 始める 今 始める 轟け 世界に 僕の水飛沫よ 深海の水圧で叩き上げた鱗 光り どうだ これが僕だ いつだって最高潮(クライマックス)だ この高鳴りよ 深海まで響いていけ Make a SPLASH! 聴こえるでしょう? 波達の満場総立 割れる様な満場総立 |
2020年渋谷の旅BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 2020 : SHIBUYA ODYSSEY COVID-19、かく語りき。 「ハチ公前、カップルの奇声、 香水と副流煙、スーツの群れ。 全てが眩しい、奇跡の日常。」 |
ハイスコアガールBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ 13回目の家出に行く宛は無いから いつものゲームセンターへ奔る 母親の再婚相手の財布から窃ねた 硬貨を筐体へ叩き込む 『『『『『Round 1 Fight!!』』』』』 ハイスコアを目指す人生ではない 何度死んだって 明日へCONTINUEして 何一つ上手くいかない 不器用な私が夜の隅っこから 満身創痍で放つ波動拳 下手っぴでも世界と闘ってんのよ ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ 深夜 待ち合わせてた貴方が現れ トキメいて手元が狂う K.O.→GAME OVERの文字を見届けて 貴方は私の手を取る 『『『『『Here we go!!』』』』』 「ハイテンポな日々に足が縺れても 踊り切れ 不恰好に 自前の妙なステップ踏んで」 スターになんかなれない 名も無き星屑として生きるなら Shall we Dance-Dance-Revolution? 夜明けまで 1人より 2人で ↑↑↓↓←→←→ Let's step 純+愛 ↑↑↓↓←→←→ トキメクコマンド 世界は何故もがき生きる私をインベーダー・ゲームの如く ナゴヤ撃ちで無慈悲に拒絶するのか? 私はまるで何処にも嵌らないテトリスのブロック 無が私を呑み込みだした… でも 「己の屍を越えていけ」 「エンディングまで泣くんじゃない」と フルコンボの脈拍が涙を5連鎖で全消す 其れは唯一無二の『ふっかつのじゅもん』 ちたに けらは とほら すての はてき らとな りはし てと ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ ↑↑↓↓←→←→ Let's step 純+愛 ↑↑↓↓←→←→ トキメクコマンド 宇宙の1ドットに過ぎぬ地球で ハイスコアかどうか誰が決めるの? 御利口さんをロールプレイして 本当の私を殺してしまうなら ハイスコアなんか要らない 言いたい事も言えない 臆病な私が街の隅っこから 起死回生で放つ昇竜拳 下手っぴでも世界と闘ってんのよ |
白線渡りBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海・村山☆潤 | 白線の上を落ちぬ様に歩いた 優しく あなたに手を引かれ 汚れた街で 今日まで真っ直ぐ 育ててくれてありがとう 自分だけのルールを決め 歩いた アスファルトの海に落ちぬように 「そこには凶暴なサメがいるから」と 馬鹿げた空想しながら 時が過ぎて 大きくなった今 周りは血も涙もないモノノケ それでも歩んでいくこの道に 今 光が差す 幾千の夜を越え 白線は虹になる 色とりどりの未来を描き出す あなたの声がする 「人に嗤われたって構うな 気高く生きていけ」 春風に手を取られ この町から飛び立つ バランスとってた両手 翼に変えて 空を羽ばたくように ずっとこの先もずっと歩んでいく 胸の中 真っ直ぐに延びる 白き道を 学校の帰り道 独り 歩いた もし海に落ちてしまっても 適当な言い訳をつけて戻った 誰にも見られてないから 時が過ぎて 大きくなった今 周りの皆が隠す裏の顔 他人も自分も騙さぬように 生きていきたい 栄光の朝の中 白線は虹になる 眩むような光に 目を凝らせば あなたが微笑んでいる 「人に貶(おと)されたって構うな 気高く生きていけ」 桜 舞う今日の日をいつまでも忘れない 誰よりも輝く人になってみせる 背や腰が曲がろうとも 誰も見てなくとも 正しく 生きる愛しい人達を 照らせるように 白線の上を落ちぬ様に歩いた 優しく あなたに手を引かれ 汚れた街で 今日まで真っ直ぐ 育ててくれてありがとう |
花一匁BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 花一匁 此の世は儚き花一匁 渦巻く無情に抗う様に 放せど繋ぐのだろう 手を 夢を 魂を 数刻前の友さえも敵に変わる 寄せて返す波の如く 進んでは戻りて我行く 命と命を打つけた証しが 傷跡が莫迦に愛しい 花一匁 此の世は涯無き花一匁 斬られて堪るか いざ真剣勝負 努努放すな 其の手を 夢を 魂を 誰もが今 欲望を隠しもせず 「愛ガ欲シイ」「栄光ガ欲シイ」 虚空へと唯 脚 蹴り上げ 燥いた心に火花を散らして 燃え尽きる様が をかしい 花一匁 此の世は涯無き花一匁 斬られて堪るか いざ真剣勝負 努努放すな 其の手を 夢を 魂を かってうれしい はないちもんめ まけてくやしい はないちもんめ 所詮は児戯の如き世と云えど 御天道様に胸 張れる様な ルールが欲しい 信念が欲しい 制定しましょう 然うしましょう 一、人間に生ひ出づるを誇り 二、不埒な浮世にも萎れず 三、実るとも知れぬ理想 背負って 四、試合え 正正堂堂 花一匁 此の世は儚き花一匁 渦巻く無情に抗う様に 放せど繋ぐのだろう 手を 夢を 花一匁 花一匁 応 むざむざ斬られて堪るか 覚悟は良いか? 努努放すな 其の手を 夢を 魂を |
Bottle Ship BoysBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 宜候 風よ 何時までも心騒めかせて 宜候 胸を帆のように張って突き進め Bottle Ship Boys 始めは密かに瓶の中で組み立てた憧憬 其奴は何時しか俺を乗せて夢の大海を疾る 幾多の嵐を越え この旅に終わりなど無いと知る 辿り着けば次のサイハテを指す魂の羅針盤 宜候 波飛沫が今 生命を煌めかせて 宜候 舵を取れ 直線に突き進め Bottle Ship Boys 夢とは迷える者が今日を行く為の方舟 世界に渦巻く悲しみにも流されず生きていく 嘗ての冒険者の成れの果て 怨嗟纏う亡霊船が 行く手を阻めど恐れず 海戦の狼煙を揚げろ 宜候 撃て 情熱の火が敵影を貫いて 宜候 遠眼鏡が捉えた楽園へ Bottle Ship Boys ポッケには錆びたナイフとパン 瞳に南十字星 「財宝を探す」その冒険心こそ財宝だろう 仰げど俯けど退けど進めど 青 誓おう 最期までこの夢と共に生き 共に沈もう 波風立てずに凪ぐ人生に 前進は無いと知る 一度限りなら波瀾万丈でいたい 魂の羅針盤 宜候 風よ 何時までも 心騒めかせて 宜候 胸を帆のように張って 行ける所まで 宜候 波飛沫が今 生命を煌めかせて 宜候 舵を取れ 直線に突き進め Bottle Ship Boys |
ヒカリアレBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 躯中の細胞に火を熾すように 目一杯に空気を吸い込んだ 血と汗を贄に 憧れを聖火に 最大音量で叫べよ 光あれ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 大地を蹴る理由は唯一つ もっと眩く俺は飛べる 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に 聳え立つ壁に 不安喰らう魔物に 希望という風穴 穿つのは 僅かな可能性 信じ抜く勇気だ 最大音量で叫べよ 光あれ 行け 影と歩幅合わせ 己と戦う日々に幸あれ 歪曲らず屈折せず 理想を追い続ける その覚悟を「光」と呼ぼう 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 天空翔ける流れ星は今夜 命を触媒に燃える 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 無限大の夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に光あれ |
ヒカリアレ -Moonlight Version-BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 外園一馬 | 躯中の細胞に火を熾すように 目一杯に空気を吸い込んだ 血と汗を贄に 憧れを聖火に 最大音量で叫べよ 光あれ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 大地を蹴る理由は唯一つ もっと眩く俺は飛べる 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に 聳え立つ壁に 不安喰らう魔物に 希望という風穴 穿つのは 僅かな可能性 信じ抜く勇気だ 最大音量で叫べよ 光あれ 行け 影と歩幅合わせ 己と戦う日々に幸あれ 曲がらず屈せず 理想を追い続ける その覚悟を「光」と呼ぼう 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 月をかける流星は今夜 命を触媒に燃える 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 無限大の夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に光あれ |
HikousenBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 江口亮・熊谷和海 | さよなら ハンカチ振って 僕を見送ってくれよ 光浴び 眠るように 雲の向こうへ旅立つ僕を ランダムな風に吹かれて 人は地上へ来て そしてまた 天に還っていくのさ その時が僕にも来た 死という名の船出の時だ 涙もいいが 最期は笑う顔を見せてよ 愛し君よ さよなら でも口には決して出さないで逝くよ 永遠の旅の中で僕ら また逢えるから 孤独が襲う夜は 空を見上げてご覧よ 星になって 月になって 君をずっと照らしているから 透明な飛行船に乗って 僕は今 飛び立った 眼下に泣いている君が見える そうか 僕 死んだのか 君と共に過ごした家の屋根が 駅前が 街が 少しずつ 遠ざかっていくよ さよなら この世界を目に焼き付けていくよ 見慣れたあの夕日も 泣くほど美しい 生きている間は何も 悩む必要なんてないよ 生まれ落ちて死んでいく それだけで拍手喝采さ 遠くで戦火 はるか天から見れば 地上は地獄か 君を残していくのは心配だけど どうか生ききってくれよ 透明な飛行船が君を 迎えに来るまで さよなら ハンカチ振って 僕を見送ってくれよ 今 風に 光に 意識が溶けていく それでは 僕は消えるよ 生まれ変われたら また 別の惑星で 別の宇宙で この広い世界のどこかで |
100万回のアイ・ラヴ・ユーBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその明日を照らし出せ ブレーカーの落ちたような暗闇で 君は 傷を見せないようにいつも怯えていた 愛されないように 愛さないように 愛想笑いしてきた 本当は寂しいのに さあ おはようを始めよう 燃えるようなキスをしよう 手探りの明日も二人なら愛せるさ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 暗闇に放て それはいつか星になり 君の「闇」を「夜空」にする 怖がらないで さあ 愛の欠片に手を伸ばせ きらきらと光るそれはずっと待っている 君の掌の柔らかさを 待っている 氷点下 絶対零度 君がそっと閉めた 自己嫌悪のカーテンの隙間から目があった 人間の視線ってこんなにあったかいんだよ そうやって逃げたって凍えてゆくだけ 君の体温を知りたい この情熱を愛と呼ぼう 凍りついたカーテンをいっせーの「せ」で開けるよ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその憂鬱を焼き尽くせ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 暗闇に放て それは退屈を焼き尽くし 「平熱」を「情熱」にする 100万回のアイ・ラヴ・ユーで いま 君が吐いたアイ・ヘイト・ミーを打ち砕く 僕は今日を生きていく 君の掌の温かさで僕の体温を確かめて 今日を生きていく 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ いつも一歩踏み出せぬ両足に 掴み損ねてきた両手に 昨日ばかり映す瞳に ただ黙々と脈を打つ胸に 100万回のアイ・ラヴ・ユーで火を灯せ |
PIANOTUNEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | あなたの昨日を貶す小さな傷 女々しく引き摺り 黒くなった過去よ あなたの明日を穢すのは光 他人に照らされ 白けた未来よ 「神様…」そう嘆くよりも 今という音符を奏でろよ その楽譜はモノクロでも メロディはほら虹も描くのさ ピアノのような ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー 南無阿弥陀仏でも唱えろよ それ位なら歌えるでしょう? 無罪も有罪もないような 世界を歩こう あなたが愛する小説も然り インクと余白のモノクロの宇宙 いつも 胸に響く言葉が 自分だけの道を切り開く あなたのKEYだ ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー いろはにほへとで徒然に あなたが紡いだ物語 序と破と急の円舞曲を胸張って踊ろう ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー 南無阿弥陀仏でも唱えろよ それ位なら歌えるでしょう? 無罪も有罪もないような 世界を歩こう 何処までも行こう |
PHOENIXBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・eji・熊谷和海 | 爪痕が残るくらい 拳を固く握り締め 今 オレンジの光の中へ Wow oh いつになく汗が身を引き裂く 未知なるハイ・ステージへ “超アウェー”“勝ち目はねぇ” 吐かしていれば良い 傷を怖れ 羽撃かぬ人生なんて 剥製と変わらない 人は一生 夢と感動 喰らい生きてく 痛いくらい撥ねろ 心臓 鳥肌が止まらない いのちが熱く燃えている 限界の先 その先で戦う喜び ありったけを 解き放て 勝ち敗けすらも何処か遠く 時を止めた この一瞬が スローモーションで煌めく さあ さあ さあ 暴れな 静まり返る烏合 強豪の蠢くステージへ 『好き』以上『得意』未満 どんな夢もそこがスタート 勝利の味は楽勝より 悪戦苦闘の末が美味 ダイヤモンドみたく硬度上げた絆で 敵の鉄壁 砕いて 鳥肌が止まらない いのちが熱く燃えている 熱狂の果て 五感は枯れ 世界に熔けてく 神風を巻き起こせ 信じる者を風は推す 黄金(きん)に輝くあの星まで 身を粉にしながら飛べ 熱中できる夢があるなら 燃え尽きることを恐れないで 上げろ 温度 胸の炎 オレンジの向こう 青く揺らめく青春へ 何度でも立ち上がれ 誇り高き不死鳥のように このオレンジの光の中で 鳥肌が止まらない いのちが熱く燃えている 限界の先 その先で戦う喜び ありったけを 解き放て 勝ち敗けすらも何処か遠く 時を止めた この一瞬が スローモーションで煌めく さあ さあ さあ 暴れな |
FLY HIGH!!BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼で いま 全部 全部置き去って 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ 傷だらけの若鳥が空を睨んでる 低空飛行する奴等が嗤おうと 海の果てが見たい 心を無にして 向かい風に乗り助走をつけて 踏切・加速・跳躍(ホップ・ステップ・ジャンプ)で 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼が 君を何処へだって連れて行く 青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして 艱難の旅路も 夢叶うまで何度だって 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ ぽつり 降り出した雨が翼 狂わせる 行く手には黒い雲 いま 長い嵐の夜が来る 轟く雷鳴と砕ける波濤を喝采にして 一速・二速・三速(アン・ドゥ・トロワ)で 飛べFLY HIGH!! いつも胸の奥を焦がす焔が 路を照らし出す灯台になる 夜明け前の光芒が 才能の華 咲かすから 命尽きるまで 限界を超え最高速で 飛べFLY 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼が 君を何処へだって連れて行く 青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして 全部 全部置き去って 飛べFLY HIGH!! いつも胸の奥を焦がす焔が 路を照らし出す灯台になる 夜明け前の光芒が 才能の華 咲かすから 命尽きるまで 限界を超え最高速で 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ |
BLIZZARDBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 井上薫・熊谷和海 | 真っ白に輝く世界へ駆けていく 無情なる夜を厭い 暗闇に隠れ棲む俺の ささくれた指先に舞い降りた 君は雪 幾度 裏切られ 焼け野原の我が心に 無垢なときめきが今 吹き荒れる 真っ白に染まりゆく街を 君の手を引き 駆けていく 白紙の楽譜に刻む 麗かな旋律 真っ新に変えてくれ 俺を 過去の傷も塗り潰して 震えるほど 愛しいBLIZZARD 盟神探湯(くがたち)に 火傷負いたる 咎人(とがびと)や 燻(ふす)ばず歩め 斎(ゆ)つまほろばへ 陽炎(かぎろひ)を 追ひまどはして 潮垂るる 汝(な)が衣手に 雪は降りつつ 静かなのに 明るい 冷たいようでいて 温かい 俺の黒いところも包む込む 君は雪 「妬かれて 焦がれて 恋は火炎地獄のよう」 そう怯えていた 君と出逢うまで 真っ直ぐに凍りつく眼 永遠に見つめ合っていたい 絶え間なく降る 愛の言葉の結晶 その正体が雪女で 木乃伊(ミイラ)にされる運命だって 構わぬほど 愛しいBLIZZARD 空なる 石火の想ひに 燃ゆ身ほど 其こそまことの 恋といふらむ かかる世を 心憂がりて 仰ぎ見ば 火より眩しき 雪ぞ降りける 真っ白に染まりゆく街を 君の手を引き 駆けていく 白紙の楽譜に刻む 麗かな旋律 真っ新に変えてくれ 俺を 過去の傷も塗り潰して 震えるほど 愛しいBLIZZARD 凍えるほど 愛しいBLIZZARD |
BREAK DANCERBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | All Of The World Walls And Boundaries And Limits And Stereotypes And Established Harmonies All Of The World Is Destructible Stand Up It‘s Time To Break! のたうってんじゃねぇぞ これでも踊ってんだ 天空から見れば大差無いかい? 才能ある連中は 時代を自在に舞う 「翼 持たぬ奴等はひれ伏していろ」 と見下している 勝負の肝はタイミング 常時 高みに居る必要など無い 下克上こそ最高のショー 溜め切った発条で放て 鋼の四肢を 餓えた獣の如く 空を駆れよ弾丸(バレット) コンクリートの密林 ゴミ山の頂 蹴り あの星まで ブッ壊してよBraver 才能の壁など Break D-Dance! Break B-B-Beats! 砂を噛み続けた 灼熱の牙で Break D-Dance! Break Thrrrrrough! “白鳥の湖”だけが 華麗なる舞踏(ダンス)じゃない 血と恥 塗れの 真紅の舞で 地を這う者の一撃で Break! くたばったんじゃねぇぞ 未だ呼吸をしてんだ 死ななきゃ全てが経験値だ 華ある連中は 早々に青春を舞う 芽が出ず苦しんだ あの闇が現在でも俺を伸ばす この鬱蒼とした一生は何の嘘? まるで雑草 そんな如何仕様も無い妄想 襲う夜 Alone... 水を頂戴 光を頂戴 その渇き 力に変え コンクリートの密林 アスファルトの巨石 割り あの星まで ブッ壊してよBraver 運命の檻など Break D-Dance! Break B-B-Beats! 泥を食み続けた 猛毒の蔦で Break D-Dance! Break Thrrrrrough! “花のワルツ”だけが 王道たる舞踏じゃない 疼く傷痕は萌芽の兆し 殻 突き破り 狂い咲け Break! コンクリートの密林 野次馬の口馬き 七光るオーロラ 既得権益の樹 全部全部 ブッ飛ばし 今 全部全部 ブッ千切り 跳べ あの星まで All Of The World Walls And Boundaries And Limits And Stereotypes And Established Harmonies All Of The World Is Destructible Stand Up It's Time To Break! ブッ壊してよBraver 才能の壁など Break D-Dance! Break B-B-Beats! 砂を噛み続けた 灼熱の牙で Break D-Dance! Break Thrrrrrough! “白鳥の湖”だけが 華麗なる舞踏じゃない 血と恥 塗れの 真紅の舞で 地を這う者の一撃で Break! ひとっ跳びで Break! |
文學少女BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 空は静かに白み始めていた 小説家 〆切前のam4:00 少しずつ 少しずつ書き溜めてきた 君と僕の小説を書いている 『文學少女』 国境の長いトンネルを抜けると雪国だった 背中にくい込んでいた夜と 桜の樹の下に埋まる屍体と 『蜘蛛の糸』と『羅生門』と『城の崎』と『走れメロス』と 『君』と『僕』で出来た物語に 名前はまだない 恥の多い生涯を送ってきました 夕暮れ チャイムが鳴り響いていた 沈んだ目で上履きを探す少女 授業も聞かずに 日が暮れるまで 窓際の席で小説を読んでいた ボーイ・ミーツ・ガール@校舎裏 籠球部の喧噪と 風に舞うカーテンと 通知表飛行機と 何遍も 何遍も書き直した この世界を君は笑うだろう 嘘ばかりのストーリー と ただ ラストシーンのこの台詞が君以外に伝わりませんように 「その手首の痣、とても綺麗でした。」 少女はいつしか変わり始めていた 戦う術を小説が教えていた 言葉を剣に 沈黙を盾に 君は 君だけの主人公になる ダンス・ダンス・ダンス@高架下 総武線の振動と 右のサイドスローで小石 跳ねる 荒川 何遍も 何遍も書き直した その未来で君は笑うだろう 誇り高きストーリー と いま あの孤独と 自殺願望が 君のための文學になるんだ 跳ねる水飛沫 とても綺麗でした 朝 食堂で吸う一さじのスウプと 鳴り響くさびしさと “好き“という絶望の中では 『檸檬』も『蜜柑』も『斜陽』も『河童』も 『こゝろ』も『破戒』も『夜間飛行』も 『銀河鉄道』も『砂糖菓子』も 君と過ごした青春全部が 『限りなく透明に近いブルー』だ シャープ・ペンで書けるような 薄っぺらな僕の人生も 水性ペンで書いたような 涙滲む 君の明日も 世界にたった一つだけだ 共にハッピーエンドを信じて書こう 人生はストーリー 何遍も 何遍も書き直した この世界を君は笑うだろう 嘘ばかりのストーリー と ただ ラストシーンのこの台詞が君以外に伝わりませんように 「その手首の痣、とても綺麗でした。」 『文學少女』 |
星の王子さま-Overture-BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | やあ 初めまして このRecordを受け取り 再生してくれた 宇宙の何処かの君へ これは遠い星からのPresent 僕が書いた応援歌の詰め合わせだ そうだ 自己紹介がまだだった 僕のことはこう呼んでくれ 『星の王子さま』 僕の星には僕しか居ない だから『星の王子さま』 孤独の星の下に産まれ 日々 歌を書き 宇宙に飛ばしている この星自慢の生き物 景色 神話 宝石を 音楽と歌詞を駆使し 君に映像として伝えたい 豊かで美しい我が故郷を 観光し 癒されていってくれ 親愛なる旅の人よ ようこそ ようこそ我が星に 歓迎しよう 君の来訪を 君の胸に花を 征く道のエスコートを 見よ 火の鳥達が 荒野に建つ金字塔(ピラミッド)が 極光(オーロラ)の風が 君に贈るよ エールを 鳴らせ 鳴らせ 鼓動を宇宙に鳴らせと 少し前置きが長くなった まだ翻訳機能は不安定かな? それも次のTrackには完全同期する筈 直ぐ一周出来てしまう小さな星だけど 楽しんでいって欲しい 改めて ようこそ我が星に |
星の王子さま-Fin-BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | どうだった 我が星は? 感動した? それは何より 君が笑ってくれたら 歌った甲斐があったよ 見よ 空の青さを 雨の後 架かる虹を 陽は必ず昇る 明日は明るい日よ 共に 共に 光の中を生きて行こう! …なんて 嘘だ 全部 本当は 僕の星はそんな良いトコじゃない 陽は昇らず 氷点下で 死のガスに覆われた 不毛の星さ 君が聴いた歌も この地獄から 目を背けるための妄想さ エールなんて立派なモノじゃない 暗く 惨めな俺の 絶望ソノモノだ それなのに 届くんだよ 時折 宇宙から手紙がさ 「貴方の応援歌に生きる勇気を貰えた」と 僕にとっては暗い歌でも 何億光年も向こうの 誰かの明日を照らせるなら それが僕の使命だ その為の命だ ららら 歌おう 希望を歌おう 君の瞳の光が 僕にとっての太陽だ ようこそ 我が星に 歓迎しよう 君の来訪を 君の胸に花を 征く道のエスコートを 見よ 空の青さを 雨の後 架かる虹を 陽は必ず昇る 明日は明るい日よ 君の星はどうかな? 生き易く 平和で 賑やかなら良いが そうじゃなくとも どんな星の下にも生まれた意味はあるから 鳴らせ 鳴らせ 鼓動を宇宙に鳴らせよ 響せよ 少し見苦しいところを見せてしまった ともあれ これでRecordは御終い 其々の星に戻ろう 其々の旅に 聴いてくれてありがとう 又 何処かで逢える日を 心より楽しみにしている さよなら 良き旅を |
POKER-FACEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | POKER-FACE 叫べ wow 金切り声 POKER-FACE 見せて本性 君のSCAR-FACE POKER-FACE 口角を上げて 心を煙に巻く 笑顔こそが最強のPOKER-FACE 決して零さぬ 怨みも 妬みも アナタ好みのアタシ POKER-FACE 誰にも嫌われぬ様に 君は疵を直隠し 夜毎 仮面舞踏会 踊る 踊る 己を愛せぬ君に幾ら 「スキ」と言われようと切ない POKER-FACE 今夜剥がすよ 強がりの仮面を そして直に接吻を POKER-FACE 疵も含め君なんだよ 晒せ 闇を 劣等感を せめて僕の前だけは素顔でいて さあ 叫べ wow 生きていく痛みを 見せて本性 君のSCAR-FACE 猛れ wow 泪は堪えず 僕は愛そう 骨の髄迄 人生は命賭けのデスゲームさ 所詮 誰も彼もPOKER-FACE 『高貴(ロイヤル)に光輝(フラッシュ)に豪気(ストレート)に生きる私』 を演じてる POKER-FACE 役無し(ブタ)の如き醜さも 含め慈しみ合える そんな真実の愛を求めながら さあ 叫べ wow 生きていく痛みを 見せて本性 君のSCAR-FACE 猛れ wow 泪は堪えず 僕は愛そう 骨の髄迄 叫べ wow 生きていく痛みを 嗚呼 なんて美しい 君のSCAR-FACE Show Your Face I'm Gonna Knock Your Ugly Hype Out POKER-FACE Show Your Face Kick-Ass Scar Face And Beautiful Fried Face POKER-FACE POKER-FACE POKER-FACE |
MASAMUNEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | Yoi Ya Sei Ya Hi-Ho 働け Blacksmith Yoi Ya Sei Ya Hi-Ho 休まず Blacksmith Say Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 月光 恭しく 火の粉 舞う君の鍛冶場に注ぐ 孤独の闇の中 打て『才能』という銘(な)の刃 Say Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 乱世 時は正に 弱肉強食 下克上が常 確かな武器が欲しい いづれ来る関ヶ原の為に 熱風 命を焚べ 時の鑢を丁重にかける 火傷し鑪(たたら)踏み 打て『才能』という銘の刃 Say ああ 惜しくはない 青春をこの剣に捧ぐ La-So Se La-So Se Yoi Ya Se Ha Yoi Ya Se Ha So 刀工よ 槌を振え 勝利の日まで 夢は炉 情熱は火 君は名匠MASAMUNE 鋼鉄の意志が今 力へと変わる 絶望 劣等感を 仏陀斬る力へと Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 冷笑 お上は謂う 「時代斬り拓く等 絵空事 百姓よ 鍬 持て 刀狩りの世に平伏すべし」と 笑止 勃て 皆の衆 先祖伝来の取り柄を掲げ 柵(しがらみ) 打ち破り 生きろ 君の生きたい様に Say ああ 死の瞬間に完成し 天へと捧ぐ La-So Se La-So Se Yoi Ya Se Ha Yoi Ya Se Ha So 刀工よ 槌を振え 一揆の為に 栄光と革命の剣 君は名匠MASAMUNE 双眸の泪すら 打ち水に変えて 限界 融解点を 仏恥斬る熱さへと 刀工よ 槌を振え 勝利の日まで 夢は炉 情熱は火 君は名匠MASAMUNE 鋼鉄の意志が今 力へと変わる 絶望 劣等感を 仏陀斬る力へと Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 剣尖 夜明けに舞い 人は その美に瞬き忘れ いつしか村中に 鍛治の音が響き始めた 斧槍 ククリ クレイモア シャムシェール 偃月 レイピア フランベルジェ 十人十色の大業物 打て『才能』という銘の刃 Say Blacksmith Say Blacksmith Say Blacksmith Say Blacksmith Say |
Ms.ThunderboltBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 轟く 澄んだ声 平穏な日に君は突如来た どこか影のある微笑み 湿った瞳 燃える唇 それは初めての感覚で でも何が起こるか分かった 嗚呼 間も無く雷槌が落ちる 僕に落ちる 一筋 黒髪に疾る 金のメッシュは稲妻 カフェの黒のエプロンも その妖艶さを引き立てていた 君は余りにも美しく 目を逸らすべきだと感じた だが微塵も動けずに落ちる 恋に落ちる Ms.Thunderbolt Ms.Thunderbolt 君の眼光が僕を撃ち Ms.Thunderbolt Ms.Thunderbolt 遅れて心音が爆ぜた 今100万Vが圧し折った ニヒリズムの避雷針 今夜 胸中に吹くであろう嵐に 僕は慄えた 僕はずっと思ってた 『落雷なんて所詮、他人事』と 今 ショートする心 沸騰する頬 蒸発した言葉 恋 それは蓋し神の声 天災にも似た不意なもの 無差別に人を襲い 焦がす 胸を焦がす Ms.Thunderbolt Ms.Thunderbolt 君の雷鳴が僕を灼き Ms.Thunderbolt MsThunderbolt 脳回路 秒殺で熔けた 君の名は? 歳は幾つ? 彼氏の有無も知れない 世界は瞬く間に 恋の暗雲に包まれた Ms.Thunderbolt Ms.Thunderbolt 君の眼光が僕を撃ち 今夜 胸中に吹くであろう 嵐に僕は慄えた 恐怖と歓喜に慄えた |
むーBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 僕たちはこの青色で何を描けばいいだろう? 潮の流れに逆らって、僕らは鰓で呼吸をする。 こちら海の底です。 珊瑚礁が綺麗です。 波ひとつ起きずに、電脳の海です。 鯒らによるダンス・レッスン。 あの娘は今日も綺麗です。 何ひとつ起きずに、出鱈目な海です。 MW。 僕たちはこの青色をいつかは失うのだろう? 分かっているよ。 みんな怖くて、気付かないフリをしている。 夜になった。 今更だけど思うんだ。 夢ならば夢で愉快です。 ふっ と目が覚めた瞬間に「嘘だ!!」って笑えますように。 僕が見ていた景色を君にも見せたいのだ。 呼吸を忘れる程の、美しい、あの世界を。 MW。 朝になってしまう… 現在、君の目に映る青が空のレプリカなら、この歌も嘘でいい。 君に見えますように。 その願いの中、君に恋をする。 僕たちはこの青色で何を描けばいいだろう? 時間の流れに捕まって、僕らは肺で呼吸を、 生(い)きよう。 残り僅かな青色で「終わり」と「始まり」を描こう。 カンバスに落とした涙は塩味。 ほら。 君になったよ。MW。 ホントはこの海は透明。 君にも見せたいのだ。 「「この場所でまた、逢いましょう。」」 こちら海の |
模範囚BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | せめて独房ならどんなに 気が楽だったろう? 70億の罪人が暮らす この世は座敷牢 懲役は100年 罪状は知らされてない 僕は粛々と服し 何ぞ 恩赦待つ模範囚 点呼する 夜が僕の囚人番号(な)を 浅い呼吸の音で応える いつ終わる? 罰のような人生よ 星灯りで今夜も詩を書く 絶叫を飲み込むたび 胃がもたれていく 吐き出さねば気が狂れる だからこんな詩を書く 脱獄はできるらしい 電車に飛び込めば 楽に 企てたこともあれど 現在は 勇気なき模範囚 点呼する 朝が僕の囚人番号を 歯を磨く音で応える 連行する 太陽が僕を生活へ 「ヒト」という所内労働(しごと)へ 手錠も足枷もこの刑には要らない 肉体という不自由が 魂を締め付ける もういいだろう 赦してくれ 今すぐに釈放してくれ 下らないこの世界から 苦しみだけの生から もう… …いや こうして詩を書くのは好き かもな 歌うのも楽しい かもな 聴いてくれる囚人仲間のキミもいるし 悲しみを歌に変えたとき 愛しさを分かち合えたとき その瞬間は自由かも たとえ檻の中の自由でも 夢見て 恋して 芸術を愛して 楽しまなければ損かもな 己が心 映すから「現世(うつしよ)」か 天獄か地獄かは自分 次第 この詩を書いてたら ふと そう思ったんだ 点呼する 世界が僕の囚人番号を 精一杯の歌で応える 点呼して キミよ 僕の囚人番号を 点呼する 僕も キミの囚人番号を 点呼する... 最期は「独房でなくてよかった」 と笑いたい 僕は粛々と服し 今日も愛 歌う模範囚 |
夕闇通り探検隊BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 進め 夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 胸 躍る明日を僕等は探していた 電球切れた玄関にランドセル投げ捨て 入隊資格の俊足で駆け出す 集合地点の達磨橋から 仲間が振っていた 掌 掌 掌 路地裏の有刺鉄線や 廃工場や溝川が 街に嫌われた場所が 僕等を受け止めた 進め 夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 胸 躍る明日を僕等は探していた シャツを汚す泥濘も 激しく頬 叩く夕立も 共に分ち 笑い 皆で駆け抜けた 現在 年齢を重ね 振り返って解る 小人の世界は 貧困 DV 人種差別 大人の闇に大なり小なり 毒されているんだって 力尽くで服従を迫る 小さな独裁者 教室の中心で歪んだ愛を叫んでいる 僕等 夕闇通り探検隊 今に燃え尽きて仕舞いそうな 橙の光を瞳に宿していた それでもどんな瘡蓋も 喧嘩で出来た青痣も 譽 高き勲章で 膿むことは無かった 此迄大きく道を 踏み外さず居れたのは 堕ちそうな時はいつも誰かが この掌を引っ張ってくれたから 以上が僕が教職を 目指す動機になります 夜の闇に沈んでいく掌を 一人でも多く見付け出し 救いたいのです 僕等 現在でも夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 君達だけの道を探せ 少年少女 シャツを汚す泥濘も 激しく頬 叩く夕立も 大人達のカミナリも 恐れず立ち向かえ 胸に秘めた初戀も ほんの一寸憂鬱な月曜も いつもフル・スロットルで飛ばせ 少年少女 俊足で駆けていけ |
ヨロコビノウタBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | こんな夢を見た 全ての人類が 産まれた日のことを 思い出す夢 初めての光 風 大気の鳴動音 嗚呼 僕は歌うよ いつかのバースデー・ソング 宇宙が歌っていた 歓喜の歌を セイメイ ヨ セイメイ ヨ バクタン セヨ ショウネン ショウジョ ヨ ユメ ミヨ アイシ イツクシミ アオウ セイメイ ヨ セイメイ ヨ 生命よ爆誕せよ 産声を上げて Today is HAPPY BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 生命よ萌芽せよ 拳突き上げて 勝利を咆哮せよ 選ばれし君よ 何億倍の倍率を潜り抜け 産まれたんだ どんな狭き門も怖くない そうだろう? セイメイ ヨ セイメイ ヨ 耳を澄まして胸に掌を当てれば 誕生の瞬間の時めきが残っている 心臓は憶えてる “もう一度 あの感動を”と 生命よ 生長せよ 涙して 恋して 瑞々しく産まれ変われ 何度も 今日こそ 生命よ爆誕せよ 産声を上げて Today is HAPPY BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 生命よ青春せよ 血を滴らせて 人生を慟哭せよ 美しき君よ 懊悩の産道の先に新世界が待ってんだ Everyday changes BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 世界に聴かせてやれ 君だけの声を ららら ららるら らられら らりらら ららら ららるら らられら らりらら Hey! セイメイ ヨ バクタン セヨ ショウネン ショウジョ ヨ ユメ ミヨ アイシ イツクシミ アオウ セイメイ ヨ アア セイメイ ヨ アア セイメイ ヨ セイメイ ヨ セイメイ ヨ セイメイ ヨ |
Love is Action!BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 岸田勇気 | いつも 銀幕の中に連れて行ってくれる 恋を待ってるの 乙女たちは 気付いてないと思ってる? 君の憧れの視線 でも 駄目 観客と女優じゃつり合わない 恋物語(ロマンス)に必要なのは 王子様(プリンス)になる覚悟よ ときめくセリフ 待ち カメラは疾くの疾うに回ってる Women in Black 女子はFBI並 Yeah Six-Senseでお見通しなの 胸のポケットに潜む ペアのチケットで さあ 早く勝負しに来てよ Take.1 まるで 映画のように劇的に 恋を始めて欲しいの 乙女たちは Love is Action. Action! Night is Hollywood. 私を王女様(プリンセス)にして 感じさせて 運命 本気の表情と グッと来る誘い文句で Love is Action. It's Time! Life is Broadway. 逸らさず目を見て その唇で Crank-in 鳴らして Sex And The City(SATC)みたいな ゴージャスなプランは 初デートには要らないわ 二人の体温で 今宵 街はニューヨークより輝く Dinner at Tiffany's? 素敵 Play the Jumanji? OK どんなイベントだって楽しい 沈黙もトークも 全て 恋の駆け引き 互いの“スキ”を突く西部劇 Ah Yeah!!!!!!!!!! いつも 銀幕の中に連れて行ってくれる 恋を待ってるの 乙女たちは Love is Action. Action! Night is Hollywood. ハート撃ち抜いてよ カウボーイ 恐れないでぶつけてよ 君の考える「格好良い男の子像」を Love is Action. It's Time! Life is Broadway. 見せて オスカー像も霞む程の 君の光を 「嫌われないように…」とか 「笑われないように…」とか 逃げ腰の演技など 響かない 気になる相手が 今 目の前にいるなら 勇気出して勝負してみてよ いつも 銀幕の中に連れて行ってくれる 恋を待ってるの 乙女たちは 名作映画のように 楽しい時間は 瞬く間に過ぎていくわ Love is Action. Action! Night is Hollywood. そろそろ今宵もフィナーレ 切なくサヨナラ する? 次回(つぎ)の約束 する? 我慢できずキス しちゃう? Love is Action. It's Time! Life is Broadway. キメて クライマックスよ その唇で Crank-up 鳴らして Action! |
ラブレター。BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 東京都全域ニ波浪警報発令中。 人類ハ滅亡シマシタ。 そんな匿名のラブレター、受け取った。 僕は何も思わない。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕はここにいるよ。 東京ド真ン中ニU・F・O接近中。 人類ハ絶望シマシタ。 繋ぎ合わせた、破れたラブレター。 文字が並びを変える。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕の返事は聴こえるか? アロウ?アロウ?認めるか? 君もここにいるよ。 ただただ叫ぶのは、 1mm 彼方を変えたくて。 温かい偽りも、優しい嘘も無いよ。 20XX年○月某日 人類ハ滅亡シマス 言われなくてもそんなこと知っている。 始まる前から知っている。 終わりが来るから始まりがあるのさ。 何も恐れることは無いだろう? ねぇ、聴こえるか? 君は、生きているよ。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕が歌うのは聴こえるか? アロウ?アロウ?認めるか? みんな、ここにいるよ。 ただただ廻るのは罰ゲームなんかじゃあなくて 勝ち取った、君のラブレター。 それが個々に有るよ。 ハロー。 宇宙からのラブレター。 |
リフレインはもう鳴らないBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 貴方は覚えていますか? カーテンの向こう側、オレンジは海に沈んだ。 トモダチを背景に透明のレイヤーに手を、重ねた。 幾重にも。 唇も。 アルコールランプを吹き消して、もう眠ろう。 あしたもせかいがありますように。 ふっ と見上げれば2F廊下の窓辺から貴方が空を 多分 いや きっと、泣いていた。 気づかないフリをして私は校庭を抜けていく。 少し早足? だって、私もきっと泣いていた。 例えばさ 夜空に浮遊かぶ幾千の星が 瞬く間に消えて 私 産まれ変わるのなら もう一度 この惑星を 私を選ぶのは きっと、もう一度貴方に恋したいの (※refrain) この間何人かでヒヤカシに行ったあいつの上演会。 あの時あの娘ったら私の方ばかり見ていた。 ビニール傘を挟んでいく。 恋人みたいに。 少し躊躇ったあと、貴方は私に訊ねた。 「君ハ静カニ大人ニナリ、」 永遠を失くした雨の中、貴方と私の薬指の銀色が光り、告げる。 長い長い夢の終焉を。 喝采を頂戴。(アンコールをプリーズ) 『呼んだ?』 って返事は無い。 それでも呼んだ喚んだ詠んだ。 稲妻を。 来い!!!!!! 散っていく華も綺麗だと、 ふっ と見上げれば思う。 夕闇は星に掻き消されて、束の間の永遠も消える。 「ねぇ、知ってる? 雨の降り方を。 明日には止んで、いつか、降り出すの。」 私は覚えているよ。 伝えられたことも、伝えられなかったことも。 実像として(残像として?)、確かに私は存在していました。 アルコールランプを吹き消して、おやすみ。 また、来世。 あしたもせかいがありますように。 |
檸檬BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 雨 雨 雨 雨は零時過ぎに降り出して 雨は零時過ぎに降り出して 君は幼く頬 濡らし イヤフォンを耳に刺した Hello. 特に名前の無い負の感情が 降り注ぎ 不意に泣きたくなる そんな夜は 目を閉じて祈るように 旋律を 詩歌を口遊めば ほら 雨は消えた 音符を傘にして 五線譜の遊歩道(プロムナード)を行こう 藝術は爆発だ 36℃のビッグ・バンで 暖を取る夜を 青春と名付けよう 雨が光 掻き消しても僕達が 君の地下墓地(カタコンベ)に空を描こう 藝術は爆発だ 4分間のビッグ・バンだ 今 君の闇から創まる宇宙 雨は零時過ぎに降り出して 雨は零時過ぎに降り出して 君よ 濡れながらも明日へと駆け出していけ Goodbye. 雨 雨 雨 |
ロザリオをはずしてBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 江口亮・熊谷和海 | ロザリオを外して 銃を抱け修道女(シスター) 「争うなかれ 他人(ひと)を尊べ 道を譲れ 我を殺せ」 そんな教義(おしえ)胸に生きてきた I'm good neighbor Bless me! でも 気づいたんだ それが報われるのはフィクションだけ 無抵抗な聖女を待っているのは デッドエンドだけだって 誰にも嫌われず生きていこうなど それこそ何様だ? 戦うわ 恐れないわ 生傷も 天罰も ロザリオを外して 銃を抱け修道女 武装と知略が明日を拓くんだ Pull the trigger Who can judge you? 弾除けの聖書を胸に駆けていけ 硝煙のソドムへ 「愛想笑え 身の程を知れ 謝って場を丸く収めよ」 頭の中 今も響く声 I'm good neighbor Bless me! 譲れない瞬間に限って 弱虫が顔を出すわ 負け癖がついた脳細胞が 撤退を命じている 白旗を掲げて生き延びた昨日にさよなら 踏み出すわ 弱虫は今 蝶に変わるわ ロザリオを外して 剣を抜け修道女 警戒色を纏って地雷原を飛べ Be the Fighter Show your justice 「弱さ」という十字架 背負い駆けていけ 狂飆(きょうひょう)のゴモラへ 自分のことが嫌いだったわ 今 それは異常だと分かるの 自分より他人を信じる 哀しき狂信者よ 「結局 自分の救世主は 自分自身だけ」 そう気づいて 愛して ロザリオを外して 銃を抱け修道女 武装と知略が明日を拓くんだ Pull the trigger Who can judge you? 弾除けの聖書を胸に駆けていけ 硝煙のソドムへ 私が私らしく笑える世界へ 誇りのエデンへ |
LOSTTIMEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 明日なんて要らないから、ずっと、観客席で見守ってくれ。 冴えない僕の総攻撃を。 一人、二人、三人。 躱す。 君がくれたシザースで。 爆ぜる。 歓声が今。 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, Tomorrow is hollow. 時計が止まる 位の轟音を連れた雨も過ぎ去って、 私はベランダで虹を待つ。 サッカーボール片手に走っていく貴方を見ていた。 adidas のヴィジャ・モデル。良く似合っていた。 I hate my life. だから歌うんだ。 I am in the LOSTTIME. 篝火華と旧校舎と貴方に、この応援歌を捧げよう。 今放つモノクロームよ、貴方に無回転で刺されよ。 限りなく透明なブルー纏う私の虹。 いま、ロスタイム。 貴方は未だ知らない。 私の病名も。 余命、も。 貴方が生まれて私が死ぬまで 時計が、止まるまで。 貴方の為に歌っていたいんだよ。 画面越しの罵詈雑言では消えない愛を。 蒼穹と慈愛の虹色颱風を。 I'm proud of my life!!って。 大きな声で。 I am in the LOSTTIME. 向日葵と給水器と貴方に、 この蹴鞠唄を捧げよう。 生と死のグラデーションの真ん中で、 貴方と生きているよ。 錆の無い人生が唯一つ放った希望。 カノープスの閃光。 その距離も識らずに何光年もの闇を越え、 あの、星まで、行きたい。 あと少し、保てば良い。 …S・O・S? ほら、君の歓声。 喚声。 掛声。 声援。 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 明日なんて要らないからずっと観客席で見守ってくれ。 冴えない僕の総攻撃を。 一歩、二歩、三歩。 踊るようなマルセイユ・ターンで揺れる。 スタジアムが。 いま。 明日なんて要らないのに。 貴方ならなれる、いつか。 世界一のストライカー。 ファンタジスタ。 バロンドーラー。 I am MARADONA in the LOSTTIME. 笛。 未だ鳴らないでよ。 貴方に、この子守唄を捧げるの。 神様、どうかあの子が虹のように、朝日のように、 世界に愛されますように。 イン、ザ、ロスタイム。 君がくれた歩幅以外は何も要らない。 ただ虹を待つ。 あの雲の向こうで見守っていて。 冴えない僕の総攻撃を。 |
若草山スターマインBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | どん 腹底揺らす祭囃子 山麓の大例祭 打ち揚げ花火に惚ける 我が子を肩車した雑沓 頭上 君は駄々も捏ねずに 舞う火の粉に釘付け 菓子より玩具より芸術か 其処は屹度私の血 実に命は花火に似てゐる 「玉の様な子」とは言い得て妙だ 材料はリン カルシウムと希望 臍の緒で繋いでゆく火 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に二つと無き Starmine in the dark! 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔を上げ 生きていけよ あゝ 人生に喝采を たまや かぎや 愛し我が子や どん 豊穣祈願の山焼きの 業火の様な炎を 戦利品の出目金越しに 君は恍惚り眺める 何百匹から唯一匹 掬われ 生きていく それは幸運な奇跡だねと 言い切れぬ私を背に 今 復一つ花火が揚がる 色や形 大きさは様々 仕事一途な職人が健気に 願いを込めた光 浴び 君よ 其の命 燃やし尽くせよ 暗闇を照らせ Starmine in the dark! 幼さ故の高い体温が 悴んだ心 温めるよ あゝ 愛を込め 発破を たまや かぎや 愛し我が子や どん 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に又と無き Starmine in the dark! 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔上げ 生きていけよ あゝ 人生に喝采を たまや かぎや 愛し我が子や どん 光の時雨(シャワー)に洗われて 一層深けた夜路を 打ち揚げ花火の夢見る 君を負んぶして帰る雑沓 |
吾輩は猫であるBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 吾輩を呼ぶ聲 頬を撫でていく掌 春風の様な優しさに喉が震えた 君の膝の上 今は此処が楽園である 窓の外にどんな世界が広がっていても 好き過ぎてつい歯を起てる そんな如何仕様も無さ添えも 愛して下さい 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 当たり前だけれど 人間の言葉は得意じゃない 口先だけで何とでも 言えちゃう気がしてさ だから生き様で 君を勇気付けたい 捨て猫だった吾輩の恩返しさ 壁に打つかりゃ爪を研ぐ 着地点等見ず跳ぶ 「らしく」生きていこう 吾輩は猫である その衝動を君に見せるよ 君が人間である そのプライドをどうか見せてよ 戀人でもあり 友達でもある 主従関係も曖昧で 分からぬ様な 保証された様で 儚くもある そんな君との関係に 名前は要らない 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 要らない。 |
我が家はルーヴルBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 我が家はルーヴル ルーヴル 坂の上の公園に臨むルーヴル ルーヴル 空 行く雲はミロのヴィーナス ルーヴル ルーヴル 在り触れた毎日の景色が 老いた私には美しい あぁ 君はモナ・リザ 先立ちし最愛の妻よ 黒い額縁が引き立てる 絶世の笑みよ 鏡は絵画 永遠に未完成な自画像 増える皺も 減る髪も 生きている証と 本棚は彫像 素っ裸の私 趣味 嗜好が浮き彫りだ 私は館長 この世界という名の藝術(アート)を堪能する 贅沢な老い耄れである 我が家はルーヴル ルーヴル キュビズムの街並みを見晴らすルーヴル ルーヴル 電線で鳴くサモトラケのニケ ルーヴル ルーヴル ムンクの如き叫び声 上げ 子等が通りを駆けていく朝 あぁ 青春はゲルニカ 決して幸多き人生じゃなく 弱い私は幾度と無く死を考えた ガラスの金字塔(ピラミッド)を昇り 胸 張って逝くよ 今 天寿を全う出来たことこそ我が誇り 最期の晩餐かもしれぬから 残り物も美味である 私は館長 誰の贋作(レプリカ)でもない「今」に感動する 満ち足りた老い耄れである 我が家はルーヴル ルーヴル 月の間接照明に浮かぶルーヴル ルーヴル ベッドに来る三毛のスフィンクス ルーヴル ルーヴル アルセーヌ・ルパンにだって盗めぬ 財宝に埋まり 瞳を閉じる 我が家はルーヴル ルーヴル 坂の上の公園に臨むルーヴル ルーヴル 空 行く雲はミロのヴィーナス ルーヴル ルーヴル 在り触れた毎日の景色が 老いた私には美しい あぁ あぁ |
KUNOICHIBURNOUT SYNDROMES × ASCA | BURNOUT SYNDROMES × ASCA | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 岸田勇気・熊谷和海 | 「愛する姫が待っているので」と 電車を降りるキミの背中 本当は縋りつきたい 今夜は傍にいて と… 「あんなワガママな女よりも 従順で一途な私にしない?」 もう いっそ 阿呆のフリして そう言えたらいいのに ああ あ 燃え盛るこの恋心 抱き ああ あ くノ一のごとく 闇をゆく 忍び足 煙玉 影分身 この想い 誤魔化し隠し続けるわ いつの日か キミのこと ただの友達として愛せる日まで ああ ああ あ 会話 弾むたび 泣きそうになる 15cm向こうの唇は 星より遠く 炎よ この身を焼け 焼き尽くして さっさと消えて… ああ あ 臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前… 「愛する姫が待っているので」と 立派な武士道 掲げてみたが 本当は君を抱きしめたい 家には帰りたくない まるで幻術にかかっているみたい 寝ても覚めても 夜伽の時も 浮かぶのは君の顔 許されぬ悪い夢 ああ あ 燃え盛るこの恋心 抱き ああ あ 落武者のごとく 闇をゆく 燕返し 一ノ太刀 龍尾剣 この邪心 根絶やし殺し尽くせれば 疚しさも 虚しさも 感じずに君と笑い合えるのかなあ? ああ ああ あ 張り裂けそうなほど 胸が苦しい 勘違いさせないで 潤んだようなその目で! 振り返ると車窓から 君がまだ手を振っている 「愛してる」とキミに手を振る 仮面の下は修羅 しゅしゅしゅ 「さらば 友よ」と送るスタンプ 画面の外は修羅 しゅしゅしゅ ああ あ |
Xross Road BURNOUT SYNDROMES×CHiCO | BURNOUT SYNDROMES×CHiCO | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | wow... ビルの谷間に差す朝日が 夜勤明けの目に沁み渡った 24回払いのギターを背負い 向かうスタジオ 早朝割の1stから お前の歌が漏れ響いている 折れそうな足が奮い立つ その声が俺の光 「希望を!」「未来を!」って うるせーよ オトナ達よ よく聴け 絶望の 不毛の クソッタレの現在も 栄光へ続く青春の一ページ 同じ価値観で生きてる 俺とお前が出逢い 音を重ねる奇跡を 交差点で俺は懸命に鳴らす 「この光がいつか世界を照らす」 信じて 今日も wow Xross Road リハーサルのスポットライトが 夜走り明けの目を突き刺した 憧れのあのボーカリストのように 今夜は やれそう 入場SEの派手なキックが スカスカのフロアを虚しく揺らす 構わないさ わたし 歌うよ 貴方が紡いだ詩を 「時代は?」「流行りは?」って うるせーよ オトナ達よ よく聴け 渇望の 苦悶(不遇)の 自意識過剰の現在も かけがえなき青春の一ページ 駆け出しの恐さも 呑まれそうな青さも 生涯輝く財宝だ って 交差点で声を懸命に枯らす 「この光がいつか世界を照らす」 信じて 今日も wow Xross road 時は経ち 現在 俺達の音は空を揺らして 世界のあちこちで響いている 「二人の出逢いは運命だった」と 言えるよ 今なら そう 同じ波長持つ友との出逢いは 人生を変えるから 全ての「はじめまして」を大切にすると あの日の十字路に誓う歌 嗚呼 Xross Road |